JP2574797Y2 - 防曇ヒータ付き鏡の取付構造 - Google Patents

防曇ヒータ付き鏡の取付構造

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JP2574797Y2
JP2574797Y2 JP1993040374U JP4037493U JP2574797Y2 JP 2574797 Y2 JP2574797 Y2 JP 2574797Y2 JP 1993040374 U JP1993040374 U JP 1993040374U JP 4037493 U JP4037493 U JP 4037493U JP 2574797 Y2 JP2574797 Y2 JP 2574797Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防曇ヒータ付き鏡を浴
室に取り付ける場合の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の防曇ヒータ付き鏡の取付
構造としては、図2および図3に示す構成のものがあ
る。
【0003】この従来構造では、浴室1を構成する壁面
2に形成された開口部3にフレーム4が取り付けられ、
このフレーム4に合成樹脂で一体成型された収納パネル
5が嵌め込み固定されている。そして、この収納パネル
5の浴室1内側には、鏡6の裏面側に平板状の防曇ヒー
タ7を固定してなる防曇ヒータ付き鏡8が、収納パネル
5にねじ止めされた上下一対の鏡受け9,10によって
取り付けられており、この防曇ヒータ付き鏡8の防曇ヒ
ータ7にヒータターミナル12を介してヒータコード1
3の一端が接続され、このヒータコード13の他端は外
部配線接続用のコネクタ14'が取り付けられている。
【0004】また、上記の収納パネル5には浴室1の外
側から内側に向けて外部配線コード16がパッキン17
を介して挿通され、この挿通された外部配線コード10
の先端にコネクタ18'が取り付けられており、浴室1
内側において前記両コネクタ14',18'が互いに接続
されている。
【0005】なお、20はコーキング、22は収納棚、
23はシャワー保持用の上下位置調整パイプである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、防曇ヒータ
7が故障したような場合には、浴室1内において上側の
鏡受け9を上方にスライドさせて防曇ヒータ付き鏡8を
収納パネル5から取り外した後、ヒータコード13と外
部配線コード16の両コネクタ14',18'の接続を切
り離なして、故障した防曇ヒータ7の修理や交換等を行
う。
【0007】このように、従来構成のものでは、浴室1
内から防曇ヒータ付き鏡8が取り外せるように、各コネ
クタ14',18'を収納パネル5の浴室1内側に配置し
ているが、この構成においては、次の問題がある。
【0008】すなわち、防曇ヒータ付き鏡8は、収納パ
ネル5に鏡受け9,10によって単に取り付けられてい
るだけなので、防曇ヒータ付き鏡86の裏面側と収納パ
ネル5との間に形成される空間25に、浴室1内の湿気
が侵入するおそれがある。この場合、防曇ヒータ7は、
元来、防水シールされているので特に問題はないが、コ
ネクタ14',18'にまで湿気が侵入すると漏電等を生
じる危険性があり、このため、従来は、コネクタ1
4',18'として高価な防水型のものを使用しており、
コストアップの要因となっていた。
【0009】防水型のコネクタ14,18を使用する代
わりに、収納パネル5にヒータコード13が挿通できる
だけの小径の貫通孔を設け、この貫通孔を通してヒータ
コード13を浴室1外側に引き出し、この引き出したヒ
ータコード13の先端にコネクタ14',18'を取り付
ける構成とすれば、防水型のものは不要となるが、そう
すると、今度は、防曇ヒータ7が故障したような場合に
は、収納パネル5全体を壁面2から取り外した上でコネ
クタ14',18'の接続を切り離す必要が生じ、コーキ
ング20の除去、再塗布や、収納パネル5の着脱作業等
が余分に必要となって極めて煩雑となる。
【0010】本考案は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、防曇ヒータが故障したような場合で
も、浴室内部から簡単にコネクタの切り離しや接続を行
え、しかも、コネクタは防水型のものでなく通常の安価
なものを使用できるようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、浴室を構成する壁面に形成された開口
部に、収納パネルが嵌め込み固定され、この収納パネル
の浴室内側には防曇ヒータ付き鏡が取り付けられ、この
防曇ヒータ付き鏡にはヒータコードの一端が接続され、
このヒータコードの他端に外部配線接続用のコネクタが
取り付けられているものにおいて、次の構成を採る。
【0012】すなわち、本考案では、収納パネルの一部
は浴室外側に向けて一体的に膨出されてブッシュ取付凹
部が設けられ、このブッシュ取付凹部には、浴室の内外
を貫通して前記コネクタの外形よりも大径のコネクタ挿
通孔が形成されるとともに、このコネクタ挿通孔を封止
した状態で封止ブッシュが着脱可能に取り付けられ、こ
の封止ブッシュには、前記ヒータコードが挿通されて浴
室外側に引き出され、この浴室外に引き出されたヒータ
コードの先端に前記コネクタが取り付けられている。
【0013】
【作用】上記構成において、コネクタは浴室外に設けら
れているから、防水型のものは不要で、通常の安価なも
のを使用できる。
【0014】また、防曇ヒータが故障したような場合に
は、浴室内において、防曇ヒータ付き鏡を収納パネルか
ら取り外した後、収納パネルのブッシュ取付凹部に取り
付けられている封止ブッシュを取り外して、コネクタ挿
通孔を介してコネクタを浴室内に引き込んで、両コネク
タを切り離すことができる。
【0015】
【実施例】図1は本考案の実施例に係る防曇ヒータ付き
鏡の取付構造を示す縦断面図であり、図2および図3に
示す従来例に対応する部分には、同一の符号を付す。
【0016】図1において、1は浴室、2は浴室1を構
成する壁面、3は壁面2に形成された開口部、4は開口
部3に取り付けられたフレーム、5はこのフレーム4に
嵌め込み固定された収納パネルである。また、8は防曇
ヒータ付き鏡で、鏡6の裏面側に平板状の防曇ヒータ7
を固定して構成されている。13はこの防曇ヒータ付き
鏡8の防曇ヒータ7にヒータターミナル12を介して一
端が接続されたヒータコード、14は浴室1外側に引き
出されたヒータコード13の先端に取り付けられた外部
配線接続用のコネクタ、16は外部配線コード、18は
外部配線コード16の先端に取り付けられたコネクタで
ある。
【0017】この実施例では、収納パネル5の一部が浴
室1外側に向けて一体的に膨出されてブッシュ取付凹部
27が設けられ、このブッシュ取付凹部27には、浴室
1の内外を貫通してコネクタ挿通孔28が形成されてい
る。そして、このコネクタ挿通孔28は、ヒータコード
13の先端に取り付けられたコネクタ14の外形よりも
大径になるように設定されている。
【0018】また、このコネクタ挿通孔28には、この
挿通孔28を封止する状態で封止ブッシュ30が着脱可
能に取り付けられている。すなわち、この封止ブッシュ
30は、コネクタ挿通孔28にパッキン31を介して嵌
め込まれたブッシュ本体32を有し、このブッシュ本体
32の浴室内側にパッキン33を介して押さえナット3
4がねじ込まれ、また、ブッシュ本体32の浴室外側に
は締結ナット35がねじ込まれて構成されている。
【0019】そして、この封止ブッシュ30の浴室1内
側からヒータコード13が挿通されて浴室1外側に引き
出され、この浴室1外側に引き出されたヒータコード1
3の先端に上述のコネクタ14が取り付けられて、外部
配線コード16のコネクタ18に接続されている。
【0020】上記構成において、各コネクタ14,18
は浴室1外側に配置されているから、防水型のものは不
要で、通常の安価なものを使用できる。
【0021】また、防曇ヒータ7が故障したような場合
には、浴室1内において、上側の鏡受け9を上方にスラ
イドさせて防曇ヒータ付き鏡8を収納パネル5から取り
外した後、封止ブッシュ30の押さえナット34を緩め
てブッシュ本体32から取り外す。そして、コネクタ1
4,18をコネクタ挿通孔28を介して浴室1内側に引
き込んで、両コネクタ14,18の接続を切り離す。そ
して、故障した防曇ヒータ7の修理や交換を行う。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、防曇ヒータが故障した
ような場合でも、浴室内部から簡単にコネクタの接続お
よび切り離しを行え、しかも、コネクタは防水型のもの
でなく通常の安価なものを使用できるので、コストダウ
ンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る防曇ヒータ付き鏡の取付
構造を示す縦断面図である。
【図2】従来の防曇ヒータ付き鏡の取付構造を浴室内か
ら見た状態を示す正面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
1…浴室、2…壁面、3…開口部、5…収納パネル、6
…鏡、7…防曇ヒータ、8…防曇ヒータ付き鏡、13…
ヒータコード、14…コネクタ、27…ブッシュ取付用
凹部、28…コネクタ挿通孔、30…封止ブッシュ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室を構成する壁面に形成された開口部
    に、収納パネルが嵌め込み固定され、この収納パネルの
    浴室内側には防曇ヒータ付き鏡が取り付けられ、この防
    曇ヒータ付き鏡にはヒータコードの一端が接続され、こ
    のヒータコードの他端に外部配線接続用のコネクタが取
    り付けられているものにおいて、 前記収納パネルの一部は浴室外側に向けて一体的に膨出
    されてブッシュ取付凹部が設けられ、このブッシュ取付
    凹部には、浴室の内外を貫通して前記コネクタの外形よ
    りも大径のコネクタ挿通孔が形成されるとともに、この
    コネクタ挿通孔を封止した状態で封止ブッシュが着脱可
    能に取り付けられ、この封止ブッシュには、前記ヒータ
    コードが挿通されて浴室外側に引き出され、この浴室外
    に引き出されたヒータコードの先端に前記コネクタが取
    り付けられていることを特徴とする防曇ヒータ付き鏡の
    取付構造。
JP1993040374U 1993-07-23 1993-07-23 防曇ヒータ付き鏡の取付構造 Expired - Fee Related JP2574797Y2 (ja)

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JPH0710262U JPH0710262U (ja) 1995-02-14
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