JP2575428Y2 - 白水回収装置用センタシャフト - Google Patents
白水回収装置用センタシャフトInfo
- Publication number
- JP2575428Y2 JP2575428Y2 JP1992066697U JP6669792U JP2575428Y2 JP 2575428 Y2 JP2575428 Y2 JP 2575428Y2 JP 1992066697 U JP1992066697 U JP 1992066697U JP 6669792 U JP6669792 U JP 6669792U JP 2575428 Y2 JP2575428 Y2 JP 2575428Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center shaft
- white water
- center
- water recovery
- recovery equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Paper (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は紙パルプ製造設備に利用
するディスク形白水回収装置用センタシャフトに関する
ものである。
するディスク形白水回収装置用センタシャフトに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8により従来の白水回収装置
を説明すると、白水はバージンパルプと混合し(白水だ
けではマット形成が困難)て回収機のバット3内へ供給
される。センタシャフト2は表面に複数のディスク1を
取り付けている。なお、ディスク1は16個のセクタ8
からなり、回収機1台に対し最大24枚取り付けられて
いる。また図5及び図6にセンタシャフト2の詳細構造
を示すと、同センタシャフト2の一端は盲になってお
り、他端はバルブ本体4に接している。なお、センタシ
ャフト2の両端にバルブ本体4を取り付けることもあ
る。またバルブ本体4は回収機本体に固定(回転しな
い)し、センタシャフト2とディスク1はパルプ液(白
水+バージンパルプ)の入ったバット3内を回転すると
共に、濾過水を半濁水と清澄水に分ける働きをする。こ
こでセクタ8表面の網を通った濾過水は、センタシャフ
ト2内の小室7に集められ、バルブ本体4及びレグパイ
プ5内を通ってシールピット6へ回収される。そしてこ
の時に発生する真空の下で回収機は運転される。またセ
クタ網上の繊維マットは、ノックオフシャワ9で剥ぎ落
とされて回収チェスト10に回収される。
を説明すると、白水はバージンパルプと混合し(白水だ
けではマット形成が困難)て回収機のバット3内へ供給
される。センタシャフト2は表面に複数のディスク1を
取り付けている。なお、ディスク1は16個のセクタ8
からなり、回収機1台に対し最大24枚取り付けられて
いる。また図5及び図6にセンタシャフト2の詳細構造
を示すと、同センタシャフト2の一端は盲になってお
り、他端はバルブ本体4に接している。なお、センタシ
ャフト2の両端にバルブ本体4を取り付けることもあ
る。またバルブ本体4は回収機本体に固定(回転しな
い)し、センタシャフト2とディスク1はパルプ液(白
水+バージンパルプ)の入ったバット3内を回転すると
共に、濾過水を半濁水と清澄水に分ける働きをする。こ
こでセクタ8表面の網を通った濾過水は、センタシャフ
ト2内の小室7に集められ、バルブ本体4及びレグパイ
プ5内を通ってシールピット6へ回収される。そしてこ
の時に発生する真空の下で回収機は運転される。またセ
クタ網上の繊維マットは、ノックオフシャワ9で剥ぎ落
とされて回収チェスト10に回収される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の白水回収装置におけるセンタシャフト2は、4枚ディ
スク用から24枚ディスク用の21種類もある。従って
構造が極めて複雑となる欠点があった。本考案は1種類
のセンタシャフトで、4枚ディスク用から24枚ディス
ク用に対応できる白水回収装置用センタシャフトを提供
しようとするものである。
の白水回収装置におけるセンタシャフト2は、4枚ディ
スク用から24枚ディスク用の21種類もある。従って
構造が極めて複雑となる欠点があった。本考案は1種類
のセンタシャフトで、4枚ディスク用から24枚ディス
ク用に対応できる白水回収装置用センタシャフトを提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、白水
を繊維と濾過水に分離回収する装置において、センタシ
ャフトに両端部のセクタ取り付けリングと、中央部の中
間スペーサリングの3個の種類の部品を設け、中央部の
スペーサリングを適宜の数継足して長手方向に所定のデ
ィスク数とするもので、これを課題解決のための手段と
するものである。
を繊維と濾過水に分離回収する装置において、センタシ
ャフトに両端部のセクタ取り付けリングと、中央部の中
間スペーサリングの3個の種類の部品を設け、中央部の
スペーサリングを適宜の数継足して長手方向に所定のデ
ィスク数とするもので、これを課題解決のための手段と
するものである。
【0005】
【作用】センタシャフトに両端部のセクタ取り付けリン
グと、中央部の中間スペーサリングの3個の種類の部品
を設け、中央部のスペーサリングを適宜の数継足して長
手方向に所定のディスク数とすることにより、センタシ
ャフトの製作を従来に比べ、より容易に製作することが
でき、センタシャフト全体の長さに拘らず、一様式の仕
様で製作方法を統一できる。
グと、中央部の中間スペーサリングの3個の種類の部品
を設け、中央部のスペーサリングを適宜の数継足して長
手方向に所定のディスク数とすることにより、センタシ
ャフトの製作を従来に比べ、より容易に製作することが
でき、センタシャフト全体の長さに拘らず、一様式の仕
様で製作方法を統一できる。
【0006】
【実施例】以下本考案を図面の実施例について説明する
と、図1〜図4は本考案の実施例を示す。図において2
はセンタシャフトで、両端部のセクタ取り付けリング1
1、15と、中央部の中間スペーサリング12の3個の
種類の部品を設け、中央部の中間スペーサリングを適宜
の数継足して長手方向に所定のディスク数とするもので
ある。なお、4はセンタシャフト2の端部に設けられた
バルブ本体、7は小室、8はセクタであり、これらは前
記従来と同一である。本考案の特長とする点は、センタ
シャヤト2に取り外し及び取り付け可能な中間スペーサ
リング12を設けてなる点である。なお、図中13は固
形ボルト、14は座金である。
と、図1〜図4は本考案の実施例を示す。図において2
はセンタシャフトで、両端部のセクタ取り付けリング1
1、15と、中央部の中間スペーサリング12の3個の
種類の部品を設け、中央部の中間スペーサリングを適宜
の数継足して長手方向に所定のディスク数とするもので
ある。なお、4はセンタシャフト2の端部に設けられた
バルブ本体、7は小室、8はセクタであり、これらは前
記従来と同一である。本考案の特長とする点は、センタ
シャヤト2に取り外し及び取り付け可能な中間スペーサ
リング12を設けてなる点である。なお、図中13は固
形ボルト、14は座金である。
【0007】次に作用を説明すると、4枚ディスク用か
ら24枚ディスク用センタシャフトに組み替える場合、
複数の中間スペーサリング12をセンタシャフト2に取
り付け替えることにより可能になる。またその反対の場
合も実施可能である。
ら24枚ディスク用センタシャフトに組み替える場合、
複数の中間スペーサリング12をセンタシャフト2に取
り付け替えることにより可能になる。またその反対の場
合も実施可能である。
【0008】
【考案の効果】以上詳細に説明した如く本考案は、セン
タシャフトに両端部のセクタ取り付けリングと、中央部
の中間スペーサリングの3個の種類の部品を設け、中央
部のスペーサリングを適宜の数継足して長手方向に所定
のディスク数とすることにより、センタシャフトの製作
を従来に比べより容易に製作することができ、センタシ
ャフト全体の長さに拘らず、一様式の仕様で製作方法を
統一できる。
タシャフトに両端部のセクタ取り付けリングと、中央部
の中間スペーサリングの3個の種類の部品を設け、中央
部のスペーサリングを適宜の数継足して長手方向に所定
のディスク数とすることにより、センタシャフトの製作
を従来に比べより容易に製作することができ、センタシ
ャフト全体の長さに拘らず、一様式の仕様で製作方法を
統一できる。
【図1】本考案の実施例を示す白水回収装置用センタシ
ャフトの正面断面図である。
ャフトの正面断面図である。
【図2】図1の左側から見た側面図である。
【図3】図1の右側から見た側面図である。
【図4】図1のA〜A断面図図である。
【図5】従来の白水回収装置用センタシャフトの正面断
面図である。
面図である。
【図6】図5のB〜B断面図である。
【図7】従来の白水回収装置の正面断面図である。
【図8】図7の側面図である。
1 ディスク 2 センタシャフト 4 バルブ本体 7 小室 8 セクタ 11 セクタ取り付けリング 12 中間スペーサリング 13 固定ボルト 14 座金
Claims (1)
- 【請求項1】 白水を繊維と濾過水に分離回収する装置
において、センタシャフトに両端部のセクタ取り付けリ
ングと、中央部の中間スペーサリングの3個の種類の部
品を設け、中央部のスペーサリングを適宜の数継足して
長手方向に所定のディスク数とすることを特徴とする白
水回収装置用センタシャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992066697U JP2575428Y2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 白水回収装置用センタシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992066697U JP2575428Y2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 白水回収装置用センタシャフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625400U JPH0625400U (ja) | 1994-04-05 |
JP2575428Y2 true JP2575428Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=13323395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992066697U Expired - Lifetime JP2575428Y2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 白水回収装置用センタシャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575428Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051287Y2 (ja) * | 1988-12-15 | 1993-01-13 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP1992066697U patent/JP2575428Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625400U (ja) | 1994-04-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980303 |