JP2571474Y2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JP2571474Y2 JP2571474Y2 JP1991082206U JP8220691U JP2571474Y2 JP 2571474 Y2 JP2571474 Y2 JP 2571474Y2 JP 1991082206 U JP1991082206 U JP 1991082206U JP 8220691 U JP8220691 U JP 8220691U JP 2571474 Y2 JP2571474 Y2 JP 2571474Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating plate
- press
- junction box
- tabs
- tab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各々端部に圧接タブを
有する複数のバスバーを配設し、電線を各圧接タブに接
続することにより、バスバーとバスバーとを電気的に接
続する電気接続箱の改良に関するものである。
有する複数のバスバーを配設し、電線を各圧接タブに接
続することにより、バスバーとバスバーとを電気的に接
続する電気接続箱の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気接続箱は、図5及び図6に
示すように、アッパーケース12とロアケース14との
間の空間内に絶縁板16を配置し、この絶縁板16に取
付けられた複数のバスバー18の端部に設けられた圧接
タブ20に電線22を圧接することにより、あるバスバ
ー18と他のバスバー18とを電気的に接続している。
従来技術では、この複数のバスバー18の各端部に設け
られた圧接タブ20は、絶縁板14からアッパーケース
12側に向かって上方へ突出して設けられていた。
示すように、アッパーケース12とロアケース14との
間の空間内に絶縁板16を配置し、この絶縁板16に取
付けられた複数のバスバー18の端部に設けられた圧接
タブ20に電線22を圧接することにより、あるバスバ
ー18と他のバスバー18とを電気的に接続している。
従来技術では、この複数のバスバー18の各端部に設け
られた圧接タブ20は、絶縁板14からアッパーケース
12側に向かって上方へ突出して設けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このように従来技術の
電気接続箱10では、絶縁板16より上方へ向かって突
出している圧接タブ20と、この圧接タブ20に圧接さ
れる電線22とを収納するため、図6に示すように、ア
ッパーケース12の高さtに対しt0 分の高さのスペー
スを設ける必要があった。しかし、総体的な部品数が増
えた今日においては、例えば、電気接続箱を自動車に取
付ける場合等には、非常に狭いスペースのみを確保する
ことができるにすぎないため、従来のようなt0 分のス
ペースを要する大きな電気接続箱を設置することができ
ない場合があった。
電気接続箱10では、絶縁板16より上方へ向かって突
出している圧接タブ20と、この圧接タブ20に圧接さ
れる電線22とを収納するため、図6に示すように、ア
ッパーケース12の高さtに対しt0 分の高さのスペー
スを設ける必要があった。しかし、総体的な部品数が増
えた今日においては、例えば、電気接続箱を自動車に取
付ける場合等には、非常に狭いスペースのみを確保する
ことができるにすぎないため、従来のようなt0 分のス
ペースを要する大きな電気接続箱を設置することができ
ない場合があった。
【0004】本考案の目的は、上記の欠点を回避するた
め、狭いスペースにも容易に設置することができるコン
パクトな電気接続箱を提供することにある。
め、狭いスペースにも容易に設置することができるコン
パクトな電気接続箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、アッパーケースとロアケースとの間の
空間内に、絶縁板と、この絶縁板に保持された複数のバ
スバーと、この複数のバスバーの端部に設けられた圧接
タブと、この圧接タブに接続される電線とが収納されて
いる電気接続箱において、絶縁板の一部に圧接タブとこ
の圧接タブに接続される電線とを収納する切り欠き部を
有し、圧接タブはこの切り欠き部内において絶縁板の縁
から水平に延びるようにして設けられていることを特徴
とする電気接続箱を提供するものである。
解決するために、アッパーケースとロアケースとの間の
空間内に、絶縁板と、この絶縁板に保持された複数のバ
スバーと、この複数のバスバーの端部に設けられた圧接
タブと、この圧接タブに接続される電線とが収納されて
いる電気接続箱において、絶縁板の一部に圧接タブとこ
の圧接タブに接続される電線とを収納する切り欠き部を
有し、圧接タブはこの切り欠き部内において絶縁板の縁
から水平に延びるようにして設けられていることを特徴
とする電気接続箱を提供するものである。
【0006】
【作用】このように、絶縁板に切り欠き部を設け、この
切り欠き部内に水平に設けられた圧接タブと電線を収納
すると、圧接タブが絶縁板より上方へは勿論、側面方向
からもはみ出すことがなく、ケース内に圧接タブを収納
するための余分なスペースを形成する必要がなくなるた
め、電気接続箱全体をコンパクトにすることができ、狭
いスペースにも、電気接続箱を容易に設置することがで
きる。また、圧接タブを水平に配置しているため、相互
に接続すべき異なるバスバーの圧接タブを同一の切り欠
き部内に垂直方向に重ねてコンパクトに配置することも
できるため、複数のバスバー18間の電気的接続を容易
とすることもできる。
切り欠き部内に水平に設けられた圧接タブと電線を収納
すると、圧接タブが絶縁板より上方へは勿論、側面方向
からもはみ出すことがなく、ケース内に圧接タブを収納
するための余分なスペースを形成する必要がなくなるた
め、電気接続箱全体をコンパクトにすることができ、狭
いスペースにも、電気接続箱を容易に設置することがで
きる。また、圧接タブを水平に配置しているため、相互
に接続すべき異なるバスバーの圧接タブを同一の切り欠
き部内に垂直方向に重ねてコンパクトに配置することも
できるため、複数のバスバー18間の電気的接続を容易
とすることもできる。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明
すると、図1は本考案の電気接続箱10を示し、この電
気接続箱10は、アッパーケース12及びロアケース1
4と、これらのアッパーケース12及びロアケース14
との間の空間内に収納される絶縁板16と、この絶縁板
16に保持された複数のバスバー18と、この複数のバ
スバー18の各端部に設けられた圧接タブ20と、この
圧接タブ20に接続される電線22とから成っている。
すると、図1は本考案の電気接続箱10を示し、この電
気接続箱10は、アッパーケース12及びロアケース1
4と、これらのアッパーケース12及びロアケース14
との間の空間内に収納される絶縁板16と、この絶縁板
16に保持された複数のバスバー18と、この複数のバ
スバー18の各端部に設けられた圧接タブ20と、この
圧接タブ20に接続される電線22とから成っている。
【0008】絶縁板14は、図1及び図3に示すよう
に、圧接タブ20と、電線22とを収納する切り欠き部
24が一部に設けられる。この切り欠き部24は、絶縁
板14の長手方向の側面の一部を切り欠くことにより形
成され、少なくとも絶縁板14から突出する圧接タブ2
0とこの圧接タブ20に圧接される電線22とが、絶縁
板14の長手方向の側面からはみ出さない程度に、絶縁
板14の横手方向へ削られて形成される。
に、圧接タブ20と、電線22とを収納する切り欠き部
24が一部に設けられる。この切り欠き部24は、絶縁
板14の長手方向の側面の一部を切り欠くことにより形
成され、少なくとも絶縁板14から突出する圧接タブ2
0とこの圧接タブ20に圧接される電線22とが、絶縁
板14の長手方向の側面からはみ出さない程度に、絶縁
板14の横手方向へ削られて形成される。
【0009】図示の実施例では、3つのバスバー18が
設けられ、各バスバー18の端部に、圧接タブ20a、
20b、20cがそれぞれ設けられている。これらの圧
接タブ20には、図1乃至図3に示すように、1本の電
線22が跨がって圧接され、各バスバーを電気的に接続
している。また、これらの圧接タブ20は、図1乃至図
3に示すように、いずれも切り欠き部24を有する部分
の絶縁板16の縁16aから水平に(絶縁板16のバス
バー18が搭載される面に対して平行な方向に)突出
し、かつ各圧接タブ20が垂直方向に重なって、絶縁板
16に設けられた切り欠き部24内に(即ち、切り欠き
部24よりも外側へはみ出さないように)収納されてい
る。従って、アッパーケーケース12内に圧接タブ20
及び電線22を収納するスペースを設ける必要がなくな
るため、電気接続箱10をコンパクトにすることができ
る。すなわち、図2と図6を比較すると、本考案に用い
られるアッパーケース12は、図2に示すt分の高さで
足り、図6に示すt0 分の高さだけコンパクトになって
いることが解る。また、圧接タブ20を水平に配置して
いるため、相互に接続すべき異なるバスバー18の圧接
タブ20a、20b、20cを、図1乃至図3に示すよ
うに、同一(単一)の切り欠き部24内に垂直 方向に重
ねてコンパクトに配置することもできるため、複数のバ
スバー18間の電気的接続を容易とすることもできる。
設けられ、各バスバー18の端部に、圧接タブ20a、
20b、20cがそれぞれ設けられている。これらの圧
接タブ20には、図1乃至図3に示すように、1本の電
線22が跨がって圧接され、各バスバーを電気的に接続
している。また、これらの圧接タブ20は、図1乃至図
3に示すように、いずれも切り欠き部24を有する部分
の絶縁板16の縁16aから水平に(絶縁板16のバス
バー18が搭載される面に対して平行な方向に)突出
し、かつ各圧接タブ20が垂直方向に重なって、絶縁板
16に設けられた切り欠き部24内に(即ち、切り欠き
部24よりも外側へはみ出さないように)収納されてい
る。従って、アッパーケーケース12内に圧接タブ20
及び電線22を収納するスペースを設ける必要がなくな
るため、電気接続箱10をコンパクトにすることができ
る。すなわち、図2と図6を比較すると、本考案に用い
られるアッパーケース12は、図2に示すt分の高さで
足り、図6に示すt0 分の高さだけコンパクトになって
いることが解る。また、圧接タブ20を水平に配置して
いるため、相互に接続すべき異なるバスバー18の圧接
タブ20a、20b、20cを、図1乃至図3に示すよ
うに、同一(単一)の切り欠き部24内に垂直 方向に重
ねてコンパクトに配置することもできるため、複数のバ
スバー18間の電気的接続を容易とすることもできる。
【0010】なお、図1乃至図3の実施例では、絶縁板
14から突出する圧接タブ20a、20b、20cを垂
直に重ねたが、バスバーパターンによっては、図4に示
すように、圧接タブ20をずらして配置してもよい。
14から突出する圧接タブ20a、20b、20cを垂
直に重ねたが、バスバーパターンによっては、図4に示
すように、圧接タブ20をずらして配置してもよい。
【0011】
【考案の効果】本考案によれば、上記のように、絶縁板
に切り欠き部を設け、この切り欠き部内に水平に設けら
れた圧接タブと電線を収納するため、圧接タブが絶縁板
より上方へは勿論、側面方向からもはみ出すことがな
く、ケース内に余分なスペースを設ける必要がなく、従
って、電気接続箱全体をコンパクトにすることができ、
狭いスペースであっても、電気接続箱を容易に設置する
ことができる実益がある。また、本考案によれば、上記
のように、圧接タブを水平に配置しているため、相互に
接続すべき異なるバスバーの圧接タブを同一の切り欠き
部内に垂直方向に重ねてコンパクトに配置することもで
きるため、複数のバスバー18間の電気的接続を容易と
することもできる実益がある。
に切り欠き部を設け、この切り欠き部内に水平に設けら
れた圧接タブと電線を収納するため、圧接タブが絶縁板
より上方へは勿論、側面方向からもはみ出すことがな
く、ケース内に余分なスペースを設ける必要がなく、従
って、電気接続箱全体をコンパクトにすることができ、
狭いスペースであっても、電気接続箱を容易に設置する
ことができる実益がある。また、本考案によれば、上記
のように、圧接タブを水平に配置しているため、相互に
接続すべき異なるバスバーの圧接タブを同一の切り欠き
部内に垂直方向に重ねてコンパクトに配置することもで
きるため、複数のバスバー18間の電気的接続を容易と
することもできる実益がある。
【図1】本考案の電気接続箱の分解斜視図である。
【図2】本考案の電気接続箱の巾方向の断面図である。
【図3】本考案の電気接続箱のアッパーケースを切り開
いた状態の上面図である。
いた状態の上面図である。
【図4】本考案の電気接続箱の他の実施例に用いられる
圧接タブの配列状態を示す拡大斜視図である。
圧接タブの配列状態を示す拡大斜視図である。
【図5】従来技術の電気接続箱の分解斜視図である。
【図6】従来技術の電気接続箱の巾方向の断面図であ
る。
る。
10 電気接続箱 12 アッパーケース 14 ロアケース 16 絶縁板 18 バスバー 20 圧接タブ 22 電線 24 切り欠き部
Claims (1)
- 【請求項1】 アッパーケースとロアケースとの間の空
間内に、絶縁板と、前記絶縁板に保持された複数のバス
バーと、前記複数のバスバーの端部に設けられた圧接タ
ブと、前記圧接タブに接続される電線とが収納されてい
る電気接続箱において、前記絶縁板の一部に前記圧接タ
ブと前記圧接タブに接続される電線とを収納する切り欠
き部を有し、前記圧接タブは前記切り欠き部内において
絶縁板の縁から水平に延びるようにして設けられている
ことを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991082206U JP2571474Y2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991082206U JP2571474Y2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529231U JPH0529231U (ja) | 1993-04-16 |
JP2571474Y2 true JP2571474Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13767951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991082206U Expired - Lifetime JP2571474Y2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571474Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2511133B2 (ja) * | 1989-02-06 | 1996-06-26 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP1991082206U patent/JP2571474Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0529231U (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |