JP2567408B2 - エンジン分担荷重測定方法 - Google Patents

エンジン分担荷重測定方法

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JP2567408B2
JP2567408B2 JP62200517A JP20051787A JP2567408B2 JP 2567408 B2 JP2567408 B2 JP 2567408B2 JP 62200517 A JP62200517 A JP 62200517A JP 20051787 A JP20051787 A JP 20051787A JP 2567408 B2 JP2567408 B2 JP 2567408B2
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mounting
cylinder
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久男 川岸
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Daihatsu Motor Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジン分担荷重測定方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、自動車の車体設計において、エンジンをマウン
トする最適位置及び取付部や支持部の形状等を検討する
際には、エンジンを実車状態でマウントしてエンジンの
各取付部での分担荷重を測定している。
その具体的な測定方法は、エンジンの適当箇所に設け
られた取付部に適宜ブラケットを介してマウント部材の
外筒または内筒を取付け、このマウント部材の内筒また
は外筒をブラケットを介して車体側の支持部にて支持す
ることによってエンジンを実車に搭載した状態で支持
し、次にエンジンの各取付部に対して順次前記マウント
部材を取り外し、取付部のブラケットと車体側に載置し
た計重器との間に荷重伝達部材を介装して分担荷重を測
定するという方法が実施されていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記測定方法ではエンジンの姿勢の僅かな
変化でも荷重が大きく変化し、精度の良い測定が困難で
あり、またそのために微妙な調整作業を要し、作業能率
が悪いという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、能率的にかつ精
度良く分担荷重を測定する方法を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するため、外筒と内筒とそ
れらの間に介装された弾性体を備え、前記外筒と内筒を
エンジンの取付部と車体側の支持部にそれぞれ連結して
エンジンを支持するマウント部材を、このマウント部材
の内筒と同径の内筒、外筒に対応する外殻、及び内筒と
外殻とを一端をボールジョイントを介して連結してロー
ドセルを構成する検出軸体を有する計測ユニットと取り
替え、この計測ユニットを介してエンジンの取付部を車
体側の支持部にて支持した状態でその分担荷重を測定す
ることを特徴とする。
(作用) 本発明は上記構成を有するので、マウント部材を計測
ユニットに取り替えてエンジンの各取付部を車体側の支
持部で支持することによって、エンジンを実車状態で搭
載したままで、各取付部の分担荷重を荷重検出手段から
の信号によって測定することができ、またロードセルを
構成する検出軸体が一端をボールジョイントを介して内
筒と外殻とを連結しているので、前後、左右及びねじれ
方向の荷重を排除して、純粋に上下方向の荷重を正確に
検出することができ、能率的にかつ精度の良い測定が可
能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図を参照しな
がら説明する。
まず、第3図及び第4図によりエンジンの搭載状態を
説明すると、1はエンジンで適当に設定された3箇所の
マウント部2a、2b、2cにて車体3に取付けられている。
各マウント部2a、2b、2cは、同一構成のマウント部材を
用いるとともにその軸心方向を適宜異ならせて配設する
ことにより、エンジン1の重量を支えるとともに前後、
左右方向の変位を規制し、また駆動反力によるワインド
アップ変位等を規制するように構成されている。
前記各マウント部の要部の構成は基本的に同じ構成で
あるため、マウント部2aを代表例としてその構成を第5
図と第6図により説明する。エンジン1の取付部に固定
された取付ブラケット4の先端部に取付ボルト6にてマ
ウント部材5が取付けられている。マウント部材5は、
取付ブラケット4との締結部7を一体固着された外筒8
と、その軸心位置に配置された内筒9と、外筒8と内筒
9との間に介在された弾性体10とから構成されている。
このマウント部材5の内筒9には車体3の支持部に取付
けられた支持ブラケット11にて支持された支軸12が挿通
されている。こうして、エンジン1はマウント部材5を
介して弾性的に支持されている。
次に、上記のような構成の各マウント部2a、2b、2cに
おける分担荷重を測定する方法を第1図及び第2図によ
り説明する。
各マウント部2a、2b、2cの分担荷重を測定するときに
は、前記マウント部材5の代わりに計測ユニット20を取
付ブラケット4に取付け、この計測ユニット20を介して
エンジン1を支持する。
前記計測ユニット20は、前記マウント部材5の外筒8
に対応する外殻21と、内筒9に対応する同計の内筒22と
を備え、内筒2は外殻21にて支持された荷重検出手段と
してのロードセル23を構成する検出軸体24の下端に固着
されている。一方、検出軸体24の上端はボールジョイン
ト26を介して前記外殻21の上部に形成された支持部21a
に横架された支持軸27に取付けられている。前記ロード
セル23は、前記検出軸体24に歪ゲージ25を張り付けて構
成されており、荷重に応じた歪ゲージ25の抵抗変化をリ
ード線28にて取り出し荷重を検出するように構成されて
いる。
以上のように、マウント部材5の代わりにそれに対応
する計測ユニット20を、エンジン1側の取付ブラケット
4と車体3側の支軸12との間に介装してこの計測ユニッ
ト20に内蔵された荷重検出手段としてのロードセル23に
て荷重を検出することにより、エンジン1を各マウント
部2a、2b、2cで支持した状態における各マウント部2a又
は2b又は2cの分担荷重を精度良く計測することができ
る。また、マウント部材5に代えて計測ユニット20を装
着するだけで良いので、繁雑な調整作業等が不要であ
り、能率的に計測を行うことができる。更に、支持軸12
にボールジョイント26を介して検出軸体24を取付けてい
るので、前後、左右及びねじれ方向の荷重を排除して、
純粋に上下方向の荷重を正確に検出することができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例え
ば上記実施例では外殻21をエンジン1に、内筒22を車体
3に連結して検出軸体24に圧縮力が作用する例を示した
が、逆に取付けて検出軸体24に引張力が作用するように
しても良く、また外殻21の形状も図示例では外筒8と同
径の筒体に支持部21aを付加したものを例示したが、他
の構造でもよい。
さらに、すべてのマウント部2a、2b、2cに計測ユニッ
ト20を取付けて一度に分担荷重を測定してもよいが、各
マウント部2a、2b、2cに対して順次計測ユニット20を取
付けて測定してもよい。
(発明の効果) 本発明のエンジン分担荷重測定方法によれば、以上の
ようにマウント部材を計測ユニットに取り替えてエンジ
ンの各取付部を車体の支持部で支持することによって、
エンジンを実車に搭載したのと同じ状態で、各取付部の
純粋に上下方法の分担荷重をロードセルを構成する検出
軸体からの信号によって測定することができ、能率的に
かつ精度の良い測定が可能となる等、大なる効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、第1図は
エンジンの分担荷重を測定している状態の要部の正面
図、第2図は同分解斜視図、第3図はエンジンのマウン
ト位置を示す平面図、第4図はマウント状態の全体正面
図、第5図は同要部の正面図、第6図は第5図のA−A
断面図である。 1……エンジン 3……車体 5……マウント部材 8……外筒 9……内筒 10……弾性体 20……計測ユニット 21……外殻 22……内筒 23……ロードセル(荷重検出手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒と内筒とそれらの間に介装された弾性
    体を備え、前記外筒と内筒をエンジンの取付部と車体側
    の支持部にそれぞれ連結してエンジンを支持するマウン
    ト部材を、このマウント部材の内筒と同径の内筒、外筒
    に対応する外殻、及び内筒と外殻とを一端をボールジョ
    イントを介して連結してロードセルを構成する検出軸体
    を有する計測ユニットと取り替え、この計測ユニットを
    介してエンジンの取付部を車体側の支持部にて支持した
    状態でその分担荷重を測定することを特徴とするエンジ
    ン分担荷重測定方法。
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JPS6444326A JPS6444326A (en) 1989-02-16
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JPS5988545U (ja) * 1982-12-07 1984-06-15 日産自動車株式会社 ストツパ−マウント
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