JP2576675B2 - 一成分現像器 - Google Patents
一成分現像器Info
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- JP2576675B2 JP2576675B2 JP22212890A JP22212890A JP2576675B2 JP 2576675 B2 JP2576675 B2 JP 2576675B2 JP 22212890 A JP22212890 A JP 22212890A JP 22212890 A JP22212890 A JP 22212890A JP 2576675 B2 JP2576675 B2 JP 2576675B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- toner carrier
- photoconductor
- spherical
- developing device
- Prior art date
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真プロセスを用いた複写機やプリン
タ等の画像形成装置に関し、特に一成分現像器に関す
る。
タ等の画像形成装置に関し、特に一成分現像器に関す
る。
第3図は従来の一成分現像器を示す。
図に示すように、トナー105は、攪拌部材104により帯
電ローラ103に搬送されて帯電し、ローラ状のトナー担
持体101上に付着する。トナー担持体101に付着したトナ
ー105は、トナー担持体101の回転に伴って、ブレード10
2で薄層に形成されて、図示されていない感光体の静電
潜像に付着し、印字量に応じて消費される。
電ローラ103に搬送されて帯電し、ローラ状のトナー担
持体101上に付着する。トナー担持体101に付着したトナ
ー105は、トナー担持体101の回転に伴って、ブレード10
2で薄層に形成されて、図示されていない感光体の静電
潜像に付着し、印字量に応じて消費される。
トナー担持体101はモータ等で回転していた。
上述した従来の一成分現像器は、黒ベタの比率が高い
画像を印字する場合、トナー担持体101の回転数を上げ
る必要があるが、トナー担持体101は感光体に圧接して
いるためにトルクが大きくなり、高トルクモータが必要
になり、それに伴い生ずる騒音も大きかった。
画像を印字する場合、トナー担持体101の回転数を上げ
る必要があるが、トナー担持体101は感光体に圧接して
いるためにトルクが大きくなり、高トルクモータが必要
になり、それに伴い生ずる騒音も大きかった。
また、トナー担持体101をモータ等の駆動手段で回転
させているため、装置本体の小型化,低価格化が容易で
なかった。
させているため、装置本体の小型化,低価格化が容易で
なかった。
さらに、現像器交換時等にトナー担持体を傷つけた
り、ほこり等が混入すると、薄層で、かつ適切に帯電し
たトナーがトナー担持体101に形成されず、記録用紙に
現像したトナーを転写すると、濃度が低くなったり、白
く抜けたりしていた。
り、ほこり等が混入すると、薄層で、かつ適切に帯電し
たトナーがトナー担持体101に形成されず、記録用紙に
現像したトナーを転写すると、濃度が低くなったり、白
く抜けたりしていた。
本発明の目的はモータを廃して装置本体の小型化,低
価格化を図るとともに、濃度の低下を阻止した一成分現
像器を提供することにある。
価格化を図るとともに、濃度の低下を阻止した一成分現
像器を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る一成分現像器
においては、トナー担持体保持部材と、複数の球状トナ
ー担持体と、トナーとを有する一成分現像器であって、 トナー担持体保持部材は、複数の球状トナー担持体
を、感光体と対向する面内に転動可能に保持するもので
あり、 複数の球状トナー担持体は、感光体に圧接し、感光体
の回転に伴って摩擦回転されるものであり、トナーは、
攪拌部材によりトナー担持体保持部材と球状トナー担持
体との隙間に導かれ、球状トナー担持体の回転により、
その隙間内にて薄層化し、摩擦帯電するものである。
においては、トナー担持体保持部材と、複数の球状トナ
ー担持体と、トナーとを有する一成分現像器であって、 トナー担持体保持部材は、複数の球状トナー担持体
を、感光体と対向する面内に転動可能に保持するもので
あり、 複数の球状トナー担持体は、感光体に圧接し、感光体
の回転に伴って摩擦回転されるものであり、トナーは、
攪拌部材によりトナー担持体保持部材と球状トナー担持
体との隙間に導かれ、球状トナー担持体の回転により、
その隙間内にて薄層化し、摩擦帯電するものである。
トナー担持体を球状として構成し、球状トナー担持体
を感光体との圧接により摩擦回転させる。これにより、
トナー担持体の駆動のためのモータが不要となる。
を感光体との圧接により摩擦回転させる。これにより、
トナー担持体の駆動のためのモータが不要となる。
さらに、複数の球状トナー担持体を同一面内に配列す
ることにより、一部のトナー担持体上にトナーが適切に
形成されてなくても、他の隣接するトナー担持体が現像
を補う構成とし、濃度の低下或いは白抜けを回避する。
ることにより、一部のトナー担持体上にトナーが適切に
形成されてなくても、他の隣接するトナー担持体が現像
を補う構成とし、濃度の低下或いは白抜けを回避する。
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は同
一部拡大図である。
一部拡大図である。
一般に電子写真プロセスを用いた画像形成装置は第1
図に示すように、円柱状の感光体6の周囲に、帯電器7
と、露光源8と、現像器11と、転写チャージャ9と、ク
リーナ5とを有しており、感光体6を回転させ、まず帯
電器7で感光体6の表面を一様に帯電させ、その帯電し
た表面に露光源8により露光を行い静電潜像を形成し、
その静電潜像に現像器11で帯電したトナー3を付着して
顕像化し、次いで、その顕像化した画像を転写チャージ
ャ9により記録用紙10に転写し定着を行うものである。
一方、感光体6の表面に残留したトナーは、クリーナ5
により掻き落し、次の工程に備えるようになっている。
図に示すように、円柱状の感光体6の周囲に、帯電器7
と、露光源8と、現像器11と、転写チャージャ9と、ク
リーナ5とを有しており、感光体6を回転させ、まず帯
電器7で感光体6の表面を一様に帯電させ、その帯電し
た表面に露光源8により露光を行い静電潜像を形成し、
その静電潜像に現像器11で帯電したトナー3を付着して
顕像化し、次いで、その顕像化した画像を転写チャージ
ャ9により記録用紙10に転写し定着を行うものである。
一方、感光体6の表面に残留したトナーは、クリーナ5
により掻き落し、次の工程に備えるようになっている。
本発明に係る現像器11は、トナー担持体保持部材2
と、球状のトナー担持体1と、攪拌部材4と、トナー3
とを有する。
と、球状のトナー担持体1と、攪拌部材4と、トナー3
とを有する。
トナー担持体保持部材2は、トナー3を貯蔵するトナ
ー貯蔵部2aを有しており、その内部に攪拌部材とを設置
している。さらに、トナー担持体保持部材2は、凹状の
弧面2bを感光体6の軸方向に沿って有している。
ー貯蔵部2aを有しており、その内部に攪拌部材とを設置
している。さらに、トナー担持体保持部材2は、凹状の
弧面2bを感光体6の軸方向に沿って有している。
弧面2bは、球状凹部2cを感光体6の軸方向に沿って配
列して備えており、球状凹部2cの列は感光体6の回転方
向に沿って3列備えている。各球状凹部2cには、球状ト
ナー担持体1が転動可能に支持してあり、各球状トナー
担持体1は、感光体1の表面に圧接されている。
列して備えており、球状凹部2cの列は感光体6の回転方
向に沿って3列備えている。各球状凹部2cには、球状ト
ナー担持体1が転動可能に支持してあり、各球状トナー
担持体1は、感光体1の表面に圧接されている。
また、球状凹部2cは、トナー貯蔵部2aに連通してお
り、トナー3は、攪拌部材4により、球状凹部2cと球状
トナー担持体1との間の隙間に導かれ、感光体6の回転
に応じてトナー担持体1が回転することにより、その隙
間内で薄層化し摩擦帯電するようになっている。
り、トナー3は、攪拌部材4により、球状凹部2cと球状
トナー担持体1との間の隙間に導かれ、感光体6の回転
に応じてトナー担持体1が回転することにより、その隙
間内で薄層化し摩擦帯電するようになっている。
個々のトナー担持体1は球状を成しており、一定の間
隔で配列されて、3列を成しているが、隣合う列は、現
像されない領域ができないように第3図に示すように、
ずれて配置される。尚、実施例では3列であるが、3列
以下でもよく、また3列以上でもよく、必要に応じてそ
の列数を増減すればよい。
隔で配列されて、3列を成しているが、隣合う列は、現
像されない領域ができないように第3図に示すように、
ずれて配置される。尚、実施例では3列であるが、3列
以下でもよく、また3列以上でもよく、必要に応じてそ
の列数を増減すればよい。
トナー担持体1は感光体6と圧接しており、感光体6
の回転に応じて回転する。
の回転に応じて回転する。
トナー3は、攪拌部材4によりトナー担持体保持部材
2とトナー担持体1の隙間に導かれ、感光体6の回転に
応じてトナー担持体1が回転することにより、この隙間
内で、トナー3は薄層化し、摩擦帯電する。トナー担持
体1上の帯電したトナー3は、帯電器7と露光源8によ
って形成された感光体6上の静電潜像に付着し、現像が
行われる。
2とトナー担持体1の隙間に導かれ、感光体6の回転に
応じてトナー担持体1が回転することにより、この隙間
内で、トナー3は薄層化し、摩擦帯電する。トナー担持
体1上の帯電したトナー3は、帯電器7と露光源8によ
って形成された感光体6上の静電潜像に付着し、現像が
行われる。
以上説明したように本発明の一成分現像器は、トナー
担持体を感光体との圧接により、摩擦回転させているた
め、駆動のためのモータが必要なく、装置本体の小型
化,低価格化,低騒音化が実現できる。
担持体を感光体との圧接により、摩擦回転させているた
め、駆動のためのモータが必要なく、装置本体の小型
化,低価格化,低騒音化が実現できる。
また、トナー担持体の列数を増減することで、装置の
使用目的に合わせることが可能である。
使用目的に合わせることが可能である。
さらに、現像器交換時にトナー担持体が傷ついたり、
ほこり等が混入して、トナー担持体上にトナーが適切に
形成されなくても、隣、ないしはその隣の列のトナー担
持体が現像を補うことにより、濃度が低くなったり、白
く抜けたりすることを回避することができる。
ほこり等が混入して、トナー担持体上にトナーが適切に
形成されなくても、隣、ないしはその隣の列のトナー担
持体が現像を補うことにより、濃度が低くなったり、白
く抜けたりすることを回避することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は現像
器をトナー担持体の下側から見た一部拡大図、第3図は
従来例を示す構成図である。 1……トナー担持体、2……トナー担持体保持部材 3……トナー、4……攪拌部材 5……クリーナ、6……感光体 7……帯電器、8……露光源 9……転写チャージャ、10……記録用紙 11……現像器
器をトナー担持体の下側から見た一部拡大図、第3図は
従来例を示す構成図である。 1……トナー担持体、2……トナー担持体保持部材 3……トナー、4……攪拌部材 5……クリーナ、6……感光体 7……帯電器、8……露光源 9……転写チャージャ、10……記録用紙 11……現像器
Claims (1)
- 【請求項1】トナー担持体保持部材と、複数の球状トナ
ー担持体と、トナーとを有する一成分現像器であって、 トナー担持体保持部材は、複数の球状トナー担持体を、
感光体と対向する面内に転動可能に保持するものであ
り、 複数の球状トナー担持体は、感光体に圧接し、感光体の
回転に伴って摩擦回転されるものであり、 トナーは、攪拌部材によりトナー担持体保持部材と球状
トナー担持体との隙間に導かれ、球状トナー担持体の回
転により、その隙間内にて薄層化し、摩擦帯電するもの
であることを特徴とする一成分現像器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22212890A JP2576675B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 一成分現像器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22212890A JP2576675B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 一成分現像器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104173A JPH04104173A (ja) | 1992-04-06 |
JP2576675B2 true JP2576675B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=16777607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22212890A Expired - Fee Related JP2576675B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 一成分現像器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576675B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP22212890A patent/JP2576675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04104173A (ja) | 1992-04-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |