JP2567067Y2 - ホイルアライメントテスタにおけるホイル・クランプの構造 - Google Patents
ホイルアライメントテスタにおけるホイル・クランプの構造Info
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- JP2567067Y2 JP2567067Y2 JP1987134628U JP13462887U JP2567067Y2 JP 2567067 Y2 JP2567067 Y2 JP 2567067Y2 JP 1987134628 U JP1987134628 U JP 1987134628U JP 13462887 U JP13462887 U JP 13462887U JP 2567067 Y2 JP2567067 Y2 JP 2567067Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- frame
- leg
- clamp
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はオイルアライメントテスタにおけるホイル・
クランプの構造に関するもので、ホイールに測定ヘッド
を取付けて測定するホイールマウントシステムと称せら
れる純幾何学的方式の測定システムにおけるホイル・ク
ランプの改良に関するものである。 従来の技術と問題点 自動車のホイルアライメントテスタとしてホイールマ
ウントシステムと称せられる方式が開発された。この方
式はビットやラック等の設備が要らず床面での測定を可
能とするもので車輪にホイル・クランプを固定して完全
に幾何学的原理によりアライメントを測定するもので、
第1図に示すホイル・クランプ1を車輪に固定し、第2
図に示す測定ヘッド2により測定する。ホイル・クラン
プ1を車輪に固定するには中央のネジ棒式の(右ネジと
左ネジが設けられる)のTハンドル1eを回動してネジ係
合した上枠1aと下枠1cをそれぞれ外方に移動させ、その
各両端にある脚5の先端によりホイール4に係合させて
固定する。固定するための従来方式は第5図(スチール
ホイルの場合)、第6図(アルミホイールの場合)に示
す通りである。 第5図において、3はタイヤ、4はスチールホイー
ル、5はホイル・クランプ1の脚である。脚5の中心部
5aをスチールホイール4の外縁に引掛け固定し、外縁4a
の外面と脚5の段部5bと接触させて固定するものであ
る。しかしながら前記外縁4aの外面は精度上管理されて
いないので取付部分は寸法的に精度が悪い。 また第6図においてアルミホイール4′の場合はアル
ミホイル用爪6′によりタイヤ3とアルミホイール4′
との間に係合して固定する。 しかしながら爪5′がタイヤ3の形状により入り込ま
ない場合があって、Lの寸法が定まらないという問題が
ある。 問題点を解決するための手段 本考案のホイルアライメントテスタにおけるホイル・
クランプの構造は上記問題を解決して車輪に対してホイ
ル・クランプの取付状態を常に精度良きものとするため
の手段として下記の構成を具えている。 (1)上枠、中枠および下枠を有しこれら各枠の両端
に嵌合される各一本の案内棒によりこれら部材を一体に
組立て、また各枠の中央部に回動自在なネジ棒を設け該
ネジ棒はそれぞれ上枠および下枠と右ネジ、左ネジによ
り係合せしめ、さらに前記上枠および下枠の両端の前方
には各1個の脚とホイールへの係合部分を設けてなるホ
イールアライメントテスタにおけるホイル・クランプに
おいて、スチールホイールの場合、前記脚がホイール外
縁近くの平面状円環部と接触する端面とスチールホイー
ルの外縁内側と係合する傘型部分とを有し、またアルミ
ホイールの場合、前記脚が前記平面状円環部と接触する
端面を有するとともに該脚の外側に固定した取付金具を
介しタイヤとアルミホイルの接触部に先端が係合するア
ルミホイール用爪を進退自在に設けたこと。 作用 本考案によるとホイル・クランプの4個の脚の端面が
製作上管理されて精度の良いホイール外縁近くの平面状
円環部と接触するので常に一定の取付状態においてホイ
ル・クランプを車輪に取付けることができ、ホイルアラ
イメントテスタの精度を向上させる。 実施例 第1、2図において、1はホイル・クランプ、2は測
定ヘッド、3はタイヤ、4はスチールホイールである。
ホイル・クランプは上枠1a,中枠1bおよび下枠1cと、各
枠の両端に嵌合した案内棒1d,1dにより一体に組立てら
れ、中央に設けた回動自在なネジ棒1eがそれぞれ上枠1a
および下枠1cと右ネジ左ネジにより係合することにより
ネジ棒1eを回動すると上枠1aおよび下枠1cが進退する。
上枠1aおよび下枠1cの両端の前方には各1個の脚5が設
けられる。 第3図(A)、(B)は本考案実施の第1例を示すも
ので、スチールホイールの場合であって、脚5はスチー
ルホイールの外縁近くの平面状円環部と接触する端面5c
と、スチールホイールの外縁内側と係合する傘型部分5d
を有する。 第4図(A)、(B)は本考案実施の第2例を示すも
ので、アルミホイールの場合であって、脚5はアルミホ
イールの外縁近くの平面状円環部と接触する端面5cと、
該脚5の外側に固定した取付金具7を介してアルミホイ
ールおよびタイヤの接触部と接触するように進退自在に
設けられたアルミホイール用爪6とを有する。 考案の効果 (1)本考案によるとホイル・クランプの4個の脚の端
面が製作上管理されて精度の良いホイール外縁近くの平
面状円環部と接触するので常に一定の取付状態において
ホイル・クランプを車輪に取付けることができ、ホイル
アライメントテスタの精度を向上できる。 (2)構造簡単で安価に製作でき、取扱いも容易であ
る。
クランプの構造に関するもので、ホイールに測定ヘッド
を取付けて測定するホイールマウントシステムと称せら
れる純幾何学的方式の測定システムにおけるホイル・ク
ランプの改良に関するものである。 従来の技術と問題点 自動車のホイルアライメントテスタとしてホイールマ
ウントシステムと称せられる方式が開発された。この方
式はビットやラック等の設備が要らず床面での測定を可
能とするもので車輪にホイル・クランプを固定して完全
に幾何学的原理によりアライメントを測定するもので、
第1図に示すホイル・クランプ1を車輪に固定し、第2
図に示す測定ヘッド2により測定する。ホイル・クラン
プ1を車輪に固定するには中央のネジ棒式の(右ネジと
左ネジが設けられる)のTハンドル1eを回動してネジ係
合した上枠1aと下枠1cをそれぞれ外方に移動させ、その
各両端にある脚5の先端によりホイール4に係合させて
固定する。固定するための従来方式は第5図(スチール
ホイルの場合)、第6図(アルミホイールの場合)に示
す通りである。 第5図において、3はタイヤ、4はスチールホイー
ル、5はホイル・クランプ1の脚である。脚5の中心部
5aをスチールホイール4の外縁に引掛け固定し、外縁4a
の外面と脚5の段部5bと接触させて固定するものであ
る。しかしながら前記外縁4aの外面は精度上管理されて
いないので取付部分は寸法的に精度が悪い。 また第6図においてアルミホイール4′の場合はアル
ミホイル用爪6′によりタイヤ3とアルミホイール4′
との間に係合して固定する。 しかしながら爪5′がタイヤ3の形状により入り込ま
ない場合があって、Lの寸法が定まらないという問題が
ある。 問題点を解決するための手段 本考案のホイルアライメントテスタにおけるホイル・
クランプの構造は上記問題を解決して車輪に対してホイ
ル・クランプの取付状態を常に精度良きものとするため
の手段として下記の構成を具えている。 (1)上枠、中枠および下枠を有しこれら各枠の両端
に嵌合される各一本の案内棒によりこれら部材を一体に
組立て、また各枠の中央部に回動自在なネジ棒を設け該
ネジ棒はそれぞれ上枠および下枠と右ネジ、左ネジによ
り係合せしめ、さらに前記上枠および下枠の両端の前方
には各1個の脚とホイールへの係合部分を設けてなるホ
イールアライメントテスタにおけるホイル・クランプに
おいて、スチールホイールの場合、前記脚がホイール外
縁近くの平面状円環部と接触する端面とスチールホイー
ルの外縁内側と係合する傘型部分とを有し、またアルミ
ホイールの場合、前記脚が前記平面状円環部と接触する
端面を有するとともに該脚の外側に固定した取付金具を
介しタイヤとアルミホイルの接触部に先端が係合するア
ルミホイール用爪を進退自在に設けたこと。 作用 本考案によるとホイル・クランプの4個の脚の端面が
製作上管理されて精度の良いホイール外縁近くの平面状
円環部と接触するので常に一定の取付状態においてホイ
ル・クランプを車輪に取付けることができ、ホイルアラ
イメントテスタの精度を向上させる。 実施例 第1、2図において、1はホイル・クランプ、2は測
定ヘッド、3はタイヤ、4はスチールホイールである。
ホイル・クランプは上枠1a,中枠1bおよび下枠1cと、各
枠の両端に嵌合した案内棒1d,1dにより一体に組立てら
れ、中央に設けた回動自在なネジ棒1eがそれぞれ上枠1a
および下枠1cと右ネジ左ネジにより係合することにより
ネジ棒1eを回動すると上枠1aおよび下枠1cが進退する。
上枠1aおよび下枠1cの両端の前方には各1個の脚5が設
けられる。 第3図(A)、(B)は本考案実施の第1例を示すも
ので、スチールホイールの場合であって、脚5はスチー
ルホイールの外縁近くの平面状円環部と接触する端面5c
と、スチールホイールの外縁内側と係合する傘型部分5d
を有する。 第4図(A)、(B)は本考案実施の第2例を示すも
ので、アルミホイールの場合であって、脚5はアルミホ
イールの外縁近くの平面状円環部と接触する端面5cと、
該脚5の外側に固定した取付金具7を介してアルミホイ
ールおよびタイヤの接触部と接触するように進退自在に
設けられたアルミホイール用爪6とを有する。 考案の効果 (1)本考案によるとホイル・クランプの4個の脚の端
面が製作上管理されて精度の良いホイール外縁近くの平
面状円環部と接触するので常に一定の取付状態において
ホイル・クランプを車輪に取付けることができ、ホイル
アライメントテスタの精度を向上できる。 (2)構造簡単で安価に製作でき、取扱いも容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は装置概要を示す斜視図、第3図(A),
(B)は本考案実施の第1例を示す要部の測面図、正面
図、第4図(A),(B)は同じく第2例の側面図、正
面図であり、第5、6図は従来例を示す説明図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 1:ホイル・クランプ 2:測定ヘッド、3:タイヤ 4、4′:ホイール、5:脚 6、6′:アルミホイール用爪 7:取付金具
(B)は本考案実施の第1例を示す要部の測面図、正面
図、第4図(A),(B)は同じく第2例の側面図、正
面図であり、第5、6図は従来例を示す説明図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 1:ホイル・クランプ 2:測定ヘッド、3:タイヤ 4、4′:ホイール、5:脚 6、6′:アルミホイール用爪 7:取付金具
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.上枠、中枠および下枠を有しこれら各枠の両端に嵌
合される各一本の案内棒によりこれら部材を一体に組立
て、また各枠の中央部に回動自在なネジ棒を設け該ネジ
棒はそれぞれ上枠および下枠と右ネジ、左ネジにより係
合せしめ、さらに前記上枠および下枠の両端の前方には
各1個の脚とホイールへの係合部を設けてなるホイール
アライメントテスタにおけるホイル・クランプにおい
て、スチールホイールの場合、前記脚がホイール外縁近
くの平面状円環部と接触する端面とスチールホイールの
外縁内側と係合する傘型部分とを有し、またアルミホイ
ールの場合、前記脚が前記平面状円環部と接触する端面
を有するとともに該脚の外側に固定した取付金具を介し
タイヤとアルミホイルの接触部に先端が係合するアルミ
ホイール用爪を進退自在に設けているホイルアライメン
トテスタにおけるホイル・クランプの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134628U JP2567067Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | ホイルアライメントテスタにおけるホイル・クランプの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134628U JP2567067Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | ホイルアライメントテスタにおけるホイル・クランプの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6440003U JPS6440003U (ja) | 1989-03-09 |
JP2567067Y2 true JP2567067Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=31393559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987134628U Expired - Lifetime JP2567067Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | ホイルアライメントテスタにおけるホイル・クランプの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567067Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3419559A1 (de) * | 1984-05-25 | 1985-11-28 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Steuervorrichtung fuer funktionen im kraftfahrzeug |
-
1987
- 1987-09-04 JP JP1987134628U patent/JP2567067Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6440003U (ja) | 1989-03-09 |
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