JP2573261Y2 - ラック倒れ防止具 - Google Patents

ラック倒れ防止具

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JP2573261Y2 JP1992001231U JP123192U JP2573261Y2 JP 2573261 Y2 JP2573261 Y2 JP 2573261Y2 JP 1992001231 U JP1992001231 U JP 1992001231U JP 123192 U JP123192 U JP 123192U JP 2573261 Y2 JP2573261 Y2 JP 2573261Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は特に血液,尿等の体液試
料が収容された試験管用のラックに適用されるラック倒
れ防止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、試験管用ラックは、矩形の立体
枠構造であり、その短辺側には極めて倒れ易い形状にな
っている。このような試験管用ラックが、保管中、ある
いは検査装置における搬送中に倒れると、試験管の内部
の体液等の試料がこぼれて試料が無駄になったり、周囲
を汚してしまうので、その取り扱いには十分に注意する
必要がある。従来、この種の試験管用ラックの倒れを防
止するため、図7に示すように、運搬トレイ又は検査装
置の台板30上に断面T字形のレール状のラック倒れ防
止具31を取り付ける一方、この台板30に載置される
ラック1の底面に蟻溝7を形成して、この蟻溝7に前記
ラック倒れ防止具31を通すことにより、ラック1の短
辺方向の倒れを防止するようにしていた。
【0003】また、図8に示すように、試験管ラック3
2の底部33を金属製にして、重心を低くすることによ
り安定性を良くしたものがある。さらに、図9に示すよ
うに、台板30上に載置されるラック14の両側に断面
逆L字形のレール状ラック倒れ防止具34a,34bを
取り付け、これらのラック倒れ防止具34a,34bの
フランジ部35をラック14の側面に形成された溝16
a,16bに係合するようにしたものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図7の
ものは、ラック1の倒れについては完全であるが、台板
30のラック倒れ防止具31への着脱可能な箇所がラッ
ク倒れ防止具31の両端に限られ、ラック倒れ防止具3
1の中間での取付け,取外しが不可能であった。このた
め、ラック1がラック倒れ防止具31に沿って多数載置
されている場合に、中央のラック1を取り外す必要が生
じた場合でも、それに隣接するラック1を全てラック倒
れ防止具31に沿って移動して端から取り出さなければ
ならず、大変操作性が悪いものであった。また、図8に
示すものは、ラック32自体が非常に重いため、取り扱
いが困難であるうえ、搬送トルクを強大にする必要があ
り、搬送機構の大型化,複雑化を招来していた。また、
ラック32の倒れに対しても完全とは言えなかった。
【0005】図9に示すものは、レール状のラック倒れ
防止具の端まで移動させなくても中間で、図中矢印で示
すように回動して斜めにすることにより着脱することが
できるが、ラック14が連続して載置されている場合に
は、隣接するラックを邪魔にならないように離す必要が
あり、煩わしいという問題があった。本考案はかかる問
題点を解決することを課題とし、ラックの倒れを完全に
防止できるとともに、取付け,取外しが容易なラック倒
れ防止具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1考案は、台板上に載置されるラックに形成され
た溝に係合して、ラックの倒れを防止するレール状のラ
ック倒れ防止具において、その断面形状が、ラックの底
面に形成された蟻溝の縁部に当接してラックの長辺方向
の移動を規制する基部と、該基部の上端より水平に一方
の側に延設され、蟻溝の底面と縁部内面とに当接してラ
ックの短辺方向の倒れを防止するフランジ部とからな
り、前記基部に、ラックを長辺方向に傾動した状態で水
平方向に移動させた際に蟻溝の縁部が入り込む切欠き部
を形成したものである。
【0007】第2考案は、ラックの両側に固定された第
1ラック倒れ防止具と第2ラック倒れ防止具との組合わ
せであって、それらの断面形状が、ラックの側面に当接
してラックの長辺方向の移動を規制する基部と、該基部
の上端より水平にラックに向かって延設され、ラックの
側面に形成された溝に係合してラックの短辺方向の倒れ
を防止するフランジ部とからなり、第1ラック倒れ防止
具と第2ラック倒れ防止具のうち少なくともいずれか一
方の基部に、ラックを僅か持ち上げて水平方向に移動さ
せた際にラックの溝より下方の縁部が入り込む切欠き部
を形成したものである。
【0008】第3考案は、ラックの両側に固定された第
1ラック倒れ防止具と第2ラック倒れ防止具との組合わ
せであって、第1ラック倒れ防止具の断面形状が、ラッ
クの側面に当接してラックの長辺方向の移動を規制する
基部と、該基部の上端より水平にラックに向かって延設
され、ラックの側面に形成された溝に係合してラックの
短辺方向の倒れを防止するフランジ部とからなり、第2
ラック倒れ防止具の断面形状が、ラックの側面に当接し
てラックの長手方向に移動を規制する基部からなるもの
である。
【0009】
【作用】前記第1考案の構成によれば、ラックは、ラッ
ク倒れ防止具の基部に蟻溝の縁部が当接するので、レー
ルに直角方向すなわち長辺方向の移動が拘束される。ま
た、このラックは、ラック倒れ防止具のフランジ部が蟻
溝の縁部内面と底面に当接して短辺方向の倒れが防止さ
れる。このラックを長辺方向に傾け、水平方向に移動さ
せると、ラックの蟻溝の縁部が基部の切欠き部に入り込
み、フランジ部が蟻溝の縁部間に位置するので、その状
態で上方に引き上げれば、取り外すことができる。ま
た、ラックの取り付けはその逆の動作により簡単に行う
ことができる。
【0010】第2考案及び第3考案においても、ラック
は第1ラック倒れ防止具,第2ラック倒れ防止具の基部
に側面が当接するので、長辺方向の移動が拘束される。
また、ラック倒れ防止具のフランジ部が溝に係合して短
辺方向の倒れが防止される。そして、第2考案の構成に
よれば、ラックを僅かに持ち上げて水平に移動させる
と、ラックの一方の溝の下方の縁部が第1ラック倒れ防
止具の切欠き部に入り込み、他方の溝が第2ラック倒れ
防止具のフランジ部から離れるので、その状態で斜め上
方に引き上げれば取り外すことができる。また、逆の動
作により、ラックを取り付けることができる。また、第
3考案の構成によれば、第2ラック倒れ防止具とラック
の溝とは係合していないので、その第2ラック倒れ防止
具の側を持ち上げればラックを取り外すことができ、逆
に第1ラック倒れ防止具のフランジ部とラックの溝とを
係合して降ろせば取り付けることができる。
【0011】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に従って説明す
る。 (1)第1考案の実施例 図1において、1はラック、2は血液検査装置の台板
で、その上面には第1考案に係るラック倒れ防止具3が
取り付けられている。ラック1は、血液試料が入った試
験管4を保持するためのもので、公知の立体枠構造を有
する合成樹脂製のものである。このラック1の上面には
試験管4の挿入口5が長辺方向に複数個形成され、下部
には各挿入口5に対応して試験管受部6が形成されてい
る。また、ラック1の下面中央には蟻溝7が短辺方向に
形成されている。この蟻溝7は、断面がT字形で、その
縁部8a、8b間の間隔が底面9よりも狭い形状になっ
ている。
【0012】台板2には、ラック倒れ防止具3の両側
に、搬送ベルト10,10が図示しない駆動モータによ
りラック倒れ防止具3と平行に移動可能に設けられてい
る。ラック倒れ防止具3は、台板2にレール状に取り付
けられ、その断面形状は、基部11と、該基部11の上
端から一方の側へ水平に延設されたフランジ部12とか
らなる略逆L字形で、前記ラック1の蟻溝7に挿通可能
な形状であり、基部11にはフランジ部12と反対側に
L字形の切欠き部13が形成されている。
【0013】詳細に説明すると、図2(A)に示すよう
に、前記基部11は、ラック1の蟻溝7の両縁部8a,
8bの間の寸法よりやや狭い幅を有し、蟻溝7の深さよ
りやや小さい寸法の高さを有している。また、基部11
の中心からフランジ部12の先端までの幅寸法は、蟻溝
7の幅の1/2より狭く、また切欠き部13からフラン
ジ部12の先端までの寸法は、蟻溝7の縁部8a,8b
の間の寸法より狭くなっている。フランジ部12の厚さ
は、蟻溝7の底面9と縁部8aの内面との間の寸法より
薄くなっている。基部11の底面から切欠き部13まで
の高さは、図2(B)に示すように、ラック1を長辺方
向に傾けた際に、蟻溝7の縁部8bの外面が切欠き部1
3よりも高くなるように、定められている。
【0014】以上の構成からなる血液検査装置の台板2
のラック倒れ防止具3に挿通されたラック1は、図1に
示すように、搬送ベルト10,10に載置されて、その
蟻溝7の両縁部8a,8bがラック倒れ防止具3の基部
11にガイドされつつ、矢印S方向に向かって図示しな
い検査部に移送され、あるいは逆方向に戻される。この
ラック1は、図3に示すように、ラック倒れ防止具3の
フランジ部12に蟻溝7の底面9と縁部8a内面とが当
接するので、短辺方向の倒れが完全に防止される。
【0015】ラック1をラック倒れ防止具3から取り外
すには、図1中2点鎖線で示すように、ラック1を長辺
方向に傾け、水平に移動させてから上方に引き上げるだ
けで、レール状のラック倒れ防止具3のどの位置からで
も簡単に行える。すなわち、まずラック1を図2(A)
の状態から長辺方向に傾けると、図2(B)に示すよう
に、蟻溝7の一方の縁部8a内面がラック倒れ防止具3
のフランジ部12に当接し、他方の縁部8b外面がラッ
ク倒れ防止具3の切欠き部13より高い位置になる。し
たがって、この状態でラック1を水平方向に移動させる
と、図2(C)に示すように、蟻溝7の縁部8bが切欠
き部13に入り込み、両縁部8a,8b間にラック倒れ
防止具3のフランジ部12が位置する。この結果、ラッ
ク1をさらに傾けるか、あるいは上方に引き上げれば、
ラック1をラック倒れ防止具3から取り外すことができ
る。
【0016】また、ラック1をラック倒れ防止具3に取
り付けるには、前記取外し動作と逆の動作を行えばよ
い。すなわち、まずラック1の蟻溝7の両縁部8a,8
b間にラック倒れ防止具3のフランジ部12が入るよう
に、ラック1をラック倒れ防止具3の上に置き、ラック
倒れ防止具3と直交する方向に水平に移動させる。これ
により、ラック倒れ防止具3のフランジ部12が蟻溝7
の底面9と縁部8a内面の間に入り込み、ラック倒れ防
止具3の基部11が蟻溝7の両縁部8a,8b間に入り
込んで、取り付けられる。
【0017】このように、ラック1はレール状のラック
倒れ防止具3の中間のどの位置においても着脱可能であ
るので、ラック倒れ防止具3の端まで移動させて引き抜
く必要がない。したがって、台板2上に多数のラック1
が順に載置されていても、中間の所望のラック1だけを
取り出すことができるし、既に載置されたラック1の列
の中にラック1を差し込んで取り付けることも可能であ
る。さらに、単一のラック1だけでなく、一度に多数の
ラック1を同時に着脱することが出来るので、操作性が
よい。
【0018】(2)第2考案の実施例 図4において、14はラック、15aは第1ラック倒れ
防止具、15bは第2ラック倒れ防止具である。また、
2は台板で、前記実施例と同様、搬送ベルト10が設け
てある。ラック14は、両側面に溝16a,16bが形
成されたもので、その他の部分は詳細に図示しないが前
記ラック1と同一である。第1ラック倒れ防止具15a
と第2ラック倒れ防止具15bは、ラック14の両側に
配設され、互いに対称な断面形状を有している。すなわ
ち、基部17と、該基部17の上端より水平にラック1
4に向かって延設されたフランジ部18とからなる逆L
字形で、基部17のラック14と対向する面には切欠き
部19が形成されている。この切欠き部19は、ラック
14を僅か持ち上げた状態で水平に移動させた際に、ラ
ック14の溝16a、16bより下方の縁部20が入り
込むように形成されている。
【0019】そして、第1ラック倒れ防止具15aの切
欠き部19の底面21から第2ラック倒れ防止具15b
のフランジ部18の先端までの寸法は、ラック14の長
さより長くなっている。また、第1,第2ラック倒れ防
止具15a,15bの各々の基部17の底面から切欠き
部19までの高さ寸法は、ラック14の溝16a,16
bの側面22からフランジ部18の下面までの寸法より
短くなっている。この実施例では、前記実施例と同様、
基部17によって長辺方向の移動が拘束され、溝16
a,16bと係合するフランジ部18によって短辺方向
の倒れが防止される。
【0020】ラック14の着脱は、以下のように、レー
ル状のラック倒れ防止具15a,15bのいかなる位置
においても簡単に行うことができる。まず、図4に示す
状態から、ラック14を矢印A方向に僅かに持ち上げる
と、溝16a,16bの縁部20がフランジ部18に当
接する。そして、ラック14を矢印B方向に水平に移動
すると、溝16aの縁部20が第1ラック倒れ防止具1
5aの切欠き部19に入り込み、他方の溝16bが第2
ラック倒れ防止具15bのフランジ部18から離れるの
で、その状態のまま矢印C方向に傾動すれば、ラック1
4を取り外すことができる。なお、ラック14を矢印
B’方向に水平に移動させて矢印C’方向に傾けるよう
にしても、同様に取り外すことができる。
【0021】また、ラック14を取り付けるには、取外
し時と逆の動作、すなわち、ラック14の一方の溝16
a又は16bと第1ラック倒れ防止具15a又は第2ラ
ック倒れ防止具15bのフランジ部18を係合して水平
にし、中央に移動して台板2に載置すればよい。なお、
図5に示すように、第1ラック倒れ防止具15aには前
記実施例のように切欠き部19を設け、第2ラック倒れ
防止具15cにはこのような切欠き部を設けないように
してもよい。この場合、矢印B方向にしか水平に移動さ
せることができないが、着脱操作およびその効果は図4
の実施例と同様である。
【0022】(3)第3考案の実施例 図6において、23はラック、24aは第1ラック倒れ
防止具、24bは第2ラック倒れ防止具で、これらのラ
ック倒れ防止具は台板2上のラック23の両側に配設さ
れている。第1ラック倒れ防止具24aは、基部25
と、該基部25の上端より水平にラック23に向かって
延設され、ラック23の側面に形成された溝26a,2
6bに係合するフランジ部27とからなる断面逆L字形
のものである。第2ラック倒れ防止具24bは、基部2
5のみからなる断面矩形のものである。この実施例で
は、ラック23の長辺方向の水平移動は第1ラック倒れ
防止具24aの基部25と第2ラック倒れ防止具24b
の基部25によって防止される。また、ラック23の倒
れは、一方の溝26aに係合する第1ラック倒れ防止具
24aのフランジ部27によって、前記実施例と同様に
防止される。
【0023】図6中矢印Aで示すように、ラック23の
第2ラック倒れ防止具24b側を持ち上げて傾けると、
持ち上げた側の溝26bの縁部28が第2ラック倒れ防
止具24bより上に位置するので、この状態のまま、矢
印B方向のやや斜め上方に移動させれば、取り外すこと
ができる。また、逆にラック23の一方の溝26aを第
1ラック倒れ防止具24aに係合して他方の溝26b側
を降ろすことにより、ラック23を取り付けることがで
きる。したがって、この実施例においても、ラック23
は、レール状の第1ラック倒れ防止具24a及び第2ラ
ック倒れ防止具24bのいずれの位置からでも、容易に
着脱することができる。
【0024】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、第1、
第2及び第3考案によれば、レール状のラック倒れ防止
具のフランジ部によって倒れが完全に防止される。ま
た、第1考案ではラックを長辺方向に傾けて水平に僅か
移動させるだけで取り外すことができ、第2考案では僅
かに持ち上げて水平に移動させるだけで取り外すことが
でき、第3考案では第2ラック倒れ防止具側を持ち上げ
るだけで取り外すことができる。また、いずれの考案も
その逆の動作によりレールに取り付けることができるの
で、レールの端まで移動させなくても、レールの中間の
どの位置でもラックを簡単かつ迅速に着脱することが可
能であり、操作性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1考案に係るラック倒れ防止具を備えた検
査装置の台板の斜視図である。
【図2】 図1のラックの取り外し状況を示す正面図で
ある。
【図3】 図1のラックの倒れ状態を示す一部破断側面
図である。
【図4】 第2考案に係るラック倒れ防止具とラックの
係合状態を示す正面図である。
【図5】 図4の変形例を示す正面図である。
【図6】 第3考案に係るラック倒れ防止具とラックの
係合状態を示す正面図である。
【図7】 従来のラック倒れ防止具を備えた台板および
ラックの斜視図である。
【図8】 従来の倒れ防止構造を備えたラックの斜視図
である。
【図9】 従来の他のラック倒れ防止具を備えた台板お
よびラックの斜視図である。
【符号の説明】
1,14,23…ラック、 2…台板、3…ラ
ック倒れ防止具、 7…蟻溝、8a、8b,
20…縁部、 9…底面、11,17,25…
基部、 12,18,27…フランジ部、1
3,19…切欠き部、15a,24a…第1ラック倒れ
防止具、15b,15c,24b…第2ラック倒れ防止
具、16a,16b、26a,26b…溝。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板上に載置されるラックに形成された
    溝に係合して、ラックの倒れを防止するレール状のラッ
    ク倒れ防止具において、 その断面形状が、ラックの底面に形成された蟻溝の縁部
    に当接してラックの長辺方向の移動を規制する基部と、
    該基部の上端より水平に一方の側に延設され、蟻溝の底
    面と縁部内面とに当接してラックの短辺方向の倒れを防
    止するフランジ部とからなり、前記基部に、ラックを長
    辺方向に傾動した状態で水平方向に移動させた際に蟻溝
    の縁部が入り込む切欠き部を形成したことを特徴とする
    ラック倒れ防止具。
  2. 【請求項2】 台板上に載置されるラックに形成された
    溝に係合して、ラックの倒れを防止するレール状のラッ
    ク倒れ防止具において、 ラックの両側に固定された第1ラック倒れ防止具と第2
    ラック倒れ防止具との組合わせであって、それらの断面
    形状が、ラックの側面に当接してラックの長辺方向の移
    動を規制する基部と、該基部の上端より水平にラックに
    向かって延設され、ラックの側面に形成された溝に係合
    してラックの短辺方向の倒れを防止するフランジ部とか
    らなり、第1ラック倒れ防止具と第2ラック倒れ防止具
    のうち少なくともいずれか一方の基部に、ラックを僅か
    持ち上げて水平方向に移動させた際にラックの溝より下
    方の縁部が入り込む切欠き部を形成したことを特徴とす
    るラック倒れ防止具。
  3. 【請求項3】 台板上に載置されるラックに形成された
    溝に係合して、ラックの倒れを防止するレール状のラッ
    ク倒れ防止具において、 ラックの両側に固定された第1ラック倒れ防止具と第2
    ラック倒れ防止具との組合わせであって、第1ラック倒
    れ防止具の断面形状が、ラックの側面に当接してラック
    の長辺方向の移動を規制する基部と、該基部の上端より
    水平にラックに向かって延設され、ラックの側面に形成
    された溝に係合してラックの短辺方向の倒れを防止する
    フランジ部とからなり、第2ラック倒れ防止具の断面形
    状が、ラックの側面に当接してラックの長手方向に移動
    を規制する基部からなることを特徴とするラック倒れ防
    止具。
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