JP2576616Y2 - マンホールと接続管との取り合い構造 - Google Patents

マンホールと接続管との取り合い構造

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JP2576616Y2
JP2576616Y2 JP1992039937U JP3993792U JP2576616Y2 JP 2576616 Y2 JP2576616 Y2 JP 2576616Y2 JP 1992039937 U JP1992039937 U JP 1992039937U JP 3993792 U JP3993792 U JP 3993792U JP 2576616 Y2 JP2576616 Y2 JP 2576616Y2
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manhole
ring
pipe
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annular groove
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利行 岩本
均 稲田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はマンホールと接続管との
取り合い構造に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に設けられたマンホールに管路を接
続する場合には、このマンホールに接続用の短管を一体
化して固定し、この接続用の短管に、前記管路を構成す
る管体を接続するのが一般的である。通常マンホールは
コンクリートにて構成され、また短管は鋳鉄管などにて
構成される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように材
質の異なるマンホールと管体とを一体化するのは一般に
困難であることから、接続を確実なものとするためには
複雑な取り合い構造部が必要になるなどの問題点があ
る。また施工現場で切管などによりマンホールと配管と
の寸法調整が必要になることが多く、切管作業や切管後
の管端部の構造修正作業などに手間を要するという問題
点もある。
【0004】そこで本考案はこのような問題点を解決
し、簡単な構造で確実にマンホールと接続管との取り合
いを行えるようにし、しかも切管による寸法調整作業を
容易に実施できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、マンホールに接続される接続管の端部の外周
に環状溝を形成し、この環状溝に周方向ひとつ割りのフ
ランジ状のリングを外ばめして締結固定し、このリング
を含む前記接続管の端部を前記マンホールの壁に埋め込
んだものである。
【0006】
【作用】このような構成によると、接続管の端部の外周
に環状溝を形成し、この環状溝にリングを外ばめして締
結固定したうえで、その部分をマンホールの壁に埋め込
んだだけの簡単な構成および作業で、マンホールと接続
管との取り合いが確実に行われる。リングは環状溝に外
ばめされたうえで締結固定されるため、接続管に対し強
固に一体化され、特に接続管に対する横ずれの発生が防
止される。寸法調整のために接続管を切管した場合に
は、その切管端部に同様にリングを外ばめして固定する
ことで、手間を要する作業を必要とすることなしに取り
合いが行われる。
【0007】
【実施例】図5において、1は地中に設置されたマンホ
ールで、コンクリート製の箱形の本体部2と、地表にお
ける鋳鉄製のマンホール蓋3と、このマンホール蓋3を
支持するために本体部2の上端に設けられた鋳鉄製の受
け座4とを有している。本体部2は側壁5と底壁6とを
有し、側壁5に接続管7が接続されている。
【0008】図1および図2は、本考案にもとづく側壁
5と接続管7との取り合い構造の一例を示す。図示のよ
うに、接続管7の先端部の外周には所定幅の環状溝8が
形成されており、この環状溝8に、周方向ひとつ割りの
フランジ状のリング9が外ばめされている。このリング
9の分割部にはスリット10が形成され、このスリット10
を形成する両分割端部11、12の両側面には、それぞれブ
ラケット13が取り付けられている。そして、周方向に向
かい合うブラケット13どうしの間には、これらブラケッ
ト13どうしを互いに接近させてリング9に縮径力を付与
することで、このリング9を環状溝8に締まり合わせる
ボルト・ナット14がわたされている。
【0009】このようにリング9が取り付けられた接続
管7の先端部は、図示のように側壁5の内部に埋め込ま
れており、この接続管7の端部の開口15が、マンホール
1の内部に連通されている。
【0010】このような構成において、配管工事の際に
は、接続管7の先端部からリング9をはめ合わせること
でこのリング9を環状溝8に外ばめし、ボルト・ナット
14を締め付けることでこのリング9を環状溝8に固定す
る。そして、この部分の周囲にコンクリートを打設し
て、この部分がマンホール1の側壁5に埋め込まれるよ
うにする。
【0011】これによって、マンホール1と接続管7と
の取り合いが完了するが、接続管7の環状溝8にはまり
合って固定されたフランジ状のリング9の作用によっ
て、確実な取り合いが行われる。すなわち、リング9は
環状溝8に外ばめされたうえでボルト・ナット14により
締結固定されるため、接続管7に対し強固に一体化され
る。特に接続管7に対する横ずれの発生が防止される。
またリング9はボルト・ナット14を締め付けるだけの簡
単な施工で接続管7に固定されるため、溶接などの手間
の掛かる作業により固定する必要がなく、配管現場での
溶接作業を不要にできる利点がある。しかも、施工現場
で寸法調整する際には、接続管7を所要の長さに切管し
て環状溝8を切削加工するだけでよく、容易に作業する
ことができる。
【0012】図3および図4は、本考案にもとづく側壁
5と接続管7との取り合い構造の他の例を示す。ここで
は、リング9の分割端部11、12の外周面にそれぞれブラ
ケット13が取り付けられ、これらブラケット13間にボル
ト・ナット14がわたされている。このような構成による
と、図1および図2の場合に比べ、リング9の固定のた
めの締結部品の数を半減させることができる。
【0013】
【考案の効果】以上述べたように本考案によると、接続
管の端部の外周に環状溝を形成し、この環状溝にリング
を外ばめして締結固定したうえで、その部分をマンホー
ルの壁に埋め込んだだけの簡単な構成および作業で、マ
ンホールと接続管との取り合いを確実に行うことができ
る。すなわちリングは環状溝に外ばめされたうえで締結
固定されるため、接続管に対し強固に一体化でき、特に
接続管に対する横ずれの発生を防止できる。また調整の
ために接続管を切管した場合にも、その切管部に同様に
リングを外ばめして固定するだけで、手間を要すること
なしに取り合いを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のマンホールと接続管との取
り合い構造を示す断面図である。
【図2】図1に示された部分の横断面図である。
【図3】本考案の他の実施例のマンホールと接続管との
取り合い構造を示す断面図である。
【図4】図3に示された部分の横断面図である。
【図5】同マンホールの全体構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 マンホール 5 側壁 7 接続管 9 リング 14 ボルト・ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 29/12 E03B 7/07 F16L 41/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールに接続される接続管の端部の
    外周に環状溝を形成し、この環状溝に周方向ひとつ割り
    のフランジ状のリングを外ばめして締結固定し、このリ
    ングを含む前記接続管の端部を前記マンホールの壁に埋
    め込んだことを特徴とするマンホールと接続管との取り
    合い構造。
JP1992039937U 1992-06-11 1992-06-11 マンホールと接続管との取り合い構造 Expired - Fee Related JP2576616Y2 (ja)

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