JP2572330B2 - 測深器 - Google Patents

測深器

Info

Publication number
JP2572330B2
JP2572330B2 JP4181901A JP18190192A JP2572330B2 JP 2572330 B2 JP2572330 B2 JP 2572330B2 JP 4181901 A JP4181901 A JP 4181901A JP 18190192 A JP18190192 A JP 18190192A JP 2572330 B2 JP2572330 B2 JP 2572330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
weight
measuring
winding drum
main shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4181901A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05346302A (ja
Inventor
周平 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORIHISA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MORIHISA SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MORIHISA SEISAKUSHO KK filed Critical MORIHISA SEISAKUSHO KK
Priority to JP4181901A priority Critical patent/JP2572330B2/ja
Publication of JPH05346302A publication Critical patent/JPH05346302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2572330B2 publication Critical patent/JP2572330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてタンク等に収
納される液体の上面と、タンク上部の基準位置との距離
(深さ)を測定する測深器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にタンク内の液量、例えば酒タンク
における醸造中の液量を測定する手段として、タンク上
部から液面迄の距離を測定し、これにより液量を計測す
る方法がある。その測定手段として最も簡単で一般に用
いられている方法は、上方から木尺を差し込み、液によ
り濡れた位置までの長さを測定する方法である。
【0003】しかしこの方法では、液面に泡が存在する
ときは濡れ面の境界が不明瞭となり、正確な測定は困難
である等の問題がある。このため測深器の開発が要望さ
れ、その一つとしては、先端に間隔を存して電極を取付
けたワイヤを吊下げ、液面に到達したことを導通により
検知する方法がある。しかし、これは例えばアルコール
等電気抵抗の高い液では使用困難である。その他、光に
よる測定方法も試みられているが、酒タンクの醸造中の
ものには液面に泡層があり、液面の正確な測定は困難で
ある。
【0004】そこで上記泡層による影響を受けることな
く、各種液体は勿論、粉体等に対しても、タンク等の上
方の基準位置から測定面までの深さを正確に測定するこ
とを目的として、本願出願人は先に図4に示す測深器を
提案した(特願平1ー264312号(特開平3ー12
5925号公報参照))。この測深器50は先端に重錘
51を取付けたワイヤ52を巻付ける巻付ドラム53
と、この巻付ドラム53から繰出されるワイヤ52を一
端に懸架し上記重錘51を吊下げる天秤54と、該天秤
の揺動により閉成する電気接点55並びに巻付ドラム5
3の回転数からワイヤの繰出し量を計測する計測手段
(図示省略)を備え、モータ56を駆動してワイヤ52
を繰出し、重錘51が測定面Hに到達し、浮力による重
量軽減から天秤54は揺動し、電気接点を閉成すること
により下降を停止し、計測手段によりワイヤ繰出し長さ
を計測するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような機械
式天秤は、そのバランスの調整に手数を要し、しかも天
秤の揺動検知部に電気的接点を有しており、ガソリン、
アルコール等の揮発性のある液体の測定に際しては、爆
発等の危険がある。本発明はかかる点に鑑み、泡層によ
る影響を受けることなく、かつ調整が容易であり、電気
的構造を有しない防爆雰囲気内での使用を可能とした測
深器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の測深器は、先端に重錘を取付けたワイヤを
巻付ける巻付ドラムと、巻付ドラムから繰出しされるワ
イヤの繰出し量を計測する計測手段を備え、ワイヤを繰
出し、重錘が測定面に到達したときに生ずる重錘重量の
軽減により下降を停止し、計測手段によりワイヤ繰出し
長を測定する測深器において、前記計測手段は巻付ドラ
ムを取付ける主軸に歯車機構を介して連設されるカウン
タより構成され、前記主軸は手動用回転ハンドルを備え
るとともに、該主軸に対して平行に配設した保持軸に保
持された定荷重渦巻ばねの先端をワイヤの巻取り方向に
付勢するように取り付け、ワイヤを繰出し、重錘が測定
面に到達し浮力に基づく重量軽減によるワイヤの弛みを
前記渦巻ばねの復元力により吸収することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】ワイヤの繰出しに伴いばねは、その復元力に抗
してワイヤ巻付ドラム側に巻取られる。したがって、重
錘が液面に到達し、浮力によりその重量が軽減したとき
は、上記バネは復元力により巻付ドラムを巻付け方向に
回転してワイヤに所要の張力が付与し、弛みを吸収して
計測手段に弛みによる測定誤差を防止する。かつ駆動、
計測その他の構造に電気回路を使用せず、防爆雰囲気内
での使用を可能とする。
【0008】
【実施例】図は本発明の実施例を示す。測深器1は先端
に重錘2を取付けたワイヤ3を巻付ける巻付ドラム4
と、該ドラムから繰出されるワイヤ3の繰出し量を計測
するための巻付ドラム4の回転数を計測する計測手段5
と、この巻付ドラム4側に先端を取付けられる渦巻き状
のばね6とを備える。7は移動式ガイドプーリ、8は固
定式ガイドプーリを示す。
【0009】巻付ドラム4は、上記渦巻ばね6を巻取る
ばね巻取りドラム10を連設して主軸11に取付けら
れ、主軸11は一端に操作ハンドル12を取付け、他端
には歯車機構13を介して前記計測手段5に連結され
る。またこの主軸11には螺溝14を刻設し、これに摺
動筒15を螺合し、この摺動筒15には前記移動式ガイ
ドプーリ7を回動自在に支持する支軸16を取付ける。
17は回り止めピンを示し、一端は摺動筒15に固定さ
れ、他端は支持枠18に摺動自在に嵌挿される。なお、
前記回転数計測手段5としては、例えば通常のカウンタ
を用いる。
【0010】渦巻ばね6は、常に一定の復元力を有する
定荷重渦巻ばねを用い、主軸11に対して平行に配設し
た保持軸6aに保持されるとともに、その先端をワイヤ
3が巻き取られる方向に主軸11を付勢するようにばね
巻取りドラム10に取り付ける。これにより、ワイヤ3
を繰出したとき、渦巻ばね6はばね巻取りドラム10に
順次巻付けられ、巻付ドラム4には、渦巻ばね6の復元
力によりワイヤ3が巻き取られる方向に常に一定の付勢
力が付与される。そして、重錘2が測定液面に到達し沈
降して浮力により重量が軽減したとき、渦巻ばね6はこ
れと均衡を保持する如く、重錘の重量、体積、比重と渦
巻ばね6の復元力との関係を決定する。
【0011】上記構成において、測深器1を液体収納タ
ンクTの上部又は適宜の測定基準位置に取付け、重錘2
を上部停止位置(上端の基準位置となる)に巻き上げ、
回転数計測手段、即ちカウンタ5を零にリセツトする。
次いで重錘2を液面まで自重により降下させる。この
際、操作ハンドル12を操作し、徐々に降下させてもよ
い。そして重錘が液面に到達し、液中に没入することに
より浮力が発生しワイヤ3に加わる重錘の重量が軽減す
る。この軽減によりワイヤ3に弛みを生ずるが、上記ば
ね6の復元力により、巻付ドラム4を逆転し、釣り合つ
た状態にワイヤ3に張力を付与して保持する。
【0012】なおこの際、重錘2の降下に際し、上記ば
ね6はブレーキとしても作用し、着水を緩和する効果を
有する。しかし着水時の若干の衝撃により液面が波打
ち、それに伴い回転数計測手段の数字も+、−を繰り返
すが、数字が落ち着いたとき、これを読み取ることによ
り、液面までの距離が計測てきる。測定終了後は操作ハ
ンドル12により、ワイヤ3を巻き上げる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、重錘が測定面に到達
し、浮力によりワイヤに加わる重量が軽減し、これによ
りワイヤに弛みを生ずる場合においても、これを吸収
し、ワイヤに一定の張力を付与することができる。ま
た、ワイヤの繰出し量にかかわらず、渦巻ばねにより、
常に一定のワイヤの巻取り方向の付勢力を付与すること
ができ、測深距離(深さ)の大きさに影響されずに安定
して測定することができる。したがって、ワイヤの繰出
し量から正確に測定面までの距離を直接計測手段により
読み取ることができるので、精度良く測定することが可
能となる。またこの際、巻付ドラムの回転は手動にて行
い、かつ測定のための電気回路を使用する必要がないの
で、防爆雰囲気内での使用を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測深器の正面図である。
【図2】図1におけるXーX線に沿った断面図である。
【図3】主軸の正面図である。
【図4】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 測深器 2 重錘 3 ワイヤ 4 巻付ドラム 5 計測手段 6 渦巻ばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に重錘を取付けたワイヤを巻付ける
    巻付ドラムと、巻付ドラムから繰出しされるワイヤの繰
    出し量を計測する計測手段を備え、ワイヤを繰出し、重
    錘が測定面に到達したときに生ずる重錘重量の軽減によ
    り下降を停止し、計測手段によりワイヤ繰出し長を測定
    する測深器において、前記計測手段は巻付ドラムを取付
    ける主軸に歯車機構を介して連設されるカウンタより構
    成され、前記主軸は手動用回転ハンドルを備えるととも
    に、該主軸に対して平行に配設した保持軸に保持された
    定荷重渦巻ばねの先端をワイヤの巻取り方向に付勢する
    ように取り付け、ワイヤを繰出し、重錘が測定面に到達
    し浮力に基づく重量軽減によるワイヤの弛みを前記渦巻
    ばねの復元力により吸収することを特徴とする測深器。
JP4181901A 1992-06-16 1992-06-16 測深器 Expired - Lifetime JP2572330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181901A JP2572330B2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 測深器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181901A JP2572330B2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 測深器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05346302A JPH05346302A (ja) 1993-12-27
JP2572330B2 true JP2572330B2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=16108870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4181901A Expired - Lifetime JP2572330B2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 測深器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2572330B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101111608B1 (ko) * 2010-04-09 2012-02-14 강용주 이동거리 감지센서
CN108507446B (zh) * 2018-02-10 2019-11-12 安徽睿知信信息科技有限公司 一种测量用重坠
CN114413727B (zh) * 2022-03-30 2022-06-10 山东省地质矿产勘查开发局八〇一水文地质工程地质大队(山东省地矿工程勘察院) 一种水深测量装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51114963A (en) * 1975-04-02 1976-10-09 Tokyo Keiso Kk Antidischarge liquid surface detector
JPH0419477Y2 (ja) * 1987-05-09 1992-05-01
JPH0621806B2 (ja) * 1989-10-11 1994-03-23 株式会社森久製作所 測深器
JP3113134U (ja) * 2005-05-27 2005-09-02 株式会社高山パッケージ企画 装飾用頭部バンド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05346302A (ja) 1993-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2572330B2 (ja) 測深器
US3896672A (en) Exercise apparatus
JPS60199475A (ja) テニスラケツト等のガツト張り機におけるガツト引張装置
CN117433609A (zh) 一种水位测量装置
US2180354A (en) Water surveying apparatus
CN217484018U (zh) 一种杨氏模量实验仪
JP2705860B2 (ja) 極細線の張力測定装置
US3638492A (en) Liquid level measuring device
US4164707A (en) Magnetic thickness gauge of the magnet adhesion type using drive means with a governor to raise the magnet
US3057199A (en) Gauging apparatus
JPH0621806B2 (ja) 測深器
JPH045519A (ja) タンク内の液の深さ測定方法及び測深器
JP2572331B2 (ja) 測深器
US1429269A (en) Fermentation meter
CN220584815U (zh) 一种科学浮力测量实验装置
CN221037573U (zh) 一种泥面侧位装置
CN220717606U (zh) 电气化铁路施工接触线硬点检测及自动校直的装置
CN220340104U (zh) 一种ph计支撑臂
US2811039A (en) Depth indicating apparatus for large tanks
CN219978101U (zh) 一种薄膜摩擦系数测定仪
CN221032578U (zh) 一种石油测井深度测量装置
CN112710421B (zh) 一种血栓弹力图仪扭力计的微扭矩检测校准装置和方法
CN218270948U (zh) 一种水位检测装置
JPH0854274A (ja) 測深器
US2295218A (en) Liquid indicator apparatus