JP2570240B2 - 紙葉類収納装置 - Google Patents

紙葉類収納装置

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JP2570240B2
JP2570240B2 JP8030340A JP3034096A JP2570240B2 JP 2570240 B2 JP2570240 B2 JP 2570240B2 JP 8030340 A JP8030340 A JP 8030340A JP 3034096 A JP3034096 A JP 3034096A JP 2570240 B2 JP2570240 B2 JP 2570240B2
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paper
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protrusion
paper sheet
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JP8030340A
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JPH08235436A (ja
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繁次 長岡
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Omron Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、キャッシュレジ
スタにおいて紙幣を収納する紙幣収納装置のように、ド
ロア内に堆積して収納された紙葉類を紙押えによって上
側から押圧するようにした紙葉類収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類をドロア内に堆積して収納する場
合、ドロアを出し入れする際にも紙葉類の堆積状態が維
持されるようにしなければならない。このため、紙葉類
収納装置は、堆積して収納された紙葉類を上側から押圧
する紙押えを備えている。また、キャッシュレジスタに
用いられる紙幣収納装置のように、ドロアに対して紙葉
類が頻繁に出し入れされる場合があり、このような紙葉
類収納装置では紙葉類の出し入れに際して紙押えによる
紙葉類の押圧を容易に解除できるように構成しなければ
ならない。このため紙押えは紙葉類に当接する押圧部材
をドロアに固定される基体に対して回転自在に構成し、
コイルスプリング等の弾性部材によって押圧部材を下方
に付勢し、この押圧部材が上方に所定範囲以上回転した
ときには弾性部材の押圧力が作用しないように構成して
いた。このように構成することによって堆積して収納さ
れた紙葉類を押圧部材により上側から押圧して堆積状態
を維持するとともに、紙葉類の出し入れに際してはこの
押圧部材を所定範囲以上上方に回転させることによって
紙葉類に対する押圧を解除できるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紙葉類収納装置では、ドロア内に紙押えを装着する構成
としてドロアの背面に固定される支持板を備え、この支
持板に紙押えの基体をビス止めするようにしていた。こ
のため、紙葉類収納装置の組立作業が煩雑になる問題が
あり、また紙押えをドロア内のどの位置に装着するか
は、支持板におけるねじ孔の位置によって決められてお
り、ドロア内に収納する紙葉類の大きさに応じて紙押え
の装着位置を任意の位置に容易に変更することができな
かった。
【0004】この発明の目的は、ドロアに対して紙押え
を容易に着脱できるようにし、組立作業の容易化を実現
できる紙葉類収納装置を提供することにある。また、紙
押えの装着位置をドロアの背面に連続的に構成すること
によってドロア内に収納する紙葉類のサイズに合わせて
紙押えの装着位置を任意の位置に容易に変更できる紙葉
類収納装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の紙葉類収納装
置は、ドロアの背面に、水平方向に開口した係合孔と、
垂直方向に開口した嵌合孔と、を形成し、紙押えの背面
側を垂直下方に延出する延出部を形成するとともに、嵌
合孔に嵌入してドロアの背面の外側面に接触する凸部を
延出部の下端部に設け、凸部を嵌合孔に嵌合した状態で
係合孔に水平方向に弾性係合する突起を延出部の背面側
に形成したことを特徴とする。したがって、ドロアの嵌
合孔に紙押えの凸部を嵌合させることにより紙押えがド
ロアに装着される。このとき、凸部がドロアの背面の外
側面に接触するとともに、紙押えの突起がドロアの係合
孔に弾性係合し、紙押えに作用する回転力は、凸部と突
起との2か所において抑制される。
【0006】また、ドロアの背面に係合孔及び嵌合孔を
1組として複数組連続して形成し、紙押えの突起及び凸
部を複数組のうちの何れかの組の係合孔及び嵌合孔に係
合させるようにしたことを特徴とする。したがって、突
起及び凸部が係合する係止孔及び嵌合孔の組を変えるこ
とにより、ドロアにおける任意の位置に紙押えを装着す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】第1図は、この発明の実施形態の
一例である紙葉類収納装置に備えられる紙押えの外観図
である。紙押え1は、基体2および押圧部材3から構成
されている。基体2の上面には2条のスリット7a,7
bが形成されており、その間に弾性部8が構成されてい
る。この弾性部8の開放端側は傾斜面8aにされてい
る。基体2の前端部にはボス9a,9bが形成されてお
り、このボス9a,9bに回転軸10a,10b(回転
軸10aは図に現れていない。)が嵌入する。これによ
って押圧部材3は回転軸10a,10bを支点にして基
体2に軸支される。この押圧部材3の平面部には2条の
スリット11a,11bが設けられており、その中間部
に弾性部12が構成されている。この弾性部12の開放
端側には傾斜面12aが形成されており、この傾斜面1
2aの端部が基体2の傾斜面9aに当接する。
【0008】以上のように構成された紙押え1において
押圧部材3をその押圧端3aが上方に移動するように回
転させると、傾斜面12aの端部は傾斜面8aを下方に
押しつけることになる。これによって弾性部8は傾斜面
8aが下方に変移するように弾性変形し、弾性部8には
傾斜面8aおよび傾斜面12aの端部を上方に押し上げ
る方向の弾性力が発生する。この弾性力によって押圧部
材3の押圧端3aは下方に押し下げられ、結果として紙
葉類を上側から押圧する押圧力を得ることになる。
【0009】押圧部材3をその押圧端3aがさらに上方
に移動するように回転させると、傾斜面12aが基体2
の傾斜面8aに当接するようになる。これによって傾斜
面8aは下方に押圧されなくなり、弾性部8には弾性力
が生じない。また、このとき押圧部材3の重心は回転軸
10a,10bより基体2側に位置し、押圧部材3は傾
斜面12aと傾斜面8aとが当接する状態で停止する。
これによって押圧端3aによる紙葉類の押圧が解除さ
れ、紙葉類の出し入れを容易に行うことができる。
【0010】以上のように、紙押え1を基体2と押圧部
材3とによって構成し、基体2に形成された弾性部8に
よって押圧部材3に押圧力を与えるようにしているた
め、コイルスプリングなどの別の弾性部材を設ける必要
がなく、部品点数の削減により組立作業が簡略化され
る。なお、傾斜面12aの端部と傾斜面8aとの当接に
より押圧部材3の弾性部12も若干の弾性変形を生じ、
この部分にも同様に弾性力が発生する。この弾性力も押
圧端3aを下方に付勢する方向に作用する。
【0011】また、基体2の背面側は略垂直下方に延出
しており、この延出部分には上端において開放された弾
性片4a,4bが形成されている。この弾性片4a,4
bのそれぞれには背面側に突出した突起5a,5bが形
成されている。基体2の背面の延出部分の下端部には凸
部6a〜6dが形成されている。
【0012】第2図は、上記紙葉類収納装置を構成する
ドロアの要部の外観図である。ドロア21の背面21a
には段部21bが形成されている。この段部21bに嵌
入孔23a〜23dが形成されている。この嵌合孔23
a,23dには上部に係止孔22a,22bが形成され
ている。嵌合孔23a〜23dのそれぞれに紙押え1の
基体2に形成された凸部6a〜6dのそれぞれが上側か
ら嵌入する。このとき、基体2の背面に形成された突起
5a,5bが係止孔22a,22bの上面に当接する。
【0013】第3図は、上記紙葉類収納装置の要部の断
面図であり、ドロアに紙押えを装着した状態を示してい
る。ドロア21の背面に形成された嵌合孔23に、紙押
え1に形成された凸部6を上方から嵌入すると、凸部6
はドロア21の背面21aと固定部材25との間に形成
された間挿部24に嵌入する。また、このとき紙押え1
に形成された突起5の上面がドロア21に形成された係
止孔22の上面に係止する。これら間挿孔24に対する
凸部6の嵌入、および係止孔22に対する突起5の係止
により紙押え1の背面はドロア21の背面21aに固定
される。
【0014】前述のように紙押え1において突起5は弾
性片4に形成されており、この弾性片4は上端部を開放
されている。したがって、弾性片4の上端部を下端部を
支点にしてA方向に変移させることができる。このよう
に弾性片4の上端部を矢印A方向に変移させると、突起
5と係止孔22との係止状態が解除され、凸部6を間挿
部24から上方に引き抜くことができる。これによって
紙押え1をドロア21から容易に取り外すことができ
る。
【0015】押圧部材3が紙幣を押圧した場合、基体2
には嵌合部22を中心にして基体2を上方に押し上げよ
うとする回転力が作用する。この回転力により基体2が
上方に押し上げられると、基体2が紙幣収納装置の天井
に接触してドロア21の開閉ができなくなる。しかし、
基体2の背面において下方に延出した部分において凸部
6がドロア21の背面21aの外側面に接触するととも
に、基体2の背面に形成された突起5がドロア21の背
面の係合孔22に水平方向に弾性係合することから、基
体2の凸部6及び突起5の2か所において基体2に作用
する回転力を抑制することができ、基体2が上方に移動
することを確実に防止できる。
【0016】第4図は、請求項2に記載した発明の実施
形態の一例である紙葉類収納装置を構成するドロアの要
部を示す外観図である。ドロア31の背面31aに形成
された段部31bには係止孔22および嵌合孔23が複
数連続して形成されている。これにともなってドロア3
1の背面31aおよび底面31cには複数のガイド32
が連続して形成されている。このガイド32は隣合うガ
イド32とともに溝部33を構成している。以上のよう
に構成されたドロア31を用いると、第1図に示した紙
押え1の凸部6a〜6dを、複数形成された嵌合孔23
の何れかを選択してその嵌合孔23に嵌合させることが
できる。したがって、紙押え1をドロア31の背面31
aに沿って任意の位置に装着することができる。このと
き、嵌合孔23のピッチが紙押え1の移動に係る最小距
離となる。また、溝部33には図外の仕切板が挿入され
るが、この溝部が背面31aおよび底面31cに複数連
続的に形成されているため、収納する紙葉類の大きさに
応じて仕切板の装着位置を選択的に変更することがで
き、これに伴って紙押え1を収納した紙葉類を押圧する
のに最適な位置に装着することかできる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、ドロアに対して紙押
えを弾性的に係止させることとしたため、ドロアに対す
る紙押えの着脱を容易に行うことができ、組立作業が簡
略化されるとともに、紙押えの装着位置の移動作業をも
容易に行うことができるようになる利点がある。また、
基体の凸部及び突起の2か所において基体に作用する回
転力を抑制することができ、基体が上方に移動すること
を確実に防止してドロアの開閉状態を良好に維持するこ
とができる。
【0018】また、ドロアに係合孔及び嵌合孔を複数連
続して形成することにより、収納する紙葉類の大きさに
合わせて紙押えの装着位置を適宜選択して変更すること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の一例である紙葉類収納装
置に備えられる紙押えの外観図である。
【図2】同紙葉類収納装置を構成するドロアの要部の外
観図である。
【図3】同紙葉類収納装置の要部の断面図である。
【図4】請求孔2に記載した発明の実施形態の一例であ
る紙葉類収納装置を構成するドロアの要部の外観図であ
る。
【符号の説明】
1−紙押え 5−突起 6−凸部 21−ドロア 22−係合孔 23−嵌合孔 24−間挿孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を堆積して収納するドロアと、ドロ
    ア内に収納された紙葉類を上側から押圧する紙押えと、
    を備えた紙葉類収納装置において、 ドロアの背面に、水平方向に開口した係合孔と、垂直方
    向に開口した嵌合孔と、を形成し、 紙押えの背面側を垂直下方に延出する延出部を形成する
    とともに、嵌合孔に嵌入してドロアの背面の外側面に接
    触する凸部を延出部の下端部に設け、凸部を嵌合孔に嵌
    合した状態で係合孔に水平方向に弾性係合する突起を延
    出部の背面側に形成したことを特徴とする紙葉類収納装
    置。
  2. 【請求項2】前記ドロアの背面に係合孔及び嵌合孔を1
    組として複数組連続して形成し、紙押えの突起及び凸部
    を複数組のうちの何れかの組の係合孔及び嵌合孔に係合
    させるようにした請求項1に記載の紙葉類収納装置。
JP8030340A 1996-02-19 1996-02-19 紙葉類収納装置 Expired - Lifetime JP2570240B2 (ja)

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JP8030340A JP2570240B2 (ja) 1996-02-19 1996-02-19 紙葉類収納装置

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Publication Number Publication Date
JPH08235436A JPH08235436A (ja) 1996-09-13
JP2570240B2 true JP2570240B2 (ja) 1997-01-08

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