JP2570143Y2 - 絞り加工装置 - Google Patents

絞り加工装置

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JP2570143Y2
JP2570143Y2 JP4190693U JP4190693U JP2570143Y2 JP 2570143 Y2 JP2570143 Y2 JP 2570143Y2 JP 4190693 U JP4190693 U JP 4190693U JP 4190693 U JP4190693 U JP 4190693U JP 2570143 Y2 JP2570143 Y2 JP 2570143Y2
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JP
Japan
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die
holder
hole
slide plate
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JP4190693U
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English (en)
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JPH079528U (ja
Inventor
知久 武田
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Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Publication date
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、油圧プレスを用いて
ワークを成形する絞り加工装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、油圧プレスを用いてワー
クを成形する絞り加工装置(プレス金型)は種々提案さ
れている。図3に示す油圧プレスにおいて、図中21
は、油圧シリンダー、22はガイド部材、23は、上下
動するスライドプレート、24は、ワーク保持部材、2
5は、ダイホルダー、26は、ダイス、27は、シリン
ダーホルダー、28は、ノックアウト部材、29は、下
限リミットスイッチ、30は、上限リミットスイッチで
あり、31は、ワークである。例えば、図3に示すよう
なワーク31(パイプ材)の先端部をテーパー形状に成
形する場合は、前記上限および下限のリミットスイッチ
31、30を前記ダイス26の所定ストロークに設定
し、所定寸法のワーク31を前記ワーク保持部材24内
に挿入して成形(絞り)加工をするものである。前記ノ
ックアウト部材28は、成形したワーク31をダイス2
6より離脱させるものである。ところで、上記従来の絞
り加工装置では、ワーク31の寸法精度(全長寸法)に
バラツキがあるとテーパー部の寸法にもバラツキが発生
して不良品となることがある。又、ワーク31の全長寸
法が変更されたときは、前記下限リミットスイッチ29
の設定をその都度変更しなければならず段取時間が必要
となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、前記問題
点に鑑み、ワークの寸法精度の多小のバラツキおよびワ
ークの全長寸法が変更された場合でも、成形精度を確保
し、そして段取時間を必要としない絞り加工装置を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案は、複数
のガイド部材を介してスライドプレート4を上下動させ
る油圧プレスAにおいて、前記スライドプレートの下面
に中心部に所定寸法の孔を有するダイホルダーを設け、
このダイホルダーの中心部に所定形状のダイスを挿着す
るとともに、前記スライドプレートの上面中心部に所定
寸法の止り穴を有するシリンダーホルダーを設け、前記
止り穴の底面に制御器に連通する加工完了検出スイッチ
を挿着し、この止り穴の内部にワーク離脱用のスプリン
グを挿入し、このスプリングの下方に検出棒を備えたノ
ックアウトピンを前記ダイホルダーの孔に挿入した状態
で配置し、このノックアウトピンの下面に所定形状のプ
レートを係着したことを特徴としている。
【0005】
【作用】この考案によれば、油圧シリンダーの作動によ
り、ダイスがワークの位置まで下降すると絞り加工が始
まり、やがてワークの先端がプレートに接触し、ダイス
の下降にともないプレートはワークの先端部で押し上げ
られるので、ワーク離脱用のスプリングはノックアウト
ピンを介して圧縮され、やがて、加工完了検出スイッチ
に検出棒の先端が接触してONされると油圧シリンダー
は上昇を開始する。その際、圧縮されたワーク離脱用の
スプリングは、ダイス内に加工されたワークを、シリン
ダーの上昇にともないスプリングの圧縮力がノックアウ
トピンを介してワークに伝達されダイスからワークを離
脱することができる。
【0006】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。図1は、この考案の絞り加工装置を油
圧プレスAに取付けた状態(加工前)を示す説明図、図
2は、図1の絞り加工装置の要部を拡大(加工完了時)
して示す説明図である。図1において、油圧プレスA
は、上部プレート1と下部プレート2を両サイドに設け
たガイド部材3により平行に固着し、上、下プレート
1、2との間にガイド部材3を介してスライドプレート
4を上下方向に連動するように架設し、前記上部プレー
ト1の中心部に油圧シリンダー5を立設し、図示省略の
制御器により制御するように構成している。
【0007】この考案の絞り加工装置は、図1、2に示
すように、油圧プレスAのスライドプレート4の下面
に、中心部に所定寸法の孔6aとダイス挿入部を有する
ダイホルダー6を固着し、このダイホルダー6のダイス
挿入部に所定形状(テーパー形状)のダイス7を挿着す
るとともに、前記スライドプレート4の上面中心部にシ
リンダーホルダー8を固定する。このシリンダーホルダ
ー8の上部中心部に前記油圧シリンダー5の作動部5a
を挿入して固定する所定の穴8aと図示省略の固定手段
が設けてあり、下部中心部には所定寸法の止り穴8bを
穿設し、この止り穴8bの底部中心に制御器(図示省
略)に通信線13を介して連通する加工完了検出スイッ
チ9を挿着し、この止り穴8bの内部にワーク離脱用の
スプリング10を挿入するようにしている。前記スプリ
ング10の下方に検出棒11aを備えたノックアウトピ
ン11を前記ダイホルダ6の孔6aを介して挿入し、こ
のノクアウトピン11の下面に所定形状のプレート12
を係着した構成としている。
【0008】上記絞り加工装置の組付手順は、前記ダイ
ス7を挿着したダイホルダー6の中心部を前記スライド
プレート4の中心部に固着し、つぎに、スライドプレー
ト4の既設の中心孔を介してノックアウトピン11をダ
イホルダー6の孔6a内に挿入し、ダイス7の内側より
プレート12をノックアウトピン11の下面に図示省略
の接合手段で固定し、ついで、ノックアウトピン11の
検出棒11a側にスプリング10を挿入し、このスプリ
ング10をシリンダーホルダー8の止り穴8b内に挿入
した状態で、前記油圧シリンダー5を作動させ作動部5
aをシリンダーホルダー8の穴8a内に挿入し図示省略
の固定手段で作動部5aとシリンダーホルダー8を固定
し、ついで、このシリンダーホルダー8をスライドプレ
ート4に図示省略の連結手段により固定し、前記検出ス
イッチ9を通信線13を介して制御器へ接続する。一
方、下部プレート2の中心部にワーク14を保持するワ
ーク保持部材15を固定して組付は完了する。
【0009】つぎに、この考案の絞り加工装置の作用を
説明する。先づ、ワーク14をワーク保持部材15に挿
入し、制御器を操作して油圧シリンダー5を駆動し、作
動部5aを作動させダイス7がワーク14の位置まで下
降すると絞り加工が始まり、やがてワーク14の先端が
プレート12に接触し、さらにダイス7の下降にともな
いプレート12はワーク14の先端部で押し上げられる
ので、ワーク離脱用のスプリング10はノックアウトピ
ン11を介して圧縮され、やがて加工完了検出スイッチ
9に検出棒11aの先端が接触してONされると、油圧
シリンダー5の作動部5aは上昇を開始する。その際、
圧縮されていたワーク離脱用スプリング10は、ダイス
7内に圧着されたワーク14をシリンダー作動部5aの
上昇にともないスプリングの圧縮力がノックアウトピン
11を介してワーク14の先端部に伝達されワーク14
をダイス7より離脱させて加工を完了する。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、シリンダーホルダーに制御器に連通する加工完了検
出スイッチとワーク離脱用スプリングを挿入し、ダイホ
ルダーに検出棒を備えたノックアウトピンを挿入したの
で、ワークの絞り加工完了と同時に検出棒が検出スイッ
チに接触してONすると、油圧シリンダーの作動部が上
昇を開始しスプリングの圧縮力によりワークをダイスよ
り離脱させることができる。したがって、従来のよう
に、リミットスイッチによるダイスの下死点設定(スト
ローク調整)やワークの寸法精度(長さ)のバラツキに
よる不良品発生は皆無となりコスト低減となる。又、ワ
ークの外径変更時においても、ダイスとプレートのみの
交換でよく段取り換えを簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の絞り加工装置を油圧プレスに取付け
た状態(加工前)を示す説明図である。
【図2】図1の絞り加工装置の要部を拡大し、ワークの
絞り加工完了時の状態を示す説明図である。
【図3】従来の絞り加工装置を油圧プレスに取付けた状
態(加工前)を示す説明図である。
【符号の説明】
A…油圧プレス 3…ガイド部材 4…スライドプレート 6…ダイホルダー 6a…孔 7…ダイス 8…シリンダーホルダー 8b…止り穴 9…加工完了検出スイッチ 10…スプリング 11…ノックアウトピン 11a …検出棒 12…プレート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のガイド部材3を介してスライドプ
    レート4を上下動させる油圧プレスAにおいて、 前記スライドプレート4の下面に中心部に所定寸法の孔
    6aを有するダイホルダー6を設け、このダイホルダー
    6の中心部に所定形状のダイス7を挿着するとともに、
    前記スライドプレート4の上面中心部に所定寸法の止り
    穴8bを有するシリンダーホルダー8を設け、前記止り
    穴8bの底面に制御器に連通する加工完了検出スイッチ
    9を挿着し、この止り穴8bの内部にワーク離脱用のス
    プリング10を挿入し、このスプリング10の下方に検
    出棒11aを備えたノックアウトピン11を前記ダイホ
    ルダー6の孔6aに挿入した状態で配置し、このノック
    アウトピン11の下面に所定形状のプレート12を係着
    したことを特徴とする絞り加工装置。
JP4190693U 1993-06-30 1993-06-30 絞り加工装置 Expired - Lifetime JP2570143Y2 (ja)

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JP4190693U JP2570143Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 絞り加工装置

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JP4190693U JP2570143Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 絞り加工装置

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Publication Number Publication Date
JPH079528U JPH079528U (ja) 1995-02-10
JP2570143Y2 true JP2570143Y2 (ja) 1998-05-06

Family

ID=12621336

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JP4190693U Expired - Lifetime JP2570143Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 絞り加工装置

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