JP2567808B2 - ワークヘッド - Google Patents

ワークヘッド

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JP2567808B2
JP2567808B2 JP5301195A JP30119593A JP2567808B2 JP 2567808 B2 JP2567808 B2 JP 2567808B2 JP 5301195 A JP5301195 A JP 5301195A JP 30119593 A JP30119593 A JP 30119593A JP 2567808 B2 JP2567808 B2 JP 2567808B2
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JP
Japan
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spindle
work head
housing
motor rotor
motor stator
Prior art date
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JP5301195A
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JPH06277904A (ja
Inventor
晃 松田
俊夫 前田
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HAMADA KOKI KK
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HAMADA KOKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構造簡易かつ安価なワー
クヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2には従来のワークヘッドの一例を示
す。図において、内空間を形成したハウジング1の下半
部内にはこれを貫通してスピンドル2が設けてあり、ス
ピンドル2はハウジング貫通部でベアリング21,22
により回転自在に支持されている。
【0003】スピンドル2の中間部外周には大径ギヤ8
1が固定してあり、これはハウジング1の上半部内に設
けた小径ギヤ82に噛合している。この小径ギヤ82は
連結軸83を介してモータ84の出力軸に結合され、モ
ータ84の回転力は上記ギヤ81,82を介してスピン
ドル2に伝達される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構造
では、モータ84からスピンドル2に至るまでに連結軸
83、大小のギヤ81,82、あるいはこれらギヤのバ
ックラッシュ防止機構を始めとする種々の補助部品等、
多数の部材を必要とし、組付け製造の手間を要するとと
もにワークヘッド全体の大型化が避けられないという問
題があった。
【0005】本発明はかかる課題を解決するもので、簡
易かつコンパクトなワークヘッドを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、内空間を形成したハウジング1を貫通して中実の棒
スピンドル2を設けて、該スピンドル2をハウジング
1貫通部に設けた軸受部材21,22により回転自在に
支持せしめ、スピンドル2周りの上記ハウジング1の内
壁にスピンドル2と同心に筒状のモータステータ3を固
定設置するとともに、スピンドル2外周に一体に設けた
略円板形のフランジ部材5の外周部にモータロータ4を
固定して該モータロータ4を上記モータステータ3の
周面に小間隙で対向位置せしめたものである。
【0007】
【作用】上記構成において、モータステータ3のコイル
に通電するとモータロータ4が回転し、この回転力はフ
ランジ部材5を介して直接スピンドル2に伝達される。
【0008】かくして、連結軸、大小のギヤ、あるいは
これらの補助部品等を削減でき、コンパクトな構造で、
安価なものとなる。
【0009】
【実施例】図1において、ハウジング1は一端開放の容
器状の本体部11とこれに覆着された背板部12とより
なり、上記本体部11と背板部12の中心開口11a,
12a内に配した軸受部材たるベアリング21,22に
よりハウジング1内空間を貫通する中実棒状のスピンド
ル2を回転自在に支持している。
【0010】上記スピンドル2の先端は本体部11の中
心開口11a縁に結合されたカバー体13の通孔13a
内に位置し、ここにセンタ23が固着されるとともに、
その周囲には公知のコレットチャック24が設けてあ
る。上記背板部12の中心開口12a内に位置するスピ
ンドル2の基端には、スピンドル2の回転を検出するパ
ルスエンコーダ6が直結してあり、該エンコーダ6を覆
うカバー体61が背板部12の外壁に固定されている。
【0011】上記背板部12の中心開口周縁は二重の筒
壁となっており、内筒121の内周に上記ベアリング2
2が嵌着され、外周にシール71を配したスリーブ72
がベアリング22に接してナット73により位置決めさ
れている。スピンドル2を支持する他方のベアリング2
1にも、同一構造のシール71、スリーブ72およびナ
ット73が設けてある。
【0012】上記二重筒壁の外筒122内周にはこれに
沿ってヒートシールドカバー74が装着され、その外周
にはコイル31を巻回した筒状のモータステータ3がボ
ルト固定してある。モータステータ3の側方のハウジン
グ1内空間には円板状のフランジ部材5が配設され、該
フランジ部材5は中心の厚肉部がスピンドル2外周に嵌
着固定されている。
【0013】フランジ部材5の外周部に形成した立壁5
1の端面には筒状のモータロータ4の側面がボルト固定
され、該モータロータ4の内周面は小間隙をなして上記
モータステータ3の外周に対向している。
【0014】かかる構造のワークヘッドにおいて、モー
タステータ3のコイル31に通電するとその外周に位置
するモータロータ4が回転し、この回転力はフランジ部
材5を経てスピンドル2に直接伝達する。
【0015】かくして、ギヤ等を介することなく、周囲
に設けたモータステータ3とモータロータ4により直接
スピンドル2が回転駆動されるから、ワークヘッド全体
をコンパクトにできるとともに、部品点数の削減により
低コスト化が実現される。
【0016】また、スピンドル2に直結したエンコーダ
6により、ワークの回転角度を直接知ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上の如く、本発明のワークヘッドによ
れば、構造の簡易化とコンパクト化、および低コスト化
が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すワークヘッドの全体断
面図である。
【図2】従来例のワークヘッドの全体断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 スピンドル 3 モータステータ 4 モータロータ 5 フランジ部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内空間を形成したハウジングを貫通して
    中実の棒状スピンドルを設けて、該スピンドルをハウジ
    ング貫通部に設けた軸受部材により回転自在に支持せし
    め、スピンドル周りの上記ハウジングの内壁にスピンド
    ルと同心に筒状のモータステータを固定設置するととも
    に、スピンドル外周に一体に設けた略円板形のフランジ
    部材の外周部にモータロータを固定して該モータロー
    タを上記モータステータの周面に小間隙で対向位置せし
    めたことを特徴とするワークヘッド。
JP5301195A 1993-11-05 1993-11-05 ワークヘッド Expired - Lifetime JP2567808B2 (ja)

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JP5301195A JP2567808B2 (ja) 1993-11-05 1993-11-05 ワークヘッド

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JP5301195A JP2567808B2 (ja) 1993-11-05 1993-11-05 ワークヘッド

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JPH06277904A JPH06277904A (ja) 1994-10-04
JP2567808B2 true JP2567808B2 (ja) 1996-12-25

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JP5301195A Expired - Lifetime JP2567808B2 (ja) 1993-11-05 1993-11-05 ワークヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2517318Y2 (ja) * 1992-01-16 1996-11-20 帝人製機株式会社 モータ内蔵型加工スピンドル装置

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Publication number Publication date
JPH06277904A (ja) 1994-10-04

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