JP2572537Y2 - トルク検出装置の検量装置 - Google Patents

トルク検出装置の検量装置

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JP2572537Y2
JP2572537Y2 JP1993005957U JP595793U JP2572537Y2 JP 2572537 Y2 JP2572537 Y2 JP 2572537Y2 JP 1993005957 U JP1993005957 U JP 1993005957U JP 595793 U JP595793 U JP 595793U JP 2572537 Y2 JP2572537 Y2 JP 2572537Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電気動力計や軸トル
ク検出器などのトルク検出装置の検量装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は検量装置を取付けた状態での電気
動力計の正面図を示し、1は本体部、1aは本体部1に
形成された揺動部、2は揺動部1aに取付けられたトル
クアーム、3は本体部1とトルクアーム2との間に取付
けられたロードセル(荷重計)、4はトルクアーム3の
先端に着脱自在に取付けられた検量アーム、5は検量ア
ーム4の先端に吊下げられた重錘支持部、6は重錘支持
部5に支持された重錘である。
【0003】上記構成の電気動力計においては、符号4
〜6で示した部分を取り外した状態で本体部1の中心か
らロードセル3の取付部までの長さとロードセル3の測
定値によりトルクを検出しており、また検量時には検量
アーム4、重錘支持部5及び重錘6を取付け、このとき
のロードセル3の測定値から測定誤差を検出している。
【0004】図4は検量装置を取付けた状態での軸トル
ク検出器の正面図を示し、7は本体部、8は検量アーム
である。トルク測定時には符号5,6,8で示す部分を
取外した状態とし、本体部7に支持された被測定軸(図
示せず)の一端を固定して他端にトルクを加え、このと
き被測定軸に貼付したストレンゲージなどによりトルク
を測定する。又、検量時には検量アーム8を被測定軸に
取付けるとともに、重錘支持部5及び重錘6を取付け、
このときのストレンゲージなどの測定値から測定誤差を
検出する。なお、図5は検量装置の詳細を示している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来装置にお
いては、検量時に検量アーム4,8、重錘支持部5及び
重錘6を取付け、定格トルク(荷重)を印加してそのと
きのロードセル3あるいはストレンゲージの計測値から
測定誤差の検出、定格出力のスパン調整、精度やヒステ
リシスの評価などを行っている。しかしながら、特に、
定格出力のスパン調整や精度確認の際には、片側で最低
2回は人間により重錘6の乗せ降しを行わなければなら
ず(両側で4回)、通常、重錘6の総質量は50〜20
0kg程度となり、かなりの重労働及び時間がかかる作
業となった。
【0006】この考案は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、労働力及び労働時間を軽減す
ることができるトルク検出装置の検量装置を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案に係るトルク検
出装置の検量装置は、移動自在な台車と、台車上に形成
された外枠と、外枠の上部に螺合されたハンドル付ねじ
棒と、外枠内においてハンドル付ねじ棒の下端に連結さ
れるとともに、両内側に下位に行くに従って径が小さく
なる複数の段部を有する重錘支持枠と、重錘支持枠内に
位置する検量アームの端部に着脱自在に吊下げられる重
錘支持部と、重錘支持部に上下動自在に支持され、下位
に行くに従って径が小さくなるとともに、上記段部の段
差より厚さが小さく、かつ重錘支持枠を上方へ移動した
状態で上記段部にそれぞれ支持される複数の重錘を設け
たものである。
【0008】
【作用】この考案においては、検量時には各重錘を重錘
支持枠の段部に支持した状態で台車を移動させ、検量ア
ームの端部を重錘支持枠内の中心に位置させる。この状
態で重錘支持部を検量アームに吊下げ、ハンドル付ねじ
棒の回転により重錘支持枠を下降させ、下位の重錘から
順次荷重として検量アームに加える。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面とともに説明
する。図1及び図2はこの実施例によるトルク検出装置
の検量装置の正面図及び平面図である。ただし、図1の
左半部は無荷重状態を示し、右半部は全荷重状態を示
す。9は下部に車輪9aを有し、移動自在な台車(ワゴ
ン)であり、台車9上には高さ調整部9bを介して外枠
10が形成される。外枠10の両内側には突出したガイ
ド部10aが形成され、外枠10の上部中央には雌ねじ
部10bが形成される。
【0010】11は雌ねじ部10bと螺合するとともに
上端にハンドル11aを有するハンドル付ねじ棒あり、
ハンドル付ねじ棒11の下端には外枠10内において重
錘支持枠12の上部が回転自在に連結され、重錘支持枠
12内において検量アーム4,8の先端に重錘支持部5
が吊下げられる。重錘支持部5には複数の重錘13が上
下動自在に支持され、各重錘13は下位にあるものより
上位にあるものが次第に径が大きく形成され、各重錘1
3は各々の厚さt1,t2,…を変えることにより各々の
重量が調整される。重錘支持枠12の内側下部には各重
錘13を支持するための段部12aが形成され、従っ
て、各段部12aの径は下部になるに従って小さくなる
ように形成され、それぞれの段差h1,h2,…は支持す
べき重錘13の厚さt1,t2,…より大きく形成されて
いる。又、重錘支持枠12の外側にはガイド部10aと
上下動自在に係合するガイド部12bが形成されてい
る。
【0011】上記構成において、検量時には台車9を移
動させて重錘支持枠12内の中央に検量アーム4,8の
先端が位置するようにし、重錘支持部5のフック状の上
端を検量アーム4,8の先端に引掛ける。このとき、高
さ調整部9bの調整により、図1の左半部に示すように
各重錘13が重錘支持枠12の各段部12aに支持され
るようにする。
【0012】ここで、ハンドル付ねじ棒11を回転させ
ることにより、ガイド部10a,12bに沿って重錘支
持枠12を下方に移動させると、まが最下位の重錘13
が重錘支持部5の下端に係止されて検量アーム4,8に
荷重として掛り、以下次々と荷重として掛かるようにな
り、最終的には図1の右半部に示すようにすべての重錘
13が荷重として検量アーム4,8に掛かるようにな
る。検量が終了したらハンドル付ねじ棒11を逆回転さ
せて再び図1の左半部の状態とし、重錘支持部5を検量
アーム4,8から取外し、台車9を移動させることによ
り元の状態に戻る。
【0013】
【考案の効果】以上のようにこの考案によれば、検量時
に重錘は台車上に支持されて運搬され、また重錘による
検量アームへの荷重の印加及び除去はハンドル操作で行
うことができ、人間による重錘の乗せ降ろし作業が不要
となり、検量時の労働力及び労働時間を軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるトルク検出装置の検量装置の正
面図である。
【図2】この考案によるトルク検出装置の検量装置の平
面図である。
【図3】従来の電気動力計の正面図てある。
【図4】従来の軸トルク検出器の正面図である。
【図5】従来のトルク検出装置の検量装置の正面図であ
る。
【符号の説明】
1,7…本体部 4,8…検量アーム 5…重錘支持部 9…台車 10…外枠 11…ハンドル付ねじ棒 12…重錘支持枠 12a…段部 13…重錘

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクを検出するトルク検出装置におい
    て、トルク検出装置の本体部側に着脱自在に取付けられ
    た検量アームと、移動自在な台車と、台車上に形成され
    た外枠と、外枠の上部に螺合されたハンドル付ねじ棒
    と、外枠内においてハンドル付ねじ棒の下端に連結され
    るとともに、両内側に下位に行くに従って径が小さくな
    る複数の段部を有する重錘支持枠と、重錘支持枠内に位
    置する検量アームの端部に着脱自在に吊下げられる重錘
    支持部と、重錘支持部に上下動自在に支持され、下位に
    行くに従って径が小さくなるとともに、上記段部の段差
    よりそれぞれ厚さが小さく形成され、かつ重錘支持枠を
    上方へ移動した状態で上記段部にそれぞれ支持される複
    数の重錘を備えたことを特徴とするトルク検出装置の検
    量装置。
JP1993005957U 1993-02-23 1993-02-23 トルク検出装置の検量装置 Expired - Fee Related JP2572537Y2 (ja)

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