JP2573090Y2 - 自動二輪車の後輪泥除け構造 - Google Patents

自動二輪車の後輪泥除け構造

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JP2573090Y2
JP2573090Y2 JP1990403581U JP40358190U JP2573090Y2 JP 2573090 Y2 JP2573090 Y2 JP 2573090Y2 JP 1990403581 U JP1990403581 U JP 1990403581U JP 40358190 U JP40358190 U JP 40358190U JP 2573090 Y2 JP2573090 Y2 JP 2573090Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、方向指示灯のリード
線を通す自動二輪車の後輪泥除け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車は、図5に示すように、後輪
泥除けAの左右に、方向指示灯のアームBを取付けるよ
うにしている。そして、後輪泥除けAの上面に設けた孔
Cに、ゴム製のグロメットDを嵌合せ、グロメットDの
孔にリード線Eを通して配線している。又、後輪泥除け
に堰になる壁を一体に成形し、壁の内側をリード線を通
して泥水などの侵入を防いでいるものもある。例えば、
実開昭62−3386号公報参照。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来技術で述べた前者
の、ゴム製のグロメットに方向指示灯のリード線を通す
ものは、グロメットが劣化して耐久性に問題があり、振
動などでグロメットが外れて後輪泥除けの上側に泥水が
入ることがある。後者の堰になる壁の内側をリード線が
通るようにしたものは、泥水の侵入を確実に防止しよう
とすると構造が複雑になり、成形型の型割が増し、後輪
泥除けの成形型が高価になり、成形作業も面倒になる。
【0004】かかる点に鑑み、この考案は、後輪泥除け
の上壁に上下に筒状に突出させた筒状部を設けてリード
線を通し、後輪泥除けの型成形が簡単にできて泥水の侵
入を防止できてコストダウンが図れる自動二輪車の後輪
泥除け構造を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の考案は、後輪の上部に位置して上壁、後
壁および左右側壁を一体的に成形しかつ該左右側壁に方
向指示灯を設けた自動二輪車の後輪泥除け構造におい
て、該後輪泥除けは合成樹脂製であり、前記後輪泥除け
の上面および下面に上壁と直交するするほぼ上下方向に
突出する、リード線挿通用の筒状部を後輪泥除けと一体
成形し、該筒状部は、その内径がリード線の外径とほぼ
同一で、かつ、上下端部を中央部に対して少許大径に形
成し、リード線の径方向への動きを許容するようにして
いることを特徴とする自動二輪車の後輪泥除け構造であ
る。
【0006】
【作用】後輪泥除けは、例えばポリプロピレンなどの合
成樹脂を用い、成形型で型成形して製作するもので、筒
状部は、後輪泥除けの上壁の上面および下面に上壁と直
交するほぼ上下方向に突出して後輪泥除けと一体成形し
てあるので、上下割りの成形型で成形できる。また、筒
状部にはリード線を通すが、その内径がリード線の外径
とほぼ同一で、かつ、上下端部を中央部に対して少許大
径に形成し、リード線の径方向への動きを許容するよう
にしている。例えば筒状部の孔の孔径を少し硬目に設定
しておき、筒状部が上下に長さがあることによって、泥
水が下から上に抜けないようにできて、泥水の侵入が防
止できる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1乃至図4によっ
て説明する。後輪泥除け1は、後輪の上部に位置して上
壁1a、後壁1bおよび左右側壁1c、1cをポリプロ
ピレンなどの合成樹脂を用い、成形型で一体に型成形し
て作る構造のものである。後輪泥除け1の左右側面の側
壁1c、1cには、方向指示灯2、2のアーム3、3の
基部をナット4、4で締着して取付けるようにしてあ
る。
【0008】而して本実施例では、後輪泥除け1の上壁
1aの左右には、上面および下面に該上壁1aと直行す
るほぼ上下に円筒状に突出する筒状部5を後輪泥除けと
一体成形して設ける。リード線6は、ビニールチューブ
など保護チューブ内に通してある。該筒状部5の中空5
aは、その内径がリード線6の外径とほぼ同一で、か
つ、上下端部を中央部に対して少許大径に形成し、リー
ド線の径方向への動きを許容するようにしている(例え
ば中央部はリード線6が硬目に通る内径に設定してい
る)。
【0009】左右の方向指示灯2のリード線6は、後輪
泥除け1の上面左右の筒状部5に通し、少し硬目にする
ことと、筒状部5が上壁1aの上下に突出させて長さを
持たせてあるので、泥水が通り抜けるのを防止できる。
又、筒状部5は、上下に円筒状に突出させてあるので、
上下割の成形型で、後輪泥除け1に一体に成形できる。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、この考案は上述の
ように構成したので、リード線を挿通する筒状部が上壁
の上面および下面に上壁と直交するほぼ上下方向に突出
しているので筒状部が泥除け内周面に後輪により泥水が
降りかかっても堰の役目を果たし、したがって、リード
線挿通孔からの泥水の侵入を防止できる。又、筒状部
は、後輪泥除けの上面に上下に円筒状に突出させて一体
成形で設けるので、合成樹脂で上下割りの型で一体に型
成形できて簡単に筒状部を成形できてコストダウンが図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】同要部拡大断面図である。
【図3】同筒状部部分の拡大断面図である。
【図4】同後側から見た外観斜視図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 後輪泥除け 1a 上壁 1b 後壁 1c 左右側壁 2 方向指示灯 5 筒状部 6…リード線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪の上部に位置して上壁、後壁および
    左右側壁を一体的に成形しかつ該左右側壁に方向指示灯
    を設けた自動二輪車の後輪泥除け構造において、 該後輪泥除けは合成樹脂製であり、 前記後輪泥除けの上面および下面に上壁と直交するする
    ほぼ上下方向に突出する、リード線挿通用の筒状部を後
    輪泥除けと一体成形し、 該筒状部は、その内径がリード線の外径とほぼ同一で、
    かつ、上下端部を中央部に対して少許大径に形成し、リ
    ード線の径方向への動きを許容するようにしていること
    を特徴とする自動二輪車の後輪泥除け構造。
JP1990403581U 1990-12-18 1990-12-18 自動二輪車の後輪泥除け構造 Expired - Fee Related JP2573090Y2 (ja)

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JPH042147Y2 (ja) * 1985-06-25 1992-01-24
JPS62115729U (ja) * 1986-01-10 1987-07-23
JPS62216881A (ja) * 1986-03-18 1987-09-24 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車の方向指示装置

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