JP2567110Y2 - コンセントを備えた机の配線装置 - Google Patents
コンセントを備えた机の配線装置Info
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- JP2567110Y2 JP2567110Y2 JP596692U JP596692U JP2567110Y2 JP 2567110 Y2 JP2567110 Y2 JP 2567110Y2 JP 596692 U JP596692 U JP 596692U JP 596692 U JP596692 U JP 596692U JP 2567110 Y2 JP2567110 Y2 JP 2567110Y2
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- desk
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、机に給電用、情報用、
電話用などのコンセントを設ける際に、コンセントに接
続される電線を仕舞うために用いられるコンセントを備
えた机の配線装置に関するものである。
電話用などのコンセントを設ける際に、コンセントに接
続される電線を仕舞うために用いられるコンセントを備
えた机の配線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の配線装置としては、
机の天板の下面側に配線トレイを設けて配線トレイの中
に電線とともにコンセント(給電用、情報用、電話用を
含む)を収納し、天板においてコンセントに対応する部
位に開閉自在な蓋を設けて、蓋の開放によってコンセン
トを露出させてコンセントにプラグを接続することがで
きるようにしたものが知られている(実公昭60−19
612号公報)。蓋にはプラグに接続された電線を天板
上に引き出すための開口が形成される。
机の天板の下面側に配線トレイを設けて配線トレイの中
に電線とともにコンセント(給電用、情報用、電話用を
含む)を収納し、天板においてコンセントに対応する部
位に開閉自在な蓋を設けて、蓋の開放によってコンセン
トを露出させてコンセントにプラグを接続することがで
きるようにしたものが知られている(実公昭60−19
612号公報)。蓋にはプラグに接続された電線を天板
上に引き出すための開口が形成される。
【0003】また、天板の下面側に設けた配線トレイの
中ではなく、机の背面側に設けた幕板の裏面にコンセン
トを配置することも考えられている(実公昭60−34
166号公報、実公昭61−30507号公報)。
中ではなく、机の背面側に設けた幕板の裏面にコンセン
トを配置することも考えられている(実公昭60−34
166号公報、実公昭61−30507号公報)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した配
線装置では、電線をコンセントに対して直接接続してい
るものであるから送り配線の機能がなく、複数の机を並
べた場合には、各机ごとに床などに設けたコンセントか
ら電線を引き込むか、あるいは、隣接した机のコンセン
トに電線を接続してコンセント同士を互いに接続する必
要があった。各机ごとに電線を床などのコンセントから
引き込む場合には、電線が多数本露出することになっ
て、配線トレイによって電線を美麗に仕舞うという効果
が半減するという問題があり、また、コンセント同士を
接続する場合には、複雑な込み入った結線になるという
問題が生じる。
線装置では、電線をコンセントに対して直接接続してい
るものであるから送り配線の機能がなく、複数の机を並
べた場合には、各机ごとに床などに設けたコンセントか
ら電線を引き込むか、あるいは、隣接した机のコンセン
トに電線を接続してコンセント同士を互いに接続する必
要があった。各机ごとに電線を床などのコンセントから
引き込む場合には、電線が多数本露出することになっ
て、配線トレイによって電線を美麗に仕舞うという効果
が半減するという問題があり、また、コンセント同士を
接続する場合には、複雑な込み入った結線になるという
問題が生じる。
【0005】さらに、配線トレイの内部にコンセントを
配設している場合には、コンセントへの結線作業の際に
配線トレイを天板に対してスライドさせてコンセントを
露出させる必要あり、また、幕板の裏面にコンセントを
設置している場合には、幕板を机から外してコンセント
への結線作業を行うことが必要になる。すなわち、コン
セントへの結線作業が面倒であるという問題を有してい
る。
配設している場合には、コンセントへの結線作業の際に
配線トレイを天板に対してスライドさせてコンセントを
露出させる必要あり、また、幕板の裏面にコンセントを
設置している場合には、幕板を机から外してコンセント
への結線作業を行うことが必要になる。すなわち、コン
セントへの結線作業が面倒であるという問題を有してい
る。
【0006】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、複数の机を並べる場合に送り配線が容易にで
きるようにして電線を美麗に仕舞うことができるように
し、しかも、コンセントに対する結線作業が容易にでき
るようにしたコンセントを備えた机の配線装置を提供し
ようとするものである。
のであり、複数の机を並べる場合に送り配線が容易にで
きるようにして電線を美麗に仕舞うことができるように
し、しかも、コンセントに対する結線作業が容易にでき
るようにしたコンセントを備えた机の配線装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、机の天板の下面との間で配線空間を囲
む樋状の配線トレイを机の天板の下面側に設け、配線ト
レイにおける机の奥側であって机に固定されたコンセン
ト収納部の中にコンセントを配設し、配線トレイにおけ
る机の手前側であってコンセント収納部に対してヒンジ
を介して蝶着された端子台収納部の中に電線とコンセン
トとの間の電路上に挿入される端子台を配設し、端子台
には電線を接続する入力接続部と、電線の送り配線とな
る分岐電線を接続できるように入力接続部から分岐した
分岐接続部とを設け、端子台収納部を、配線トレイと机
の天板とに囲まれた配線空間内に端子台を収納する収納
位置と、机の手前側に端子台を露出させる開放位置との
間で開閉自在としているのである。
達成するために、机の天板の下面との間で配線空間を囲
む樋状の配線トレイを机の天板の下面側に設け、配線ト
レイにおける机の奥側であって机に固定されたコンセン
ト収納部の中にコンセントを配設し、配線トレイにおけ
る机の手前側であってコンセント収納部に対してヒンジ
を介して蝶着された端子台収納部の中に電線とコンセン
トとの間の電路上に挿入される端子台を配設し、端子台
には電線を接続する入力接続部と、電線の送り配線とな
る分岐電線を接続できるように入力接続部から分岐した
分岐接続部とを設け、端子台収納部を、配線トレイと机
の天板とに囲まれた配線空間内に端子台を収納する収納
位置と、机の手前側に端子台を露出させる開放位置との
間で開閉自在としているのである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、電線とコンセントとの間の
電路上に端子台を挿入し、電線を接続する入力接続部を
端子台に設けているので、端子台の入力接続部に電線を
接続すればコンセントに結線することができるのであ
る。また、配線トレイにおける机の奥側をコンセントを
配設したコンセント収納部とし机の手前側を端子台を配
設した端子台収納部として、コンセント収納部と端子台
収納部とをヒンジを介して蝶着し、しかも、端子台を配
線空間内に収納する収納位置と、端子台を机の手前側に
露出させる開放位置との間で端子台収納部を開閉自在と
しているので、端子台に電線を結線する際には端子台収
納部を開放位置として端子台を露出させることによって
作業を容易に行うことができるのである。端子台への結
線作業が終了すれば、端子台収納部を収納位置として電
線、コンセント、端子台を美麗に仕舞うことができる。
さらに、端子台には電線の送り配線となる分岐電線を接
続できるように入力接続部から分岐した分岐接続部を設
けているので、複数の机を並べるときには、端子台の分
岐接続部に分岐電線を接続し、この分岐電線を隣接する
机の端子台に設けた入力接続部に接続すればよいのであ
る。このように端子台間を順次接続すればコンセントを
並列に接続することができるから、電線を外部に露出さ
せずに美麗に仕舞うことができ、また、端子台の分岐接
続部と入力接続部とを分岐電線によって順次接続すると
いう単純な作業で隣接する机の間で結線することができ
るのである。
電路上に端子台を挿入し、電線を接続する入力接続部を
端子台に設けているので、端子台の入力接続部に電線を
接続すればコンセントに結線することができるのであ
る。また、配線トレイにおける机の奥側をコンセントを
配設したコンセント収納部とし机の手前側を端子台を配
設した端子台収納部として、コンセント収納部と端子台
収納部とをヒンジを介して蝶着し、しかも、端子台を配
線空間内に収納する収納位置と、端子台を机の手前側に
露出させる開放位置との間で端子台収納部を開閉自在と
しているので、端子台に電線を結線する際には端子台収
納部を開放位置として端子台を露出させることによって
作業を容易に行うことができるのである。端子台への結
線作業が終了すれば、端子台収納部を収納位置として電
線、コンセント、端子台を美麗に仕舞うことができる。
さらに、端子台には電線の送り配線となる分岐電線を接
続できるように入力接続部から分岐した分岐接続部を設
けているので、複数の机を並べるときには、端子台の分
岐接続部に分岐電線を接続し、この分岐電線を隣接する
机の端子台に設けた入力接続部に接続すればよいのであ
る。このように端子台間を順次接続すればコンセントを
並列に接続することができるから、電線を外部に露出さ
せずに美麗に仕舞うことができ、また、端子台の分岐接
続部と入力接続部とを分岐電線によって順次接続すると
いう単純な作業で隣接する机の間で結線することができ
るのである。
【0009】
【実施例】本実施例では、コンセントとして給電用のコ
ンセントを例示するが、電話用や情報用のコンセントで
も同様の技術思想を適用することが可能である。図1に
示すように、机1の天板11の下面側に上面開口した断
面略コ形の樋状の配線トレイ2が配設される。机1は、
図2および図3に示すように、天板11の両側部に脚1
2を備え、天板11の奥端部の両側部には天板11の上
面に臨んだ差込み口を有する机上コンセント13が設け
られる。
ンセントを例示するが、電話用や情報用のコンセントで
も同様の技術思想を適用することが可能である。図1に
示すように、机1の天板11の下面側に上面開口した断
面略コ形の樋状の配線トレイ2が配設される。机1は、
図2および図3に示すように、天板11の両側部に脚1
2を備え、天板11の奥端部の両側部には天板11の上
面に臨んだ差込み口を有する机上コンセント13が設け
られる。
【0010】配線トレイ2の内部空間には、机1の手前
側に臨んだ差込み口を有するコンセント3と、接続電線
5aを介してコンセント3に接続された端子台4とが収
納される。また、コンセント3には接続電線5bを介し
て上述した机上コンセント13が接続される。端子台4
には、コンセント3に対して電気的に接続された入力接
続部と分岐接続部とが設けられる。入力接続部および分
岐接続部は、ハーネス(結合状態をロックする装置)を
備えるコネクタを着脱自在に結合するように形成されて
いる。入力接続部および分岐接続部には、それぞれ両端
にハーネス付きのコネクタ6を備えた中継電線7の一方
のコネクタ6を接続し、中継電線7の他方のコネクタ6
には一端にハーネス付きのコネクタ6を備え他端にプラ
グ8を備えた給電線9や、両端にハーネス付きのコネク
タ6を備えた分岐電線10を接続する。したがって、給
電線9を中継電線7を介して端子台4に接続することに
よって、給電線9をコンセント3および机上コンセント
13に接続することができる。また、給電線9からコン
セント3への電路を端子台4を介して分岐して分岐電線
7を接続することができるから、コンセント3の送り配
線を端子台4で行うことができるのである。このように
して、配線トレイ2の内部空間を配線空間として利用す
ることによって、電線が露出しないようにして美麗に仕
舞うことができるのである。
側に臨んだ差込み口を有するコンセント3と、接続電線
5aを介してコンセント3に接続された端子台4とが収
納される。また、コンセント3には接続電線5bを介し
て上述した机上コンセント13が接続される。端子台4
には、コンセント3に対して電気的に接続された入力接
続部と分岐接続部とが設けられる。入力接続部および分
岐接続部は、ハーネス(結合状態をロックする装置)を
備えるコネクタを着脱自在に結合するように形成されて
いる。入力接続部および分岐接続部には、それぞれ両端
にハーネス付きのコネクタ6を備えた中継電線7の一方
のコネクタ6を接続し、中継電線7の他方のコネクタ6
には一端にハーネス付きのコネクタ6を備え他端にプラ
グ8を備えた給電線9や、両端にハーネス付きのコネク
タ6を備えた分岐電線10を接続する。したがって、給
電線9を中継電線7を介して端子台4に接続することに
よって、給電線9をコンセント3および机上コンセント
13に接続することができる。また、給電線9からコン
セント3への電路を端子台4を介して分岐して分岐電線
7を接続することができるから、コンセント3の送り配
線を端子台4で行うことができるのである。このように
して、配線トレイ2の内部空間を配線空間として利用す
ることによって、電線が露出しないようにして美麗に仕
舞うことができるのである。
【0011】ところで、配線トレイ2は、図1(b)に
示すように、机1の奥側のコンセント収納部21と机1
の手前側の端子台収納部22とをヒンジ23を介して蝶
着した構成を有する。コンセント収納部21は机1の天
板11に対して固定され、端子台収納部22は机1の天
板11に対して開閉自在になっている。すなわち、図1
(b)に示すように、コンセント収納部21とともに机
1の天板11の下面に形成した配線空間を閉塞する位置
と、図1(c)に示すように、下方に90度開いて配線
トレイ2の内部空間を開放する位置との間で開閉自在と
なっている。コンセント収納部21にはコンセント3が
固定され、また、端子台収納部22には端子台4が固定
されている。したがって、端子台収納部22を開いた状
態では、端子台4が大きく露出して結線作業が容易にで
きるのである。端子台収納部22は閉じた状態では、ね
じ等の適宜手段によって天板11の裏面に保持される。
示すように、机1の奥側のコンセント収納部21と机1
の手前側の端子台収納部22とをヒンジ23を介して蝶
着した構成を有する。コンセント収納部21は机1の天
板11に対して固定され、端子台収納部22は机1の天
板11に対して開閉自在になっている。すなわち、図1
(b)に示すように、コンセント収納部21とともに机
1の天板11の下面に形成した配線空間を閉塞する位置
と、図1(c)に示すように、下方に90度開いて配線
トレイ2の内部空間を開放する位置との間で開閉自在と
なっている。コンセント収納部21にはコンセント3が
固定され、また、端子台収納部22には端子台4が固定
されている。したがって、端子台収納部22を開いた状
態では、端子台4が大きく露出して結線作業が容易にで
きるのである。端子台収納部22は閉じた状態では、ね
じ等の適宜手段によって天板11の裏面に保持される。
【0012】上記構成によれば、端子台収納部22を開
いて結線すれば結線作業が容易にできるのであって、従
来のように配線トレイを天板に対してスライドさせると
いうような作業が不要であるから、結線作業が容易にな
るのである。また、コンセント3への給電路に端子台4
を設け、端子台4に分岐電線10を接続可能としている
のであって、しかも、配線トレイ2を開くと端子台4が
前面側に露出するから、送り配線が容易にでき、複数の
机1を並べて配置している場合であっても、次々に送り
配線を行うことによって、簡単に結線できるのである。
しかも、電線は配線トレイ2に収納されているから美麗
に仕舞うことができる。
いて結線すれば結線作業が容易にできるのであって、従
来のように配線トレイを天板に対してスライドさせると
いうような作業が不要であるから、結線作業が容易にな
るのである。また、コンセント3への給電路に端子台4
を設け、端子台4に分岐電線10を接続可能としている
のであって、しかも、配線トレイ2を開くと端子台4が
前面側に露出するから、送り配線が容易にでき、複数の
机1を並べて配置している場合であっても、次々に送り
配線を行うことによって、簡単に結線できるのである。
しかも、電線は配線トレイ2に収納されているから美麗
に仕舞うことができる。
【0013】たとえば、複数の机1を横に並べる場合に
は、図4のように分岐電線10を介して端子台4を順次
接続すればよいのであり、電源の容量の許容範囲内では
何台でも机1を連結することができるのである。ここで
は、分岐電線10と端子台4とは中継電線7を介さずに
接続している。3台の机1を放射上に配設する場合に
は、図5に示すように、端子台4に分岐接続部を2個設
けておくことによって、1台の机1から残りの2台の机
1に対してそれぞれ分岐電線10を介して結線すること
ができる。分岐電線10は並んだ机1の中央部に形成さ
れる空間に通されるから、分岐電線10は外部に露出す
ることはない。このように、机1の配列にかかわらず、
電線を美麗に仕舞うことができ、しかも、結線作業が容
易になるのであり、かつ、結線関係も簡単になるのであ
る。
は、図4のように分岐電線10を介して端子台4を順次
接続すればよいのであり、電源の容量の許容範囲内では
何台でも机1を連結することができるのである。ここで
は、分岐電線10と端子台4とは中継電線7を介さずに
接続している。3台の机1を放射上に配設する場合に
は、図5に示すように、端子台4に分岐接続部を2個設
けておくことによって、1台の机1から残りの2台の机
1に対してそれぞれ分岐電線10を介して結線すること
ができる。分岐電線10は並んだ机1の中央部に形成さ
れる空間に通されるから、分岐電線10は外部に露出す
ることはない。このように、机1の配列にかかわらず、
電線を美麗に仕舞うことができ、しかも、結線作業が容
易になるのであり、かつ、結線関係も簡単になるのであ
る。
【0014】
【考案の効果】本考案は上述のように、電線とコンセン
トとの間の電路上に端子台を挿入し、電線を接続する入
力接続部を端子台に設けているので、端子台の入力接続
部に電線を接続すればコンセントに結線することができ
る。また、配線トレイにおける机の奥側をコンセントを
配設したコンセント収納部とし机の手前側を端子台を配
設した端子台収納部として、コンセント収納部と端子台
収納部とをヒンジを介して蝶着し、しかも、端子台を配
線空間内に収納する収納位置と、端子台を机の手前側に
露出させる開放位置との間で端子台収納部を開閉自在と
しているので、端子台に電線を結線する際には端子台収
納部を開放位置として端子台を露出させることによって
作業を容易に行うことができるという効果がある。端子
台への結線作業が終了すれば、端子台収納部を収納位置
として電線、コンセント、端子台を美麗に仕舞うことが
できるという利点がある。さらに、端子台には電線の送
り配線となる分岐電線を接続できるように入力接続部か
ら分岐した分岐接続部を設けているので、複数の机を並
べるときには、端子台の分岐接続部に分岐電線を接続
し、この分岐電線を隣接する机の端子台に設けた入力接
続部に接続すればよいのである。このように端子台間を
順次接続すればコンセントを並列に接続することができ
るから、電線を外部に露出させずに美麗に仕舞うことが
でき、また、端子台の分岐接続部と入力接続部とを分岐
電線によって順次接続するという単純な作業で隣接する
机の間で結線することができるのであって結線作業が容
易になるという利点がある。
トとの間の電路上に端子台を挿入し、電線を接続する入
力接続部を端子台に設けているので、端子台の入力接続
部に電線を接続すればコンセントに結線することができ
る。また、配線トレイにおける机の奥側をコンセントを
配設したコンセント収納部とし机の手前側を端子台を配
設した端子台収納部として、コンセント収納部と端子台
収納部とをヒンジを介して蝶着し、しかも、端子台を配
線空間内に収納する収納位置と、端子台を机の手前側に
露出させる開放位置との間で端子台収納部を開閉自在と
しているので、端子台に電線を結線する際には端子台収
納部を開放位置として端子台を露出させることによって
作業を容易に行うことができるという効果がある。端子
台への結線作業が終了すれば、端子台収納部を収納位置
として電線、コンセント、端子台を美麗に仕舞うことが
できるという利点がある。さらに、端子台には電線の送
り配線となる分岐電線を接続できるように入力接続部か
ら分岐した分岐接続部を設けているので、複数の机を並
べるときには、端子台の分岐接続部に分岐電線を接続
し、この分岐電線を隣接する机の端子台に設けた入力接
続部に接続すればよいのである。このように端子台間を
順次接続すればコンセントを並列に接続することができ
るから、電線を外部に露出させずに美麗に仕舞うことが
でき、また、端子台の分岐接続部と入力接続部とを分岐
電線によって順次接続するという単純な作業で隣接する
机の間で結線することができるのであって結線作業が容
易になるという利点がある。
【図1】実施例を示し、(a)は斜視図、(b)は配線
トレイを閉じた状態の概略断面図、(c)は配線トレイ
を開いた状態の概略断面図である。
トレイを閉じた状態の概略断面図、(c)は配線トレイ
を開いた状態の概略断面図である。
【図2】実施例の平面図である。
【図3】実施例の側面図である。
【図4】実施例の一使用例を示す正面図である。
【図5】実施例の他の使用例を示す平面図である。
1 机 2 配線トレイ 3 コンセント 4 端子台 6 コネクタ 7 中継電線 8 プラグ 9 給電線 10 分岐電線 11 天板 21 コンセント収納部 22 端子台収納部 23 ヒンジ
Claims (1)
- 【請求項1】 机の天板の下面との間で配線空間を囲む
樋状の配線トレイを机の天板の下面側に設け、配線トレ
イにおける机の奥側であって机に固定されたコンセント
収納部の中にコンセントを配設し、配線トレイにおける
机の手前側であってコンセント収納部に対してヒンジを
介して蝶着された端子台収納部の中に電線とコンセント
との間の電路上に挿入される端子台を配設し、端子台に
は電線を接続する入力接続部と、電線の送り配線となる
分岐電線を接続できるように入力接続部から分岐した分
岐接続部とを設け、端子台収納部を、配線トレイと机の
天板とに囲まれた配線空間内に端子台を収納する収納位
置と、机の手前側に端子台を露出させる開放位置との間
で開閉自在としたことを特徴とするコンセントを備えた
机の配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP596692U JP2567110Y2 (ja) | 1992-02-15 | 1992-02-15 | コンセントを備えた机の配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP596692U JP2567110Y2 (ja) | 1992-02-15 | 1992-02-15 | コンセントを備えた机の配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565230U JPH0565230U (ja) | 1993-08-31 |
JP2567110Y2 true JP2567110Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11625620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP596692U Expired - Lifetime JP2567110Y2 (ja) | 1992-02-15 | 1992-02-15 | コンセントを備えた机の配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567110Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004520122A (ja) * | 2001-01-26 | 2004-07-08 | インターケース・ユー・ケイ・リミテッド | 机およびデスクシステム |
-
1992
- 1992-02-15 JP JP596692U patent/JP2567110Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004520122A (ja) * | 2001-01-26 | 2004-07-08 | インターケース・ユー・ケイ・リミテッド | 机およびデスクシステム |
JP4672235B2 (ja) * | 2001-01-26 | 2011-04-20 | インターケース・ユー・ケイ・リミテッド | 机およびデスクシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0565230U (ja) | 1993-08-31 |
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