JP2566607Y2 - 血液容器の仕分け装置 - Google Patents
血液容器の仕分け装置Info
- Publication number
- JP2566607Y2 JP2566607Y2 JP1991114093U JP11409391U JP2566607Y2 JP 2566607 Y2 JP2566607 Y2 JP 2566607Y2 JP 1991114093 U JP1991114093 U JP 1991114093U JP 11409391 U JP11409391 U JP 11409391U JP 2566607 Y2 JP2566607 Y2 JP 2566607Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- request
- blood container
- reading
- inspection
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- Expired - Lifetime
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、血液試料を各検査機
器まで移送する前に、該血液試料が収容された各血液容
器を検査項目毎に、かつ、優先順位毎に自動的に仕分け
する血液容器の仕分け装置に係り、特に、バーコードラ
ベルの貼り違えミスを防止して測定精度に対する信頼性
を向上させることができる血液容器の仕分け装置に関す
る。
器まで移送する前に、該血液試料が収容された各血液容
器を検査項目毎に、かつ、優先順位毎に自動的に仕分け
する血液容器の仕分け装置に係り、特に、バーコードラ
ベルの貼り違えミスを防止して測定精度に対する信頼性
を向上させることができる血液容器の仕分け装置に関す
る。
【０００２】
【従来技術とその課題】周知のように、近年では、でき
る限り人手による血液容器の取り違えミスを防止する目
的から、患者情報や検査項目等をバーコード化し、この
バーコードラベルを血液容器に貼着することで、人手を
介することなく血液容器を検査項目別に仕分けするシス
テムが汎用されている。
る限り人手による血液容器の取り違えミスを防止する目
的から、患者情報や検査項目等をバーコード化し、この
バーコードラベルを血液容器に貼着することで、人手を
介することなく血液容器を検査項目別に仕分けするシス
テムが汎用されている。
【０００３】しかしながら、上記従来のシステムにあっ
ても、検査を行う場合、バーコードだけでは血液容器の
識別ができないことから、上記バーコードラベルに患者
名を記入して運用される場合が多く、このような場合に
おいて、バーコードラベルに当該検査依頼書に記載され
た患者名と異なる患者の氏名を記載したまま上記バーコ
ードラベルを誤って他の検体の血液容器に貼着した場合
には、例えば、正常であるべき患者のデータが「異常」
と報告されたり、異常であるべき患者のデータが「正
常」と報告される虞れがあり、しかも、このようなバー
コードラベルの貼り違えミスは、事前にチェックするこ
とができないため、非常に危険であると共に、検査精度
に対する信頼性が損なわれる、という問題を有してい
た。
ても、検査を行う場合、バーコードだけでは血液容器の
識別ができないことから、上記バーコードラベルに患者
名を記入して運用される場合が多く、このような場合に
おいて、バーコードラベルに当該検査依頼書に記載され
た患者名と異なる患者の氏名を記載したまま上記バーコ
ードラベルを誤って他の検体の血液容器に貼着した場合
には、例えば、正常であるべき患者のデータが「異常」
と報告されたり、異常であるべき患者のデータが「正
常」と報告される虞れがあり、しかも、このようなバー
コードラベルの貼り違えミスは、事前にチェックするこ
とができないため、非常に危険であると共に、検査精度
に対する信頼性が損なわれる、という問題を有してい
た。
【０００４】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、バーコードラ
ベルの貼り違えミスを事前にチェックすることで、検査
に対する信頼性を確実に確保することができる血液容器
の仕分け装置を提供しようとするものである。
ものであって、その目的とするところは、バーコードラ
ベルの貼り違えミスを事前にチェックすることで、検査
に対する信頼性を確実に確保することができる血液容器
の仕分け装置を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案にあっては、血液容器の仕分け装置を、検
査依頼書の依頼書番号情報を読み取る手段と、上記検査
依頼書の氏名欄に記入された氏名を読み取る手段と、血
液容器に貼着された識別ラベルの検査依頼書番号情報を
読み取る手段と、上記識別ラベルの氏名欄に記載された
氏名を読み取る手段と、上記各氏名読み取り手段と各依
頼書情報読み取り手段で読み取られた検査依頼書番号情
報及び氏名情報を対比し照合する判別手段と、この判別
手段で判別された血液容器の正常のものと異常なものと
を分別する手段と、を有して構成したことを特徴とする
ものである。
め、この考案にあっては、血液容器の仕分け装置を、検
査依頼書の依頼書番号情報を読み取る手段と、上記検査
依頼書の氏名欄に記入された氏名を読み取る手段と、血
液容器に貼着された識別ラベルの検査依頼書番号情報を
読み取る手段と、上記識別ラベルの氏名欄に記載された
氏名を読み取る手段と、上記各氏名読み取り手段と各依
頼書情報読み取り手段で読み取られた検査依頼書番号情
報及び氏名情報を対比し照合する判別手段と、この判別
手段で判別された血液容器の正常のものと異常なものと
を分別する手段と、を有して構成したことを特徴とする
ものである。
【０００６】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基きこの考
案を詳細に説明する。
案を詳細に説明する。
【０００７】図１に示すように、この実施例に係る血液
容器の仕分け装置は、検査依頼書１のバーコード化され
た依頼書番号２を読み取るバーコードリーダ装置３と、
上記検査依頼書１の氏名欄に記入された氏名（カタカ
ナ）４を読み取るＯＣＲ装置（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｃｈａ
ｒａｃｔｅｒ Ｒｅａｄｅｒ）５と、血液容器６に貼着
されたバーコードラベル７のバーコード情報を読み取る
バーコードリーダ装置８と、上記バーコードラベル７の
氏名欄に記載された氏名（カタカナ）９を読み取るＯＣ
Ｒ装置１０と、上記各ＯＣＲ装置５，１０とバーコード
リーダ装置３，８で読み取られた検査依頼書番号情報お
よび氏名情報を対比し照合する判別装置１１と、この判
別装置１１で判別された血液容器６を正常と異常のもの
に分別しストックするストッカー１２，１３と、から構
成されている。
容器の仕分け装置は、検査依頼書１のバーコード化され
た依頼書番号２を読み取るバーコードリーダ装置３と、
上記検査依頼書１の氏名欄に記入された氏名（カタカ
ナ）４を読み取るＯＣＲ装置（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｃｈａ
ｒａｃｔｅｒ Ｒｅａｄｅｒ）５と、血液容器６に貼着
されたバーコードラベル７のバーコード情報を読み取る
バーコードリーダ装置８と、上記バーコードラベル７の
氏名欄に記載された氏名（カタカナ）９を読み取るＯＣ
Ｒ装置１０と、上記各ＯＣＲ装置５，１０とバーコード
リーダ装置３，８で読み取られた検査依頼書番号情報お
よび氏名情報を対比し照合する判別装置１１と、この判
別装置１１で判別された血液容器６を正常と異常のもの
に分別しストックするストッカー１２，１３と、から構
成されている。
【０００８】各ＯＣＲ装置５，１０は、公知のＯＣＲ装
置と夫々同様に構成されており、また、上記バーコード
リーダ装置３，８も公知のバーコードリーダ装置と同様
に構成されているので、その詳細な説明をここでは省略
する。
置と夫々同様に構成されており、また、上記バーコード
リーダ装置３，８も公知のバーコードリーダ装置と同様
に構成されているので、その詳細な説明をここでは省略
する。
【０００９】判別装置１１は、例えば、公知のマイクロ
プロセッサ（ＭＰＵ）で構成されており、上記バーコー
ドリータ装置３，８で読み取られた検査依頓書１の依頼
書番号２とバーコードラベル７の検査依頼書番号情報と
を対比すると共に、上記各ＯＣＲ装置５，１０で読み取
られた上記検査依頼書１の氏名欄に記入された患者氏名
４とバーコードラベル７に記入された氏名８とを対比し
判別するように構成されている。
プロセッサ（ＭＰＵ）で構成されており、上記バーコー
ドリータ装置３，８で読み取られた検査依頓書１の依頼
書番号２とバーコードラベル７の検査依頼書番号情報と
を対比すると共に、上記各ＯＣＲ装置５，１０で読み取
られた上記検査依頼書１の氏名欄に記入された患者氏名
４とバーコードラベル７に記入された氏名８とを対比し
判別するように構成されている。
【００１０】即ち、この判別装置１１は、上記バーコー
ドリーダ装置３，８で読み取られた検査依頼書１の依頼
書番号２とバーコードラベル７の検査依頼書番号情報と
が一致し、かつ、上記各ＯＣＲ装置５，１０で読み取ら
れた上記検査依頼書１の氏名欄に記入された患者氏名４
とバーコードラベル７に記入された氏名８とが一致した
ときにのみ、当該バーコードラベル７が貼着された血液
容器６は「正常」なものとしてストッカー１２へ送るよ
うに構成され、上記いずれかの情報の一でも一致しない
場合には、「異常」なものとして再チェック用のストッ
カー１３へと送るように構成されている。勿論、上記ス
トッカー１２へと移送された血液容器６は、次の工程へ
と送られる。
ドリーダ装置３，８で読み取られた検査依頼書１の依頼
書番号２とバーコードラベル７の検査依頼書番号情報と
が一致し、かつ、上記各ＯＣＲ装置５，１０で読み取ら
れた上記検査依頼書１の氏名欄に記入された患者氏名４
とバーコードラベル７に記入された氏名８とが一致した
ときにのみ、当該バーコードラベル７が貼着された血液
容器６は「正常」なものとしてストッカー１２へ送るよ
うに構成され、上記いずれかの情報の一でも一致しない
場合には、「異常」なものとして再チェック用のストッ
カー１３へと送るように構成されている。勿論、上記ス
トッカー１２へと移送された血液容器６は、次の工程へ
と送られる。
【００１１】尚、上記実施例では、上記検査依頼書１の
氏名欄に記入された患者氏名４とバーコードラベル７に
記入された氏名８とをＯＣＲ装置５，１０で読み取る場
合を例に取り説明したが、この考案にあってはこれに限
定されるものではなく、例えば、公知のイメージリーダ
装置で構成し、氏名を画像或は図形などのパターン認識
処理で判別するように構成することができる。
氏名欄に記入された患者氏名４とバーコードラベル７に
記入された氏名８とをＯＣＲ装置５，１０で読み取る場
合を例に取り説明したが、この考案にあってはこれに限
定されるものではなく、例えば、公知のイメージリーダ
装置で構成し、氏名を画像或は図形などのパターン認識
処理で判別するように構成することができる。
【００１２】また、この考案にあっては、上記判別手段
１１に検査依頼項目数と血液容器６に貼着されたバーコ
ードラベル７の枚数とを照合させる機能を付加すること
で、バーコードラベル７の貼着ミスをより高精度にチェ
ックすることができる。
１１に検査依頼項目数と血液容器６に貼着されたバーコ
ードラベル７の枚数とを照合させる機能を付加すること
で、バーコードラベル７の貼着ミスをより高精度にチェ
ックすることができる。
【００１３】
【考案の効果】この考案に係る血液容器の仕分け装置
は、以上説明したように、検査依頼書の依頼書番号情報
と識別ラベルの検査依頼書番号情報とが一致し、かつ、
検査依頼書の氏名欄に記入された患者氏名と識別ラベル
に記入された氏名とが一致したときにのみ、当該識別ラ
ベルが貼着された血液容器を「正常」なものとして取り
扱うように構成されているので、血液容器に貼着される
識別ラベルの張り違えミスを事前にチェックすることが
でき、検査に対する信頼性を確実に確保することができ
る、という優れた効果を奏する。
は、以上説明したように、検査依頼書の依頼書番号情報
と識別ラベルの検査依頼書番号情報とが一致し、かつ、
検査依頼書の氏名欄に記入された患者氏名と識別ラベル
に記入された氏名とが一致したときにのみ、当該識別ラ
ベルが貼着された血液容器を「正常」なものとして取り
扱うように構成されているので、血液容器に貼着される
識別ラベルの張り違えミスを事前にチェックすることが
でき、検査に対する信頼性を確実に確保することができ
る、という優れた効果を奏する。
【図１】この考案の一実施例に係る血液容器の仕分け装
置の接続構造を概略的に示すフロー図である。
置の接続構造を概略的に示すフロー図である。
【符号の説明】 １ 検査依頼書 ２ 依頼書番号 ３，８ バーコードリーダ装置 ４，９ 氏名 ５，１０ ＯＣＲ装置 ６ 血液容器 ７ バーコードラベル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｋ 19/06 Ｇ０６Ｋ 19/00 Ａ
Claims (1)
- 【請求項１】 検査依頼書の依頼書番号情報を読み取る
手段と、上記検査依頼書の氏名欄に記入された氏名を読
み取る手段と、血液容器に貼着された識別ラベルの検査
依頼書番号情報を読み取る手段と、上記識別ラベルの氏
名欄に記載された氏名を読み取る手段と、上記各氏名読
み取り手段と各依頼書情報読み取り手段で読み取られた
検査依頼書番号情報及び氏名情報を対比し照合する判別
手段と、この判別手段で判別された血液容器の正常のも
のと異常なものとを分別する手段と、を含んでなる血液
容器の仕分け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991114093U JP2566607Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 血液容器の仕分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991114093U JP2566607Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 血液容器の仕分け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551711U JPH0551711U (ja) | 1993-07-09 |
| JP2566607Y2 true JP2566607Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=14628932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991114093U Expired - Lifetime JP2566607Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 血液容器の仕分け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2566607Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001301921A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-31 | Tomiyuki Imai | 物品管理装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54136389A (en) * | 1978-04-14 | 1979-10-23 | Omron Tateisi Electronics Co | Inspection acceptance machine in automatic analytical system |
| JPH0642869Y2 (ja) * | 1988-08-03 | 1994-11-09 | 株式会社ニッテク | 検査依頼書の構造 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP1991114093U patent/JP2566607Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0551711U (ja) | 1993-07-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |