JP2575702Y2 - 剣先ボルトの改良 - Google Patents

剣先ボルトの改良

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JP2575702Y2
JP2575702Y2 JP1993063188U JP6318893U JP2575702Y2 JP 2575702 Y2 JP2575702 Y2 JP 2575702Y2 JP 1993063188 U JP1993063188 U JP 1993063188U JP 6318893 U JP6318893 U JP 6318893U JP 2575702 Y2 JP2575702 Y2 JP 2575702Y2
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JP
Japan
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sword
bolt
diameter
screw
protrusion
Prior art date
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JP1993063188U
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JPH0728215U (ja
Inventor
省司 坂田
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SAKATA MANUFACTURING CO., LTD.
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SAKATA MANUFACTURING CO., LTD.
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、剣先ボルトの分野に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、案内部を備えたネジとして実開平
3−17412号公開公報の考案が開示されていた。さ
らにボトルとして実開昭55−179218号公開公報
の考案が開示されていた。またボトルとして実開昭54
−99953号公開公報の考案が開示されていた。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】従来開示の前記実開
平3−17412号公開公報のネジは、ガイド部15A
が一段で、且テ−パ−部17が剣先状をしていない。さ
らに従来開示の前記実開昭55−179218号公開公
報のボトルの案内用円筒部14は一段で、且円錐状先端
部15は截頭円錐形状で尖状ではなかった。また従来開
示の実開昭54−99953号公報公報のボトルは、尖
状の剣先部が形成されていなかった。
【0004】しかるに、本考案の剣先ボトルは、予めタ
イトフレ−ムの頂部に直立状に固定 し、上方に位置する
折版屋根材を打抜き小孔を形成せしめ、形成した前記小
孔にシ−ルナットをワンタッチで被せるものである。
【0005】さらに本考案の剣先ボトルは、折版屋根材
を固定するための突設小孔を打抜く際に、作業者の叩き
具に対する叩き力を軽くして確実に打抜きが出来、同時
に打抜き時に高さの不均一なバリや、長さの不均一な切
れ目を発生させないようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、頭部とシャン
クとねじ部とからなる剣先ボルトにおいて、
【0007】ねじ部の上方部に、径がねじ部の底径と同
程度にした下方挿入用突出部を所定の長さだけ突設せし
めると共に、前記下方挿入用突出部の上方に前記突出部
の径より若干小さい径を有する上方挿入用突出部を所定
の長さだけ突設せしめ、前記上方挿入用突出部の上方に
剣先部を突説せしめたことを特徴とする剣先ボルトの改
良である。
【0008】
【作用】本考案の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
【0009】折版屋根を施工するため、剣先ボルト付き
のタイトフレームが梁上に取り付け後、折版屋根板のボ
ルト孔部に剣先ボルトを嵌挿する。しかる後剣先ボルト
の剣先部にシールナットをワンタッチで被せてやるだけ
で、シールパッキンの嵌挿孔からナットのねじ部へと剣
先部が嵌り込まれる。そして剣先ボルトの中心線に対し
シールナットが直角状になって停止している。従って、
従来の剣先ボルトとシールナットとの関係のように、剣
先ボルトに対し、シールナットが傾斜したりしない。
【0010】上述のように、剣先ボルトの上方または下
方の挿入用突出部が、シールナットのねじ部の径よりも
径が小さく形成されているので、前記の突出部はシール
ナットのねじ部内にきわめてスムーズに挿入されてい
る。従って剣先ボルトのねじ部とシールナットのねじ部
とのねじ合わせ作業工程がなくなった。
【0011】以上のように、シールナット内に剣先ボル
トの挿入用突出部が嵌挿した後、電動レンチ等でナット
を締め付けるだけで、スムーズにシールパッキンとナッ
トとによって折版屋根板のボルト孔部が確実にシールさ
れる。
【0012】さらに本考案においては、剣先ボルトに対
しシールナットが嵌挿されても、傾斜して嵌挿するよう
なことが全くないので、レンチ等による締め付け後、傾
斜しているのに気付いて、螺戻し、やり直したり、ある
いは新規なシールナットと交換するようなことが全く存
しない。
【0013】
【実施例】本考案の実施例は以下のとおりである。
【0014】aは剣先ボルトであり以下の構成からなっ
ている。1は剣先ボルトaの頭部、2は頭部1上方のシ
ャンク、3はシャンク2上方のねじ部である。4は頭部
1に形成の廻り止め部である。5はねじ部3の上方に径
がねじ部3の底径と同程度にして、且断面が円形状とな
した下方挿入用突出部である。そしてその長さは適宜長
くしたり、あるいは短くしてもよい。6は前記突出部5
の上方に形成の尖状部である。以上が剣先ボルトaの構
成である。
【0015】しかるに本考案においては、上述したボル
トaの外に、下記の構成の剣先ボルトbを有している。
【0016】即ち剣先ボルトbは、上述した頭部1、シ
ャンク2、ねじ部3とを具備している以外に、ねじ部3
の直ぐ上方に径がねじ部3の底径と同程度にして、且断
面が円形状となした所定長さの下方挿入用突出部5と、
さらに前記突出部5の上方に突出部5の径よりも若干小
さい径を有する上方挿入用突出部5´を所定の長さだけ
突設する。7は剣先部である。なお、剣先ボルトbにも
廻り止めが付設されている。
【0017】cはタイトフレーム、8はタイトフレーム
cを構成する頂部、9は頂部8の左右両端部を傾斜状に
延設せしめた傾斜状部、10は水平基部である。なお本
考案においては、タイトフレームcの形状は限定しな
い。
【0018】dはシールナットであり、以下の構成から
なっている。即ち11はシールナットdを構成するナッ
ト、12はねじ部、13はねじ部12の下方部に形成さ
れたねじなしの嵌挿部である。そしてねじ部12と嵌挿
部13とは連通している。14はナット11の底部15
に突設する鍔部であり、この鍔部14は座金16の嵌挿
孔17内に嵌挿させ、外側方に展開し、ナット11が回
転するようにかしめてやる。18は小孔19付きシール
パッキンであり、座金16の裏面部に取着する。以上が
シールナットdの構成である。
【0019】eは従来の剣先ボルトである。20はねじ
部、21はシャンク、22は剣先部である。
【0020】fは従来のシールナット、23はナット、
24はねじ部、25は座金、26は小孔27付きシール
パッキンである。28は折版屋根板、29は梁である。
【0021】
【効果】本考案は以下に示す効果を奏する。
【0022】剣先ボルトを構成するねじ部の上方に径が
ねじ部の底径と同程度にして、且断面が主として円形状
の下方挿入用突出部を突設し、さらに前記突出部の上方
に前記突出部の径より若干小さい径を有する上方挿入用
突出部を形成し、折版屋根材に小孔を形成する際、剣先
部の光状部より直下に位置する径が小さい上方挿入用
出部によって、前記突出部の径に見合う小孔が形成さ
れ、つづいて叩き具を叩くと、前記上方挿入用突出部の
下方に位置する径の若干大きい下方挿入用突出部によっ
て大きい径の小孔が段階的に開けられるようにしたの
で、作業者が叩き具にかける叩き力を始めから大きくか
けずに、小さな叩き力で段階的に小孔を形成できる利点
がある。
【0023】さらに本考案は、上述のように叩き力に対
する叩き力を小にして小孔が開けられるので、第1に形
成されるバリが比較的均一であること、第2に切れ目の
長さが比較的均一に形成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案剣先ボルトの正面図である
【図2】同ボルトの平面図である。
【図3】同ボルトがシールナットに嵌挿する以前の状態
を示す一部切欠拡大縦断面図である。
【図4】請求項第2の剣先ボルトのシールナットへの嵌
挿以前の状態を示す一部切欠拡大縦断面図である。
【図5】図1のボルトをシールナットに被せた状態を示
す一部切欠縦断面図である。
【図6】従来の剣先ボルトにシールナットを被せた状態
を示す一部切欠縦断面図である。
【図7】図1の剣先ボルトの使用状態を示すタイトフレ
ームの正面図である。
【図8】図4の剣先ボルトの使用状態を示すタイトフレ
ームの正面図である。
【図9】図7の剣先ボルトにシールナットを螺着せしめ
た状態を示す図である。
【符号の説明】
a、b、e・・・剣先ボルト 1・・・頭部 2、
21・・・シャンク 3、12、20、24・・・ねじ部 4・・・廻り止
め部 5、5´・・・突出部 6・・・尖状部 7、22
・・・剣先部 c・・・タイトフレーム 8・・・頂部 9・・・
傾斜状部 10・・・水平基部 d、f・・・シールナット
11、23・・・ナット 13・・・嵌挿部 14・・・鍔部 15・・・底
部 16、25・・・座金 17・・・嵌挿孔 18、26・・・シールパッキン 19、27・・・
小孔 28・・・折版屋根板 29・・・梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 35/00 E04D 3/36

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部とシャンクとねじ部とからなる剣先ボ
    ルトにおいて、 ねじ部の上方部に、径がねじ部の底径と同程度にした下
    方挿入用突出部を所定の長さだけ突設せしめると共に、
    前記下方挿入用突出部の上方に前記突出部の径より若干
    小さい径を有する上方挿入用突出部を所定の長さだけ突
    設せしめ、前記上方挿入用突出部の上方に剣先部を突設
    せしめ たことを特徴とする剣先ボルトの改良。
JP1993063188U 1993-10-29 1993-10-29 剣先ボルトの改良 Expired - Lifetime JP2575702Y2 (ja)

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JPH0728215U JPH0728215U (ja) 1995-05-23
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ID=13222013

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5499953U (ja) * 1977-12-26 1979-07-14
JPS55179218U (ja) * 1979-06-12 1980-12-23
JP3017412U (ja) * 1995-04-25 1995-10-31 株式会社オ−ツ− 段ボ−ル製の包装箱用台紙および包装用箱

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JPH0728215U (ja) 1995-05-23

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