JP2570211B2 - プリンタのインクタンク - Google Patents

プリンタのインクタンク

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JP2570211B2
JP2570211B2 JP7151013A JP15101395A JP2570211B2 JP 2570211 B2 JP2570211 B2 JP 2570211B2 JP 7151013 A JP7151013 A JP 7151013A JP 15101395 A JP15101395 A JP 15101395A JP 2570211 B2 JP2570211 B2 JP 2570211B2
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ink
tank
supply port
wire
recording head
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正尚 松沢
芳典 宮沢
隆史 鈴木
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多孔質材にインクを含
浸させた、プリンタに適したインクタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクを用いる記録装置において
は、特開昭50-99436号公報、特開昭55-42874号公報、米
国特許3441950号明細書に見られるようにインクタンク
に多孔質材を充填し、多孔質材が持つ毛細管力によりイ
ンク保持させて、インク洩れを防止することが行なわれ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のインクタンクでは、多孔質剤の毛細管力によりインク
を保持させる関係上、インクの量が減少した場合にはイ
ンク供給口から遠方に存在するインクが多孔質材に保持
されたままとなり、記録ヘッドへのインクの供給が滞
り、記録不良や、インクの残留によりインクの無駄など
が生じるという問題がある。本発明はこのような事情に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところは
多孔質材に含浸されているインクを、スムーズに記録ヘ
ッドに排出させることができるプリンタのインクタンク
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、多孔質材から成るインク含
浸部材をタンク容器の略全容積を満たすように収容し、
該タンク容器と記録ヘッドとを接続するインク供給口を
介して前記記録ヘッドにインクを供給するプリンタのイ
ンクタンクにおいて、前記タンク容器には外部に通じる
空気口が設けられ、また前記タンク容器の前記インク供
給口が形成された壁面の前記インク含浸部材と対向する
面の、少なくとも前記インク供給口の近傍に前記インク
供給口に向かう複数の凹条を形成するようにした。
【0005】
【実施例】図1、図2は、それぞれ本発明のインクタン
クを用いた、インク式ワイヤドットプリンタの一実施例
を示すものであって、本実施例では4色のカラープリン
タ、プロッタ用ヘッドで、黒、赤、緑、青のインク系
と、そのそれぞれに対応して各1本のワイヤを備えてい
る。このためヘッド、記録紙の一方又は双方を移動させ
て上記ヘッドの所望の色に対応するワイヤを記録紙上の
所定の位置で突出させてドットを形成し、文字や図形を
描く構造になっている。
【0006】記録ヘッド1の上部には着脱可能にインク
タンク2が配置されている。インクタンク2は黒インク
用インクタンク2bとカラーインク用の内部が3分割さ
れたタンク2aとの二体構造になっているインクは、
インクタンク2内に充填された多孔質材からなるインク
含浸部材60に含浸されている。インク含浸部材60か
記録ヘッド1にインクを供給するインク供給口3は、
記録ヘッドlに装着されたとき下方となる面で、かつ長
手方向の中心よりも一方に偏した位置に設けられてい
て、ここにインク誘導部材12が挿入されると、図2に
示したようにインク誘導部材12がタンク内部に突出し
て連通するようになっている。このインク誘導部材12
は、軸方向に延びるインク誘導孔12b(図3)を備え
ている。
【0007】インク誘導部材12は、その前部に円環状
誘導部材12a(図3)を有しており、インク誘導孔1
2bと内部12cで連通している。円環状誘導部材12
aにはワイヤガイド13が組込まれ、両者の組合せによ
ってA、Bで示す間隙が設けられる。ワイヤ11とワイ
ヤガイド13のワイヤガイド孔13aの間の間隙はわず
かであり、インクはインクタンク2からインク誘導部材
12のインク誘導孔12b、ワイヤガイド13との間隙
A、Bを経てワイヤ1の先端部まで導かれる。ワイヤ駆
動装置はコイル17を巻回したコイルコア16を有する
ヨーク18とヨーク板19とプランジャ15とで磁気回
路が構成される。プランジャ15の動きはクラッパ14
を介してワイヤ11に伝えられる。上記のワイヤ駆動装
置はカバー21によってカバーされるとともにクラッパ
14の作動長が規制される。待機時にはワイヤ11の先
端面はワイヤガイド13の先端面より奥にあり、ワイヤ
ガイド孔13aの前部に形成されるインクのメニスカス
がワイヤ先端面を覆うようにワイヤ長が設定されてい
る。
【0008】次に動作を説明する。図2は通電時を示す
ものでコイル17に通電することによりコイルコア16
と対向するプランジャ15が吸引される。これによって
プランジャ15を固着したクラッパ14が回動しその先
端で係合するワイヤ11が突出する。ワイヤ先端面はイ
ンクメニスカスを貫いてインクを先端面に付着させて図
示しない記録紙に衝突してインクが記録紙に転写する。
ワイヤ待機状態ではワイヤ11の先端面はワイヤガイド
13の端面より内側にあってワイヤ先端面前方にインク
メニスカスが形成されるため前記ワイヤの出没動作によ
ってワイヤ先端面にインクが順次付着する。上述のワイ
ヤ先端部におけるワイヤへのインクの転移等インクドッ
ト印字方式に関する詳細については特開昭57-6783号公
報に記載されているので詳細な説明は省略する。
【0009】図3は本発明のインクタンクの一実施例を
詳細を示すものであって、この図においてはインク供給
口近傍のタンクの構造を判りやすくするため、この領域
のインク吸収材が一部省略されて示されている。
【0010】インクタンク本体40は、その底面40a
に一つの壁48側に偏して形成されたインク供給口41
を備えるとともに、このインク供給口41に向かう複数
の凹条を形成する細溝45a、45b、45cが設けら
れており、また側壁40cの内面にリブ47が、さらに
タンク蓋50の内面にリブ51が形成されている。この
インクタンク本体40は、インクが含浸されたインク含
浸部材60を収容した状態でタンク蓋50により封止さ
れて、インクの漏洩が防止されている。
【0011】このように構成したインクタンクを記録ヘ
ッドに装着すると、図2に示したようにインク誘導部材
12がインク供給口3と連通し、インク含浸部材60の
底面がタンク本体40の底面40aに接していて、細溝
45a、45b、45cにもインクが溜まる。印刷によ
りインクが消費されると、インク含浸部材60のインク
がインク供給口41に流れ込み、また消費されたインク
量に相当する空気が空気口42から補給されて記録ヘッ
ド1にスムーズに流れ出る。
【0012】インク含浸部材60のインクが少なくなっ
インク含浸部材60を介してのインク供給口41側へ
のインクの移動が停滞しちとなっても、インク含浸部
材60と対向する面、この実施例では底面40aに形成
されたインク供給口41に向かう細溝45a、45b、
45cのインクがインク供給口41に流れ込むから、記
録ヘッド1にインクがスムーズに供給されることにな
る。そして最後にはタンクの底面40aとインク含浸部
材60とに隙間が存在する場合には、ここにインクが保
持されるが、この面には細溝45a、45b、45cが
存在するから、このインクはこれら細溝45a、45
b、45cの毛細管力によりインク供給口41に運ばれ
て、タンク内のインクが可能な限り印刷に供される。
【0013】以上述べたように本発明においては多孔
質材から成るインク含浸部材をタンク容器の略全容積を
満たすように収容し、ンク容器と記録ヘッドとを接続
するインク供給口を介して記録ヘッドにインクを供給す
るプリンタのインクタンクにおいて、タンク容器には外
部に通じる空気口が設けられ、またタンク容器のインク
供給口が形成された壁面のインク含浸部材と対向する
の、少なくともインク供給口の近傍にインク供給口に向
かう複数の凹条が形成されているので、凹条を介しても
インク供給口にインクを移動させることができて、イン
ク量に関わりなく記録ヘッドにインクをスムーズに供給
することができる。また、タンクの壁面とインク含浸部
材との隙間に停滞しやすいインクも、凹条の毛細管力に
よりインク供給口に移動させてタンク内のインクを可能
な限り印刷に供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクタンクを用いたプリンタヘッド
の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明のインクタンクを用いたプリンタヘッド
の一例を示す断面図である。
【図3】本発明のインクタンクの一実施例を示す一部断
面斜視図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 インクタンク 12 インク誘導部材 40 タンク本体 40a 底面 41 インク供給口 42 空気口 45a、45b、45c 細溝 50 タンク蓋 60 インク含浸部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−84867(JP,A) 特開 昭60−204349(JP,A) 特開 昭60−228160(JP,A) 特開 昭59−143646(JP,A) 特開 昭57−109665(JP,A) 実開 昭59−41539(JP,U) 実開 昭57−73142(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質材から成るインク含浸部材をタン
    ク容器の略全容積を満たすように収容し、該タンク容器
    と記録ヘッドとを接続するインク供給口を介して前記記
    録ヘッドにインクを供給するプリンタのインクタンクに
    おいて、 前記タンク容器には外部に通じる空気口が設けられ、ま
    た前記タンク容器の前記インク供給口が形成された壁面
    の前記インク含浸部材と対向する面の、少なくとも前記
    インク供給口の近傍に前記インク供給口に向かう複数の
    凹条が形成されているプリンタのインクタンク。
JP7151013A 1995-05-25 1995-05-25 プリンタのインクタンク Expired - Lifetime JP2570211B2 (ja)

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JPH07314740A JPH07314740A (ja) 1995-12-05
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JPS5784867A (en) * 1980-11-17 1982-05-27 Ricoh Co Ltd Printer
JPS57135304A (en) * 1981-02-13 1982-08-20 Matsushita Electric Works Ltd Knife mark inspecting device

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