JP2567707Y2 - 水道直結型スプリンクラー継手 - Google Patents

水道直結型スプリンクラー継手

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JP2567707Y2
JP2567707Y2 JP2965092U JP2965092U JP2567707Y2 JP 2567707 Y2 JP2567707 Y2 JP 2567707Y2 JP 2965092 U JP2965092 U JP 2965092U JP 2965092 U JP2965092 U JP 2965092U JP 2567707 Y2 JP2567707 Y2 JP 2567707Y2
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JP
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sprinkler
water
joint
water supply
hollow rotary
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JP2965092U
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JPH0582452U (ja
Inventor
直樹 金丸
Original Assignee
前澤給装工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一般家庭用のスプリン
クラーに用いる水道直結型スプリンクラー継手に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビル等の天井にはスプリンクラ
ーが取り付けられ火災時に水を噴射するようにしてある
が、一般の住宅やアパート、マンション等にはスプリン
クラーを取り付けることが出来なかった。これは、一般
の住宅等においてはスプリンクラー用の給水回路が水道
配管とは別途に設けられておらず、水道配管の一部にス
プリンクラーを配設するとその部分で停滞水(死に水)
が生じ、その停滞水が水道配管内に混入して衛生上好ま
しくないからである。このような不都合を防止するため
に水道配管とスプリンクラーとの間に特殊な継手をジョ
イントさせ、死に水が発生しないようにし、一般住宅等
にもスプリンクラーを設置できるようにした水道直結型
スプリンクラー継手が開発された。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、一般住宅等
の部屋にスプリンクラーを設置する場合には、天井の中
央部には照明具が取り付けられているためその側方に取
り付けねばならず、又スプリンクラーヘッドの取付間隔
は2.1m以下と定められているため6帖又は8帖或は
それ以上のスペースの部屋にはスプリンクラーヘッドを
2個以上取り付けねばならなくなる。このような場合、
通常は照明具を挟んでその両側にスプリンクラーヘッド
を配設することになるが、水道配管の関係でこれらを一
直線上に揃えることが出来ずにアンバランスとなって部
屋の美観を損なうことがある。
【0004】本考案は、このような従来の問題点を解決
するためになされ、一般住宅等の天井にスプリンクラー
ヘッドを取り付けるに際し、中央の照明具を挟んでその
両側に一直線上に揃えて取り付けられるようにした、水
道直結型スプリンクラー継手を提供することを課題とし
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を技術的に解決
するための手段として、本考案は、リング状の継手本体
と、この継手本体に回転自在に嵌合された中空回転体と
を備え、前記継手本体は両側部に水道配管との接続口が
対設されると共に、この接続口から前記中空回転体内に
連通する通孔がそれぞれ設けられ、前記中空回転体の下
部にはスプリンクラーヘッドの取付口を偏心させて設け
たことを要旨とするものである。
【0006】
【作 用】中空回転体の下部にスプリンクラーヘッドの
取付口が偏心させて設けられているため、継手本体を水
道配管に接続した後に中空回転体を適度に回転させるこ
とでスプリンクラーヘッドの位置を調整することがで
き、天井中央部の照明具を挟んでその両側に一直線上に
揃えることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて
詳説する。図1において、1はリング状の継手本体であ
り、その側部に水道配管を接続すべき接続口1aが一直
径の延長線上に対設され、且つこれらの接続口から継手
本体1の内側空間に抜ける通孔1bがそれぞれ形成され
ている。
【0008】2は前記継手本体1の内側に回転自在に嵌
合された中空回転体であり、ほぼ円盤状の上部材2aと
下部材2bとを円周方向に配設した複数個のリブ2cで
結合一体化して成り、これら上部材2a、下部材2bと
継手本体1との間にOリング3、4をそれぞれ介在させ
て水密構造にしてある。
【0009】5はスプリンクラーヘッド6を装着するた
めの取付口であり、前記中空回転体2における下部材2
bに偏心させて取り付けてあり、その円筒部5aの上端
は中空回転体2の中空部2dに連通させ、この取付口5
と下部材2bとの間にもOリング7を介在させて水密構
造にしてある。
【0010】従って、前記継手本体1の接続口1aは通
孔1bを介して中空回転体2の中空部2dに連通し、更
にこの中空部2dを介して前記取付口5に連通してお
り、火災時には前記スプリンクラーヘッド6に給水が可
能であり、通常時には停滞水が生じないようになってい
る。
【0011】本考案に係る水道直結型スプリンクラー継
手は上記のように構成され、図1に示すように前記接続
口1aに水道配管8をそれぞれ接続し、取付口5にはス
プリンクラーヘッド6を装着し、このスプリンクラーヘ
ッド6を天井9の孔9aから下方に突出させてセットさ
れる。
【0012】図4に示すように、天井9の中央部に取り
付けられた照明具10を挟んでその両側にスプリンクラ
ーヘッド6、6′を取り付ける場合に、天井裏の構造材
等の関係で水道配管8がやや斜めに配管されていると、
例えばスプリンクラーヘッド6側が照明具10を通る中
心線Cからずれてしまう。
【0013】このような時に前記中空回転体2を回転さ
せると、図3に仮想線で示すように偏心している取付口
5を円周方向に移動させることができ、これによりスプ
リンクラーヘッド6の位置を調整して中心線C上に持っ
てくることができる。スプリンクラーヘッド6′側が位
置ずれしている場合にも、同じような要領で位置を調整
して中心線C上に揃えることができる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
水道直結型スプリンクラー継手において中空回転体を設
けると共にスプリンクラーヘッドの取付口を偏心させて
取り付けたので、一般住宅等の天井にスプリンクラーヘ
ッドを取り付けるに際して、その位置を調整することに
より中央の照明具を挟んでその両側に一直線上に揃えて
取り付けることができ、部屋の美観を損なうことがない
等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図2】 そのスプリンクラー継手の側面図である。
【図3】 同、底面図である。
【図4】 使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…継手本体 1a…接続口 1b…通孔 2…
中空回転体 2a…上部材 2b…下部材 2c
…リブ 2d…中空部 3、4…Oリング5…取付
口 5a…円筒部 6、6′…スプリンクラーヘッ
ド 7…Oリング 8…水道配管 9…天井
9a…孔 10…照明具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状の継手本体と、この継手本体に
    回転自在に嵌合された中空回転体とを備え、前記継手本
    体は両側部に水道配管との接続口が対設されると共に、
    この接続口から前記中空回転体内に連通する通孔がそれ
    ぞれ設けられ、前記中空回転体の下部にはスプリンクラ
    ーヘッドの取付口を偏心させて設けたことを特徴とする
    水道直結型スプリンクラー継手。
JP2965092U 1992-04-08 1992-04-08 水道直結型スプリンクラー継手 Expired - Lifetime JP2567707Y2 (ja)

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JPH0582452U JPH0582452U (ja) 1993-11-09
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