JP2574362B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2574362B2
JP2574362B2 JP2614888A JP2614888A JP2574362B2 JP 2574362 B2 JP2574362 B2 JP 2574362B2 JP 2614888 A JP2614888 A JP 2614888A JP 2614888 A JP2614888 A JP 2614888A JP 2574362 B2 JP2574362 B2 JP 2574362B2
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JP
Japan
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inner box
snap
cover
fan cover
coil cover
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JP2614888A
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憲一 森脇
孝 青木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷却器を覆うカバーを着脱させる冷蔵庫に関
するものである。
従来の技術 以下第3図〜第5図を参照しながら、上述した従来の
冷蔵庫について説明する。
1は冷蔵庫本体で、外箱2及び樹脂性の内箱3、この
両箱2,3の間に発泡充填された発泡断熱材4とより形成
される。5,6は冷凍システムを構成する冷却器及び圧縮
機、7は冷却器5に付着する霜を融かす除霜用ヒータ、
8,9は前記内箱3と一体に形成される中仕切壁10a並びに
中仕切壁10aの間に充填した中仕切壁断熱材10bによって
区画された冷凍室,冷蔵室である。11,12は冷却器5の
前面を覆って冷凍室8から区画するファンカバー及びフ
ァンカバー11よりも冷却器5側で断熱材からなるコイル
プレートで、内箱3に設けられた穴3aに挿入し保持され
る樹脂性のスナップ13に、ファンカバー11及びコイルカ
バー12はネジ14を介して固定される。かかる構成によ
り、ファンカバー11及びコイルカバー12は内箱3に保持
されたスナップに内箱3の内側よりネジ14でしめて固定
される構造となっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の構成では、ネジ14でファンカバ
ー11及びコイルカバー12をしめるので非常に工数がかか
り、コストも高くなる。また、内箱3にスナップ13を取
り付ける時、内箱3をスナップ13で押して内箱3に設け
た穴3aに取り付けることになるので、肉厚のうすい内箱
3も同時に押されてへこみ、スナップ13が取り付けにく
くなるとともに、内箱3が割れる恐れがある。また、内
箱3の穴とスナップ13との間のすきまから高い発泡圧の
断熱材4が内箱3の内側に流入しやすく、断熱材4の圧
力によりスナップ13がはずれたり、内箱3が変形したり
するという品質問題があった。また作業時、検査等でフ
ァンカバー11及びコイルカバー12も取りはずす場合、ネ
ジ14で数カ所固定されているのでこれをはずすのに工数
がかかり作業性が悪い。なお作業者はビス14をしめたり
はずしたりする際、ビス14による傷付きの危険性もあ
る。さらに作業者は、ネジ14を回しすぎると、スナップ
13が樹脂性のためやわらかく、ネジ14はから回りしてフ
ァンカバー11及びコイルカバー12は固定されず、またか
ら回りをさせたスナップ13はすでに発泡された後の断熱
材4の中にあるため、スナップ13単品の交換ができず、
冷蔵庫本体ごとスクラップということになる恐れもあ
る。
本発明は上記問題点に鑑み、ファンカバー及びコイル
カバーを取り付けたり取りはずしたりする際作業性を良
くし、発泡した断熱材の圧力によってスナップと内箱の
すきまから断熱材が流入するといった品質問題をなく
し、作業工数・コストを低くすることのできる冷蔵庫を
提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明の冷蔵庫は上記課題を達成するために、外箱
と、合成樹脂より形成される内箱と、前記内箱の背面に
上下方向に取り付けられる熱交換器と、この熱交換器の
前面に取り付けられる断熱材から形成されたコイルカバ
ーと、その前面に位置するファンカバーと、前記コイル
カバーとファンカバーを内箱に取り付ける弾力性のある
スナップとからなり、前記内箱の天面から背面にかけて
形成された段部にパンチ穴を設け、このパンチ穴に前記
コイルカバーとファンコイルカバーを貫通するスナップ
を取り付けるとともに、前記段部を粘着テープにて覆っ
て構成するものである。
作用 本発明は、上記した構成によって弾力性をもったスナ
ップ及び内箱によりこれが、段部のパンチ穴に挿入しや
すく又、取りはずす際もしやすいものとなり、このスナ
ップによりファンカバー及びコイルカバーは取り付け・
取りはずしが容易となる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の冷蔵庫について図面を参照し
ながら説明するが、上記従来例と同一部分には同一番号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
第1図,第2図において、15aは樹脂性の内箱で天面
から背面にかけて部分的に絞って成形した段部15bが設
けられている。16,17は冷却器5と冷凍室8とを区画す
るファンカバー及び断熱材からなるコイルカバーで、こ
れらは樹脂状の弾力性のあるスナップ18が内箱15aの段
部15bに設けたパンチ穴19に挿入されることによって固
定される。20は粘着テープで発泡される断熱材4が内箱
15aの内側に流入するのを防止する為、内箱15aの裏側に
段部15bをおおうように貼られる。
以上のように本実施例によれば、内箱15aの段部15bの
裏側に粘着テープ20をすきまなく貼り付けているのでシ
ール止めの作業性が良く、内箱15aと粘着テープ20との
間にすきまがないので断熱材の流入の心配はない。また
段部15bと粘着テープ20との間には空間が保てるため、
スナップ18でファンカバー16及びコイルカバー17を固定
する時、スナップ18の樹脂性のもつ弾力性及び上記空間
に断熱材4が流入しないため、この部分の内箱15aにあ
る弾力性が加わりファンカバー16及びコイルカバー17の
取り付け・取りはずしが容易にでき、またこの作業を何
回でもくり返して行なえるので作業性が良い。また作業
者にとってはファンカバー16及びコイルカバー17を取り
付ける時、パチンと音がするため作業には確実性があ
る。さらに内箱15aの段部15bはそれ自身の構造のため強
度が大きく、断熱材4の発泡時の圧力による変形もな
い。そして、構造が簡単なため作業性が良く、工数がほ
とんどかからず、またコストも低くなる。また、樹脂性
のスナップ18,粘着テープ20を使うので作業の安全性を
確保することもできる。
発明の効果 以上のように本発明は、内箱に設けられたパンチ穴の
あいた段部と、ファンカバー及びコイルカバーと、これ
らを段部に取り付け、固定させるスナップと、内箱の外
箱側に段部をおおい密着させる粘着テープとによる簡単
な構成でコストが低く工数もかからず組立てる。また内
箱の段部と粘着テープによってできる空間によりスナッ
プが断熱材に埋没することなく、冷却器回りの修理時に
は容易にファンカバー及びコイルカバーを取りはずした
り取り付けたりすることができる。また従来、スナップ
を挿入する内箱の穴の加工精度が悪いとスナップとのす
きまから断熱材が流入してしまうが上記のように粘着テ
ープで内箱に空間を保てれば断熱材が流入するといった
ことがない。また、ファンカバー及びコイルカバーをス
ナップで固定する時、上記空間のため生ずるこの部分の
内箱の弾力性とスナップのもつ弾力性が加わってこのフ
ァンカバー及びコイルカバーの取り付け・取りはずしが
容易に何回も行える為、作業性がすこぶる良い。さらに
内箱の段部は強度が大きい為、断熱材発泡時の圧力によ
る変形もない。また、ネジ等を使わないため、作業者自
身がネジで傷つくこともなく、また従来スナップにネジ
を挿入して固定していたが、作業ミスで首下長さの長い
ネジを使用してスナップを貫通した場合、電気配線コー
ド等につきささりややもすると絶縁不良となりうる恐れ
があるが、このようなビス等を使用しないため上記のよ
うな危険性がないといった冷蔵庫を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫の要部断面図、
第2図は粘着テープを段部に貼った状態の内箱の斜視
図、第3図は従来の冷蔵庫の断面図、第4図は第3図の
A部詳細図、第5図は従来の内箱にスナップを組み立て
た斜視図である。 2……外箱、4……断熱材、8……冷凍室、15a……内
箱、15b……絞り形状部、16……ファンカバー、17……
コイルカバー、18……スナップ、19……パンチ穴、20…
…粘着テープ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外箱と、合成樹脂より形成される内箱と、
    両箱間に充填された断熱材と前記内箱の背面に上下方向
    に取り付けられる冷却器と、この冷却器の前面に取り付
    けられる断熱材から形成されたコイルカバーと、その前
    面に位置するファンカバーと、前記コイルカバーとファ
    ンカバーを内箱に取り付ける弾力性のあるスナップとか
    らなり、前記内箱の天面から背面にかけて形成された段
    部にパンチ穴を設け、このパンチ穴に前記コイルカバー
    とファンカバーを貫通するスナップを取り付けるととも
    に、前記段部を粘着テープにて覆ったことを特徴とする
    冷蔵庫。
JP2614888A 1988-02-05 1988-02-05 冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2574362B2 (ja)

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