JP2568054Y2 - 食品収容器 - Google Patents

食品収容器

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JP2568054Y2
JP2568054Y2 JP1990400077U JP40007790U JP2568054Y2 JP 2568054 Y2 JP2568054 Y2 JP 2568054Y2 JP 1990400077 U JP1990400077 U JP 1990400077U JP 40007790 U JP40007790 U JP 40007790U JP 2568054 Y2 JP2568054 Y2 JP 2568054Y2
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circular hole
small lid
container
small
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茂宏 西條
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茂宏 西條
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この考案は、食品収容器に関する
ものであり、特に、インスタントラーメン等の食品収容
器であって、その蓋体に関する考案である。
【従来の技術】従来の此種食品収容器を図4の縦断面図
に従って説明する。1は発泡スチロール等によって構成
された容器本体であり、この中にはインスタントラーメ
ン等が収容される。而して、該容器本体1の上面開口部
には紙等で形成したカバー2が蓋装されている。このカ
バー2は前記容器本体1の上面開口部の縁部に搭載され
て容易に剥離されないような接着剤にて接着されてい
る。
【考案が解決しようとする課題】上記従来の食品収容器
中に収納されているインスタントラーメン等を食せんと
するときには、前記カバー2を該容器本体1の上面開口
部より剥離し、そして、開放された該開口部より湯を注
入し、その後、前記剥離したカバー2を再び蓋装し、該
カバー2の上面に重量物を搭載して一定の時間放置し、
中のインスタントラーメンを温め、そして再び該カバー
2を取外して食するのである。然るときは、該カバーは
一回剥離した後は、その剥離部分の接着剤によって再度
接着することが殆どできないので、側方に隙間ができ
る。依って、この隙間部分は別のシール等を用いて該隙
間を閉塞せねばならない。そこで、容器本体上面開口部
を蓋装するカバーに円形孔を開穿し、更に、該円形孔を
小蓋体にて蓋装し、該小蓋体の一側部を該カバーに固定
し、その他側部を該カバーに反覆して接着できるように
形成された食品収容器も従来技術(実開昭58−149
368号)から容易に想定することができる。然し、こ
の従来例は、前記円形孔の周縁部を被覆するように該円
形孔と略同心状に形成されているので、該小蓋体の一側
部を把持して該一側部を上方へ引き上げ乍ら該円形孔を
充分に開放する際、該小蓋体の前記一側部まで該カバー
より剥離したり、或いは該小蓋体の他側部即ち、反覆し
て接着できる部分が容易に認識できないと云う欠陥があ
る。そこで、中の食品を食するに当り、容器本体内に湯
を注入して中の食品を温めるとき、その操作を容易迅速
且つ確実に為すことができるようにするために解決せら
るべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は該課
題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成せんとして提案せられたものであり、発泡スチロー
ル等にて構成された容器本体1にカバー2を蓋装し、該
カバー2の中心部に円形孔4を開穿し、該円形孔4を蓋
装するための小蓋体5の一側部5aを前記カバー2に固
定し、その他側部5bを該カバー2に反覆して接着でき
る接着剤にて接着して成る容器に於て、前記小蓋体5の
一側部5aは前記円形孔4の略切線位置から前記カバー
2の一側部全面を被覆するように略半月状に形成され、
更に、該小蓋体5の他側部5bは前記円形孔4の孔縁部
に接着することができるように該円形孔4よりやや大径
に形成されると共に、該他側部5bの先端部に把片5c
が突設されて成る食品収容器を提供せんとするものであ
る。
【作用】この考案の食品収容器内に収容されている食
品、例えばインスタントラーメンを食しようとするとき
は、先ず、小蓋体5の他側部5bの先端部に突設されて
いる把片5cを指頭にて把持して上方へ引き上げる。然
るときは、該小蓋体5の他側部5bは該円形孔4の孔縁
より容易に剥離せられ、該円形孔4は充分に開放せられ
る。このとき、該小蓋体5の一側部5aはカバー2の一
側部の全面に及んで固定されているので、前記他側部5
bの剥離動作によって該一側部5aも同時に剥離される
ようなことはなく、その固定状態が確保されている。そ
こで、この円形孔4より湯をそそぎ、そして、前記他側
部5bを再び円形孔4の孔縁部に接着するとき、前記一
側部5aの固定が確保されているので、この他側部5b
も単に下方へ押し当てる操作のみで該他側部5bが円形
孔4の孔縁に極めて容易に接着し、中味のインスタント
ラーメンの保温作用が効果的に行われる。
【実施例】以下、この考案の一実施例を別紙添付の図1
乃至図3に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来技
術と共通せる構成部分も同時に説明し、対象部分は同一
符号を用いるものとする。図に於て1は発泡スチロール
等で構成した容器本体である。該容器本体1にはインス
タントラーメン等の食品が収容される。而して、該容器
本体1の上面開口部にはカバー2が蓋装され、その周辺
部を強力な接着剤にて接着されて容易に剥離されないよ
うに構成されている。又、該カバー2の中心部には円形
孔4が開穿され、そして、該円形孔4は小蓋体5によっ
て蓋装される。而して、この小蓋体5の一側部5aは図
1に示す如く、前記円形孔4の略切線位置からカバー2
の左側部の全面に及んで略半月状に形成され、そして、
この半月状に形成された該小蓋体5の一側部5aの下面
をカバー2の左側部の全面に強力な接着剤3aにて接着
して固定し、更に、該小蓋体5の他側部5bは前記円形
孔4の孔縁部に接着できるように該円形孔4よりやや大
径に形成され、そして、該円形孔4の孔縁部に反覆して
接着できる接着剤3bにて接着する。又、該他側部5b
の先端部には把片5cを突設して指頭にて容易に把持で
きるように構成されている。この考案の一実施例は上述
せる構成に係るから、容器本体1内に収容されている食
品を食するときには、小蓋体5の他側部5bの先端部に
突設されている把片5cを指頭にて把持し、そして、該
把片5cを上方へ引き上げれば、該把片5cに連設され
ている小蓋体5の他側部5bがカバー2に設けた円形孔
4の孔縁部より剥離され、そして、該円形孔4が充分に
開放される。このとき、該小蓋体5の一側部5aは円形
孔4の切線位置よりカバー2の一側部の全面に及んで強
力な接着剤3aにて接着されているので前記把片5cを
把持して円形孔4を充分に開放するとき、該円形孔4は
殆ど容易に開放されるが、該一側部5aはカバー2に固
定されて剥離することはない。従って、小蓋体5の他側
部5bの剥離作用も安易に行うことができる。このよう
にして円形孔4が開放されたときには、この円形孔4よ
り湯をそそぎ、そして、剥離された前記他側部5bを再
び円形孔4の孔縁部に接着する。このとき、前記一側部
5aがカバー2に固定された状態を維持しているので、
他側部5bは芯合せの動作を要せずして単に下方へ押圧
するだけで該他側部5bを円形孔4の孔縁部に接着でき
る。斯くして、該容器本体1は完全に密封され、該容器
本体1内の食品の保温が促進されることになる。そこ
で、中味が充分に保温された状態でカバー2を剥離すれ
ば従来と同様に該容器本体1の上面開口部より中味の食
品を取出し乍ら食することができるのである。
【考案の効果】この考案は上記実施例にて詳述せる如
く、例えば、インスタントラーメン等の食品を食すると
きには、カバー2に設けられた円形孔4を開穿している
小蓋体5の他側部5bを該円形孔4の孔縁部より剥離す
る。このとき、この他側部5bの先端部に突設されてい
る把片5cを指頭にて把持し、該把片5cを上方へ引き
上げる操作のみで該小蓋体5の他側部5bが円形孔4の
孔縁部より容易に剥離され、且つ、該小蓋体5の一側部
5aが該円形孔4の切線位置よりカバー2の一側部全面
に及んで略半月状の状態で強力な接着剤を用いて固定さ
れているので、該小蓋体5の一側部5aは前記他側部5
bの剥離に追随して剥離することはない。従って、他側
部5bの剥離は安易に行われることができる。そこで、
前記円形孔4が開放されたときには、該円形孔4より湯
をそそぎ、そして、再び前記剥離部位を該円形孔4の孔
縁部に接着するのであるが、該小蓋体5の一側部5aが
前述せる如く、カバー2に固定されているので、他側部
5bは単に下方へ押し下げるだけで円形孔4の孔縁部に
接着することになる。従って、小蓋体5の他側部5bを
円形孔4の孔縁部に接着するために特別な芯合せの操作
を必要としないので、小蓋体5の他側部5bを円形孔4
の孔縁部に再び接着する操作も極めて円滑確実且つ容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】要部の縦断面図。
【図4】従来型の縦断面図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 カバー 3a 強力な接着剤 3b 反覆利用できる接着剤 4 円形孔 5 小蓋体 5a 小蓋体の一側部 5b 小蓋体の他側部 5c 把片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡スチロール等にて構成された容器本
    体1にカバー2を蓋装し、該カバー2の中心部に円形孔
    4を開穿し、該円形孔4を蓋装するための小蓋体5の一
    側部5aを前記カバー2に固定し、その他側部5bを該
    カバー2に反覆して接着できる接着剤にて接着して成る
    容器に於て、前記小蓋体5の一側部5aは前記円形孔4
    の略切線位置から前記カバー2の一側部全面を被覆する
    ように略半月状に形成され、更に、該小蓋体5の他側部
    5bは前記円形孔4の孔縁部に接着することができるよ
    うに該円形孔4よりやや大径に形成されると共に、該他
    側部5bの先端部に把片5cが突設されて成る食品収容
    器。
JP1990400077U 1990-12-04 1990-12-04 食品収容器 Expired - Lifetime JP2568054Y2 (ja)

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JP1990400077U JP2568054Y2 (ja) 1990-12-04 1990-12-04 食品収容器

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JPH0486767U JPH0486767U (ja) 1992-07-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5747652A (en) * 1980-09-03 1982-03-18 Oriental Metaru Seizou Kk Waterproof material

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JPH0486767U (ja) 1992-07-28

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