JP2575661Y2 - ダイヤフラム形ポンプ - Google Patents

ダイヤフラム形ポンプ

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JP2575661Y2
JP2575661Y2 JP1990053921U JP5392190U JP2575661Y2 JP 2575661 Y2 JP2575661 Y2 JP 2575661Y2 JP 1990053921 U JP1990053921 U JP 1990053921U JP 5392190 U JP5392190 U JP 5392190U JP 2575661 Y2 JP2575661 Y2 JP 2575661Y2
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正明 小野
幹夫 山地
正士 五十嵐
尚武 小根山
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エスエムシー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、空気圧駆動のダイヤフラム形ポンプに関す
るものである。
[従来の技術] センタボディと、その両側の一対のサイドカバーと、
センタボディを密に貫通するシャフトの両端に連結した
一対のダイヤフラムとを備え、これらのダイヤフラム外
側の各加圧室を、流体の流入のみを許容する入口チェッ
ク弁と流体の流出のみを許容する出口チェック弁を介し
て主流体の入力ポートと出力ポートにそれぞれ連通さ
せ、内側の各駆動室を、センタボディ内に設置した駆動
流体給排用の方向切換弁に連通させたダイヤフラム形ポ
ンプは、既に知られている。
しかしながら、上記公知のダイヤフラム形ポンプは、
センタボディと一対のサイドカバーとを連結部材によっ
てそれぞれ異なる方向から組付けてポンプ本体を構成
し、このポンプ本体に入口ポートと出口ポートを有する
ポートボディを、上記連結部材とは別個の連結部材によ
って組付けているために、これらの組付け作業が面倒で
ある。また、方向切換弁やサイレンサをセンタボディ内
に設置しているために、一対のダイヤフラムの軸方向間
隔が方向切換弁の大きさに左右されて大きくなるので、
ダイヤフラム外側の各加圧室と入口ポート及び出口ポー
トとを連通させる主流体の流路が長くなってポンプが大
形になるばかりでなく、センタボディ内に設置したこれ
らのメンテナンスが面倒である。
[考案が解決しようとする課題] 本考案が解決しようとする課題は、コンパクトでかつ
メンテナンスが容易なダイヤフラム形ポンプを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は、センタボディ及
びその両側の一対のサイドカバーを有するポンプ本体
と、センタボディを密に貫通するシャフトの両端に連結
した一対のダイヤフラムとを備え、これらのダイヤフラ
ムとサイドカバー間の一対の加圧室を、流体の流入のみ
を許容する入口チェック弁と流体の流出のみを許容する
出口チェック弁を介して主流体の入口ポートと出口ポー
トにそれぞれ連通させ、各ダイヤフラムとセンタボディ
間の一対の駆動室を、駆動流体を給排する方向切換弁に
連通させたダイヤフラム形ポンプにおいて、上記センタ
ボディと、一対のサイドカバーと、これらのサイドカバ
ー間に挿入した上記入口ポート及び出口ポートを有する
一対のポートボディとを、センタボディ及び一対のサイ
ドボディを通る複数の連結部材によって一体に組付け、
上記方向切換弁の排出ポートをサイレンサに連通させる
とともに、該方向切換弁及びサイレンサを上記ポンプ本
体の周囲に組付けたことを特徴としている。
また、同様の課題を解決するため、上記ダイヤフラム
形ポンプのセンタボディが平面視四角形の四隅を切欠い
た外形を、一対のサイドカバーがセンタボディと略同形
で二隅を切欠いた外形をそれぞれ有し、方向切換弁、サ
イレンサ及び一対のポートボディをこれらの切欠部と略
同形とし、方向切換弁及びサイレンサを、センタボディ
及びサイドカバーの上記切欠部にそれぞれ組付け、一対
のポートボディを上記サイドカバーの残りの二隅間に挿
入したことを特徴としている。
[作用及び考案の効果] 一対のダイヤフラムの中心部分をセンタボディを密に
貫通するシャフトの両端に固定するとともに、周縁をセ
ンタボディに取付けてセンタボディ組立体を構成し、こ
のセンタボディ組立体と、その両側の一対のサイドカバ
ーと、これらのサイドカバー間の一対のポートボディと
を、センタボディ及び一対のサイドホディを通る複数の
連結部材によって一体に組付け、方向切換弁及びサイレ
ンサをポンプ本体の周囲に組付けることによりポンプが
組立てられる。
したがって、センタボディ、一対のサイドボディ及び
一対のポートボディの組付け作業が極めて容易である。
また、方向切換弁及びサイレンサをセンタボディ内に
設ける必要がないので、一対のダイヤフラムの軸方向間
隔を短くすることができ、これによって主流体の流路も
短くなるので、ポンプをコンパクトにすることができ
る。
また、ポンプ本体の周囲に組付けた方向切換弁及びサ
イレンサは、ポンプ本体を分解することなく取外せるの
で、これらのメンテナンスが容易である。
さらに、センタボディを平面視四角形の四隅を切欠い
た外形に、一対のサイドカバーをこれと略同形で二隅を
切欠いた外形にするとともに、方向切換弁、サイレンサ
及び一対のポートボディをこれらの切欠部と略同形とし
たので、ポンプ本体四隅のデッドスペースを有効に利用
して、全体を極めてコンパクトで、かつすっきりしたも
のにすることができる。
[実施例] 図面は本考案の実施例を示し、このダイヤフラム形ポ
ンプは、センタボディ2及びその両側のサイドカバー3
a,3bを有するポンプ本体1と、中心部分がセンタボディ
2を密に貫通するシャフト4の両端に固定され、外周部
分がセンタボディ2とセンタボディ3a,3b間に挟着され
た一対のダイヤフラム5a,5bと、該ダイヤフラム外側の
加圧室6a,6b及び内側の駆動室7a,7bを備えている。
上記センタボディ2は平面視略正方形の四隅を切欠い
た外形を有し、筒状のシャフト4の両端に、ダイヤフラ
ムシェル9a,9bを介して上記ダイヤフラム5a,5bが、固定
ボルト10,10によって一体変位可能に取付けられてい
る。
サイドカバー3aと3bは、センタボディ2と略同形の正
方形で、かつ一辺の両側に相当する二隅をセンタボディ
2と同形に切欠いた外形を有し、ダイヤフラム5a,5b両
側の加圧室6a,6bを入口ポート12と出口ポート13に連通
させる流路14,14と15,15、流路14,14中の流体の流入の
みを許容する入口チェック弁16,16、及び流路15,15中の
流体の流出のみを許容する出口チェック弁17,17を備
え、これらのチェック弁は、各流路14,15に設けたチェ
ックボール18,……によって構成されている。
一方、ポート12とポート13を個別に設けたポートボデ
ィ20aと20b、駆動室7a,7bに圧縮空気を給排する方向切
換弁21、及び該方向切換弁の後記排出ポートから排出さ
れる排気音を消音させるサイレンサ22は、いずれもセン
タボディ2の切欠部と略同形に形成されており、ポート
ボディ20aと20bは、軸方向の幅がセンタボディ2と略同
じ幅で両側に流路14,15の開口部に嵌合する環状の凸部2
4,24を有し、方向切換弁21とサイレンサ22は、ポンプ本
体1と略同じ幅で、取付ねじ25,……によってセンタボ
ディ2の切欠部の端面に取付けられる。
上記方向切換弁21は、入力ポートP、出力ポートA,
B、排出ポートEA,EB、及び一対のパイロット弁26,26
(一方のみ図示)を有する5ポート弁として一体的に構
成され、入力ポートPは圧縮空気の供給ポート27に、出
力ポートA,Bは駆動室7a,7bに、排出ポートEA,EBはパイ
ロット弁26,26を介して出力ポートA,Bに、背圧室26a,26
aを介して共通の排気流路31(第1図参照)を介してサ
イレンサ22にそれぞれ連通している。そして、出力ポー
トA,BとポートP及びEA,EB間の流路の切換えは、ダイヤ
フラムシェル9b,9bに設けたチェンジレバー28が、スト
ローク終端においてパイロット弁26,26の弁体を押圧し
て、駆動室7a,7bの流体がパイロット弁26,26を通って背
圧室26a,26aに流入して方向切換弁21の弁体21aを摺動さ
せることで行なわれ、各背圧室から排出された流体は、
共通の排出通路31を通ってサイレンサ22に流出する。
第1図及び第3図中の符号32は、サイレンサ22の排気
口である。
上記実施例は、センタボディ2に密に挿通したシャフ
ト4の両端に、ダイヤフラム5a,5bとダイヤフラムシェ
ル9a,9bの中心部分を固定ボルト10,10で固定し、ダイヤ
フラム5a,5bの周縁をセンタボディに固定することによ
りセンタボディ組立体が構成され、サイドカバー3bと上
記センタボディ組立体とを重ね、ポートボディ20a,20b
の凸部24,24をそれぞれサイドカバー3bの流路14,15の開
口部に嵌入し、他方のサイドカバー3aを重ねて凸部24,2
4を流路14,15の開口部に嵌入し、これらをボルト・ナッ
ト30a,30bによって一体に連結する。
次いで、方向切換弁21とサイレンサ22を、取付ねじ2
5,……によってセンタボディ2に取付けることによりポ
ンプが組立てられる。
上記実施例は、方向切換弁21をポンプ本体1の切欠部
端面に設けたことにより、一対のダイヤフラム5a,5bの
間隔を方向切換弁の大きさに関係なく短くできるので、
ポンプ本体1の幅が小さくすることができる。
また、センタボディ2とサイドカバー3a,3bが略正方
形の隅を切欠いた外形を有するとともに、ポートホディ
20a,20b、方向切換弁21及びサイレンサ22をこれらの切
欠部と略同形としたので、ポンプ本体1におけるダイヤ
フラム5a,5b外側の隅部のデッドスペースを有効に利用
して、全体を極めてコンパクトにできるばかりでなくす
っきりしたものとでき、かつポート12,13,27への配管の
接続も容易である。
さらに、方向切換弁21とサイレンサ22を、一体に連結
したポンプ本体1の切欠部端面に組み付けたため、ポン
プ本体1を分解することなく取外せるので、これらのメ
ンテナンスが容易である。
上記実施例は、供給ポート27から圧縮空気を供給する
と、方向切換弁21の入力ポートPと出力ポートの一方が
連通してダイヤフラム5a,5bが所定の方向に変位し、一
方の加圧室の主流体が出口ポート13から流出するととも
に入口ポート12から他方の加圧室に主流体が供給され
る。
ダイヤフラム5a,5bの変位終端においてチェンジレバ
ー28がパイロット弁26を動作させると、入力ポートPと
出力ポートの他方が連通してダイヤフラム5a,5bが反対
方向に変位し、駆動室に供給された圧縮空気が排出ポー
トから排気通路31を通ってサイレンサ22に流出し、サイ
レンサ22で消音されて排気口32から外部に排出される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は平面図、第2図
は左側面図、第3図は右側面図、第4図ないし第6図は
第1図のA−A,B−O−B,C−O−C断面図、第7図は組
付けの説明図である。 1……ポンプ本体、2……センタボディ、3a,3b……サ
イドカバー、4……シャフト、5a,5b……ダイヤフラ
ム、6a,6b……加圧室、7a,7b……駆動室、12……入口ポ
ート、13……出口ポート、16……入口チェック弁、17…
…出口チェック弁、20a,20b……ポートボディ、21……
方向切換弁、22……サイレンサ。
フロントページの続き (72)考案者 小根山 尚武 埼玉県草加市稲荷6―19―1 エスエム シー株式会社草加工場内 (56)参考文献 特開 昭62−189384(JP,A) 実開 昭64−13275(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 43/00 F04B 45/00 F04B 53/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタボディ及びその両側の一対のサイド
    カバーを有するポンプ本体と、センタボディを密に貫通
    するシャフトの両端に連結した一対のダイヤフラムとを
    備え、これらのダイヤフラムとサイドカバー間の一対の
    加圧室を、流体の流入のみを許容する入口チェック弁と
    流体の流出のみを許容する出口チェック弁を介して主流
    体の入口ポートと出口ポートにそれぞれ連通させ、各ダ
    イヤフラムとセンタボディ間の一対の駆動室を、駆動流
    体を給排する方向切換弁に連通させたダイヤフラム形ポ
    ンプにおいて、 上記センタボディが平面視四角形の四隅を切欠いた外形
    を、一対のサイドカバーがセンタボディと略同形で二隅
    を切欠いた外形をそれぞれ有し、方向切換弁、サイレン
    サ、及び入口ポートと出口ポートを有する一対のポート
    ボディをこれらの切欠部と略同形とし、 上記方向切換弁及びサイレンサを、センタボディ及びサ
    イドカバーの上記切欠部にそれぞれ組付け、一対のポー
    トボディを上記サイドカバーの残りの二隅間に挿入し、 上記センタボディと、一対のサイドカバーと、これらの
    サイドカバー間に挿入した上記一対のポートボディと
    を、センタボディ及び一対のサイドカバーを通る複数の
    連結部材によって一体に組付け、 上記方向切換弁の排出ポートをサイレンサに連通させ
    た、 ことを特徴とするダイヤフラム形ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0660633B2 (ja) * 1986-02-14 1994-08-10 株式会社明治機械製作所 ダイヤフラムポンプ
JPH0629503Y2 (ja) * 1987-07-13 1994-08-10 株式会社ワイ・テイ・エス ダイアフラムポンプ

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