JP2575680Y2 - バーコード付き熱収縮包装体 - Google Patents

バーコード付き熱収縮包装体

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JP2575680Y2
JP2575680Y2 JP1991061341U JP6134191U JP2575680Y2 JP 2575680 Y2 JP2575680 Y2 JP 2575680Y2 JP 1991061341 U JP1991061341 U JP 1991061341U JP 6134191 U JP6134191 U JP 6134191U JP 2575680 Y2 JP2575680 Y2 JP 2575680Y2
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heat
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film
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JP1991061341U
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JPH0534144U (ja
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弘美 坂田
重博 吉本
豊喜 和納
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Okura Kogyo KK
Original Assignee
Okura Kogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案のバーコード付き熱収縮包
装体は、食料品や家庭用雑貨品、或は、玩具等の商品の
熱収縮包装に利用されるものである。特に、スーパーマ
ーケットにおいて好適に利用されるものである。
【0002】
【従来技術】最近、スーパーマーケット等では商品の包
装体にバーコードを付けて商品の種類や価格等を読み取
るシステムが普及してきた。そして、商品の包装体にバ
ーコードを付ける方法としては、バーコードの印刷され
たラベルを包装体に貼り付ける方法が一般に行われてい
る。しかし、該方法はラベルの値段が高いのに加えて、
各包装体にそれぞれ貼り付けるのに手間がかかる。又、
被包装体を包被する合成樹脂フイルムに事前にバーコー
ドを印刷して包装する方法もとれれている。しかし、熱
収縮包装においては、熱収縮性フィルムに印刷されたバ
ーコードがフィルムの収縮に伴って変形してしまい、読
み取りが不可能になっていた。又、バーコードの印刷さ
れた合成樹脂フィルムを用いる場合、該バーコードの印
刷部分が、該フィルムを透して見える被包装体の印刷柄
を見苦しくしていた。又、バーコードの印刷された合成
樹脂フィルムを用いる場合、包装された商品が流通する
過程で、印刷されたバーコードに損傷を生じさせ、バー
コードの読み取りミスがしばしば起こっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記課題を
解決するために次のような手段を講じた。即ち、被包装
体が透明な熱収縮性合成樹脂フィルムによって封筒貼り
状の重ね合わせ部を有するごとく包被され、該封筒貼り
状の重ね合わせ部の間にバーコードの印刷が施され、し
かも、該封筒貼り状の重ね合わせ部の間が密着している
ようにした。特に、封筒貼り状の重ね合わせ部は静電シ
ールにより密着されているのが好ましい。又、封筒貼り
状の重ね合わせ部の間のバーコード(4)の印刷部分は
熱収縮包装体の下部でほぼ平面部に位置しているのが好
ましい。
【0005】以下、本考案のバーコード付き熱収縮包装
体を図面により具体的に説明する。図1は、被包装体と
してカップ即席麺を熱収縮包装した本考案のバーコード
付き熱収縮包装体を裏返しにした斜視図である。被包装
体(1)が透明な熱収縮性合成樹脂フィルム(2)によ
って熱収縮包装されている。尚、該合成樹脂フィルムの
両縁部(5)と(5’)は封筒貼り状の重ね合わせ部
(3)を形成し、その重ね合わされた間は静電シールに
よって密着されている。しかも、その重ね合わされた間
のフィルムにはバーコード(4)の印刷が施されてい
る。更に、被包装体の前後両端部は溶断シール(7)に
よって密封されている。
【0006】図2は、封筒貼り状に重ね合わされた間の
フィルムに施されたバーコード印刷の状態を示す概略断
面図である。フィルム縁部(5)と(5’)が封筒貼り
状の重ね合わせ部(3)を形成し、片方のフィルム縁部
にバーコード(4)の印刷が施され、該バーコードの印
刷部分が重ね合わされた両フィルム縁部の間に位置して
いる。尚、フィルム縁部(5)は外重ねされたフィルム
縁部を、フィルム縁部(5’)は内重ねされたフィルム
縁部を示している。
【0007】本考案に用いられる熱収縮性合成樹脂フィ
ルムとしては、従来一般に熱収縮包装に用いられている
透明な合成樹脂フィルムを用いることが出来る。例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ナ
イロン、ポリエチレンテレフタレート、或は、塩化ビニ
ル樹脂等が好適に用いられる。又、これらの樹脂からな
る多層フィルムも使用することが出来る。そして、これ
らのフィルムの片方の縁部には、バーコードが印刷さ
れ、しかも、そのバーコードの印刷は、フィルムの両縁
部を封筒貼り状に重ね合わせた際にその重ね合わされた
フィルムの間に位置するように施されている。バーコー
ドの印刷は、裏刷り印刷でも、表刷り印刷でもよい。
尚、裏刷り印刷の場合には、封筒貼り状に重ね合わせる
際、バーコードの印刷されたフィルム縁部が外重ねにさ
れる必要がある。又、表刷り印刷の場合には、封筒貼り
状に重ね合わせる際、バーコードの印刷されたフィルム
縁部が内重ねにされる必要がある。上記熱収縮性合成樹
脂フィルムには、必要に応じて印刷柄が施されていても
よい。しかし、バーコードの読み取りに支障を来す様な
印刷柄を施してはならない。例えば、表刷りのバーコー
ド印刷が施されたフィルム縁部が内重ねされる場合に
は、バーコード印刷の施されていないもう一方のフィル
ム縁部には印刷柄が施されておらず、透明であることが
必要である。
【0008】封筒貼り状の重ね合わせ部の密着方法とし
ては、熱による溶着方法や、接着剤による接着方法等が
用いられる。しかし、静電シール方式により密着させた
ものは、印刷されたバーコードの形状が変形しておら
ず、しかも、印刷されたバーコードの鮮明さが阻害され
ていないので、読み取りミスが少なくて好ましい。
【0009】封筒貼り状の重ね合わせ部の間に施された
バーコードの印刷部分は、熱収縮包装体のどの部分に来
てもよいが、好ましくは、包装体の下部でほぼ平面の部
分が好ましい。バーコードの印刷部分が、熱収縮包装体
の表の部分となる上部に来ると、熱収縮包装体の外観が
悪くなるばかりか、“おまけ品”等を貼り付けることが
出来なくなってしまう。又、バーコードの印刷部分が熱
収縮包装体のほぼ平面の部分に位置していると、バーコ
ードの形状が変形せずに読み取りミスが少なく、しか
も、読み取り作業が容易である。
【0010】
【作用】本考案の熱収縮包装体に付されたバーコード
は、その印刷部分が二枚のフィルムの間でサンドイッチ
された形になっているので、その部分のフィルムの熱収
縮性が阻害され、熱収縮包装時での変形が少なくなり、
その結果、読み取りが可能となる。又、本考案の熱収縮
包装体に付されたバーコードは、その印刷部分が二枚の
フィルムの間でサンドイッチされた形になっているの
で、バーコードの印刷が包装体内の被包装物や包装体外
部のダンボール箱等により損傷を受けることがなくな
り、その結果、読み取りミスが無くなる。更に、封筒貼
り状の重ね合わせ部の密着を静電シールによって行う
と、熱による溶着方法のような加熱工程が必要でないの
で熱収縮等によるバーコードの変形が生じない。又、接
着剤による接着方法のような接着剤等の塗布が必要でな
いのでバーコードの鮮明さを失わせることもない。
【0012】
【効果】本考案のバーコード付き熱収縮包装体は、バー
コードの読み取りが困難であるとされていた食料品や雑
貨品等の熱収縮包装に利用することが出来る。しかも、
本考案のバーコード付き熱収縮包装体は、高速で安価に
包装することが出来、更に、バーコードの読み取りをミ
ス無く行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】被包装体としてカップ即席麺を熱収縮包装した
本考案のバーコード付き熱収縮包装体を裏返しにした斜
視図である。
【図2】封筒貼り状に重ね合わされたフィルムの間に施
されたバーコードの印刷状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1. 被包装体(カップ即席麺) 2. 透明な熱収縮性合成樹脂フィルム 3. 封筒貼り状の重ね合わせ部 4. バーコード 5. フィルム縁部(外重ねされたフィルム縁部) 5’.フィルム縁部(内重ねされたフィルム縁部) 7. 溶断シール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 33/00 - 33/38

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装体(1)が透明な熱収縮性合成樹
    脂フィルム(2)によって封筒貼り状重ね合わせ部
    (3)を有するごとく包被され、該封筒貼り状重ね合わ
    せ部の間にバーコード(4)の印刷が施され、しかも、
    該封筒貼り状重ね合わせ部の間が密着しているバーコ
    ード付き熱収縮包装体。
  2. 【請求項2】 封筒貼り状重ね合わせ部(3)が静電
    シールにより密着されている請求項1記載のバーコード
    付き熱収縮包装体。
  3. 【請求項3】 封筒貼り状の重ね合わせ部の間のバーコ
    ード(4)の印刷部分が熱収縮包装体の下部でほぼ平面
    部に位置する請求項1乃至2のいずれかに記載のバーコ
    ード付き熱収縮包装体。
JP1991061341U 1991-07-08 1991-07-08 バーコード付き熱収縮包装体 Expired - Lifetime JP2575680Y2 (ja)

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JPH0534144U JPH0534144U (ja) 1993-05-07
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JPS4996313U (ja) * 1972-12-06 1974-08-20
JPH0443475Y2 (ja) * 1986-11-21 1992-10-14

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