JP2568274Y2 - 工具交換機能付のタレット装置 - Google Patents
工具交換機能付のタレット装置Info
- Publication number
- JP2568274Y2 JP2568274Y2 JP3735893U JP3735893U JP2568274Y2 JP 2568274 Y2 JP2568274 Y2 JP 2568274Y2 JP 3735893 U JP3735893 U JP 3735893U JP 3735893 U JP3735893 U JP 3735893U JP 2568274 Y2 JP2568274 Y2 JP 2568274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turret
- clutch
- positioning
- turret head
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、加工位置で複数の工具
交換を可能にする工具交換機能付のタレット装置に関す
る。
交換を可能にする工具交換機能付のタレット装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】実開昭62ー181343号の公報に示
すように、この種の工具交換機能付のタレット装置にお
いて、タレットの位置決めは位置決めシリンダでタレッ
トヘッドの位置決めピンをタレットの位置決め孔に嵌合
させることにより行い、位置決めロックはロックシリン
ダでタレットをタレットヘッドに押し付けることにより
行い、両スピンドルの間に介在するクラッチはクラッチ
シリンダで断続する構造となっている。
すように、この種の工具交換機能付のタレット装置にお
いて、タレットの位置決めは位置決めシリンダでタレッ
トヘッドの位置決めピンをタレットの位置決め孔に嵌合
させることにより行い、位置決めロックはロックシリン
ダでタレットをタレットヘッドに押し付けることにより
行い、両スピンドルの間に介在するクラッチはクラッチ
シリンダで断続する構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記工具交換
機能付のタレット装置では、クラッチの断続をクラッチ
シリンダで行い、タレットの位置決めを位置決めシリン
ダで行い、位置決めロックをロックシリンダで行い、こ
れらのシリンダをそれぞれ専用のソレノイドバルブを介
して電気制御する構造となっているので、機械的機構や
電気制御が複雑化し、信頼性が低下し、コストが高くつ
くという問題があった。
機能付のタレット装置では、クラッチの断続をクラッチ
シリンダで行い、タレットの位置決めを位置決めシリン
ダで行い、位置決めロックをロックシリンダで行い、こ
れらのシリンダをそれぞれ専用のソレノイドバルブを介
して電気制御する構造となっているので、機械的機構や
電気制御が複雑化し、信頼性が低下し、コストが高くつ
くという問題があった。
【0004】そこで、本考案は前記問題点に着目してな
されたもので、その目的は、機械的機構や電気制御を簡
易化し、信頼性を向上させ、コストの低廉化を図ること
のできる工具交換機能付のタレット装置を提供すること
にある。
されたもので、その目的は、機械的機構や電気制御を簡
易化し、信頼性を向上させ、コストの低廉化を図ること
のできる工具交換機能付のタレット装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本考案は、工具交換機能付のタレット装置において、両
スピンドルの間に介在するクラッチと、このクラッチを
操作するクラッチレバーと、タレットヘッドの後退に連
動して上記クラッチレバーをクラッチの引き離し方向に
操作するクラッチ制御用のロッドと、上記クラッチレバ
ーおよび上記クラッチ制御用のロッドの噛み合い方向に
付勢するスプリングと、上記タレットヘッド内に設けら
れ、ラックに噛み合ってタレットヘッドを位置決め状態
で固定する位置決め爪と、この位置決め爪を噛み合い方
向に付勢するスプリングと、タレットヘッドの後退に連
動して位置決め爪をラックから引き離す方向に操作する
位置決め用のロッドとを具備する構造としたものであ
る。
本考案は、工具交換機能付のタレット装置において、両
スピンドルの間に介在するクラッチと、このクラッチを
操作するクラッチレバーと、タレットヘッドの後退に連
動して上記クラッチレバーをクラッチの引き離し方向に
操作するクラッチ制御用のロッドと、上記クラッチレバ
ーおよび上記クラッチ制御用のロッドの噛み合い方向に
付勢するスプリングと、上記タレットヘッド内に設けら
れ、ラックに噛み合ってタレットヘッドを位置決め状態
で固定する位置決め爪と、この位置決め爪を噛み合い方
向に付勢するスプリングと、タレットヘッドの後退に連
動して位置決め爪をラックから引き離す方向に操作する
位置決め用のロッドとを具備する構造としたものであ
る。
【0006】
【作用】タレットヘッドを後退限位置に接近させると、
本体にクラッチ制御用のロッドおよび位置決め用のロッ
ドが当たって前方に移動する。その結果、クラッチレバ
ーはスプリングに抗して回転し、クラッチを引き離し方
向に操作し、位置決め用のロッドは、スプリングに抗し
て位置決め爪をラックから引き離す方向に操作する。
本体にクラッチ制御用のロッドおよび位置決め用のロッ
ドが当たって前方に移動する。その結果、クラッチレバ
ーはスプリングに抗して回転し、クラッチを引き離し方
向に操作し、位置決め用のロッドは、スプリングに抗し
て位置決め爪をラックから引き離す方向に操作する。
【0007】このように、タレットヘッドの後退に機械
的に連動させてクラッチの噛み合いおよびタレットの位
置決め固定を解除できるので、従来例において不可欠な
クラッチシリンダ、位置決めシリンダ、ロックシリンダ
およびソレノイドバルブを不要にすることができる。し
たがって、機械的機構や電気制御を簡易化し、信頼性を
向上させ、コストの低廉化を図ることができる。
的に連動させてクラッチの噛み合いおよびタレットの位
置決め固定を解除できるので、従来例において不可欠な
クラッチシリンダ、位置決めシリンダ、ロックシリンダ
およびソレノイドバルブを不要にすることができる。し
たがって、機械的機構や電気制御を簡易化し、信頼性を
向上させ、コストの低廉化を図ることができる。
【0008】
【実施例】図1〜図4に示すように、本実施例に係る工
具交換機能付のタレット装置25は、本体17にクイル
14によりタレットヘッド5を加工送り方向に進退自在
に設けるとともに、タレットヘッド5にタレット13を
旋回自在に取り付け、タレット13に固定されたギヤ1
0を、本体17に取り付けられ上記ギヤ10に噛み合う
ピニオン15およびこのピニオン15に連結された旋回
割り出し用のモータ16により駆動して、タレット13
に取り付けられた複数の工具18のうち、所定の工具1
8を加工位置に割り出し、加工位置の工具18を上記ク
イル14内に設けられたスピンドル1およびこれに噛み
合うタレットヘッド5の内部のスピンドル2により駆動
する構造となっている。
具交換機能付のタレット装置25は、本体17にクイル
14によりタレットヘッド5を加工送り方向に進退自在
に設けるとともに、タレットヘッド5にタレット13を
旋回自在に取り付け、タレット13に固定されたギヤ1
0を、本体17に取り付けられ上記ギヤ10に噛み合う
ピニオン15およびこのピニオン15に連結された旋回
割り出し用のモータ16により駆動して、タレット13
に取り付けられた複数の工具18のうち、所定の工具1
8を加工位置に割り出し、加工位置の工具18を上記ク
イル14内に設けられたスピンドル1およびこれに噛み
合うタレットヘッド5の内部のスピンドル2により駆動
する構造となっている。
【0009】すなわち、本体17にクイル14が摺動自
在に設けられ、このクイル14内にスピンドル1が前後
の軸受け34を介して回転自在に軸支されている。この
スピンドル1に軸受け21を介して回転自在なスピンド
ル9がスプラインにより結合され、このスピンドル9に
駆動モータ19がカップリング22を介して連結されて
いる。本体17にボールネジ36が前後の軸受け35を
介して回転自在に軸支され、クイル14と平行に延びて
いる。このボールネジ36に螺合する送りナット37と
クイル14の後端とは連結部23を介して連結され、ボ
ールネジ36の後端に送りモータ38がタイミングベル
ト20を介して連結されている。
在に設けられ、このクイル14内にスピンドル1が前後
の軸受け34を介して回転自在に軸支されている。この
スピンドル1に軸受け21を介して回転自在なスピンド
ル9がスプラインにより結合され、このスピンドル9に
駆動モータ19がカップリング22を介して連結されて
いる。本体17にボールネジ36が前後の軸受け35を
介して回転自在に軸支され、クイル14と平行に延びて
いる。このボールネジ36に螺合する送りナット37と
クイル14の後端とは連結部23を介して連結され、ボ
ールネジ36の後端に送りモータ38がタイミングベル
ト20を介して連結されている。
【0010】タレット13上には、一例として図1のよ
うに、傾斜した放射状の円周方向4等配位置にそれぞれ
スピンドル2がハウジング44を介して回転自在に設け
られており、このスピンドル2の先端に工具18が着脱
可能に取り付けられている。
うに、傾斜した放射状の円周方向4等配位置にそれぞれ
スピンドル2がハウジング44を介して回転自在に設け
られており、このスピンドル2の先端に工具18が着脱
可能に取り付けられている。
【0011】タレット13の開口端部にギヤ10が設け
られ、このギヤ10と噛み合うピニオン15に旋回割り
出し用のモータ16がタイミングベルト24を介して連
結され、このモータ16によりタレット13上の複数の
工具18のうち、所定の工具18がタレット13の基部
のタレット旋回軸受け59に支えられて旋回し、加工位
置に割り出される構造となっている。
られ、このギヤ10と噛み合うピニオン15に旋回割り
出し用のモータ16がタイミングベルト24を介して連
結され、このモータ16によりタレット13上の複数の
工具18のうち、所定の工具18がタレット13の基部
のタレット旋回軸受け59に支えられて旋回し、加工位
置に割り出される構造となっている。
【0012】本実施例の要旨は、タレットヘッド5の進
退に機械的に連動させて、両スピンドル1、2の間に介
在するクラッチ3の断続とタレット13の位置決め固定
解除とを行うことができる構造としたものである。すな
わち、前記クラッチ3はクラッチ歯45とこれに噛み合
うクラッチ爪46とからなり、このクラッチ爪46はス
プライン軸39に摺動する筒体47の開口端部に形成さ
れ、クラッチ歯45はタレット13内に突出したスピン
ドル2の後端に装着されている。
退に機械的に連動させて、両スピンドル1、2の間に介
在するクラッチ3の断続とタレット13の位置決め固定
解除とを行うことができる構造としたものである。すな
わち、前記クラッチ3はクラッチ歯45とこれに噛み合
うクラッチ爪46とからなり、このクラッチ爪46はス
プライン軸39に摺動する筒体47の開口端部に形成さ
れ、クラッチ歯45はタレット13内に突出したスピン
ドル2の後端に装着されている。
【0013】支軸48にクラッチレバー4が回転自在に
設けられ、このクラッチレバー4の上端は筒体47に回
転自在に連結され、スプリング7によってクラッチ歯4
5にクラッチ爪46が噛み合い状態で押し付けられ、ス
ピンドル1からスピンドル2に回転が伝達される構造と
なっている。支軸49に位置決めレバー33が回転自在
に設けられ、この位置決めレバー33の一端に装着した
位置決めラック11はスプリング8によって前記ギヤ1
0に噛み合い状態で押し付けられ、加工位置に工具18
が位置決め固定されるようになっている。
設けられ、このクラッチレバー4の上端は筒体47に回
転自在に連結され、スプリング7によってクラッチ歯4
5にクラッチ爪46が噛み合い状態で押し付けられ、ス
ピンドル1からスピンドル2に回転が伝達される構造と
なっている。支軸49に位置決めレバー33が回転自在
に設けられ、この位置決めレバー33の一端に装着した
位置決めラック11はスプリング8によって前記ギヤ1
0に噛み合い状態で押し付けられ、加工位置に工具18
が位置決め固定されるようになっている。
【0014】タレットヘッド5の後壁50にクラッチ制
御用のロッド6が、タレットヘッド5の後壁50および
開口フランジ51に位置決め用のロッド12がそれぞれ
貫通して摺動自在に設けられ、ロッド6、12はスプリ
ング7、8によって付勢されており、後壁50より突出
し、ストッパ52、53により抜け止めされている。本
体17の前端には、ロッド6、12の対向位置に調整ロ
ッド54、55がブラケット57を介して取り付けら
れ、後退限位置にタレットヘッド5を接近させると、調
整ロッド54、55に当たって後退してきたロッド6、
12により、クラッチレバー4および位置決めレバー3
3がスプリング7、8に抗して回転し、クラッチ46お
よびラック11が外れる構造となっている。
御用のロッド6が、タレットヘッド5の後壁50および
開口フランジ51に位置決め用のロッド12がそれぞれ
貫通して摺動自在に設けられ、ロッド6、12はスプリ
ング7、8によって付勢されており、後壁50より突出
し、ストッパ52、53により抜け止めされている。本
体17の前端には、ロッド6、12の対向位置に調整ロ
ッド54、55がブラケット57を介して取り付けら
れ、後退限位置にタレットヘッド5を接近させると、調
整ロッド54、55に当たって後退してきたロッド6、
12により、クラッチレバー4および位置決めレバー3
3がスプリング7、8に抗して回転し、クラッチ46お
よびラック11が外れる構造となっている。
【0015】タレットヘッド5の後壁50に規制用のロ
ッド56が調整可能に設けられ、このロッド56により
クラッチレバー4の回転が規制され、クラッチ3の噛み
合い状態が調整されるようになっている。
ッド56が調整可能に設けられ、このロッド56により
クラッチレバー4の回転が規制され、クラッチ3の噛み
合い状態が調整されるようになっている。
【0016】次に、本実施例の作用を説明する。図3に
示すように、前進限位置では、スプリング7によってク
ラッチレバー4の回転が付勢され、クラッチ爪46はク
ラッチ歯45に押し付けられた状態で噛み合い、スピン
ドル1の回転がスピンドル2に伝達される。プリング8
によって位置決めレバー33の回転が付勢され、位置決
めラック11がギヤ10に押し付けられた状態で噛み合
い、工具18が加工位置に、タレット13が位置決め固
定される。
示すように、前進限位置では、スプリング7によってク
ラッチレバー4の回転が付勢され、クラッチ爪46はク
ラッチ歯45に押し付けられた状態で噛み合い、スピン
ドル1の回転がスピンドル2に伝達される。プリング8
によって位置決めレバー33の回転が付勢され、位置決
めラック11がギヤ10に押し付けられた状態で噛み合
い、工具18が加工位置に、タレット13が位置決め固
定される。
【0017】タレットヘッド5を後退限位置に接近させ
ると、調整ロッド54、55にロッド6、12が当たっ
て前方に移動する。その結果、クラッチレバー4はスプ
リング7に抗して図2において反時計方向に回転し、ク
ラッチ爪46はクラッチ歯45から離れ、噛み合いが解
除され、図2に示すように、スピンドル1からスピンド
ル2への回転伝達が切断される。また、位置決めレバー
33は、スプリング8に抗して図2において時計方向に
回転し、位置決めラック11はギヤ10から離れ、図2
に示すように、タレット13の位置決め固定が解除され
る。
ると、調整ロッド54、55にロッド6、12が当たっ
て前方に移動する。その結果、クラッチレバー4はスプ
リング7に抗して図2において反時計方向に回転し、ク
ラッチ爪46はクラッチ歯45から離れ、噛み合いが解
除され、図2に示すように、スピンドル1からスピンド
ル2への回転伝達が切断される。また、位置決めレバー
33は、スプリング8に抗して図2において時計方向に
回転し、位置決めラック11はギヤ10から離れ、図2
に示すように、タレット13の位置決め固定が解除され
る。
【0018】後退限位置からタレットヘッド5を前進さ
せると、前記タレットヘッド5の後退の場合と逆のプロ
セスを経てクラッチ3が接続され、タレット13が位置
決め固定される。
せると、前記タレットヘッド5の後退の場合と逆のプロ
セスを経てクラッチ3が接続され、タレット13が位置
決め固定される。
【0019】このようにタレットヘッド5の進退に機械
的に連動させて、両スピンドル1、2の間に介在するク
ラッチ3の断続とタレット13の位置決め固定解除とを
行うことができるので、従来例において不可欠なクラッ
チシリンダ、位置決めシリンダ、ロックシリンダおよび
ソレノイドバルブを不要にすることができる。したがっ
て、機械的機構や電気制御を簡易化し、信頼性を向上さ
せ、コストの低廉化を図ることができる。
的に連動させて、両スピンドル1、2の間に介在するク
ラッチ3の断続とタレット13の位置決め固定解除とを
行うことができるので、従来例において不可欠なクラッ
チシリンダ、位置決めシリンダ、ロックシリンダおよび
ソレノイドバルブを不要にすることができる。したがっ
て、機械的機構や電気制御を簡易化し、信頼性を向上さ
せ、コストの低廉化を図ることができる。
【0020】なお、本考案は、前記実施例に限定される
ものでなく、種々の改変が可能であることはもちろんで
ある。たとえば、前記実施例では、タレットヘッドにク
ラッチ制御用のロッドおよび位置決め用のロッドを摺動
自在に設けた場合について説明したが、これに限らず、
これらのロッドを本体に固定し、タレットヘッド内に延
在させることもできる。
ものでなく、種々の改変が可能であることはもちろんで
ある。たとえば、前記実施例では、タレットヘッドにク
ラッチ制御用のロッドおよび位置決め用のロッドを摺動
自在に設けた場合について説明したが、これに限らず、
これらのロッドを本体に固定し、タレットヘッド内に延
在させることもできる。
【0021】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、以下の効果が得られる。すなわち、タレット
ヘッドの進退に機械的に連動させて、両スピンドルの間
に介在するクラッチの断続とタレットの位置決め固定解
除とを行う構造としたので、従来例において不可欠なク
ラッチシリンダ、位置決めシリンダ、ロックシリンダお
よびソレノイドバルブを不要にすることができる。した
がって、機械的機構や電気制御を簡易化し、信頼性を向
上させ、コストの低廉化を図ることができる。
によれば、以下の効果が得られる。すなわち、タレット
ヘッドの進退に機械的に連動させて、両スピンドルの間
に介在するクラッチの断続とタレットの位置決め固定解
除とを行う構造としたので、従来例において不可欠なク
ラッチシリンダ、位置決めシリンダ、ロックシリンダお
よびソレノイドバルブを不要にすることができる。した
がって、機械的機構や電気制御を簡易化し、信頼性を向
上させ、コストの低廉化を図ることができる。
【図1】実施例に係る工具交換機能付のタレット装置を
一部破断して示す側面図である。
一部破断して示す側面図である。
【図2】タレットヘッドの内部構造を一部破断して示す
拡大側面図である。
拡大側面図である。
【図3】スプリングの取り付け部分を示す断面図であ
る。
る。
【図4】クラッチレバーの支持部分の断面図である。
【図5】位置決めレバーの支持部分の断面図である。
1 スピンドル 2 スピンドル 3 クラッチ 4 クラッチレバー 5 タレットヘッド 6 クラッチ制御用のロッド 7 スプリング 8 スプリング 9 スピンドル 10 ギヤ 11 位置決めラック 12 位置決め用のロッド 13 タレット 14 クイル 15 ピニオン 16 旋回割り出し用のモータ 17 本体 18 工具 19 駆動モータ 20 タイミングベルト 21 軸受け 22 カップリング 23 連結部 24 タイミングベルト 25 工具交換機能付のタレット装置 33 位置決めレバー 34 軸受け 35 軸受け 36 ボールネジ 37 送りナット 38 送りモータ 39 スプライン軸 44 ハウジング 45 クラッチ歯 46 クラッチ爪 47 筒体 48 支持軸 49 支持軸 50 後壁 51 開口フランジ 52 ストッパ 53 ストッパ 54 調整ロッド 55 調整ロッド 56 規制用のロッド 57 ブラケット 58 軸支持部 59 タレット旋回軸受け
Claims (1)
- 【請求項1】 本体(17)にクイル(14)によりタ
レットヘッド(5)を加工送り方向に進退自在に設ける
とともに、タレットヘッド(5)にタレット(13)を
旋回自在に取り付け、タレット(13)に固定されたギ
ヤ(10)をタレットヘッド(5)に取り付けられ上記
ギヤ(10)に噛み合うピニオン(15)およびこのピ
ニオン(15)に連結された旋回割り出し用のモータ
(16)により駆動して、タレット(13)に取り付け
られた複数の工具(18)のうち所定の工具(18)を
加工位置に割り出し、加工位置の工具(18)を上記ク
イル(14)内に設けられたスピンドル(1)およびこ
れに噛み合うタレットヘッド(5)の内部のスピンドル
(2)により駆動する工具交換機能付のタレット装置に
おいて、上記両スピンドル(1、2)の間に介在するク
ラッチ(3)と、このクラッチ(3)を操作するクラッ
チレバー(4)と、タレットヘッド(5)の後退に連動
して上記クラッチレバー(4)をクラッチ(3)の引き
離し方向に操作するクラッチ制御用のロッド(6)と、
上記クラッチレバー(4)および上記クラッチ制御用の
ロッド(6)の噛み合い方向に付勢するスプリング
(7)と、上記タレットヘッド(5)内に設けられ、ギ
ヤ(10)に噛み合ってタレット(13)を位置決め状
態で固定する位置決めラック(11)と、この位置決め
ラック(11)を噛み合い方向に付勢するスプリング
(8)と、タレットヘッド(5)の後退に連動して位置
決めラック(11)をギヤ(10)から引き離す方向に
操作する位置決め用のロッド(12)と、ピニオン(1
5)によって位置決め旋回駆動されるギヤ(10)の一
部を位置決めラック(11)との噛み合せに共用した簡
素化機構を具備することを特徴とする工具交換機能付の
タレット装置(25)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3735893U JP2568274Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 工具交換機能付のタレット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3735893U JP2568274Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 工具交換機能付のタレット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073906U JPH073906U (ja) | 1995-01-20 |
JP2568274Y2 true JP2568274Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=12495324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3735893U Expired - Lifetime JP2568274Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 工具交換機能付のタレット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568274Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP3735893U patent/JP2568274Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH073906U (ja) | 1995-01-20 |
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