JP2568100B2 - 抗血栓性の優れた医療用管状物及びその製造法 - Google Patents
抗血栓性の優れた医療用管状物及びその製造法Info
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- JP2568100B2 JP2568100B2 JP63068847A JP6884788A JP2568100B2 JP 2568100 B2 JP2568100 B2 JP 2568100B2 JP 63068847 A JP63068847 A JP 63068847A JP 6884788 A JP6884788 A JP 6884788A JP 2568100 B2 JP2568100 B2 JP 2568100B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗血栓性の優れた医療用管状物に関し、詳
しくは、人工血管やカテーテルなど血液と直接接触する
用途に適した医療用管状物及びその製造法に関するもの
である。
しくは、人工血管やカテーテルなど血液と直接接触する
用途に適した医療用管状物及びその製造法に関するもの
である。
人工血管は、狭小化したり閉塞した血管の一部を合成
高分子の管で置き換え、血流を再建するために用いられ
るが、現在実用化されているものは、偽内膜を形成する
タイプのものであり、生体に使用すると管壁面の細孔か
ら生体組織が侵入して内面が偽内膜で覆われることによ
り抗血栓性を獲得するものである。このような人工血管
としては、ポリエステル繊維の編物又は織物からなるも
の、延伸によって多孔質化したポリテトラフルオロエチ
レンからなるもの等が挙げられる。
高分子の管で置き換え、血流を再建するために用いられ
るが、現在実用化されているものは、偽内膜を形成する
タイプのものであり、生体に使用すると管壁面の細孔か
ら生体組織が侵入して内面が偽内膜で覆われることによ
り抗血栓性を獲得するものである。このような人工血管
としては、ポリエステル繊維の編物又は織物からなるも
の、延伸によって多孔質化したポリテトラフルオロエチ
レンからなるもの等が挙げられる。
一方、材料自体の抗血栓性を高める努力も行われてお
り、種々の提案がなされている。抗血栓性材料として従
来より知られているものの１つにヒドロゲルがあるが、
ヒドロゲルは機械的強度が小さいので、それ単独では使
用に限界がある。そのため、ヒドロゲルを他の基材の上
に被覆して使用する試みが多くなされており、例えば特
公昭46−42759号公報においては、織物にヒドロゲル原
料物質である単量体混合物を付着させてから重合を行う
人体の管状器官用代替物について開示されている。ま
た、特開昭58−121957号公報においては、抗凝血剤をヒ
ドロゲル中に強固に包埋し、医用材料と血液との接触面
に少量の抗凝血剤を持続放出させる医用材料であって、
含水率が高く、機械的強度にも優れるヒドロゲルからな
る抗血栓性医用材料について開示されており、人工血管
その他への適用が示唆されている。
り、種々の提案がなされている。抗血栓性材料として従
来より知られているものの１つにヒドロゲルがあるが、
ヒドロゲルは機械的強度が小さいので、それ単独では使
用に限界がある。そのため、ヒドロゲルを他の基材の上
に被覆して使用する試みが多くなされており、例えば特
公昭46−42759号公報においては、織物にヒドロゲル原
料物質である単量体混合物を付着させてから重合を行う
人体の管状器官用代替物について開示されている。ま
た、特開昭58−121957号公報においては、抗凝血剤をヒ
ドロゲル中に強固に包埋し、医用材料と血液との接触面
に少量の抗凝血剤を持続放出させる医用材料であって、
含水率が高く、機械的強度にも優れるヒドロゲルからな
る抗血栓性医用材料について開示されており、人工血管
その他への適用が示唆されている。
上記の従来技術における偽内膜形成タイプの人工血管
では、偽内膜の生長によって血管の内径が徐々に細くな
るため、口径が5mm以下の細い血管では閉塞する恐れが
あり、使用できない。また、多孔性であるために生体組
織が生長するまでは、血液が管壁面から漏出しやすいと
いう問題がある。
では、偽内膜の生長によって血管の内径が徐々に細くな
るため、口径が5mm以下の細い血管では閉塞する恐れが
あり、使用できない。また、多孔性であるために生体組
織が生長するまでは、血液が管壁面から漏出しやすいと
いう問題がある。
織物の上にヒドロゲルの層を重合させるものでは、ヒ
ドロゲルによって織物を構成する繊維の動きが規制され
るため、織物だけのものに比べて伸縮性が劣るものとな
る。その結果、天然血管との間で伸縮性の相違が生じ、
吻合が行いにくく、コンプライアンスのミスマッチが生
じるという問題がある。人工血管においては、材料表面
の血液適合性が優れているだけでは充分ではなく、コン
プライアンスが天然血管に近いこと，吻合を行い易いこ
と及び吻合部の状態が良好であることも優れた抗血栓性
を得る上で重要な条件となるが、上記の織物の上にヒド
ロゲルの層を重合させるものは、これらの条件をすべて
満足するにはほど遠いものであった。また、含水率が高
く，機械的強度にも優れるヒドロゲルで人工血管を作る
ものについても、実際にはヒドロゲルの機械的強度を高
めることには限界があり、吻合に充分に耐える程度の強
度を持ったヒドロゲルを得ることは困難である。
ドロゲルによって織物を構成する繊維の動きが規制され
るため、織物だけのものに比べて伸縮性が劣るものとな
る。その結果、天然血管との間で伸縮性の相違が生じ、
吻合が行いにくく、コンプライアンスのミスマッチが生
じるという問題がある。人工血管においては、材料表面
の血液適合性が優れているだけでは充分ではなく、コン
プライアンスが天然血管に近いこと，吻合を行い易いこ
と及び吻合部の状態が良好であることも優れた抗血栓性
を得る上で重要な条件となるが、上記の織物の上にヒド
ロゲルの層を重合させるものは、これらの条件をすべて
満足するにはほど遠いものであった。また、含水率が高
く，機械的強度にも優れるヒドロゲルで人工血管を作る
ものについても、実際にはヒドロゲルの機械的強度を高
めることには限界があり、吻合に充分に耐える程度の強
度を持ったヒドロゲルを得ることは困難である。
このように、吻合を含めて抗血栓性の点で実用上充分
な性能を有する人工血管は、未だ得られていないのが現
状である。
な性能を有する人工血管は、未だ得られていないのが現
状である。
本発明の目的は、上述したような問題がなく抗血栓性
の優れた医療用管状物及びその製造法を提供することに
ある。
の優れた医療用管状物及びその製造法を提供することに
ある。
本発明においては、編物又は織物からなる管状物を構
成する繊維をそれぞれ独立してヒドロゲルで被覆するこ
とにより、上記の目的を達成した。すなわち本発明は、
編物又は織物からなる医療用管状物であって、上記編物
又は織物を構成する繊維のそれぞれの表面がヒドロゲル
で被覆されてなることを特徴とする抗血栓性の優れた医
療用管状物である。本発明はまた、このような医療用管
状物を製造する方法を提供するものであり、水と接触し
てヒドロゲルを生成するヒドロゲル形成物質で、繊維の
表面を被覆し、次いで、該繊維を用いて管状の編物又は
織物に成形した後、上記の管状物を水に浸漬し、表面の
ヒドロゲル形成物質を膨潤させヒドロゲル化することを
特徴とする抗血栓性の優れた医療用管状物の製造法であ
る。
成する繊維をそれぞれ独立してヒドロゲルで被覆するこ
とにより、上記の目的を達成した。すなわち本発明は、
編物又は織物からなる医療用管状物であって、上記編物
又は織物を構成する繊維のそれぞれの表面がヒドロゲル
で被覆されてなることを特徴とする抗血栓性の優れた医
療用管状物である。本発明はまた、このような医療用管
状物を製造する方法を提供するものであり、水と接触し
てヒドロゲルを生成するヒドロゲル形成物質で、繊維の
表面を被覆し、次いで、該繊維を用いて管状の編物又は
織物に成形した後、上記の管状物を水に浸漬し、表面の
ヒドロゲル形成物質を膨潤させヒドロゲル化することを
特徴とする抗血栓性の優れた医療用管状物の製造法であ
る。
本発明の医療用管状物においては、編物又は織物を構
成するそれぞれの繊維が独立して表面をヒドロゲルで被
覆されているので、ヒドロゲルによって繊維同士の動き
が制限されることがなく、伸縮性に富んでいる。したが
って、人工血管として使用した場合に、端部が容易に広
がるので天然血管との吻合が容易であり、吻合部も良好
な状態になり、抗血栓性の優れたものとなる。
成するそれぞれの繊維が独立して表面をヒドロゲルで被
覆されているので、ヒドロゲルによって繊維同士の動き
が制限されることがなく、伸縮性に富んでいる。したが
って、人工血管として使用した場合に、端部が容易に広
がるので天然血管との吻合が容易であり、吻合部も良好
な状態になり、抗血栓性の優れたものとなる。
本発明において使用されるヒドロゲルとは、多量の水
を含有するゲル物質であり、親水性でかつ使用する条件
下では水に不溶性の物質から形成されるものである。好
適なものとしては、ポリビニルアルコール，ビニルアル
コール成分比の高いエチレン−ビニルアルコール共重合
体，ポリヒドロキシエチルアクリレート，ポリヒドロキ
シエチルメタクリレートなどからなるヒドロゲルを例示
することができるが、中でも重合度が500〜5,000で鹸化
度が80％以上のポリビニルアルコールからなるものが特
に好ましい。
を含有するゲル物質であり、親水性でかつ使用する条件
下では水に不溶性の物質から形成されるものである。好
適なものとしては、ポリビニルアルコール，ビニルアル
コール成分比の高いエチレン−ビニルアルコール共重合
体，ポリヒドロキシエチルアクリレート，ポリヒドロキ
シエチルメタクリレートなどからなるヒドロゲルを例示
することができるが、中でも重合度が500〜5,000で鹸化
度が80％以上のポリビニルアルコールからなるものが特
に好ましい。
上記のヒドロゲルを被覆されるべき繊維は、ポリエス
テル，ポリプロピレン，ポリアミド，セルロースなどか
らなるものを例示することができるが、特にポリエステ
ルが好ましい。繊維の太さについては特に制限はない
が、細いものの方が柔軟性に優れた管状物が得られるの
で好ましい。なお、細い繊維を集合して撚りをかけたマ
ルチフィラメントであってよい。
テル，ポリプロピレン，ポリアミド，セルロースなどか
らなるものを例示することができるが、特にポリエステ
ルが好ましい。繊維の太さについては特に制限はない
が、細いものの方が柔軟性に優れた管状物が得られるの
で好ましい。なお、細い繊維を集合して撚りをかけたマ
ルチフィラメントであってよい。
繊維の表面にヒドロゲルを被覆するには、水と接触し
てヒドロゲルを生成するヒドロゲル形成物質で繊維を被
覆してから、該繊維を用いて編物又は織物を製造し、必
要ならば重合，架橋等の操作を行い、次いで水中に浸漬
してヒドロゲルを生成する方法が用いられる。ここで言
うヒドロゲル形成物質とは、最終的にヒドロゲルに変換
可能な物質であり、ヒドロゲルを脱水した状態のもの，
親水性の重合体又はその単量体などが挙げられる。上記
の方法を用いれば、操作が容易で確実にヒドロゲルを付
着させることができる。ヒドロゲル層の厚さは、あまり
薄いと繊維の表面を充分に被覆できないので血液適合性
の優れたものが得られず、あまり厚いと得られる管状物
の柔軟性が劣るようになるので、１〜100μｍ程度の範
囲が好ましい。被覆は単繊維１本ごとに行ってもよい
し、マルチフィラメントの場合には糸単位で行ってもよ
い。被覆の具体的な方法としては、繊維を溶液に浸漬し
て引き上げた後に乾燥する方法が簡単であり、被覆操作
は比較的低濃度の溶液を使用して２回以上繰り返して行
うことが、均一な被覆を得る上で好ましい。
てヒドロゲルを生成するヒドロゲル形成物質で繊維を被
覆してから、該繊維を用いて編物又は織物を製造し、必
要ならば重合，架橋等の操作を行い、次いで水中に浸漬
してヒドロゲルを生成する方法が用いられる。ここで言
うヒドロゲル形成物質とは、最終的にヒドロゲルに変換
可能な物質であり、ヒドロゲルを脱水した状態のもの，
親水性の重合体又はその単量体などが挙げられる。上記
の方法を用いれば、操作が容易で確実にヒドロゲルを付
着させることができる。ヒドロゲル層の厚さは、あまり
薄いと繊維の表面を充分に被覆できないので血液適合性
の優れたものが得られず、あまり厚いと得られる管状物
の柔軟性が劣るようになるので、１〜100μｍ程度の範
囲が好ましい。被覆は単繊維１本ごとに行ってもよい
し、マルチフィラメントの場合には糸単位で行ってもよ
い。被覆の具体的な方法としては、繊維を溶液に浸漬し
て引き上げた後に乾燥する方法が簡単であり、被覆操作
は比較的低濃度の溶液を使用して２回以上繰り返して行
うことが、均一な被覆を得る上で好ましい。
ヒドロゲル形成物質が被覆された繊維は、通常の編機
又は織機を用いて感情の編物又は織物に成形される。管
状物の大きさは、使用目的に合わせて調整すればよい。
次いで、上記の管状物は水に浸漬されて、表面のヒドロ
ゲル形成物質を膨潤化しヒドロゲル化する。
又は織機を用いて感情の編物又は織物に成形される。管
状物の大きさは、使用目的に合わせて調整すればよい。
次いで、上記の管状物は水に浸漬されて、表面のヒドロ
ゲル形成物質を膨潤化しヒドロゲル化する。
かくして、編物又は織物からなる医療用管状物であっ
て、上記編物又は織物を構成する繊維のそれぞれの表面
がヒドロゲルで被覆されてなる抗血栓性の優れた医療用
管状物が得られるものである。
て、上記編物又は織物を構成する繊維のそれぞれの表面
がヒドロゲルで被覆されてなる抗血栓性の優れた医療用
管状物が得られるものである。
以下、具体的実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。
する。
太さ約1.5デニールのポリエステル繊維からなるマル
チフィラメントを重合度1,700,鹸化度99％以上のポリビ
ニルアルコールの５％水溶液に浸漬した後乾燥する操作
を２回繰り返し、表面がポリビニルアルコールで被覆さ
れた糸を得た。この糸を使用して編機で筒状に編み、内
径5mm,長さ4cmの管状物を製造した。これを水に浸漬し
てポリビニルアルコールを膨潤させ、ヒドロゲル化して
本発明に係る医療用管状物を得た。このようにして得ら
れた管状物は、繊維同士が固着していないので、ヒドロ
ゲルで被覆していないものと同程度の柔軟性と伸縮性を
有しており、端部は自由に拡径できるものであった。
チフィラメントを重合度1,700,鹸化度99％以上のポリビ
ニルアルコールの５％水溶液に浸漬した後乾燥する操作
を２回繰り返し、表面がポリビニルアルコールで被覆さ
れた糸を得た。この糸を使用して編機で筒状に編み、内
径5mm,長さ4cmの管状物を製造した。これを水に浸漬し
てポリビニルアルコールを膨潤させ、ヒドロゲル化して
本発明に係る医療用管状物を得た。このようにして得ら
れた管状物は、繊維同士が固着していないので、ヒドロ
ゲルで被覆していないものと同程度の柔軟性と伸縮性を
有しており、端部は自由に拡径できるものであった。
本発明によれば、編物又は織物を構成する繊維のそれ
ぞれの表面がヒドロゲルで被覆されているので、柔軟性
に富み、かつ血液適合性に優れた医療用管状物を得るこ
とができる。特に、端部が伸縮性に富んでいるので、人
工血管として使用したときに吻合が容易で、吻合部の状
態を良好に保つことができる。また、コンプライアンス
も天然血管に近づけることができる。したがって、生体
に使用したときに血栓を生成しにくいという優れた効果
が得られる。このため、口径が5mm以下の細い血管にも
使用することができ、また、ヒドロゲルの膨潤によって
繊維間の空隙が塞がれるので、血液が管壁面から漏出す
ることもなくなる。
ぞれの表面がヒドロゲルで被覆されているので、柔軟性
に富み、かつ血液適合性に優れた医療用管状物を得るこ
とができる。特に、端部が伸縮性に富んでいるので、人
工血管として使用したときに吻合が容易で、吻合部の状
態を良好に保つことができる。また、コンプライアンス
も天然血管に近づけることができる。したがって、生体
に使用したときに血栓を生成しにくいという優れた効果
が得られる。このため、口径が5mm以下の細い血管にも
使用することができ、また、ヒドロゲルの膨潤によって
繊維間の空隙が塞がれるので、血液が管壁面から漏出す
ることもなくなる。
さらに、本発明の方法によれば、繊維の表面をヒドロ
ゲル形成物質で被覆し、該繊維を用いて管状の編物又は
織物に成形した後、管状物を水に浸漬し、表面のヒドロ
ゲル形成物質を膨潤させヒドロゲル化するので、含水率
が高く，機械的強度にも優れる医療用管状物が得られ
る。
ゲル形成物質で被覆し、該繊維を用いて管状の編物又は
織物に成形した後、管状物を水に浸漬し、表面のヒドロ
ゲル形成物質を膨潤させヒドロゲル化するので、含水率
が高く，機械的強度にも優れる医療用管状物が得られ
る。
以上説明したように、本発明に係る医療用管状物は抗
血栓性に優れ、柔軟性に富むので、人工血管やカテーテ
ルとして使用し、きわめて有効である。
血栓性に優れ、柔軟性に富むので、人工血管やカテーテ
ルとして使用し、きわめて有効である。
Claims (2)
- 【請求項１】編物又は織物からなる医療用管状物であっ
て、上記編物又は織物を構成する繊維のそれぞれの表面
がヒドロゲルで被覆されてなることを特徴とする抗血栓
性の優れた医療用管状物。 - 【請求項２】水と接触してヒドロゲルを生成するヒドロ
ゲル形成物質で、繊維の表面を被覆し、次いで、該繊維
を用いて管状の編物又は織物に成形した後、上記の管状
物を水に浸漬、表面のヒドロゲル形成物質を膨潤させヒ
ドロゲル化することを特徴とする請求項１記載の抗血栓
性の優れた医療用管状物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63068847A JP2568100B2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 抗血栓性の優れた医療用管状物及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63068847A JP2568100B2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 抗血栓性の優れた医療用管状物及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01242068A JPH01242068A (ja) | 1989-09-27 |
| JP2568100B2 true JP2568100B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=13385484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63068847A Expired - Lifetime JP2568100B2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 抗血栓性の優れた医療用管状物及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568100B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015091279A (ja) * | 2012-02-27 | 2015-05-14 | テルモ株式会社 | 生体管腔用グラフトの製造方法 |
| JP7202910B2 (ja) * | 2019-01-29 | 2023-01-12 | 株式会社日本触媒 | 繊維強化材料、及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-03-23 JP JP63068847A patent/JP2568100B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01242068A (ja) | 1989-09-27 |
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