JP2572430Y2 - 多機能ホルダー - Google Patents

多機能ホルダー

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JP2572430Y2
JP2572430Y2 JP1993005595U JP559593U JP2572430Y2 JP 2572430 Y2 JP2572430 Y2 JP 2572430Y2 JP 1993005595 U JP1993005595 U JP 1993005595U JP 559593 U JP559593 U JP 559593U JP 2572430 Y2 JP2572430 Y2 JP 2572430Y2
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JP
Japan
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holder
card
cup
case
stopper
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JPH0663430U (ja
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利之 大島
貴博 中島
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カップホルダー又は
各種カードの収納・整理機能等を備えた、特に乗用車等
の車両に好適な多機能ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の車両では、車室内適所にカッ
プホルダーを装備し得るようになっている。また、通行
券やチケット等をはじめ各種カードを出し入れしたい場
合がある。従来、各種カード類を収納するためのスペー
スとして、例えばコンソールボックスの上面もしくはそ
の中、サンバイザーのチケットホルダー及び助手席側の
グローブボックス等が利用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、高速道路の
出入口等で、ハイウェイカードや通行券を取り出す必要
がある場合、上述した例の収納スペースは、その使い勝
手又は紛失の危険等の点から必ずしも適当なものではな
い。一方、現状のインストルメントパネルにおいて、カ
ードホルダー等を設定する場合、その意匠面の制約や、
空調,オーディオ等の機能部品及び多くのスイッチ類等
の配置との兼合などのため、カード類を取り出し易いス
ペースを新たに確保することは実質上、困難である。
【0004】この考案は上記の点に鑑み、特にカップホ
ルダーを有効活用して、これにカードホルダーを付加し
た多機能ホルダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の多機能ホルダ
ーは、ケースと、このケースにスライド可能に装着さ
れ、上下にカップホルダー部とカードケース部を有する
ホルダー本体とを備え、上記ホルダー本体を上記ケース
から引き出すことにより、カップホルダー及びカードケ
ースが展開構成されるようにしたものである。
【0006】また特に、上記カップホルダー部はカップ
ストッパを有していると共に、上記カードケース部は蛇
腹状に構成され、複数のカードホルダーを有している。
【0007】
【作用】この考案の多機能ホルダーでは、上側のカップ
ホルダー部は、ホルダー本体をケースから引き出すこと
により、そのカップストッパがばねの弾力によって撥ね
上げられてカップホルダーを構成する。また、カップ等
をカップホルダーに置かない場合にも、カップホルダー
は下側のカードケース部と一体化しているので、これに
よりカードホルダーの単独使用が可能になる。一方、カ
ードケース部は、蛇腹状に構成されているが、ホルダー
本体をケースから引き出すことより、カードケースの自
重によって下方に展開する。そして各カードホルダーに
カード類を収納・整理することができる。
【0008】このようにカップホルダー及びカードホル
ダー機能を備えているが、ホルダー本体側に設けた蓋体
を閉めることにより、該ホルダー本体をケース内に格納
することができる。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図6に基づきこの考案による
多機能ホルダーの好適な実施例を説明する。図1におい
て、1はケース、2はこのケース1にスライド可能に装
着され、上下にカップホルダー部3とカードケース部4
を有するホルダー本体である。ケース1は車両室内の適
所(例えば、コンソールボックス等)に設置されてい
る。また上記カップホルダー部3及びカードケース部4
は図2に示したように、上記ホルダー本体2を上記ケー
ス1から引き出すことより、カップホルダー及びカード
ケースを構成するようになっている。
【0010】図3において、5,5′は第1ダンパであ
り、1回押すとその位置に停止しその状態から更に1回
押すと、ホルダー本体2を押し出すようになっている。
6はその基部6aでホルダー本体2に回動可能に支持さ
れるカップストッパ、7はカップストッパ6を支持する
ための止金、8はその支軸8aを介して上記カップスト
ッパ6に回動可能に支持されるカップストッパ、9はカ
ップストッパ8を回動付勢するばね、10はカップスト
ッパ6を回動付勢する板ばねである。さらに、11,1
1′は第2ダンパであり、1回押すとその位置に停止し
その状態から更に1回押すと、カップストッパ6を撥ね
上げるようになっている。
【0011】ホルダー本体2の仕切り壁2aには、カッ
プ受け部12が形成され、またカップストッパ6及びカ
ップストッパ8には、カップを保持するための孔13又
は切欠部14がそれぞれ形成されている。なお、ホルダ
ー本体2の両側はレール状に形成されていて、ケース1
によってスライドガイドされるようになっている。
【0012】さらに図3において、15はその基部15
aでホルダー本体2に回動可能に支持されるカード受
け、16はカード受け15を支持するための止金、17
はその支軸17aを介して上記カード受け15に回動可
能に支持されるカップホルダーケースであり、このカッ
プホルダーケース17はカード受け18,19を有して
いる。カード受け15には、図示のようにカードホルダ
ー20が装着されるが、上記カード受け18,19にも
カードホルダー21,22が装着されるようになってい
る(図2参照)。
【0013】上記カード受け15及びカード受け18,
19は全体として蛇腹状に構成されており、またカード
受け15は板ばね23によって回動付勢されるようにな
っている(図4参照)。カード受け15の端部には、蓋
体24が回動可能に支持される。この場合、図5に示し
たように、蓋体24の軸部24aがカード受け15の軸
支部15bに嵌合するようになっている。また蓋体24
の端部に設けたフック24bがカップストッパ6の突起
部6bと係合するようになっていて、該蓋体24は閉蓋
状態に保持され得る。
【0014】本考案の多機能ホルダーは上記のように構
成されており、次にその作用を説明する。ケース1に対
して格納状態に保持されているホルダー本体2を、図1
に示されるように押し込むと、第1ダンパ5,5′によ
り、該ホルダー本体2は、ケース1から押し出される。
そして、蓋体24をカップストッパ6の突起部6bから
外し、第2ダンパ11,11′を押すと、カップストッ
パ6は板ばね10の弾力によって撥ね上げられ、これに
より図2に示されるように、カップホルダーが構成され
る。
【0015】一方、カードケース部4において、カード
受け15は板ばね23の弾力によって下方に撥ね下げら
れると共に、カード受け18,19はそれらの自重によ
り下方に展開する。これにより図2に示されているよう
に、カップホルダーが構成される。なおこの場合、蓋体
24は図示のように、カード受け15と面一になるよう
に保持される。
【0016】このように、ホルダー本体2をケース1か
ら引き出すことより、カップホルダー部3及びカードケ
ース部4によって、カップホルダー及びカードケースが
展開構成される。そして、カップホルダー部3におい
て、図6に示したようにカップ受け部12に載置された
カップCは、カップストッパ6及びカップストッパ8に
よって保持される。また各カードケース部4において、
カード受け15及びカード受け18,19のカードホル
ダー20及びカードホルダー21,22にカード類を収
納・整理することができる。
【0017】上記カップホルダーは必要により適宜利用
することができ、例えばカップC等をそこに置かない場
合には、カップストッパ6を第2ダンパ11,11′へ
押し込んで、これによりカップホルダー部3を下側のカ
ードケース部4と一体化させておくことができる。この
ように、カードホルダーの単独使用が可能になる。
【0018】上記のようにカップホルダー及びカードホ
ルダー機能を発揮するが、使用後はホルダー本体2のカ
ード受け15に設けた蓋体24を閉めることにより、該
ホルダー本体2をケース1内に格納することができる。
【0019】
【考案の効果】上述のように、本考案によればカップホ
ルダーとしての機能に加えて、カードホルダーとして各
種カード類を類別して収納し又は取り出すことができ
る。そしてカップホルダーの使用形態で考えた場合、例
えばインストルメントパネルのフロントコンソール等に
配置されることにより、運転中でも容易に手が届き、運
転操作を妨げることはなく、これに加え、高速道路のゲ
ート等においてカード類の受け渡し又は料金の支払いを
する際に、安全且つ円滑に対応することができる。ま
た、カードホルダー単独で新たにその設定位置を検討し
設置する必要がなくなる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の多機能ホルダーの一実施例による縦
断面図である。
【図2】この考案の多機能ホルダーにおけるホルダー本
体の引出状態を示す縦断面図である。
【図3】この考案の多機能ホルダーの分解斜視図であ
る。
【図4】この考案の多機能ホルダーに係るカード受けの
斜視図である。
【図5】この考案の多機能ホルダーに係る上記カード受
け及び蓋体の結合関係を示す部分斜視図である。
【図6】上記実施例の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ホルダー本体 3 カップホルダー部 4 カードケース部 5,5′ 第1ダンパ 6 カップストッパ 7 止金 8 カップストッパ 9 ばね 10,23 板ばね 11,11′ 第2ダンパ 12 カップ受け部 15 カード受け 16 止金 17 カップホルダーケース 18 カード受け 19 カード受け 20 カードホルダー 21 カードホルダー 22 カードホルダー 24 蓋体 C カップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 3/10 B60N 3/00 B60R 7/04

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケースにスライド可能に
    装着され、上下にカップホルダー部とカードケース部を
    有するホルダー本体とを備え、上記ホルダー本体を上記
    ケースから引き出すことにより、カップホルダー及びカ
    ードケースが展開構成されるようにしたことを特徴とす
    る多機能ホルダー。
  2. 【請求項2】 前記カップホルダー部がカップストッパ
    を有していると共に、前記カードケース部が蛇腹状に構
    成され、複数のカードホルダーを有していることを特徴
    とする、請求項1に記載の多機能ホルダー。
JP1993005595U 1993-02-19 1993-02-19 多機能ホルダー Expired - Fee Related JP2572430Y2 (ja)

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JPH0663430U JPH0663430U (ja) 1994-09-09
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