JP2575718Y2 - 結束機 - Google Patents

結束機

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JP2575718Y2
JP2575718Y2 JP1993000073U JP7393U JP2575718Y2 JP 2575718 Y2 JP2575718 Y2 JP 2575718Y2 JP 1993000073 U JP1993000073 U JP 1993000073U JP 7393 U JP7393 U JP 7393U JP 2575718 Y2 JP2575718 Y2 JP 2575718Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、結束機に係り、特に、
新聞紙などの折れ曲り易い柔軟物をバンドによって結束
する結束機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、折畳まれた状態で重ねられた
新聞紙などのような折れ曲り易い柔軟物を被結束物とし
てバンドによって結束して運搬上の取扱いを容易にする
ことが行われている。ところが、被結束物の枚数が少な
い場合には、バンドの結束力によって該被結束物が折れ
曲ってしまうことがある。この点を改良するために、例
えば実開昭63−134901号公報に示されているよ
うに、結束機に折れ曲り防止用の結束規制板を備えさせ
たものがある。つまり、この結束規制板を被結束物の両
側に近接させて配置し、この状態で、結束規制板と被結
束物とを共にバンドによって結束するようにしている。
これによって被結束物の折れ曲りが防止される。つま
り、この公報では、図7に示すように、前記結束規制板
aをホルダbに挿通させ、該結束規制板aの基端部をエ
アシリンダcに連結している。このエアシリンダcの駆
動によって結束規制板aを進退自在(図7の矢印参照)
とする。バンドdの結束時にのみ前記エアシリンダcに
よって結束規制板aを前進させてホルダbから突出させ
(図7に示すような状態)、これによってバンド結束時
にバンドdを結束規制板aに係止させている。また、こ
の構成では、バンドdの結束作業の後は、結束規制板a
を後退させてバンドdと結束規制板aとの係止状態を解
除して被結束物を装置から取出せるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した公報のような
構成では、バンドdが結束規制板aの突出部分に位置し
て該結束規制板aに巻き付いた場合(図7に実線で示す
ような場合)には、バンドdが良好に結束されることに
なる。ところが、この種の結束機は、被結束物の周囲に
配置されたバンド案内通路に収容されているバンドdが
被結束物に向って空中を移動して被結束物を結束するよ
うになっている。このため、このバンド結束時には、空
中を移動する該バンドdが大きく左右に揺れ、該バンド
が必ずしも結束規制板aの突出部分に位置して被結束物
に巻き付くとは限らない。つまり、このバンドdの揺れ
が大きいような場合には、図7に仮想線で示すように、
バンドdが結束規制板aの突出部から外れた位置とな
る。これでは、結束規制板aの機能を発揮することがで
きず、バンドdの結束力が被結束物に直接作用して、該
被結束物が折れ曲ってしまうことになる。
【0004】本考案はこの点に鑑みてなされたものであ
って、上述したように、バンドが結束規制板の突出位置
から外れてバンドと結束規制板とが係止されなくなるよ
うな状況の発生を回避することができる構成を得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、バンドの結束時には結束規制板の両端
部をホルダによって保持するようにして該ホルダにより
バンドの外れ防止機能を発揮させるようにした。また、
この結束時には、バンドが結束規制板に確実に係止する
ようなガイドを設けるようにした。具体的に、請求項1
記載の考案は、アーチ状のバンド案内通路内にバンドを
送り込み、被結束物をアーチ内に搬送した状態で前記バ
ンドをバンド案内通路から引き出し、前記被結束物の外
側面にバンドを巻き付けて結束するようにした結束機を
前提としている。そして、バンド案内通路延長方向にお
ける前記被結束物の両側部に近接した位置に、前記バン
ド案内通路を挟んで水平方向に対向配置させた第1及び
第2の突出部材ホルダを夫々設ける。また、前記第1突
出部材ホルダに、第2突出部材ホルダに向って進退自在
な突出部材を保持させ、この突出部材の後退位置にあっ
ては、該突出部材の先端部が第1突出部材ホルダに没入
された状態となるようにすると共に、この突出部材の前
進位置にあっては、バンド案内通路から引き出されて結
束されるバンドが突出部材に係止されるように、該突出
部材の基端部を第1突出部材ホルダに保持させ且つ突出
部材の先端部を第2突出部材ホルダに係止させるような
構成とする。更に、前記第1及び第2の突出部材ホルダ
に、バンド案内通路から引き出されるバンドを、前進位
置にある突出部材に向って案内する案内面を有する羽根
部を一体的に形成した構成としている。
【0006】
【作用】上記の構成により、本考案では以下に述べるよ
うな作用が得られる。請求項1記載の考案では、アーチ
内に被結束物を搬送した状態で、突出部材を前進位置に
し、この突出部材の基端部を第1突出部材ホルダに保持
させ且つ先端部を第2突出部材ホルダに係止させる。こ
の状態で、バンドをバンド通路から引き出して被結束物
の結束を行う。この結束動作の際、バンドは突出部材と
結束物とを共に結束することになり、突出部材により、
結束力による被結束物の折れ曲りが防止されている。ま
た、バンドの両端部に第1及び第2ホルダが位置してい
ることにより、バンドが突出部材から外れてしまうよう
なことが防止される。また、このバンドの結束時に、該
バンドが第1若しくは第2の突出部材ホルダに接触する
ような状況では、このバンドはホルダに一体的に形成さ
れている羽根部の案内面によって突出部材に向って案内
され、確実に突出部材に係止されることになる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1乃至図3は本例に係る結束機を示してお
り、図1は結束機の正面図、図2は図1におけるII-II
線に沿った位置から見た平面図、図3は図1におけるII
I-III 線に沿った断面図を夫々示している。各図に示す
ように、本結束機1は、アーチ形のバンド案内通路2a
を有するアーチ部2を備えている。また、3は、該アー
チ部2の下部に設けられ、結束されたバンドを溶着及び
切断するためのバンド溶着切断装置である。4は被結束
物(例えば重ねられた新聞紙)A,A´を結束するため
のバンドである。5は、このバンド4を移動させるため
に正逆転するバンド送り装置である。また、6a,6
b,6c,6d及び7a,7b,7c,7dは被結束物
A,A´を前記アーチ部2内に搬送するために間欠駆動
するコンベアである。
【0008】8a,8b,8cは、バンド4の結束時に
被結束物A,A´の両側に位置される突出部材15a,
15b,15cを駆動させるための突出移動装置であ
る。この突出移動装置8a,8b,8cは、図1におい
て中央に位置する突出移動装置8aに対して、左側に位
置する突出移動装置8bは対象な構造となっていると共
に右側に位置する突出移動装置8cは同様の構造となっ
ている。また、9は上述した各部材を支持しているベー
スプレートである。
【0009】10a(図3参照)は前記ベースプレート
9に取付けられたブラケットであって、その縦壁部分1
0a´は前記ベースプレート9に対して所定間隔を存し
た位置に立設されている。そして、このブラケット10
aの縦壁部分10a´とベースプレート9との間には水
平方向に延びる回転軸11aが回転自在に架設されてい
る。また、この回転軸11aの先端(図3における右側
端)には前記突出部材15aが挿通自在な本考案でいう
第2突出部材ホルダとしての突出部材ホルダ12aがボ
ルト止めされている。また、前記回転軸11aの基端
(図3における左側端)にはレバー13aが固着されて
いる。更に、回転軸11aの中間部には摺動体14a
が、該回転軸11aに対して水平方向に摺動可能に嵌装
されている。
【0010】また、16aは、前記ベースプレート9に
対して前記ブラケット10aの配設位置と反対側に所定
間隔を存して配置されたブラケットであり、このベース
プレート9との間で、上下方向に進退自在なロッドを有
するエアシリンダ17aを支持している。このエアシリ
ンダ17aのロッドは前記レバー13aに連結されてい
る。従って、このエアシリンダ17aの駆動に伴うロッ
ドの進退移動によって前記レバー13aが回動され、こ
の回動力が、回転軸11aを介して突出部材ホルダ12
a及び突出部材15aに伝達されるようになっている。
また、逆に、突出部材ホルダ12a及び突出部材15a
がバンド4の結束力などによって強制的に回動されるよ
うな場合には、その回動力が回転軸11a及びレバー1
3aを介してエアシリンダ17aのロッドに伝達される
ようになっている。
【0011】18aは水平方向に進退自在なロッドを有
するエアシリンダである。このエアシリンダ18aは、
前記ブラケット16aに固着された取付板19aに支持
されており、このエアシリンダ18aのロッドの先端に
は往復動部材20aが装着されている。また、該往復動
部材20aの先端部上側にはローラ21aが設けられて
いる。このローラ21aは前記摺動体14aに係合して
いる。従って、このエアシリンダ18aの駆動に伴うロ
ッドの進退移動によって前記往復動部材20a及びロー
ラ21aを介して摺動体14aが往復動され、これによ
って突出部材15aが突出部材ホルダ12a内に挿通さ
れたり該突出部材ホルダ12aから離脱されたりするよ
うになっている。
【0012】32aはストッパで、前記ベースプレート
9に対して位置調整可能に取付けられており、レバー1
3aの突出部が当接して該レバー13aの回転位置を規
制するようになっている。
【0013】一方、図1において左側に位置している突
出移動装置8bは、上述した中央部の突出移動装置8a
と対称的な構成となっており、各図においては対応する
部材には添字aの代りにbを付している。また、図1に
おいて右側に位置している突出移動装置8cは、上述し
た中央部の突出移動装置8aと同様の構成となってお
り、各図においては対応する部材には添字aの代りにc
を付している。
【0014】また、本結束機1には、図示しない検出器
によって被結束物Aの大きさが認識できるようになって
いる。つまり、被結束物が四つ折りに畳まれた新聞紙A
´(図1参照)の場合には、突出移動装置は、左右両側
8b,8cのものが作動する。一方、被結束物が八つ折
りに畳まれた新聞紙Aの場合には、突出移動装置は、中
央のもの8aと左側のもの8bとが作動するように構成
されている。
【0015】次に、本例の特徴とする構成について説明
する。本例の特徴は、前記突出部材15aの周辺部及び
突出部材ホルダ12aの構成にある。図4にも示すよう
に、前記突出部材15aの周囲には本考案でいう第1突
出部材ホルダとしてのベースホルダ22aが配設されて
いる。このベースホルダ22aは、ホルダ本体部23a
と羽根部24aとを備えている。前記ホルダ本体部23
aは、その中心部に水平方向に延びる突出部材挿通孔2
5aが貫通形成されており、この突出部材挿通孔25a
には前記突出部材15aが進退自在に挿通されている。
そして、この突出部材15aが最後退位置にある状態
(図4に示す状態)にあっては、その先端部がホルダ本
体部23aの内側面26aに略面一な状態となるように
なっている。つまり、この状態では、突出部材15aの
先端部が突出されていない状態となっている。そして、
前記羽根部24aは、前記ホルダ本体部23aの側面、
つまり、バンド4が移動して来る側(図4における右
側)に一体形成されており、その平面視形状としては、
内側面27aが、外側(図4の右側)に向うに従って突
出部材ホルダ12aから離れる方向に傾斜するような形
状となっている。
【0016】一方、突出部材ホルダ12aは、前記ベー
スホルダ22aと対称な構成となっている。つまり、こ
の突出部材ホルダ12aは、ホルダ本体部28aと羽根
部29aとを備えている。前記ホルダ本体部28aは、
その中心部に水平方向に延びる突出部材挿通孔30aが
貫通形成されており、この突出部材挿通孔30aには前
記突出部材15aが進退移動することによって該突出部
材15aが挿入及び離脱自在となっている。つまり、こ
の突出部材15aが最前進位置にある状態(図5に示す
状態)にあっては、その先端部がホルダ本体部28aに
係止されるようになっている。そして、前記羽根部29
aは、前記ホルダ本体部28aの側面、つまり、バンド
4が移動して来る側に一体形成されており、その平面視
形状としては、内側面31aが、外側に向うに従ってベ
ースホルダ22aから離れる方向に傾斜するような形状
となっている。
【0017】従って、このような構成により、バンド案
内通路2aを挟んで水平方向に対向配置された各ホルダ
12a,22aの羽根部24a,29aの各内側面27
a,31aが本考案でいう案内面となり、この案内面間
に、移動してくるバンド4を突出部材15aに向って案
内する末広がり状の案内通路Bが形成されていることに
なる。
【0018】次に、上述の如く構成された結束機1の結
束動作について説明する。ここでは、被結束物として八
つ折りに畳まれた新聞紙Aを結束する場合について説明
する。先ず、コンベア6a,6bによって被結束物Aが
アーチ部2内に搬送されると、この被結束物Aの大きさ
に応じて、駆動される突出移動装置8a,8b,8cが
選択される。そして、この選択された突出移動装置8
a,8bでは、エアシリンダ18aが駆動されてロッド
が前進し、この前進に伴って摺動体14aが回転軸11
aに沿って図3における右方向に移動する。これによ
り、前記突出部材15aが突出部材ホルダ12aに向っ
て前進し、その最前進位置では、この突出部材15aが
突出部材ホルダ12aの突出部材挿通孔30aに挿通さ
れる。これにより、図5に示すように、一対のホルダ1
2a,22a間には突出部材15aが架設された状態と
なっている。この状態では、両ホルダ12a,22aが
突出部材15aと共に回転軸11a回りに一体的に回転
可能となっている。
【0019】このような状態から前記バンド送り装置5
が駆動され、アーチ部2のバンド案内通路2aに収容さ
れているバンド4が該アーチ部2から離脱されて被結束
物Aに向って空中を移動する(図1の仮想線参照)。こ
の時、バンド4は空中で図1における紙面鉛直方向に揺
れながら被結束物Aに向って移動することになり、この
バンド4の一部が、突出されている突出部材15aの周
辺部に向って移動する。そして、仮に、このバンド4が
突出部材15aの突出位置に移動せず何れかのホルダ1
2a,22aに接触したような場合には、このバンド4
はホルダ12a,22aの傾斜した内側面27a,31
aに案内されて円滑に突出部材15aの突出位置に接触
するように導かれる。つまり、このバンド4は各ホルダ
12a,22a間に形成されている案内通路Bを通って
突出部材15aに巻き付くように導かれることになる。
そして、このようにしてバンド4が突出部材15aに巻
き付くと、図6に示すように、その結束力によって各ホ
ルダ12a,22aが突出部材15aと共に被結束物A
に近接するように回動される。これによって、被結束物
Aが折れ曲るようなことなしにバンド4が結束されたこ
とになる。このような動作が、中央に位置されている突
出移動装置8a及び左側に位置されている突出移動装置
8bにおいて夫々行われている。
【0020】そして、このようにしてバンド4が結束さ
れた後、バンド溶着切断装置3においてバンド4の両端
部が溶着され且つその溶着部分に近接した位置が切断さ
れて、被結束物Aの結束作業が終了される。その後は、
前記エアシリンダ18aが駆動されてロッドを後退移動
させ、それによって突出部材15aが突出部材ホルダ1
2aから離脱して、この突出部材15aとバンド4との
係合状態が解除されることになって結束された被結束物
Aが取出される。
【0021】このように、本例の構成によれば、バンド
4の結束時に、バンド4が、突出部材15aを保持して
いる何れかのホルダ12a,22aに接触するように移
動した場合であっても、このバンド4を突出部材15a
に向って案内することができ、このバンド4が突出部材
15aに係止した状態では、該バンド4の両側にホルダ
12a,22aが位置していることにより、バンド4が
突出部材15aから外れてしまうようなことが防止で
き、従来のように、バンド4が突出部材15aから外れ
て、該突出部材15aの機能が発揮されずに、バンド4
の結束力により被結束物Aが折れ曲ってしまうような状
況を回避することができる。
【0022】尚、鉛直方向に配設されたエアシリンダ1
7aは、必要に応じて駆動されるようになっている。つ
まり、被結束物Aの上側の左右両角部に沿わせてバンド
4に折癖を付けるような場合に駆動させ、ロッドを後退
させることによって回転軸11aを回転させ、左右の各
ホルダ12a,22a及び突出部材15aを外側(被結
束物から離れる側)に強制的に回転させるような場合に
使用する。
【0023】
【考案の効果】上述してきたように、本考案によれば以
下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載の考
案によれば、バンド案内通路延長方向における被結束物
の両側部に近接した位置に、前記バンド案内通路を挟ん
で水平方向に対向配置させた第1及び第2の突出部材ホ
ルダを夫々設け、前記第1突出部材ホルダに、第2突出
部材ホルダに向って進退自在な突出部材を保持させ、こ
の突出部材の後退位置にあっては、該突出部材の先端部
が第1突出部材ホルダに没入された状態となるようにす
ると共に、この突出部材の前進位置にあっては、バンド
案内通路から引き出されて結束されるバンドが突出部材
に係止されるように、該突出部材の基端部を第1突出部
材ホルダに保持させ且つ先端部を第2突出部材ホルダに
係止させるような構成としたために、バンドが突出部材
に係止した状態では、該バンドの両側にホルダが位置し
ていることにより、バンドが突出部材から外れてしまう
ようなことが防止でき、従来のように、バンドが突出部
材から外れて、該突出部材の機能が発揮されずに、バン
ドの結束力により被結束物が折れ曲ってしまうような状
況を回避することができ、結束機の信頼性の向上を図る
ことができる。また、第1及び第2の突出部材ホルダ
に、前進位置にある突出部材に向ってバンドを案内する
案内面を有する羽根部を一体的に形成しているので、該
バンドが第1若しくは第2の突出部材ホルダに接触する
ような状況では、このバンドが、ホルダに形成されてい
る羽根部の案内面によって突出部材に向って案内され、
突出部材に係止される。このため、バンドが結束時に揺
動するような状況であっても突出部材に確実に係止させ
ることができ、結束機の信頼性をよりいっそう向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】結束機の一部を破断した正面図である。
【図2】図1のII-II 線位置から見た平面図である。
【図3】図1のIII-III 線に沿った断面図である。
【図4】突出部材が後退位置にある状態を示す要部拡大
図である。
【図5】突出部材が前進位置にある状態を示す図4相当
図である。
【図6】結束動作を示す図である。
【図7】従来の突出部材周辺部を示す図である。
【符号の説明】
1 結束機 2 アーチ部 2a バンド案内通路 4 バンド 12a,12b,12c 突出部材ホルダー(第2突出
部材ホルダ) 15a,15b,15c 突出部材 22a,22b,22c ベースホルダ(第1突出部材
ホルダ) 24a,29a 羽根部 27a,31a 内側面(案内面) A 被結束物

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーチ状のバンド案内通路内にバンドを
    送り込み、被結束物をアーチ内に搬送した状態で前記バ
    ンドをバンド案内通路から引き出し、前記被結束物の外
    側面にバンドを巻き付けて結束するようにした結束機に
    おいて、 バンド案内通路延長方向における前記被結束物の両側部
    に近接した位置には、前記バンド案内通路を挟んで水平
    方向に対向配置された第1及び第2の突出部材ホルダが
    夫々設けられており、 前記第1突出部材ホルダには、第2突出部材ホルダに向
    って進退自在な突出部材が保持されており、この突出部
    材の後退位置にあっては、該突出部材の先端部が第1突
    出部材ホルダに没入された状態となっていると共に、こ
    の突出部材の前進位置にあっては、バンド案内通路から
    引き出されて結束されるバンドが突出部材に係止される
    ように、該突出部材の基端部が第1突出部材ホルダに保
    持され且つ突出部材の先端部が第2突出部材ホルダに係
    止されるように構成されている一方、前記第1及び第2
    の突出部材ホルダには、バンド案内通路から引き出され
    るバンドを、前進位置にある突出部材に向って案内する
    案内面を有する羽根部が一体的に形成されていることを
    特徴とする結束機。
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