JP2569111Y2 - 密閉形鉛蓄電池 - Google Patents
密閉形鉛蓄電池Info
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- JP2569111Y2 JP2569111Y2 JP1991088828U JP8882891U JP2569111Y2 JP 2569111 Y2 JP2569111 Y2 JP 2569111Y2 JP 1991088828 U JP1991088828 U JP 1991088828U JP 8882891 U JP8882891 U JP 8882891U JP 2569111 Y2 JP2569111 Y2 JP 2569111Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- sealed lead
- acid battery
- anode
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Links
- 239000002253 acid Substances 0.000 title claims description 20
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、寿命検出が可能な密閉
形鉛蓄電池に関する。
形鉛蓄電池に関する。
【0002】
【従来の技術】鉛蓄電池は、寿命末期に近くなると陽極
板の格子体が腐食により伸びる。実開昭57−6177
9号全文明細書には、格子体の伸びを光学的に検出して
電池寿命を知る手掛かりとする手段は提案されている。
また、特開平1−253177号公報には、格子体の伸
びで劣化した場合のシール鉛電池の内部抵抗はさほど変
化せず寿命性能の検知には適さないが、特定の周波数で
内部抵抗の変化を測定することにより、シール鉛電池の
劣化状態を検知しようとするものが提案されている。鉛
蓄電池は、格子体の電気抵抗が増大して寿命に達するわ
けであるが、格子体が伸びても、必ずしも格子体の電気
抵抗が電池寿命に達する程度に増大しているとは限らな
い。また、格子体の伸びがそれほどでなくても、格子体
の電気抵抗が増大している場合もある。
板の格子体が腐食により伸びる。実開昭57−6177
9号全文明細書には、格子体の伸びを光学的に検出して
電池寿命を知る手掛かりとする手段は提案されている。
また、特開平1−253177号公報には、格子体の伸
びで劣化した場合のシール鉛電池の内部抵抗はさほど変
化せず寿命性能の検知には適さないが、特定の周波数で
内部抵抗の変化を測定することにより、シール鉛電池の
劣化状態を検知しようとするものが提案されている。鉛
蓄電池は、格子体の電気抵抗が増大して寿命に達するわ
けであるが、格子体が伸びても、必ずしも格子体の電気
抵抗が電池寿命に達する程度に増大しているとは限らな
い。また、格子体の伸びがそれほどでなくても、格子体
の電気抵抗が増大している場合もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、陽極板の格子体の伸びではなく、格子体の
電気抵抗の増大を測定して鉛蓄電池の寿命を正確に判定
できるようにすることである。また、電槽に収容されて
いる複数の陽極板の個々の劣化状態を判定できるように
することである。
する課題は、陽極板の格子体の伸びではなく、格子体の
電気抵抗の増大を測定して鉛蓄電池の寿命を正確に判定
できるようにすることである。また、電槽に収容されて
いる複数の陽極板の個々の劣化状態を判定できるように
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案に係る密閉形鉛蓄電池は、複数の陽極板が電
槽に収容された密閉形鉛蓄電池において、各陽極板の格
子体にその上部又は下部で個別に接触し、各陽極板の格
子体と陽極端子との間の電気抵抗を検出する接触端子を
備え、当該接触端子の一端を電槽外面に引出したことを
特徴とする。
に、本考案に係る密閉形鉛蓄電池は、複数の陽極板が電
槽に収容された密閉形鉛蓄電池において、各陽極板の格
子体にその上部又は下部で個別に接触し、各陽極板の格
子体と陽極端子との間の電気抵抗を検出する接触端子を
備え、当該接触端子の一端を電槽外面に引出したことを
特徴とする。
【0005】
【作用】本考案に係る密閉形鉛蓄電池では、陽極端子と
電槽外面に引出した各接触端子との間の抵抗を測定する
ことで、個々の陽極板の格子体の抵抗を測定する。陽極
板の格子体の腐食による抵抗増大を測定することによ
り、電池寿命を判定することができる。
電槽外面に引出した各接触端子との間の抵抗を測定する
ことで、個々の陽極板の格子体の抵抗を測定する。陽極
板の格子体の腐食による抵抗増大を測定することによ
り、電池寿命を判定することができる。
【0006】
【実施例】2V−200Ahの密閉形鉛蓄電池(陽極板
8枚,陰極板9枚の構成)について本考案の実施例を説
明する。図2に示すように、電槽1の下部に、収容する
陽極板の枚数に対応して、また、陽極板の間隔に対応し
て鉛製接触端子2を埋設し、一端を電槽1の外面に引出
すと共に他端を電槽底面内側に覗かせた。図1は、電槽
1に極板群を収容した状態を示す縦断面図であるが、陽
極板3の格子体の足部4が接触端子2に接触している。
各接触端子2と陽極端子5との間の電気抵抗を測定し
て、陽極板の格子体の腐食による電気抵抗の増加を知
る。図3は、上記密閉形鉛蓄電池の71℃における加速
寿命試験で、日数と陽極板の格子体の電気抵抗(陽極板
8枚の平均値)の増加の関係を示したものである。密閉
形鉛蓄電池の寿命到達時には抵抗測定値が初期の2倍に
なっており、これにより電池寿命を検出することができ
る。
8枚,陰極板9枚の構成)について本考案の実施例を説
明する。図2に示すように、電槽1の下部に、収容する
陽極板の枚数に対応して、また、陽極板の間隔に対応し
て鉛製接触端子2を埋設し、一端を電槽1の外面に引出
すと共に他端を電槽底面内側に覗かせた。図1は、電槽
1に極板群を収容した状態を示す縦断面図であるが、陽
極板3の格子体の足部4が接触端子2に接触している。
各接触端子2と陽極端子5との間の電気抵抗を測定し
て、陽極板の格子体の腐食による電気抵抗の増加を知
る。図3は、上記密閉形鉛蓄電池の71℃における加速
寿命試験で、日数と陽極板の格子体の電気抵抗(陽極板
8枚の平均値)の増加の関係を示したものである。密閉
形鉛蓄電池の寿命到達時には抵抗測定値が初期の2倍に
なっており、これにより電池寿命を検出することができ
る。
【0007】図4は、接触端子2が陽極板3の上部にお
いて格子体に接触している例を示したものである。スプ
リング6の弾性を利用して接触端子2が確実に陽極板の
上部に接触するようにしている。接触端子2の一端は電
槽1の上部における蓋から引出している。
いて格子体に接触している例を示したものである。スプ
リング6の弾性を利用して接触端子2が確実に陽極板の
上部に接触するようにしている。接触端子2の一端は電
槽1の上部における蓋から引出している。
【0008】
【考案の効果】上述のように本考案に係る密閉形鉛蓄電
池は、陽極板の格子体の腐食による電気抵抗の増大を、
各陽極板ごとに測定して知り、電池寿命の判定を正確に
行なうことができる。
池は、陽極板の格子体の腐食による電気抵抗の増大を、
各陽極板ごとに測定して知り、電池寿命の判定を正確に
行なうことができる。
【図1】本考案に係る実施例における密閉形鉛蓄電池の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1における密閉形鉛蓄電池の底部横断面図で
ある。
ある。
【図3】密閉形鉛蓄電池の加速寿命試験における日数と
陽極板の格子体の抵抗測定値との関係を示す曲線図であ
る。
陽極板の格子体の抵抗測定値との関係を示す曲線図であ
る。
【図4】本考案に係る他の実施例における密閉形鉛蓄電
池の縦断面図である。
池の縦断面図である。
1は電槽 2は接触端子 3は陽極板 4は足部 5は陽極端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−253177(JP,A) 実開 昭57−61779(JP,U) 実開 昭60−172271(JP,U) 実開 昭59−12266(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】複数の陽極板が電槽に収容された密閉形鉛
蓄電池において、各陽極板の格子体にその下部で個別に
接触し、各陽極板の格子体と陽極端子との間の電気抵抗
を検出する接触端子を備え、当該接触端子の一端を電槽
外面に引出した密閉形鉛蓄電池。 - 【請求項2】複数の陽極板が電槽に収容された密閉形鉛
蓄電池において、各陽極板の格子体にその上部で個別に
接触し、各陽極板の格子体と陽極端子との間の電気抵抗
を検出する接触端子を備え、当該接触端子の一端を電槽
外面に引出した密閉形鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991088828U JP2569111Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-10-30 | 密閉形鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7812791 | 1991-09-27 | ||
JP3-78127 | 1991-09-27 | ||
JP1991088828U JP2569111Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-10-30 | 密閉形鉛蓄電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543466U JPH0543466U (ja) | 1993-06-11 |
JP2569111Y2 true JP2569111Y2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=26419205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991088828U Expired - Lifetime JP2569111Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-10-30 | 密閉形鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569111Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5761779U (ja) * | 1980-09-29 | 1982-04-12 | ||
JPH01253177A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | シール鉛電池の劣化状態検知方法 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP1991088828U patent/JP2569111Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543466U (ja) | 1993-06-11 |
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