JP2660228B2 - エアハイドロ出力圧制御ポンプ - Google Patents

エアハイドロ出力圧制御ポンプ

Info

Publication number
JP2660228B2
JP2660228B2 JP1233716A JP23371689A JP2660228B2 JP 2660228 B2 JP2660228 B2 JP 2660228B2 JP 1233716 A JP1233716 A JP 1233716A JP 23371689 A JP23371689 A JP 23371689A JP 2660228 B2 JP2660228 B2 JP 2660228B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
pressure
pump
chambers
hydro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1233716A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0396669A (ja
Inventor
武尚 三輪
幹夫 山地
訓久 金子
正明 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ESU EMU SHII KK
Original Assignee
ESU EMU SHII KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ESU EMU SHII KK filed Critical ESU EMU SHII KK
Priority to JP1233716A priority Critical patent/JP2660228B2/ja
Publication of JPH0396669A publication Critical patent/JPH0396669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2660228B2 publication Critical patent/JP2660228B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、吐出流体の圧力を調整可能にしたエアハイ
ドロ出力圧制御ポンプに関するものである。
[従来の技術] エア駆動方式の往復動ポンプにおけるポンプ吐出圧力
の調整は、従来から、駆動用エアの圧力によって行って
いる。この場合、吐出口の絞り具合によっても異なる
が、設定したい吐出圧力をエア圧力で調整することは、
種々の理由で非常に困難である、という問題点があっ
た。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の技術的課題は、ポンプの吐出圧力をフィード
バックして、駆動エアの流れの方向を切換える方向切換
弁を作動させ、それによって吐出圧力を設定したい圧力
に直接調整できるようにしたエアハイドロ出力圧制御ポ
ンプを得ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明は、ポンプ本体の内
部における隔壁の両側に一対のポンプ室を備え、これら
の両ポンプ室内をエア室と液圧室に区画する加圧壁を、
上記隔壁に嵌挿したロッドにより互いに連結し、一対の
エア室にパイロット駆動の方向切換弁を介して圧力エア
を給排することにより両加圧壁を交互に変位させて、一
対の液圧室において換圧した流体を吐出ポートから吐出
するようにしたポンプにおいて、上記方向切換弁のパイ
ロット室に、両液圧室の吐出圧力をそれぞれエア圧力に
変換するエアハイドロ機構からのフィードバック圧力が
設定圧以上になったときに切換えられて、方向切換弁の
パイロット室に出力していた流体圧を排出させるガバナ
機構を接続することにより構成される。
[作 用] 方向切換弁を介して一方のエア室に供給された駆動エ
アにより加圧壁及びロッドがストロークし、その駆動エ
アによって液圧室からの吐出圧力が上昇したとき、その
液圧室に接続したエアハイドロ機構によりガバナ機構に
フィードバックされる吐出流体の圧力が、ガバナ機構に
おける設定圧以下であれば、そのガバナ機構の出力によ
り方向切換弁がそのままの切換位置に保持される。従っ
て、上記液圧室の吐出流体が吐出ポートから吐出され
る。
一方、エアハイドロ機構によりフィードバックされて
いる吐出流体の圧力が、ガバナ機構の設定圧以上になれ
ば、そのガバナ機構の出力圧が排出ポートを通じて排出
され、それに伴って、他方のガバナ機構から方向切換弁
のパイロット室に供給されている圧力エアにより、方向
切換弁が切換えられ、駆動エアは方向切換弁を通して他
方のエア室に供給され、加圧壁及びロッドが逆方向に駆
動されて、上記動作を繰り返す。
その結果、吐出圧力を設定したい圧力に直接調整する
ことが可能になる。
[実施例] 第1図は本発明をダイヤフラム形ポンプに適用した場
合の実施例を示すもので、ポンプ本体1は、その内部に
おける中央の隔壁2の両側に一対のポンプ室3a,3bを備
え、これらのポンプ室3a,3bは、周縁をそのポンプ室壁
に挾着されたダイヤフラム5a,5bによって、隔壁2側の
エア室6a,6bと、その両側の液圧室7a,7bとに区画してい
る。なお、上記ダイヤフラム5a,5bに代えてピストン等
の加圧壁を用いることもできる。この場合には上記ポン
プ室3a,3bはシリンダ状に形成される。
上記ダイヤフラム5a,5bは、その中心部において、両
ダイヤフラム5a,5bを一体的に変位させるロッド8によ
り連結されている。このロッド8は、隔壁2の中心孔に
摺動自在に嵌挿して該隔壁2に支承させたもので、ダイ
ヤフラム5a,5bの中心部は、このロッド8の両端部に固
定したシェル9a,9b及び10a,10bによって挾持させてい
る。
上記液圧室7a,7bは、それぞれ、吐出させるべき液体
の吸入ポート12及び吐出ポート13と、流路を介して連通
せしめられ、各液圧室7a,7bと吸入ポート12を連通させ
る流路には、該液圧室7a,7bへの流入のみを許容する入
口チェック14a,14bが、各液圧室7a,7bと吐出ポート13を
連通させる流路には、液圧室7a,7bからの流出のみを許
容する出口チェック弁15a,15bが、それぞれ設置されて
いる。
一方、上記エア室6a,6bに連通する駆動エアの流路に
は、ディテント機構を備えたパイロット駆動の方向切換
弁18を設け、この方向切換弁18の供給ポートを圧力空気
源19に接続すると共に、この方向切換弁18のパイロット
室を、方向切換弁18を切換駆動するためのガバナ機構20
a,20bを介して圧力空気源19に接続している。
また、両液圧室7a,7bには、両室の吐出圧力をエア圧
力に変換してフィードバックするエアハイドロ機構22a,
22bを接続し、そのフィードバック圧力を上記ガバナ機
構20a,20bに制御用圧力としてフィードバックするよう
にしている。このガバナ機構20a,20bは、エアハイドロ
機構22a,22bからのフィードバック圧力がガバナ機構の
設定圧以上になったときに切換えられ、方向切換弁18の
パイロット室に出力していた流体圧を排出ポートから排
出させるものである。
次に、上記実施例の動作について説明する。
第1図は、圧力空気源19から方向切換弁18を介してエ
ア室6bに供給された駆動エアによって、ダイヤフラム5
a,5b及びロッド8が図において左動ストロークしている
状態を示している。この状態では、エア室6bの駆動エア
によって液圧室7bからの吐出圧力が上昇し、エアハイド
ロ機構22bによりガバナ機構20bにフィードバックされる
吐出流体の圧力が、ガバナ機構20bにおける設定圧以下
であれば、そのガバナ機構20bの出力により方向切換弁1
8が図示の切換位置に保持される。従って、液圧室7bの
吐出流体は、出口チェック弁15bを通して吐出ポート13
から吐出される。
しかるに、エアハイドロ機構22bによりフィードバッ
クされている吐出流体の圧力が、ガバナ機構20bにおけ
る設定圧以上になれば、そのガバナ機構20bの出力圧が
排出ポートを通じて排出され、それに伴って、他方のガ
バナ機構20aから方向切換弁18のパイロット室に供給さ
れている圧力エアにより方向切換弁18が切換えられ、圧
力空気源19からの駆動エアは方向切換弁18を通してエア
室6aに供給され、ダイヤフラム5a,5b及びロッド8の右
動により、液圧室7aに吸入されていた吐出流体が加圧さ
れて、出口チェック弁15aを通して吐出ポート13から吐
出される。
上述したダイヤフラム形往復動ポンプにおいては、ダ
イヤフラム5a,5bを筒状部6によって一体的に連結し、
その筒状部6にロッド8を挿通して、該ロッド8が主流
体に接触しないようにすると同時に、主流体中に摺動シ
ールが存在しないようにしたので、隔壁2の材質のみを
主流体に対して耐食性のよいものとすればよく、それに
よって薬液や食品等の異物の混入を嫌う液体を加圧する
ことが可能になり、またポンプ自体の製造を容易化する
ことができる。
[発明の効果] 以上に詳述した本発明によれば、ポンプの吐出圧力を
フィードバックして、駆動エアの流れの方向を切換える
方向切換弁を作動させ、それによって吐出圧力を設定し
たい圧力に直接調整できるようにしたエアハイドロ出力
圧制御ポンプを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す構成図である。 1……ポンプ本体、2……隔壁、 3a,3b……ポンプ室、 5a,5b……ダイヤフラム、 6a,6b……エア室、7a,7b……液圧室、 8……ロッド、13……吐出ポート、 18……方向切換弁、 20a,20b……ガバナ機構、 22a,22b……エアハイドロ機構。
フロントページの続き (72)発明者 小野 正明 埼玉県草加市稲荷6―19―1 エスエム シー株式会社草加工場内 (56)参考文献 実開 昭64−4882(JP,U) 実公 昭55−26548(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ本体の内部における隔壁の両側に一
    対のポンプ室を備え、これらの両ポンプ室内をエア室と
    液圧室に区画する加圧壁を、上記隔壁に嵌挿したロッド
    により互いに連結し、一対のエア室にパイロット駆動の
    方向切換弁を介して圧力エアを給排することにより両加
    圧壁を交互に変位させて、一対の液圧室において加圧し
    た流体を吐出ポートから吐出するようにしたポンプにお
    いて、 上記方向切換弁のパイロット室に、両液圧室の吐出圧力
    をそれぞれエア圧力に変換するエアハイドロ機構からの
    フィードバック圧力が設定圧以上になったときに切換え
    られて、方向切換弁のパイロット室に出力していた流体
    圧を排出させるガバナ機構を接続した、 ことを特徴とするエアハイドロ出力圧制御ポンプ。
JP1233716A 1989-09-08 1989-09-08 エアハイドロ出力圧制御ポンプ Expired - Lifetime JP2660228B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1233716A JP2660228B2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08 エアハイドロ出力圧制御ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1233716A JP2660228B2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08 エアハイドロ出力圧制御ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0396669A JPH0396669A (ja) 1991-04-22
JP2660228B2 true JP2660228B2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=16959438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1233716A Expired - Lifetime JP2660228B2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08 エアハイドロ出力圧制御ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2660228B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102926963B (zh) * 2012-04-27 2015-04-08 陈绍丽 单连杆联动双腔式计量泵

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526548U (ja) * 1978-08-07 1980-02-20
JPS644882A (en) * 1987-06-29 1989-01-10 Nec Corp Image input device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0396669A (ja) 1991-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4830586A (en) Double acting diaphragm pump
EP0304210B1 (en) Double diaphragm pumps
US4778356A (en) Diaphragm pump
US4705461A (en) Two-component metering pump
EP0711905B1 (en) Improved mechanical shift, pneumatic assist pilot valve
US5332372A (en) Modular double-diaphragm pump
EP0708244B1 (en) Double diaphragm pump
JPH0248752B2 (ja)
JP6665985B2 (ja) 増圧装置
US5551847A (en) Lost motion pilot valve for diaphragm pump
JP2020002881A (ja) 液体供給装置および液体供給方法
US5007812A (en) Hydraulic pump with pulsating high and low pressure outputs
JP2660228B2 (ja) エアハイドロ出力圧制御ポンプ
AU740929B2 (en) A valve arrangement
JP2001311404A (ja) 空気圧シリンダの排気回収装置
JP2004340149A (ja) ダイアフラムポンプシステム
JPH01130748A (ja) ポンプ装置
WO1992019868A1 (en) Diaphragm and piston pump
JPH0754626Y2 (ja) 空気圧駆動油圧ポンプ
JPS63243502A (ja) 空気増圧装置
JPH0519591Y2 (ja)
JP2591498Y2 (ja) 圧力流体駆動式ポンプ
JPH0522641Y2 (ja)
JPH0346244Y2 (ja)
RU1789749C (ru) Мембранный пневмоприводной насос