JP2569851Y2 - 信号転轍機用フロントロッド - Google Patents

信号転轍機用フロントロッド

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JP2569851Y2
JP2569851Y2 JP1993006632U JP663293U JP2569851Y2 JP 2569851 Y2 JP2569851 Y2 JP 2569851Y2 JP 1993006632 U JP1993006632 U JP 1993006632U JP 663293 U JP663293 U JP 663293U JP 2569851 Y2 JP2569851 Y2 JP 2569851Y2
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rod
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嘉明 嘉部
勝 植野
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Nakata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、信号転轍機用フロン
トロッドの改良に係り、フロントロッドの少なくともジ
ョーピンに接触する部材表面に溶融塩浴熱処理による表
面硬化層と二硫化モリブデン層の2層を積層して、従
来、フロントロッドに施していた定期的な塗装と給油を
不要にし、耐食性と信頼性を著しく向上させた信号転轍
機用フロントロッドに関する。
【0002】
【従来の技術】信号転轍機は、鉄道における軌条を現在
とは異なる方向に開通させかつその方向を維持する分岐
装置であり、基本軌条と可動式の尖端軌条とからなり、
尖端軌条はその先端側のタイバーで連結されて軌条に平
行配置された電動転轍器の転換部にて信号に従って基本
軌条のいずれか一方に移動密着させ、尖端軌条の最先端
を連結するフロントロッドにロックロッドが接続され、
ロックロッドを制御する電動転轍器の鎖錠部にて固定
し、尖端軌条が車両通過時の振動等で移動しないように
構成してある。(実公昭61−5363号公報参照)
【0003】信号転轍機のフロントロッドは、図1、図
2に示すごとく、尖端軌条の先端に接続する肘金1,1
とロッド2の両端に螺合させたジョー部材3,3とをそ
れぞれのピン孔にジョーピン4,4を挿通し、ピン4,
4下端に図示しない割りピンを通して止める構成からな
る。なお、図中5はロックロッドとの接続部である。ま
た、ロッド2の一方のジョー部材を図3に示す如き一対
の接続板10,10に代えてロッド2にボルト止めし、
肘金とジョーピンで連結する構成のものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】いずれの構成の信号転
轍機のフロントロッドも、肘金とロッドをジョーピンで
連結する構成であり、常に通過する車両の振動と風雨に
さらされており、ジョーピン並びにピンが挿通するジョ
ーピンカラー部となる、すなわちピン孔を設けた肘金先
端、ジョー部材、接続板等の各部材は、強度とともにす
ぐれた耐食性及び耐磨耗性を要求される。従って、従
来、ジョーピンとピン孔を設けた各部材の材質を、所要
の強度と耐食性を有する材質に代えたり、グリスなどを
給油したり、耐食性及び耐磨耗性の塗料を塗布するなど
の対策を行っていた。しかし、給油あるいは塗料には定
期的なメンテナンスが不可欠であり、フロントロッドの
保守管理に多大の人手を要していた。さらに、ジョーピ
ンカラーに樹脂を用いることも考えられるが、樹脂の磨
耗よる交換など保守管理に人手を要する。
【0005】この考案は、かかるフロントロッドの保守
管理に鑑み、定期的なメンテナンスが不可欠な塗料塗布
や給油を必要としない構成からなる信号転轍機用フロン
トロッドの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】考案者らは、塗料塗布や
給油を必要としないフロントロッドを目的に、材質や表
面処理について種々検討した結果、フロントロッドの所
要部に、溶融塩浴熱処理による表面硬化層と焼き付け硬
化させた二硫化モリブデン層の2層を積層することによ
り、極めて優れた耐食性と耐磨耗性が得られ、長期間に
わたってメンテナンスフリーのフロントロッドが得られ
ることを知見し、この考案を完成した。
【0007】すなわち、この考案は、尖端軌条の最先端
に接続する肘金とロッドの両端に螺合させたジョー部材
とをそれぞれのピン孔にジョーピンを挿通する信号転轍
機用フロントロッドにおいて、少なくともジョーピン表
面及びジョーピンと接触する部材表面に、溶融塩浴熱処
理による炭化物と窒化物からなる表面硬化層と、その上
に塗布焼き付け処理した二硫化モリブデン層の2層が積
層されたことを特徴とする信号転轍機用フロントロッド
である。また、この考案は上記の構成において、ジョー
ピンに樹脂製カラーを圧入被覆したことを特徴とする信
号転轍機用フロントロッドである。
【0008】また、この考案は、尖端軌条の最先端に接
続する肘金とピン孔にジョーピンを挿通して接続する一
対の接続板をロッド先端の接続部にボルト孔を設け、接
続部の平面に密着しかつボルト孔に嵌入するボルトカラ
ー部を設けた絶縁板を介在させてボルト止めする信号転
轍機用フロントロッドにおいて、ピン孔とボルト孔を設
けた接続板の表面に、溶融塩浴熱処理による炭化物と窒
化物からなる表面硬化層と、その上に塗布焼き付け処理
した二硫化モリブデン層の2層が積層された信号転轍機
用フロントロッドである。また、この考案は上記の構成
において、ロッド先端の接続部と接続板がポリアミドコ
ーティングされた信号転轍機用フロントロッドである。
【0009】この考案において、溶融塩浴熱処理は、侵
炭と窒化が同時に進行するような溶融塩浴を用いて57
0℃以下の温度で行い、材料表面に炭化物と窒化物から
なる表面硬化層を形成できれば、いずれの条件でもよ
い。
【0010】また、この考案において、二硫化モリブデ
ン層は、上記の溶融塩浴熱処理による表面硬化層を形成
後、その表面に二硫化モリブデンを塗布し、あるいは浸
漬して塗布し、さらに所要温度で焼き付け処理して硬化
させる必要がある。
【0011】さらに、この考案において、絶縁板は接続
板とロッドとのボルト止め部に介在させるが、実施例の
如く、ロッド先端部の平坦両面に接触しかつ先端部ボル
ト孔内に嵌入するボルトカラー部を設け、軌条に流して
ある種々信号電流を短絡させない構成とすることが好ま
しい。
【0012】
【作用】この考案は、フロントロッドの少なくともジョ
ーピンと接触する部材表面、あるいは部材の全てに溶融
塩浴熱処理による表面硬化層と二硫化モリブデン層の2
層を積層して、従来、フロントロッドに施していた定期
的な塗装と給油を不要にするだけでなく、実施例に示す
如く、ジョーピンなどの機械的強度も大幅に向上し、耐
食性、耐磨耗性と信頼性を著しく向上させることができ
る。従って、ジョーピンとその近傍のみならず、必要に
応じてフロントロッドの所要部あるいは全部に該積層処
理を施すことができる。また、ロッドにボルト止めした
接続板と肘金間のジョーピン等にも同様に溶融塩浴熱処
理による表面硬化層と二硫化モリブデン層を積層するこ
とにより、同様に機械的強度の向上、耐食性、耐磨耗性
が得られる。さらに、接続板とロッドとのボルト止め部
に介在させるボルトカラー部を有する絶縁板により、軌
条に流してある種々信号電流を短絡させることがない。
【0013】
【実施例】実施例1 図1、図2に示す、尖端軌条の先端に接続する肘金1,
1とロッド2の両端に螺合させたジョー部材3,3とを
それぞれのピン孔にジョーピン4,4を挿通するフロン
トロッドにおいて、肘金1,1、ジョー部材3,3、お
よびジョーピン4,4にこの考案による積層処理を施し
た。材質には、肘金はS25C材、ジョー部材はSS4
1材、ジョーピンはS25C材をそれぞれ用いた。ま
ず、各部材を脱脂洗浄後に余熱し、市販の溶融塩浴を用
いて、550℃で溶融塩浴熱処理し、10〜15μm厚
みの表面硬化層を形成した。次いで、各部材を脱脂洗浄
後に余熱し、ピン孔を設けた肘金先端部、ジョーピン先
端部、ジョーピンの全面に潤滑用二硫化モリブデンを塗
布した後、180℃、1時間の硬化熱処理を施して、5
〜10μm厚みの二硫化モリブデン層を形成した。この
考案によるジョーピンは、従来のものと比較して疲労強
度が約1.8倍に向上し、引張試験においても、5〜2
0%の向上が認められた。さらに、塩水噴霧試験(S.
S.T200時間)においても、いずれの部材にも錆び
の発生は皆無であった。
【0014】実施例2 実施例1において、ジョーピンにS35C材(22mm
径)を用い、さらにボルト、ナット、座がねなど全ての
部材に同様の条件で溶融塩浴熱処理による炭化物と窒化
物からなる表面硬化層と、その上に塗布焼き付け処理し
た二硫化モリブデン層の2層を積層して、フロントロッ
ドを組立て、長期の実用試験に供したところ、いずれの
部材にも錆びの発生並びに磨耗は皆無であるだけでな
く、ごみなどの付着がなく、完全な無給油、無清掃のメ
ンテナンスフリーが実現できた。また、ジョーピンにS
CM3材(18mm径)を用い、ジョーピン表面に溶融
塩浴熱処理による炭化物と窒化物からなる表面硬化層を
設け、さらに樹脂製カラーを圧入被覆して22mm径と
なしたジョーピンを使用したフロントロッドでも同様の
実用試験に供したところ、従来の無表面処理の肘金、ジ
ョー部材を用いたものより、ジョーピンの樹脂製カラー
の磨耗が著しく減少した。
【0015】実施例3 図3に示す如く、ジョー部材に代えてロッド2先端の接
続部2aにボルト孔を設け、一対の接続板10,10を
ボルト止めする構成にこの考案を適用した。ピン孔11
とボルト孔12を設けた接続板10,10にはSS41
材を用い、実施例1と同様条件で表面硬化層と二硫化モ
リブデン層を積層形成した。さらに、接続板10のボル
ト孔12を設けた部分にポリアミドコーティングを施し
た。また、ロッド2先端の接続部2aにもポリアミドコ
ーティングを施した。また、ロッド2先端の接続部2a
と接続板10との組立てに際し、接続部2aの平面に密
着しかつボルト孔に嵌入するボルトカラー部21を設け
た絶縁板20を介在させた。ここでは、絶縁板20に熱
可塑性ポリエラストマー樹脂(TPEE)を用い、接続
部2aの表裏に絶縁板20を当て、ボルト孔の中央で表
裏からのボルトカラー部21が当接する構成とした。ロ
ッド2先端の接続部2aと図示しない実施例1の肘金と
をピン孔11にジョーピンを入れてフロントロッドを組
み立てたところ、ジョーピンによる接続部における耐食
性、耐磨耗性などは実施例1と同等の効果が得られ、さ
らに、ロッド2先端の接続部2aのポリアミドコーティ
ング、TPEE製絶縁板20、及び接続板10のポリア
ミドコーティングの相乗効果により、尖端軌条間におけ
るフロントロッドによる信号電流のリークは皆無となっ
た。
【0016】
【考案の効果】この考案は、フロントロッドの少なくと
もジョーピンと接触する部材表面に溶融塩浴熱処理によ
る表面硬化層と二硫化モリブデン層の2層を積層するこ
とにより、機械的強度、耐食性、耐磨耗性と信頼性を著
しく向上させることができる。また、ロッドにボルト止
めした接続板と肘金間のジョーピン等にも同様に溶融塩
浴熱処理による表面硬化層と二硫化モリブデン層を積層
することにより、同様に機械的強度の向上、耐食性、耐
磨耗性が得られる。さらに、接続板とロッドとのボルト
止め部に介在させるボルトカラー部を有する絶縁板並び
に接続板とロッドがポリアミドコーティングされたこと
により、軌条に流してある種々信号電流を短絡させるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるフロントロッドの上面説明図で
ある。
【図2】この考案によるフロントロッドの正面説明図で
ある。
【図3】この考案による他のフロントロッドの構成を示
す一部縦断した要部の正面説明図である。
【符号の説明】
1 肘金 2 ロッド 2a 接続部 3 ジョー部材 4 ジョーピン 5 接続部 10 接続板 11 ピン孔 12 ボルト孔 20 絶縁板 21 ボルトカラー部

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尖端軌条の最先端に接続する肘金とロッ
    ドの両端に螺合させたジョー部材とをそれぞれのピン孔
    にジョーピンを挿通する信号転轍機用フロントロッドに
    おいて、少なくともジョーピン表面及びジョーピンに接
    触する部材表面に、溶融塩浴熱処理による炭化物と窒化
    物からなる表面硬化層と、その上に塗布焼き付け処理し
    た二硫化モリブデン層の2層が積層された信号転轍機用
    フロントロッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ジョーピンに樹脂製
    カラーを圧入被覆した信号転轍機用フロントロッド。
  3. 【請求項3】 尖端軌条の最先端に接続する肘金とピン
    孔にジョーピンを挿通して接続する一対の接続板をロッ
    ド先端の接続部にボルト孔を設け、接続部の平面に密着
    しかつボルト孔に嵌入するボルトカラー部を設けた絶縁
    板を介在させてボルト止めする信号転轍機用フロントロ
    ッドにおいて、ピン孔とボルト孔を設けた接続板の表面
    に、溶融塩浴熱処理による炭化物と窒化物からなる表面
    硬化層と、その上に塗布焼き付け処理した二硫化モリブ
    デン層の2層が積層された信号転轍機用フロントロッ
    ド。
  4. 【請求項4】 請求項3において、少なくともロッド先
    端の接続部と接続板がポリアミドコーティングされた
    号転轍機用フロントロッド。
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JPH0659187U JPH0659187U (ja) 1994-08-16
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