JP2573341Y2 - 屋外用吊り下げシート - Google Patents

屋外用吊り下げシート

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JP2573341Y2
JP2573341Y2 JP1992038063U JP3806392U JP2573341Y2 JP 2573341 Y2 JP2573341 Y2 JP 2573341Y2 JP 1992038063 U JP1992038063 U JP 1992038063U JP 3806392 U JP3806392 U JP 3806392U JP 2573341 Y2 JP2573341 Y2 JP 2573341Y2
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JP
Japan
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sheet
hanging
tape
thermoplastic
polyester
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992038063U
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English (en)
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JPH0595725U (ja
Inventor
章 羽田
英夫 日下部
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Dynic Corp
Original Assignee
Dynic Corp
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はファーストフードやファ
ミリーレストランなどで販売促進キャンペーンや催物な
どを掲示する屋外用の吊り下げシートに関する。
【0002】
【従来の技術】ファーストフードやファミリーレストラ
ンをはじめとする多くの店舗の出入り口や街頭などで
は、顧客に商品などを宣伝するためにいわゆるタペスト
リーが吊り下げられている。タペストリーは表面が合成
樹脂製の屋外用の吊り下げシートで、通常、商品などが
色鮮やかに印刷されている。
【0003】タペストリーに用いられるその屋外用の吊
り下げシートは、昼夜屋外に曝さなければならない場合
もあって、強い雨・風に耐えるだけの十分な引っ張りや
引き裂き強度及び耐水性が要求される。こうしたことか
ら従来の屋外用の吊り下げシートは、側面から見ると図
3で示すような構造になっている。
【0004】従来の屋外用の吊り下げシートは表示部の
積層シート11と、その上端縁を筒状に覆う袋状シート
4とからなる。表示部の積層シート11は印刷が容易で
耐水性の良い合成紙12に必要事項をカラー印刷してあ
り、その裏表をポリ塩化ビニル製の被覆フィルム13が
覆っている。袋状シート4にはポリ塩化ビニルパイプ製
の吊り下げ芯6が挿通される。
【0005】積層シート11に用いられる合成紙12
は、雨などに対する耐水性は優れているが、強風に耐え
るだけの強度が不足しており、そのため被覆フィルム1
3を貼ることによって強度を補っている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】このような構造の従来
の屋外用の吊り下げシートは製造が難しい。表示部の積
層シート11は街角などで遠くからも良く見えるように
幅も高さも相当大きくなければならない。大判の合成紙
12の表面にポリ塩化ビニルを積層するには、大型ラミ
ネート機に大判の合成紙12を一枚一枚送り込まなけれ
ばならない。表面にしわが出来ないようにしながら大判
紙の裏表をポリ塩化ビニルフィルムで覆う作業は容易で
なく、手間も時間もかかる。
【0007】製造上の困難性に加え、合成紙12は通常
ほとんど不透明で、透明デザインのレイアウトを選択す
ることも事実上出来ないという問題点もあった。
【0008】本考案は前記の課題を解決するためなされ
たもので、製造が容易でしかも透明デザインのレイアウ
トの選択も容易な屋外用の吊り下げシートを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本考案の屋外用の吊り下げシートを、実施
例に対応する図1に従って説明する。本考案の屋外用の
吊り下げシートは、印刷されたポリエステルシート1の
上端部にその両面を挟んで熱可塑性テープ2を接着し、
その熱可塑性テープ2の外面に熱可塑性シート4を袋状
に高周波や超音波ウェルダーで溶接し、該袋状の熱可塑
性シート4に吊り下げ芯6を通してある。
【0010】該熱可塑性テープ2が該ポリエステルシー
ト1の上端部に巻回されており、巻回されたテープの継
目が該ポリエステルシート1の面上に位置していると更
に良い。
【0011】下端部にも上端部と同様に上記の可塑性シ
ートが袋状に溶接され、吊り下げ芯が挿通されていると
更に良い。
【0012】
【作用】ポリエステルシート1は、通常、引っ張り強
度、引き裂き強度が強く、透明にもまた、着色料を添加
することで有色にも出来る。作業の困難なラミネート工
程を経ることなく製造出来る。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を説明する。図1は本
考案を適用した屋外用の吊り下げシートの斜視図であ
る。図1に示すように、商品などの印刷されたポリエス
テル(ポリエチレンテレフタレート)シート1に、その
上端部両面を巻回する細長い熱融着性のポリ塩化ビニル
粘着テ−プ2が水平に接着している。テープの継ぎ目2
1は、図2のA−A線断面図で示すように裏面上端のほ
ぼ中央部に位置している。ポリ塩化ビニル粘着テ−プ2
は裏面中央部を始点にポリエステルシート1を一周して
再びにそこに戻り、ポリエステルシート1の上端左右両
縁を内側に包んでいる。
【0014】ポリエステルシート1の上縁は筒状の中空
部3を水平にした袋状のポリ塩化ビニルシート4に覆わ
れている。このポリ塩化ビニルシート4は割り布で機械
的強度が補強されたターポリンで、下端はポリ塩化ビニ
ル粘着テ−プ2に高周波溶接してミシン目状の溶接線5
が形成されている。
【0015】ポリ塩化ビニルシート4の中空部3には剛
性のポリ塩化ビニル管6が吊り下げ芯として挿通され、
吊り下げひも7が通っている。
【0016】ポリエステルシート1の下縁も上縁と同
様、筒状の中空部を水平にした袋状のポリ塩化ビニルシ
ートに覆われている。その中空部には同じように吊り下
げ芯が挿通され、引っ張りひもが通っている。ポリエス
テルシート1全体を上方の吊り下げひも7と下方の引っ
張りひもとで両方向から引っ張れば、屋外で強風でもば
たつかないように固定出来る。
【0017】熱融着テープの材質はポリ塩化ビニル以
外、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン、ウレタン、EVA
(エチレン−酢酸ビニル重合体)などでも良いが、粘着
テープ2とシート4とは、同一素材であるのが好まし
い。
【0018】ポリ塩化ビニル粘着テ−プ2はポリエステ
ルシートに容易に貼りつけられるように、予め片面に粘
着加工が施された塩化ビニル粘着テープが使い易く、そ
の中でも塩化ビニル製のマーキングシートが、柔軟性と
粘着剤の剥離強度の点から好ましい。
【0019】ポリ塩化ビニル粘着テ−プ2の継ぎ目21
はポリエステルシート1の裏面にあり、ポリ塩化ビニル
粘着テ−プ2の上をポリ塩化ビニルシート4が覆ってい
るため、強風などで、上端部の左右どちらかの端部か
ら、ポリエステルシート1とポリ塩化ビニル粘着テ−プ
2との接着部が剥れていくことが防止されている。端部
から剥れていくためには、ポリ塩化ビニルテープ2その
ものを引き裂くだけの強度が必要となってくる。
【0020】製造に当たり、しわを用心しながらポリ塩
化ビニルフィルムで合成紙の表面を覆うという煩雑な工
程がなくなる。
【0021】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように本考案の屋
外用の吊り下げシートは、製造に当たり、作業の困難な
ラミネート工程がなく、その分製造が容易でしかも透明
デザインのレイアウトの選択も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した屋外用の吊り下げシートの斜
視図である。
【図2】本考案を適用する屋外用の吊り下げシートのA
−A線断面図である。
【図3】従来の屋外用の吊り下げシートの側面図であ
る。
【符号の説明】
1はポリエステルシート、2はポリ塩化ビニル粘着テ−
プ、3は中空部、4はポリ塩化ビニルシート、5はミシ
ン目状溶接線、6は吊り下げ芯、7は吊り下げひもであ
る。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 65/00 - 65/80 G09F 7/18

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷されたポリエステルシートの上端部
    にその両面を挟んで熱可塑性テープを接着し、その熱可
    塑性テープの外面に熱可塑性シートを袋状に溶接し、該
    袋状の熱可塑性シートに吊り下げ芯を通してあることを
    特徴とする屋外用吊り下げシート。
  2. 【請求項2】 印刷されたポリエステルシートの上端部
    と下端部それぞれの箇所で両面を挟んで熱可塑性テープ
    を接着し、その熱可塑性テープの外面に熱可塑性シート
    を袋状にそれぞれ溶接し、該袋状の熱可塑性シートにそ
    れぞれ吊り下げ芯を通してあることを特徴とする屋外用
    吊り下げシート。
  3. 【請求項3】 該熱可塑性テープが該ポリエステルシー
    トの上端部に巻回されており、巻回されたテープの継目
    が該ポリエステルシートの面上に位置している請求項1
    に記載の屋外用吊り下げシート。
  4. 【請求項4】 該熱可塑性テープが該ポリエステルシー
    トの上端部と下端部それぞれの箇所で巻回されており、
    巻回されたテープの継目が該ポリエステルシートの面上
    にそれぞれ位置している請求項2に記載の屋外用吊り下
    げシート。
JP1992038063U 1992-06-05 1992-06-05 屋外用吊り下げシート Expired - Lifetime JP2573341Y2 (ja)

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JPH0595725U JPH0595725U (ja) 1993-12-27
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JP6058944B2 (ja) * 2012-08-11 2017-01-11 ユニット株式会社 ラミネート積層体吊り下げ具

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JPH0595725U (ja) 1993-12-27

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