JP2574009Y2 - タップホルダ - Google Patents
タップホルダInfo
- Publication number
- JP2574009Y2 JP2574009Y2 JP1992024960U JP2496092U JP2574009Y2 JP 2574009 Y2 JP2574009 Y2 JP 2574009Y2 JP 1992024960 U JP1992024960 U JP 1992024960U JP 2496092 U JP2496092 U JP 2496092U JP 2574009 Y2 JP2574009 Y2 JP 2574009Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- rotation
- reverse rotation
- reverse
- forward rotation
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は下穴にタップねじを刻設
するため工作機械の主軸に装着されてタッピングを行う
改良されたタップホルダに関する。
するため工作機械の主軸に装着されてタッピングを行う
改良されたタップホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、市販されているタップホルダは例
えば図7,図8に示すようにタップホルダ本体3の駆動
入力軸4のテーパシャンクが工作機械の主軸1のテーパ
穴に嵌着される。本体3の側方に突出するボス3aには
軸心方向に軸承され装着時の主軸方向に図示しないばね
で突出勝手に付勢された回り止めピン5が設けられてい
て、本体3を主軸装着時に主軸頭の係合片2と係合され
る。本体3には軸受6により正転側駆動軸7が回転可能
に軸承されており、駆動入力軸4とねじで螺合するとと
もに内端には正転側傘歯車8が刻設されている。また本
体3には正転側駆動軸7に対して軸受9で回転可能に逆
転側駆動軸11が回転可能に軸承されており、この駆動
軸基端には正転側傘歯車8と対向する逆転側傘歯車12
が刻設されている。そして正転側傘歯車8、逆転側傘歯
車12と噛合う遊星小傘歯車13が軸受6,9の外輪デ
ィスタンスカラー14の半径方向に植設された支軸16
に回転可能に軸承されている。
えば図7,図8に示すようにタップホルダ本体3の駆動
入力軸4のテーパシャンクが工作機械の主軸1のテーパ
穴に嵌着される。本体3の側方に突出するボス3aには
軸心方向に軸承され装着時の主軸方向に図示しないばね
で突出勝手に付勢された回り止めピン5が設けられてい
て、本体3を主軸装着時に主軸頭の係合片2と係合され
る。本体3には軸受6により正転側駆動軸7が回転可能
に軸承されており、駆動入力軸4とねじで螺合するとと
もに内端には正転側傘歯車8が刻設されている。また本
体3には正転側駆動軸7に対して軸受9で回転可能に逆
転側駆動軸11が回転可能に軸承されており、この駆動
軸基端には正転側傘歯車8と対向する逆転側傘歯車12
が刻設されている。そして正転側傘歯車8、逆転側傘歯
車12と噛合う遊星小傘歯車13が軸受6,9の外輪デ
ィスタンスカラー14の半径方向に植設された支軸16
に回転可能に軸承されている。
【0003】正転側駆動軸7の中心穴の内周面180°
離れた2個所の軸方向の一部に正転側ころ支持用半円溝
7aが削設されており、正転側ころ17がスライド可能
に装入されている。この正転側ころ17は軸受カラー1
8と軸受カラー19とで軸方向の位置決めされている。
本体3の中心には先端に後述のタップコレットを装着す
る工具駆動軸21が装通されており、正転側ころ17に
正転方向で係合する長さの角形の駆動ピン22が工具駆
動軸21の直径方向の貫通四角窓に装通されている。そ
して軸受カラー18はばね23によって駆動ピン22に
当接されている。工具駆動軸21の内端中心穴にはこま
24が挿入されていて穴の奥に介装されたばね25によ
り駆動入力軸4の端面に当接されている。このこま24
の中心にボルト26が挿通され工具駆動軸21の中心の
ねじに螺合しボルトの円錐端が駆動ピン22の中央部の
凹所に当接してピンの抜け出ることが防止されている。
離れた2個所の軸方向の一部に正転側ころ支持用半円溝
7aが削設されており、正転側ころ17がスライド可能
に装入されている。この正転側ころ17は軸受カラー1
8と軸受カラー19とで軸方向の位置決めされている。
本体3の中心には先端に後述のタップコレットを装着す
る工具駆動軸21が装通されており、正転側ころ17に
正転方向で係合する長さの角形の駆動ピン22が工具駆
動軸21の直径方向の貫通四角窓に装通されている。そ
して軸受カラー18はばね23によって駆動ピン22に
当接されている。工具駆動軸21の内端中心穴にはこま
24が挿入されていて穴の奥に介装されたばね25によ
り駆動入力軸4の端面に当接されている。このこま24
の中心にボルト26が挿通され工具駆動軸21の中心の
ねじに螺合しボルトの円錐端が駆動ピン22の中央部の
凹所に当接してピンの抜け出ることが防止されている。
【0004】一方逆転側駆動軸11の中心穴に内周面1
80°離れた2個所の軸方向の一部に逆転側ころ支持用
半円溝27aでスライド可能に駆動ピン22と逆回転方
向で係合する逆転側ころ28を支持する支持筒27がキ
ー嵌合されており、逆転側ころ28がカラー29とばね
31で圧接されるカラー32で軸方向に位置決めされて
いる。そして支持筒27がニードルローラ33で工具駆
動軸21を軸承している。工具駆動軸21は駆動ピン2
2の両側に配したばね23,36により挟持されていて
工具駆動軸21の軸方向の位置を保っている。また工具
駆動軸21の先端ボス21aの段付中心穴の大径穴には
タップTを保持するタップコレット37の軸部37aが
嵌装され軸部37aの円周溝に大径穴の3等角度位置に
穿孔された窓に挿入した球体38が嵌入しボス21aに
嵌装され内円周溝を有するスライダ39によって抜け止
めされている。
80°離れた2個所の軸方向の一部に逆転側ころ支持用
半円溝27aでスライド可能に駆動ピン22と逆回転方
向で係合する逆転側ころ28を支持する支持筒27がキ
ー嵌合されており、逆転側ころ28がカラー29とばね
31で圧接されるカラー32で軸方向に位置決めされて
いる。そして支持筒27がニードルローラ33で工具駆
動軸21を軸承している。工具駆動軸21は駆動ピン2
2の両側に配したばね23,36により挟持されていて
工具駆動軸21の軸方向の位置を保っている。また工具
駆動軸21の先端ボス21aの段付中心穴の大径穴には
タップTを保持するタップコレット37の軸部37aが
嵌装され軸部37aの円周溝に大径穴の3等角度位置に
穿孔された窓に挿入した球体38が嵌入しボス21aに
嵌装され内円周溝を有するスライダ39によって抜け止
めされている。
【0005】この構成においてタップTが工作物下穴に
望んだ状態で主軸1が正回転され、軸方向に送りが与え
られると、正回転は入力軸4,入力側駆動軸7,正転側
ころ17,駆動ピン22,工具駆動軸21,タップコレ
ット37によりタップTに正回転が伝達され軸方向の送
りによって下穴にタッピングされる。所定深さ迄にねじ
が切られると、送りが停止され逆送りで引上げられると
タップTのねじの抵抗で工具駆動軸21を引っ張り、駆
動ピン22が逆転側ころ28に係合し、逆転側駆動軸1
1の逆回転が工具駆動軸21に伝達されタップTを逆転
してねじ穴より抜き出す。
望んだ状態で主軸1が正回転され、軸方向に送りが与え
られると、正回転は入力軸4,入力側駆動軸7,正転側
ころ17,駆動ピン22,工具駆動軸21,タップコレ
ット37によりタップTに正回転が伝達され軸方向の送
りによって下穴にタッピングされる。所定深さ迄にねじ
が切られると、送りが停止され逆送りで引上げられると
タップTのねじの抵抗で工具駆動軸21を引っ張り、駆
動ピン22が逆転側ころ28に係合し、逆転側駆動軸1
1の逆回転が工具駆動軸21に伝達されタップTを逆転
してねじ穴より抜き出す。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】主軸1の引上げで駆動
ピンと逆転側ころが係合して工具駆動軸21が逆転に転
じるとその瞬間大きなショックが逆転側ころ28と駆動
ピン22と支持筒27の半円溝27a及び傘歯車歯面に
作用する。またタップTが抜けて駆動ピン22が正転側
ころ17に係合して正転が開始されるとその瞬間大きな
ショックが駆動ピン22,正転側ころ17,半円溝7a
及び傘歯車歯面に作用する。頻繁に正逆転が繰り返され
ると係合部並びに歯面が打たれ損傷し摩耗し動作の円滑
性を損ない耐久性が低下するという問題があった。本考
案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは摩耗を抑止し耐久性
を向上して寿命の長いタップホルダを提供しようとする
ものである。
ピンと逆転側ころが係合して工具駆動軸21が逆転に転
じるとその瞬間大きなショックが逆転側ころ28と駆動
ピン22と支持筒27の半円溝27a及び傘歯車歯面に
作用する。またタップTが抜けて駆動ピン22が正転側
ころ17に係合して正転が開始されるとその瞬間大きな
ショックが駆動ピン22,正転側ころ17,半円溝7a
及び傘歯車歯面に作用する。頻繁に正逆転が繰り返され
ると係合部並びに歯面が打たれ損傷し摩耗し動作の円滑
性を損ない耐久性が低下するという問題があった。本考
案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは摩耗を抑止し耐久性
を向上して寿命の長いタップホルダを提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本考案は、主軸の回転で回転される傘歯車付正転側
駆動軸と、遊星傘歯車を介して回転を逆転させる傘歯車
付逆転側駆動軸とが本体に軸承されており、先端にタッ
プを装着する工具駆動軸が本体中心に軸承されていて、
前記工具駆動軸の両横に突出の駆動ピンを介して正転側
駆動軸の正回転を前記工具駆動軸に伝達する正転側ころ
部材及び逆転側駆動軸の逆回転を前記工具駆動軸に伝達
する逆転側ころ部材を備えてなるタップホルダにおい
て、正転側ころ部材と係合する正転側駆動ピンに加えて
逆転側ころ部材と係合する逆転側駆動ピンを前記工具駆
動軸に設け、前記正転側駆動軸の内側で一体回転し先端
に雌テーパを有する正転側同期クラッチ受を設け、前記
逆転側駆動軸の内側で一体回転し基端に雌テーパを有す
る逆転側同期クラッチ受を設け、前記工具駆動軸上を摺
動可能で一体回転可能な前記それぞれの雌テーパと接触
可能な算盤玉状の同期クラッチを正転側駆動ピンと逆転
側駆動ピンとの間に設け、前記同期クラッチを挟持して
所定位置に保持するばね部材を設けてなり、逆転開始時
若しくは正転開始時の回転を同期クラッチを介して伝達
するようになしたものである。
めに本考案は、主軸の回転で回転される傘歯車付正転側
駆動軸と、遊星傘歯車を介して回転を逆転させる傘歯車
付逆転側駆動軸とが本体に軸承されており、先端にタッ
プを装着する工具駆動軸が本体中心に軸承されていて、
前記工具駆動軸の両横に突出の駆動ピンを介して正転側
駆動軸の正回転を前記工具駆動軸に伝達する正転側ころ
部材及び逆転側駆動軸の逆回転を前記工具駆動軸に伝達
する逆転側ころ部材を備えてなるタップホルダにおい
て、正転側ころ部材と係合する正転側駆動ピンに加えて
逆転側ころ部材と係合する逆転側駆動ピンを前記工具駆
動軸に設け、前記正転側駆動軸の内側で一体回転し先端
に雌テーパを有する正転側同期クラッチ受を設け、前記
逆転側駆動軸の内側で一体回転し基端に雌テーパを有す
る逆転側同期クラッチ受を設け、前記工具駆動軸上を摺
動可能で一体回転可能な前記それぞれの雌テーパと接触
可能な算盤玉状の同期クラッチを正転側駆動ピンと逆転
側駆動ピンとの間に設け、前記同期クラッチを挟持して
所定位置に保持するばね部材を設けてなり、逆転開始時
若しくは正転開始時の回転を同期クラッチを介して伝達
するようになしたものである。
【0008】
【作用】正転時は正転側駆動軸,正転側ころ部材,正転
側駆動ピン,工具駆動軸との順に正回転が伝達される。
逆転開始時は逆転側駆動軸,逆転側同期クラッチ受,同
期クラッチ,工具駆動軸の順で逆回転が伝達される。逆
転時は逆転側駆動軸,逆転側ころ部材,逆転側駆動ピ
ン,工具駆動軸の順に逆回転が伝達される。正転開始時
は正転側駆動軸,正転側同期クラッチ受,同期クラッ
チ,工具駆動軸の順で回転が伝達される。
側駆動ピン,工具駆動軸との順に正回転が伝達される。
逆転開始時は逆転側駆動軸,逆転側同期クラッチ受,同
期クラッチ,工具駆動軸の順で逆回転が伝達される。逆
転時は逆転側駆動軸,逆転側ころ部材,逆転側駆動ピ
ン,工具駆動軸の順に逆回転が伝達される。正転開始時
は正転側駆動軸,正転側同期クラッチ受,同期クラッ
チ,工具駆動軸の順で回転が伝達される。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を図1にもとづき説明す
る。従来の構成図の図7と同部品については同符号を付
して説明を省略する。正転側駆動軸7の正転側傘歯車8
側の中心穴を大径として正転側同期クラッチ受51が嵌
装されており、このものは先端側に雌テーパが形成され
正転側駆動軸7の円周3等分位置に設けられた窓に挿入
された球体52を受け入れる凹所において係合して正転
側駆動軸7と一体回転可能とされている。逆転側駆動軸
11の逆転側傘歯車12側の中心穴を大径として逆転側
同期クラッチ受53が嵌装されており、このものは基端
側に正転側同期クラッチ受の雌テーパと対向する雌テー
パが形成され、逆転側駆動軸11の円周3等分位置に設
けられた窓に挿入された球体54を受け入れる凹所にお
いて係合して逆転側駆動軸と一体回転可能とされてい
る。
る。従来の構成図の図7と同部品については同符号を付
して説明を省略する。正転側駆動軸7の正転側傘歯車8
側の中心穴を大径として正転側同期クラッチ受51が嵌
装されており、このものは先端側に雌テーパが形成され
正転側駆動軸7の円周3等分位置に設けられた窓に挿入
された球体52を受け入れる凹所において係合して正転
側駆動軸7と一体回転可能とされている。逆転側駆動軸
11の逆転側傘歯車12側の中心穴を大径として逆転側
同期クラッチ受53が嵌装されており、このものは基端
側に正転側同期クラッチ受の雌テーパと対向する雌テー
パが形成され、逆転側駆動軸11の円周3等分位置に設
けられた窓に挿入された球体54を受け入れる凹所にお
いて係合して逆転側駆動軸と一体回転可能とされてい
る。
【0010】工具駆動軸21の逆転側同期クラッチ受5
3の内側で後述する主軸1が引上げられて完全逆転時
に、逆転側ころ28と係合する位置に穿設された直径方
向の貫通四角窓には逆転側ころ28と係合する角形の逆
転側駆動ピン56が装通されている。この逆転側駆動ピ
ン56は工具駆動軸21中心のねじ穴に螺合する先端円
錐のねじ34でその中心の凹所が係合され抜け出ること
が防止されている。そして逆転側ころ28は逆転側駆動
軸11の中心穴内面の180°離れた軸方向の一部に逆
転側ころ支持用半円溝11aにスライド可能に支持され
ている。また工具駆動軸21の正転側駆動ピン22と逆
転側駆動ピン56の間には円周上に数条の軸方向の溝2
1aが削設されており、この溝21aに係合する同数の
球体57によって工具駆動軸21と一体回転可能とされ
た算盤玉状の同期クラッチ58が工具駆動軸21に軸方
向に摺動可能に嵌装されている。同期クラッチ58の両
側のテーパ面がそれぞれ正転側同期クラッチ受51の雌
テーパ、逆転側同期クラッチ受53の雌テーパに接触可
能で、主軸の送り方向につれて適宜一方が接続される。
そして同期クラッチ58は工具駆動軸21上に介装され
たばね61,62によって釣合位置に保たれている。
3の内側で後述する主軸1が引上げられて完全逆転時
に、逆転側ころ28と係合する位置に穿設された直径方
向の貫通四角窓には逆転側ころ28と係合する角形の逆
転側駆動ピン56が装通されている。この逆転側駆動ピ
ン56は工具駆動軸21中心のねじ穴に螺合する先端円
錐のねじ34でその中心の凹所が係合され抜け出ること
が防止されている。そして逆転側ころ28は逆転側駆動
軸11の中心穴内面の180°離れた軸方向の一部に逆
転側ころ支持用半円溝11aにスライド可能に支持され
ている。また工具駆動軸21の正転側駆動ピン22と逆
転側駆動ピン56の間には円周上に数条の軸方向の溝2
1aが削設されており、この溝21aに係合する同数の
球体57によって工具駆動軸21と一体回転可能とされ
た算盤玉状の同期クラッチ58が工具駆動軸21に軸方
向に摺動可能に嵌装されている。同期クラッチ58の両
側のテーパ面がそれぞれ正転側同期クラッチ受51の雌
テーパ、逆転側同期クラッチ受53の雌テーパに接触可
能で、主軸の送り方向につれて適宜一方が接続される。
そして同期クラッチ58は工具駆動軸21上に介装され
たばね61,62によって釣合位置に保たれている。
【0011】このような構成になる本考案の作用を図2
〜図6にもとづき説明する。図2は正転時を示すもの
で、主軸1が矢印方向正転されると、主軸1の正回転は
正転側駆動軸7,正転側ころ17,正転側駆動ピン22
を介して工具駆動軸21に伝えられ、先端のタップTに
回転力が伝えられる。主軸1を軸方向送りを与えてタッ
プTを送ると工作物Wの下穴に望んだタップTは喰い込
みタッピングが行われ所定の雌ねじが刻設される。図3
は所定深さのタッピングが終了して主軸の送りを停止し
たニュートラル時を示すもので、タップTの送りを停止
してもタップに正回転が伝達されている間はねじのリー
ドで自己推進し工具駆動軸21がタップホルダ本体3よ
り引き出され、正転側駆動ピン22が移動して正転側こ
ろ17との係合が外され、同期クラッチ57は両側のば
ね61,62により正・逆転側同期クラッチ受の両雌テ
ーパに対して中心位置となり工具駆動軸21の正回転が
停止する。
〜図6にもとづき説明する。図2は正転時を示すもの
で、主軸1が矢印方向正転されると、主軸1の正回転は
正転側駆動軸7,正転側ころ17,正転側駆動ピン22
を介して工具駆動軸21に伝えられ、先端のタップTに
回転力が伝えられる。主軸1を軸方向送りを与えてタッ
プTを送ると工作物Wの下穴に望んだタップTは喰い込
みタッピングが行われ所定の雌ねじが刻設される。図3
は所定深さのタッピングが終了して主軸の送りを停止し
たニュートラル時を示すもので、タップTの送りを停止
してもタップに正回転が伝達されている間はねじのリー
ドで自己推進し工具駆動軸21がタップホルダ本体3よ
り引き出され、正転側駆動ピン22が移動して正転側こ
ろ17との係合が外され、同期クラッチ57は両側のば
ね61,62により正・逆転側同期クラッチ受の両雌テ
ーパに対して中心位置となり工具駆動軸21の正回転が
停止する。
【0012】図4は逆転開始時を示すもので、正転中の
主軸1を軸方向逆に送り引き上げるとタップTがねじに
嵌合しているので、主軸1の移動に対して工具駆動軸2
1は少し遅れ同期クラッチ58が逆転側同期クラッチ受
53の雌テーパに接触しショックを吸収しつつ逆転して
いる逆転側傘歯車12の逆回転が逆転側同期クラッチ受
53、同期クラッチ58,工具駆動軸21に伝達されタ
ップTが逆転を開始する。図5は完全逆転時を示すもの
で、同期クラッチ58のテーパ部で滑りながらのスロー
の逆転が伝達されている工具駆動軸21は軸方向移動量
が主軸1による本体7の軸方向移動量より小さいので逆
転側駆動ピン56と逆転側ころ28とが逆転方向で係合
して逆回転は逆転側傘歯車12より同期クラッチ58を
介せず工具駆動軸21に直接伝達され完全な逆転とな
る。
主軸1を軸方向逆に送り引き上げるとタップTがねじに
嵌合しているので、主軸1の移動に対して工具駆動軸2
1は少し遅れ同期クラッチ58が逆転側同期クラッチ受
53の雌テーパに接触しショックを吸収しつつ逆転して
いる逆転側傘歯車12の逆回転が逆転側同期クラッチ受
53、同期クラッチ58,工具駆動軸21に伝達されタ
ップTが逆転を開始する。図5は完全逆転時を示すもの
で、同期クラッチ58のテーパ部で滑りながらのスロー
の逆転が伝達されている工具駆動軸21は軸方向移動量
が主軸1による本体7の軸方向移動量より小さいので逆
転側駆動ピン56と逆転側ころ28とが逆転方向で係合
して逆回転は逆転側傘歯車12より同期クラッチ58を
介せず工具駆動軸21に直接伝達され完全な逆転とな
る。
【0013】図6はタップTが工作物より抜け切った正
転開始時を示すもので、工具駆動軸21には拘束力がな
くなり正転位置に戻ろうとする。圧縮されていたばね6
1の力が弱まり、圧縮されていたばね36、及びばね6
2の力により同期クラッチ58は正転側同期クラッチ受
51の雌テーパと接触し、滑りによりショックを吸収し
つつ正転側駆動軸7と回転が等しい正回転に移行してく
ものである。そして図6の正転開始時の状態から完全正
転時は図2の状態となる。
転開始時を示すもので、工具駆動軸21には拘束力がな
くなり正転位置に戻ろうとする。圧縮されていたばね6
1の力が弱まり、圧縮されていたばね36、及びばね6
2の力により同期クラッチ58は正転側同期クラッチ受
51の雌テーパと接触し、滑りによりショックを吸収し
つつ正転側駆動軸7と回転が等しい正回転に移行してく
ものである。そして図6の正転開始時の状態から完全正
転時は図2の状態となる。
【0014】
【考案の効果】上述のようであるので本考案は以下の効
果を奏する。工具駆動軸の正・逆転への移行時に正・逆
転側駆動ピンと正・逆転側ころ、及びころ支持部への衝
撃が同期クラッチと正・逆転側同期クラッチ受とのテー
パ部における滑りにより吸収されるので、動力伝達部位
の摩耗を抑止し損傷がなくなり耐久性ある長寿命のタッ
プホルダが提供できる。
果を奏する。工具駆動軸の正・逆転への移行時に正・逆
転側駆動ピンと正・逆転側ころ、及びころ支持部への衝
撃が同期クラッチと正・逆転側同期クラッチ受とのテー
パ部における滑りにより吸収されるので、動力伝達部位
の摩耗を抑止し損傷がなくなり耐久性ある長寿命のタッ
プホルダが提供できる。
【図1】本考案のタップホルダの縦断面図である。
【図2】主軸正転時のタッピング状態における同期クラ
ッチ等の位置関係を示す縦断面図である。
ッチ等の位置関係を示す縦断面図である。
【図3】所定深さのタッピングが完了してタップ送りを
停止したニュートラル時の同期クラッチ等の位置関係を
示す縦断面図である。
停止したニュートラル時の同期クラッチ等の位置関係を
示す縦断面図である。
【図4】主軸送りを逆送りとしてタップを抜き出しによ
る逆転開始時の同期クラッチ等の位置関係を示す縦断面
図である。
る逆転開始時の同期クラッチ等の位置関係を示す縦断面
図である。
【図5】図4のときから完全逆転に入ったときの同期ク
ラッチ等の位置関係を示す縦断面図である。
ラッチ等の位置関係を示す縦断面図である。
【図6】タップが抜け切り正転に移行するときの同期ク
ラッチ等の位置関係を示す図である。
ラッチ等の位置関係を示す図である。
【図7】従来の自動逆転機構付タップホルダの縦断面図
である。
である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
1 主軸 4 入力軸 7 正転側駆動軸 8 正転側傘歯
車 11 逆転側駆動軸 12 逆転側傘
歯車 13 遊星小傘歯車 17 正転側こ
ろ 21 工具駆動軸 22 正転側駆
動ピン 28 逆転側ころ 37 タップコ
レット 51 正転側同期クラッチ受 52,54,5
7 球体 53 逆転側同期クラッチ受 56 逆転側駆
動ピン 23,36,61,62 ばね 58 同期クラ
ッチ
車 11 逆転側駆動軸 12 逆転側傘
歯車 13 遊星小傘歯車 17 正転側こ
ろ 21 工具駆動軸 22 正転側駆
動ピン 28 逆転側ころ 37 タップコ
レット 51 正転側同期クラッチ受 52,54,5
7 球体 53 逆転側同期クラッチ受 56 逆転側駆
動ピン 23,36,61,62 ばね 58 同期クラ
ッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 主軸の回転で回転される傘歯車付正転側
駆動軸と、遊星傘歯車を介して回転を逆転させる傘歯車
付逆転側駆動軸とが本体に軸承されており、先端にタッ
プを装着する工具駆動軸が本体中心に軸承されていて、
前記工具駆動軸の両横に突出の駆動ピンを介して正転側
駆動軸の正回転を前記工具駆動軸に伝達する正転側ころ
部材及び逆転側駆動軸の逆回転を前記工具駆動軸に伝達
する逆転側ころ部材を備えてなるタップホルダにおい
て、正転側ころ部材と係合する正転側駆動ピンに加えて
逆転側ころ部材と係合する逆転側駆動ピンを前記工具駆
動軸に設け、前記正転側駆動軸の内側で一体回転し先端
に雌テーパを有する正転側同期クラッチ受を設け、前記
逆転側駆動軸の内側で一体回転し基端に雌テーパを有す
る逆転側同期クラッチ受を設け、前記工具駆動軸上を摺
動可能で一体回転可能な前記それぞれの雌テーパと接触
可能な算盤玉状の同期クラッチを正転側駆動ピンと逆転
側駆動ピンとの間に設け、前記同期クラッチを挟持して
所定位置に保持するばね部材を設けてなり、逆転開始時
若しくは正転開始時の回転を同期クラッチを介して伝達
するようになしたことを特徴とするタップホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992024960U JP2574009Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | タップホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992024960U JP2574009Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | タップホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574734U JPH0574734U (ja) | 1993-10-12 |
| JP2574009Y2 true JP2574009Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=12152547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992024960U Expired - Lifetime JP2574009Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | タップホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574009Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4703149B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2011-06-15 | マキノジェイ株式会社 | ねじ穴加工方法 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP1992024960U patent/JP2574009Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0574734U (ja) | 1993-10-12 |
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| JPH035365Y2 (ja) |
Legal Events
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