JP2572485B2 - 紙幣入出金機における出金繰出制御装置 - Google Patents

紙幣入出金機における出金繰出制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、スタッカの下部開口のジャムを防止するこ
とができる紙幣入出金機における出金繰出制御装置に関
するものである。
「従来の技術」 従来、紙幣計数機や紙幣払出機等の紙幣処理機におい
てカセットから1枚ずつ紙幣を繰り出す紙幣繰出装置が
知られている。この種の紙幣繰出装置の一例として、特
開昭61−111246号公報に見られるように、通常の出金繰
出動作を行うとともに、出金動作が完了すると、蹴出ロ
ーラ及び繰出ローラ等を逆転させて、スタッカから繰出
機構内にはみ出している紙幣をスタッカ内へ戻して、ス
タッカ引出しの際の繰出機構内への紙幣の残留を防止す
るようにしたものが知られている。
また、他の例として、特開平1−303267号公報に見ら
れるように、入金紙幣として送り込まれた紙幣が、出金
紙幣として送り出される際には、移動方向が転換され、
入金紙幣の後端部が、出金紙幣の前端部となって送り出
されることになり、これにより、入金紙幣の前端が折り
曲げられた場合であっても、この紙幣を出金紙幣として
繰り出す際には、その後端部側から繰り出されることに
なるので、紙幣の前端が折れ曲ったことが紙幣の繰出に
影響を与えず、紙幣の繰出を円滑に行うことができるよ
うにしたものが知られている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、前記特開昭61−111246号公報の装置は、ス
タッカ内の紙幣が立位状態で集積収納されている場合に
は、集積紙幣を後方より繰出機構側へ押圧している押圧
板の圧力が適宜調整されていたため、蹴出ローラ及び繰
出ローラを逆転させることにより、はみ出し紙幣を容易
にスタッカ内へ戻すことができたが、特開平1−303267
号公報に示すような紙幣入出金機の場合、紙幣をスタッ
カの上方からスタッカ内に収納し、スタッカ下方から繰
り出すようになっており、しかも紙幣は水平状態に集積
収納されるようになっているため、スタッカ内の収納枚
数が多い場合には、下積み側の紙幣に重圧が掛かってし
まい、前記のように蹴出及び繰出ローラを逆転させて
も、前記はみ出し紙幣がスタッカ内に戻れず、最悪の場
合、そのはみ出し紙幣がスタッカの繰出口でジャム障害
を起こしてしまうと言う問題があった。
本発明は、従来のものがもつ以上のような問題点を解
決した紙幣入出金機における出金繰出制御装置を提供す
ることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、上
面に紙幣が水平状態に載置される載置板を有するスタッ
カの下部開口の近傍に設けられ、ローラ面が紙幣の端部
と接触することによって該紙幣との摩擦により紙幣搬送
力を生じる繰出ローラにより、前記載置板上に載置され
た紙幣を前記下部開口から一枚ずつ繰出すようにした紙
幣入出金機において、 前記スタッカからの出金終了状態において停止する前
記繰出ローラの停止位置を検出するローラ停止位置検出
機構と、 前記スタッカの下部開口からはみ出した状態にある残
留紙幣を検出する残留センサと、 前記ローラ停止位置検出機構で検出された前記繰出ロ
ーラの停止位置が規定範囲内にある場合、前記繰出ロー
ラを所定時間逆転させるとともに、該所定時間の逆転
後、前記残留センサが残留紙幣を検出した状態にある場
合、前記繰出ローラを正転させて該残留紙幣を前記スタ
ッカから強制的に繰出し排除する繰出制御部と、 を有することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、上記に加えて、前記繰
出制御部は、前記ローラ停止位置検出機構で検出された
前記繰出ローラの停止位置が規定範囲外にある場合、前
記繰出ローラを正転させて前記残留紙幣を前記スタッカ
から強制的に繰出し排除することを特徴としている。
「作用」 請求項1記載の発明によれば、繰出制御部が、繰出ロ
ーラの停止位置が規定範囲内にあって繰出ローラの所定
時間の逆転で残留紙幣をスタッカ内に戻すことが可能な
程度に残留紙幣がスタッカの下部開口からはみ出した状
態にある場合に、繰出ローラを所定時間逆転させること
になるが、この逆転を行ったにも拘わらず、残留紙幣が
下部開口からはみ出している場合に、繰出ローラを正転
させて残留紙幣をスタッカから強制的に繰出し排除す
る。
請求項2記載の発明によれば、上記に加えて、繰出制
御部が、繰出ローラの停止位置が規定範囲外にあって繰
出ローラの逆転で残留紙幣をスタッカ内に戻すことが不
可能な程度に残留紙幣がスタッカの下部開口からはみ出
した状態にある場合に、繰出ローラを正転させて残留紙
幣をスタッカから強制的に繰出し排除する。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。第1図中1は紙幣入出金機に使用され紙
幣3を収納する枠体からなるスタッカであり、このスタ
ッカ1には水平状態を維持しつつ昇降しかつその上面に
紙幣3が載置される載置板2が設けられている。スタッ
カ1の枠体には、後記する繰出ローラ4,蹴出ローラ5,分
離ローラ7等がスタッカ1内に入り込めるように切欠部
(図示せず)が形成されている。またスタッカ1の下部
には繰出口(下部開口)1aが形成されており、この繰出
口1aより紙幣3が繰り出されるようになされている。
スタッカ1の下部には、載置板2上に載置された紙幣
3を繰り出すための繰出ローラ4及び蹴出ローラ5がそ
れぞれ水平状に配された軸4a,軸5aを中心に回転自在に
設けられている。これら繰出ローラ4,蹴出ローラ5の外
周の所定箇所にはそれぞれ高摩擦部4b,5bが設けられて
いる。繰出ローラ4はスタッカ1の繰出口1a近傍に設け
られており、蹴出ローラ5は載置板2がスタッカ1内の
最下位置に移動した時に、載置板2の前後(第1図にお
ける載置板2の左右端部)の略中央に配置されている。
繰出ローラ4及び蹴出ローラ5は、載置板2が最下位置
にあるとき、それらの上部が載置板2から上方へ突出す
るように設けられており、載置板2上の最も下に位置す
る紙幣3をこの紙幣との摩擦により、後記する繰出機構
の下方に設けられた搬送路6を介して搬送路6の先方に
設けられた出金ルート(図示せず)に一枚ずつ繰り出す
ようになされている。なお、繰出ローラ4と蹴出ローラ
5とは同期して回転駆動されるようになされている。
繰出ローラ4の上方にはこの繰出ローラ4と平行な軸
を中心に回転する分離ローラ7が設けられている。この
分離ローラ7は、その全周に高摩擦部が形成されてお
り、繰出ローラ4と反対方向(反繰出方向)にのみ回転
するようになされている。繰出口1a,繰出ローラ4,分離
ローラ7はスタッカ1の同一側に設けられている。そし
て、前記繰出機構は、繰出ローラ4,蹴出ローラ5,分離ロ
ーラ7等により構成されている。また、搬送路6は図示
略のローラに巻回された複数の無端搬送ベルト(図示
略)からなっているが、構造自体は従来の搬送路と同様
なので、説明は省略する。
載置板2の昇降はエレベータモータ(図示せず)によ
って行われ、スタッカ1の上方より入金紙幣を受け取っ
た後または繰出ローラ4によって載置板2上の紙幣3を
出金ルートに繰り出す場合に第1図に示す最下位置に待
機するようになされている。
また、繰出ローラ4を固定支持する軸4aには、扇形の
検出板8が繰出ローラ4と同軸回転するように設けられ
ており、検出板8の外周の近傍には、この検出板8の有
無を検出するタイミングセンサ9が設けられている。こ
のタイミングセンサ9の外周の半径は繰出ローラ4の半
径と同一半径とされかつ外周長さは繰出ローラ4の外周
の高摩擦部4bの外周長さと同一とされ、さらに繰出ロー
ラ4の外周の高摩擦部4bの始端(B点)と検出板8の外
周一端とは対応させられ、繰出ローラ4の外周の高摩擦
部4bの終端と検出板8の外周他端とは対応させられ、高
摩擦部4bと検出板8の外周とが対応する位置に設けられ
ている。これにより、タイミングセンサ9は繰出ローラ
4の高摩擦部4bの位置を検出することができるようにな
されている。
また、前記搬送路6の繰出ローラ4の少し下方位置近
傍には計数センサ10が設けられている。この計数センサ
10は、繰出口1aより繰り出されて搬送路に沿って搬送さ
れる紙幣3の通過を検出して、紙幣の枚数を計数するた
めの信号を発するセンサで、繰出口1aからの最終繰出紙
幣3の後端が計数センサ10位置を通過した時点で蹴出ロ
ーラ5及び繰出ローラ4の回転を停止させるようになさ
れている。
そして、繰出ローラ4,検出板8,タイミングセンサ9,計
数センサ10,繰出制御部21,蹴出・繰出ローラ駆動部22,
搬送ベルト駆動部23等によりローラ停止位置検出機構が
構成されている。
また、繰出口1aの近傍には、残留センサ11が設けられ
ている。この残留センサ11は、スタッカ1内に集積され
た紙幣3の先端と、繰出ローラ4及び分離ローラ7の繰
出紙幣3との接触点(第1図に示すA点)との間の紙幣
の有無を検出するようになされている。
前記搬送路6には、この搬送路6に沿って出金判別
部,ゲート,受け出し機構,ゲートから分岐した出金リ
ジェクト部(リジェクトボックス)(いずれも図示せ
ず)が設けられており、この出金リジェクト部の直前の
搬送路内にはリジェクトセンサ(図示せず)が設けられ
ている。出金判別部は、繰出ローラ4によって繰り出さ
れた紙幣3の金種判別、計数を行うとともに、紙幣3に
搬送エラーが生じていないか否か、紙幣3が二枚重ねに
なっていないか否かを判別するものであり、出金判別部
により紙幣3が正常なものと判別された場合には、該紙
幣3をゲートを介して受け出し機構に案内し、紙幣3が
正常でないものと判別された場合には、該紙幣3を、ゲ
ートの切替により出金リジェクト部に排除するようにな
されている。
第2図は紙幣入出金機における出金繰出制御装置の構
成を機能別に整理して表現したブロック図であり、この
図において、21はスタッカ1からの紙幣3の繰出を制御
する繰出制御部であり、22は蹴出ローラ5,繰出ローラ4
を駆動する蹴出・繰出ローラ駆動部、23は搬送路6の搬
送ベルト駆動部、9は繰出ローラ4の停止位置を検出す
る前記タイミングセンサ9、10は紙幣3の枚数を計数す
るための信号を発する前記計数センサ、11はスタッカ1
内に集積された紙幣3の先端と、繰出ローラ4及び分離
ローラ7の繰出紙幣との接触点(第1図に示すA点)と
の間の有無を検出する前記残留センサ、24は通常のリジ
ェクト紙幣3とスタッカ1からの紙幣3の繰出において
スタッカ1からはみ出し過ぎた紙幣3とがリジェクトボ
ックス内へ収納されたか否かを検出する前記リジェクト
センサである。
次に、前記のように構成された紙幣入出金機における
出金繰出制御装置の繰出制御部21の制御内容を第3図に
示すフローチャートと共に説明する。なお、繰出ローラ
4の高摩擦部4bの繰出方向前端部(第1図に示すB点)
と、紙幣3の搬送方向先端部がほぼ一致した状態で繰り
出される状態を正常な繰出状態とする。
Sp1:紙幣入出金機が作動され通常の出金動作が完了する
と、出金繰出制御が開始される。
SP2:タイミングセンサ9によって検出板8の有無を検出
し繰出ローラ4が規定範囲内に停止したか否かを判断す
る。タイミングセンサ9によって検出板8が検出された
ならば、繰出ローラ4が規定範囲内の位置に停止したも
のと判定してSP8に進み、またタイミングセンサ9によ
り検出板8が検出されなかったならば、繰出ローラ4が
規定範囲外の位置に停止したものと判定してSP3に進
む。
ここで、繰出ローラ4の停止位置は、該繰出ローラ4
の高摩擦部4bの回転方向前端部(第1図に示すB点)が
スタッカ1から次に繰り出される紙幣3の先端部に接触
するわずか手前で停止したところを理想停止位置とし、
その際の高摩擦部4bの周長の中間位置に相当する位置に
タイミングセンサ9が設置されているように予めタイミ
ングセンサ9の位置を設定しておく。
SP3:紙幣3がスタッカ1へ戻し不可能な程スタッカ1の
繰出口1aからはみ出しているものと認識し、蹴出ローラ
5及び繰出ローラ4を正転させ、さらに搬送ベルト駆動
部を駆動させて、繰出口1aからのはみ出し紙幣3を通常
出金動作と同様に繰出し、SP4へ進む。
SP4:繰出紙幣3の後端が計数センサ10を通過したか否か
を判断し、通過したならばSP5へ進み、紙幣3の後端が
通過しなかったならば通過するまでその状態を続けて待
つ。
SP5:直ちに蹴出ローラ5及び繰出ローラ4を停止させSP
6へ進む。なお、搬送ベルト駆動部は引き続き後記する
ように紙幣3が出金リジェクト部(図示せず)に収納さ
れるまで駆動する。
SP6:繰出紙幣3がリジェクトセンサ(第2図に示す)24
の紙幣検出信号により出金リジェクト部へリジェクトさ
れたか否かが判断され、リジェクトされたと判断された
ならばSP7へ進む。
SP7:前記はみ出し紙幣3の出金リジェクト部へのリジェ
クトが完了したものとして搬送ベルト駆動部を停止し、
SP2へ戻り、再び繰出ローラ4の停止位置が規定範囲内
にあるか否かが判定される。
SP8:SP2において繰出ローラ4の停止位置が規定範囲内
にあると判定されたならば、蹴出ローラ5及び繰出ロー
ラ4を所定時間逆転させ、スタッカ1への通常の紙幣戻
し動作を行う。
SP9:残留センサ11の紙幣検出信号に基づきスタッカ1の
繰出口1a部に紙幣3が残留しているか否かを判定し、繰
出口1aで紙幣3が検出されなかったならば、紙幣3が正
常にスタッカ1内に戻されたものとして制御動作を終了
し、繰出口1aで紙幣3が検出されたならば、紙幣3がス
タッカ1へ戻し不可能な程はみ出しているものと認識し
てSP3へ戻り、蹴出ローラ5及び繰出ローラ4を正転さ
せ、出金リジェクト動作を行う。
本実施例によれば、出金動作完了後、繰出口1aからの
紙幣3のはみ出しを検出して、紙幣が例え蹴出ローラ5
及び繰出ローラ4を逆転させても、スタッカ1内へ戻す
ことができない程繰出口1aからはみ出している場合に
は、蹴出ローラ5及び繰出ローラ4を逆転させることな
く、このはみ出し紙幣3を、蹴出ローラ5及び繰出ロー
ラ4を正転させて搬送路6へ強制的に繰出し、搬送さ
せ、出金紙幣リジェクト用のリジェクトボックス内へ収
納することができ、これによりスタッカ1の繰出口1aに
おけるジャムの発生を防止することができる。
また、本実施例においては、ローラ停止位置検出機構
による繰出ローラ4の停止位置が規定範囲内にあるとの
検出結果状態においても、蹴出ローラ5及び繰出ローラ
4を逆転させた後に、残留センサ11によりスタッカ1の
繰出口1aに残留紙幣3を検出した場合には、繰出ローラ
4を回転駆動させてスタッカ1から前記残留紙幣3を強
制繰出搬送する。これによりスタッカ1の繰出口1aにお
けるジャムの発生を確実に防止する。
「発明の効果」 請求項1記載の発明によれば、繰出制御部が、繰出ロ
ーラの停止位置が規定範囲内にあって繰出ローラの所定
時間の逆転で残留紙幣をスタッカ内に戻すことが可能な
程度に残留紙幣がスタッカの下部開口からはみ出した状
態にある場合に、繰出ローラを所定時間逆転させること
になるが、この逆転を行ったにも拘わらず、残留紙幣が
下部開口からはみ出している場合に、繰出ローラを正転
させて残留紙幣をスタッカから強制的に繰出し排除す
る。これによりスタッカの下部開口におけるジャムの発
生を確実に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、上記に加えて、繰出制
御部が、繰出ローラの停止位置が規定範囲外にあって繰
出ローラの逆転で残留紙幣をスタッカ内に戻すことが不
可能な程度に残留紙幣がスタッカの下部開口からはみ出
した状態にある場合に、繰出ローラを正転させて残留紙
幣をスタッカから強制的に繰出し排除する。これにより
スタッカの下部開口におけるジャムの発生をさらに確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は繰出装置の側面図、第2図は繰出制御装置のブ
ロック図、第3図は繰出動作を示すフローチャートであ
る。 1……スタッカ、1a……繰出口(下部開口)、2……載
置板、3……紙幣、4……繰出ローラ、4b……高摩擦
部、5……蹴出ローラ、6……搬送路、7……分離ロー
ラ、8……検出板、9……タイミングセンサ、21……繰
出制御部、22……蹴出・繰出ローラ駆動部、23……搬送
ベルト駆動部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に紙幣が水平状態に載置される載置板
    を有するスタッカの下部開口の近傍に設けられ、ローラ
    面が紙幣の端部と接触することによって該紙幣との摩擦
    により紙幣搬送力を生じる繰出ローラにより、前記載置
    板上に載置された紙幣を前記下部開口から一枚ずつ繰出
    すようにした紙幣入出金機において、 前記スタッカからの出金終了状態において停止する前記
    繰出ローラの停止位置を検出するローラ停止位置検出機
    構と、 前記スタッカの下部開口からはみ出した状態にある残留
    紙幣を検出する残留センサと、 前記ローラ停止位置検出機構で検出された前記繰出ロー
    ラの停止位置が規定範囲内にある場合、前記繰出ローラ
    を所定時間逆転させるとともに、該所定時間の逆転後、
    前記残留センサが残留紙幣を検出した状態にある場合、
    前記繰出ローラを正転させて該残留紙幣を前記スタッカ
    から強制的に繰出し排除する繰出制御部と、 を有することを特徴とする紙幣入出金機における出金繰
    出制御装置。
  2. 【請求項2】前記繰出制御部は、前記ローラ停止位置検
    出機構で検出された前記繰出ローラの停止位置が規定範
    囲外にある場合、前記繰出ローラを正転させて前記残留
    紙幣を前記スタッカから強制的に繰出し排除することを
    特徴とする請求項1記載の紙幣入出金機における出金繰
    出制御装置。
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JP4580872B2 (ja) * 2006-01-10 2010-11-17 株式会社東芝 紙葉類処理装置及び紙葉類処理装置の取出制御方法
CN107730711A (zh) * 2017-10-26 2018-02-23 深圳怡化电脑股份有限公司 纸币暂存模组、纸币暂存模组用滚筒检测机构及检测方法

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