JP2566219B2 - 杆状体の分離収納装置 - Google Patents

杆状体の分離収納装置

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JP2566219B2
JP2566219B2 JP61005804A JP580486A JP2566219B2 JP 2566219 B2 JP2566219 B2 JP 2566219B2 JP 61005804 A JP61005804 A JP 61005804A JP 580486 A JP580486 A JP 580486A JP 2566219 B2 JP2566219 B2 JP 2566219B2
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pulling
rod guide
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政吉 持田
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Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、同軸上に接続された複数の杆状体を一端
側から順次分離し所定位置に収納する杆状体の分離収納
装置に関するものである。
「従来の技術」 現在使用されている加圧水型軽水炉には、燃料集合体
が設けられている。この燃料集合体1は、第9図に示す
ように、上下に離間して配設された上部ノズル11および
下部ノズル12と、これらの間に所定の間隔をおいて配設
され、ストラップにより形成された格子空間を有する複
数の支持格子13と、これら支持格子13の格子空間内に所
定の間隔をおいて挿通され、かつ支持格子13の固定部に
より固定され、さらにそれぞれの上下端部を上部ノズル
11、下部ノズル12に連結された制御棒案内管14と、支持
格子13の多数の格子空間のうちの所定の格子空間内に挿
通され、支持格子13の支持部により弾力的に支持された
多数の燃料棒15とから構成されたものである。
このような燃料集合体1を組み立てるには、まず、支
持格子13を所定の間隔をおいて平行に配列し、これら支
持格子13の所定の格子空間内に複数の制御棒案内管14を
挿通して支持格子13に固定し、これによりスケルトンア
センブリ16を構成する。
次に、このようなスケルトンアセンブリ16に燃料棒15
を挿入する方法について、第10図および第11図を用いて
説明する。第10図はこの方法に用いる燃料棒挿入装置2
を示す図である。この燃料棒挿入装置2は、組立台21を
有している。この組立台21上には、スケルトンアセンブ
リ16が2つのブラケット22を介して横臥状態で固定され
ている。
組立台21の後方の側には、ロッドローダー23が配設さ
れている。このロッドローダー23には、上下一対のフィ
ードローラー24が設けられている。このフィードローラ
ー24には、ローディングモーター(図示せず)が接続さ
れており、前記フィードローラー24を回転させることに
より、ロッドガイドチューブ25およびこのロッドガイド
チューブ25によってガイドされる燃料棒15を前記スケル
トンアセンブリ16に挿入するようになっている。また、
このロッドローダー23は、前記スケルトンアセンブリ16
の各所定の格子空間に燃料棒を挿入できるように、その
高さを変えることができるようになっている。
一方前記組立台21の他方の側には、ガイドチューブ受
け台26が設けられている。このガイドチューブ受け台26
は、前記スケルトンアセンブリ16から押し出されてきた
ロッドガイドチューブ25を載置するためのものであっ
て、前記ロッドローダー23と同様に、その高さを変える
ことができるようになっている。このガイドチューブ受
け台26の前記組立台21の側には、抵抗器27が設けられて
いる。この抵抗器27は、前記スケルトンアセンブリ16か
ら押し出されてきたロッドガイドチューブ25に前記スケ
ルトンアセンブリ16側への抵抗力を付与するためのもの
である。
このような燃料棒挿入装置2において、まずフィード
ローラ24によって、前記ロッドガイドチューブ25を前記
スケルトンアセンブリ16の支持格子13の所定の空間内に
挿入する。次に、前記フィードローラー24に燃料棒15を
装填する。そして、第11図に示すように、この燃料棒15
先端の円錐面を前記ロッドガイドチューブ25後端の円錐
状凹部に係合させて前記燃料棒15を前記スケルトンアセ
ンブリ16内に挿入する。この際、前記燃料棒15は、その
先端が、前記ロッドガイドチューブ25の後端によって保
持されているため、下方へたわむようなことはなくスム
ーズに所定の格子空間に挿入される。また、前記ロッド
ガイドチューブ25は、前記抵抗器27によって前記燃料棒
15の側へ抵抗力を付与されているから、前記ロッドガイ
ドチューブ25の後端は前記燃料棒15の前端に押圧され、
この係合が外れるようなことはない。このようにして、
前記燃料棒15は、前記スケルトンアセンブリ16内に挿入
され、前記ロッドガイドチューブ25は、前記ガイドチュ
ーブ受け台26上に押し出され載置される。そして、前記
ロッドローダー23およびガイドチューブ受け台26の高さ
を変えることによって、順次所定の格子空間に燃料棒15
を挿入するようになっている。
ところで、前記ロッドガイドチューブ25は、燃料棒15
と同等の長さを必要とするため、長尺になされている
(約4m)。このため、工場内での取り扱い易さを考慮し
て、2本の管部材28,28を第12図に示すように2本接続
して作られている。このため、前記ガイドチューブ受け
台26に排出されてきたロッドガイドチューブ25を2つの
管部材28,28に分離し所定の位置に収納しなければなら
ない。
従来、このような前記ロッドガイドチューブ25を各管
部材28に分離し、これをガイドチューブ受け台26に載置
する作業は人手によって行なわれていた。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、上記のようなロッドガイドチューブ25の分
離および収納方法にあっては、その作業を人手にたよっ
ていたため、作業者に負担がかるとともに、作業能率が
向上しないという問題点があった。
「発明の目的」 この発明は、杆状体を杆部材に分離し所定の位置に収
納する作業を効率良く行うことができる杆状体の分離収
納装置を提供することを目的とする。
「発明の構成」 この発明は、軸線をほぼ水平にして端部同士が着脱可
能に接続された複数の杆部材からなり、かつ軸線方向に
送られてくる杆状体を、その先端側の杆部材から順次分
離して各杆部材を収納する杆状体の分離収納装置であっ
て、 杆状体をその先端の杆部材と直後の杆部材との接続部
が把持手段と引き抜き手段との間に達するまで搬送して
停止させる搬送手段と、この搬送手段が停止した際に先
頭の杆部材の直後の杆部材を把持する前記把持手段と、
この把持手段によって把持された杆部材から先頭の杆部
材を引き抜いて落下させる前記引き抜き手段と、この引
き抜き手段によって落下される先頭の杆部材の下方に設
置された受け台と、この受け台の受け台上の杆部材の軸
線と平行な側端部に連接された収納箱と、受け台上の杆
部材を前記収納箱に移送させる移送手段とを備えた構成
としたものである。
「実施例」 以下、この発明の一実施例について第1図ないし第8
図を参照して説明する。なお、これらの図において、従
来例と同一構成の部分には同一符号を付して、その説明
を省略する。
第3図はこの発明に係る燃料集合体組立装置(杆状体
の分離収納装置)3を示す図である。この燃料集合体組
立装置3は、スケルトンアセンブリ16を載置する組立台
21を有しており、この組立台21の後方側には、燃料棒15
およびロッドガイドチューブ(杆状体)25を前記スケル
トンアセンブリ16に供給するロッドローダー(搬送手
段)23が設けられている。
一方、前記組立台21の前方側には、第1図および第2
図、第4図ないし第7図に示すようなロッドガイドチュ
ーブ回収装置4が設けられている。この回収装置4は、
チューブ分離装置5とチューブ収納装置6とから構成さ
れている。前記チューブ分離装置5は、前記ロッドガイ
ドチューブ25を2本の管部材(杆部材)28に分離するた
めのものであって、基台51を有している。この基台51
は、その高さを上下に変えられるようになっており、そ
の上面の前記組立台21の側にはチューブ把持装置7が載
置固定されている。
このチューブ把持装置7は、前記基台51上に固定され
た把持装置支持体71を有している。この把持装置支持体
71には、上下一対の把持部材(把持手段)72,72が設け
られている。この把持部材72は、その長さが前記スケル
トンアセンブリの幅にほぼ等しい断面D字状に形成され
ている。これら一対の把持部材72,72は、互いに平行か
つその曲面部を対向させて前記スケルトンアセンブリの
長手方向に直交して配設されている。そして、これら把
持部材72,72は、その両端に設けられた把持部材用エア
シリンダ(図示せず)によって、上下の把持部材72,72
が開いた状態と閉じた状態とをとりうるようになされて
おり、前記ロッドガイドチューブ25を把持または解放で
きるようになっている。また前記把持装置支持体71に
は、前記上下の把持部材72,72が、開状態の時ONとなる
第1のスイッチ(図示せず)と、閉状態の時ONとなる第
2のスイッチ(図示せず)とが設けられている。なお、
前記把持装置支持体71には、前記組立台21の側に抵抗器
73が設けられており、前記スケルトンアセンブリ16から
押し出されてくるロッドガイドチューブ25に、後方への
抵抗力を付与するようになっている。
一方、前記基台51の上面の前記組立台21と反対の側に
は、チューブ引き抜き装置8が設けられている。このチ
ューブ引き抜き装置8は、前記基台51上に固定された引
き抜き装置支持体81を有している。この引き抜き装置支
持体81には、後退用エアシリンダ82,82が設けられてい
る。この後退用エアシリンダ82,82は、前記引き抜き装
置支持体81を、通常位置とこの適宜位置より後方の後退
位置とに位置せしめるようになされている。なお、この
後退用エアシリンダ82には、前記引き抜き装置支持体81
が前記通常位置にあるときONとなる第1のシリンダスイ
ッチ(図示せず)と、後退位置にあるときONとなる第2
のシリンダスイッチ(図示せず)とが設けられている。
この引き抜き装置支持体81には、上下一対の引き抜き
ロール(引き抜き手段)83,83が設けられている。これ
らの引き抜きロール83,83は、その長さが前記スケルト
ンアセンブリ16の幅にほぼ等しい円柱状に形成されてお
り、互いに平行に前記スケルトンアセンブリ16の長手方
向に直交して配設されている。そして、これら引き抜き
ロール83,83は、その両端に設けられた引き抜きロール
用エアシリンダ(図示せず)によって、上下の引き抜き
ロール83,83が開いた状態と閉じた状態とをとりうるよ
うになされており、前記ロッドガイドチューブ25を把持
または解放できるようになっている。また、前記引き抜
きロール83には、引き抜きロール用モーター84がベルト
によって接続されており、引き抜きロール83,83が閉状
態において前記ロッドガイドチューブ25の管部材28を前
方へ引っ張り移動できるようになっている。なお、前記
引き抜き装置支持体81には、前記上下の引き抜きロール
83,83が、開状態の時ONとなる第3のスイッチ(図示せ
ず)と、閉状態の時ONとなる第4のスイッチ(図示せ
ず)とが設けられている。また、前記上下の引き抜きロ
ール83,83の前側の近傍には第5のスイッチ85が設けら
れている。この第5のスイッチ85は、光電スイッチの投
光部85aと受光部85bとからなり、前記引き抜きロール8
3,83の両端部外方にそれぞれ設けられている。そして、
この第5のスイッチ85は、ロッドガイドチューブ25が、
引き抜きロール83,83の前側の端面近傍に位置しなくな
るとONになるようになされている。また、前記引き抜き
装置支持体81には、後述する収納箱の端部と対向する位
置に押圧板86が設けられている。この押圧板86は、前記
引き抜き装置支持体81を前記組立台21と反対の側へ移動
させることによって、後述する収納箱上の管部材28の端
部を揃えるようになっている。
一方、前記チューブ分離装置5の前側にはチューブ収
納装置6が設けられている。このチューブ収納装置6
は、前記チューブ分離装置5から送られてくるロッドガ
イドチューブ25を所定の収納箱に収納するためのもので
あって、基台61を有している。この基台61は、その高さ
を上下に変えられるようになっており、その上面には受
け台62が設けられている。この受け台62は、前記引き抜
きロール83,83から押し出されてきた管部材28を載置す
るためのものであって、前記引き抜きロール83,83の前
側近傍から前方に向って設けられている。この受け台62
は、その長さを前記ロッドガイドチューブ26を構成する
管部材28とほぼ等しい長さになされており、その幅を前
記引き抜きロール83,83の長さとほぼ等しくなされてい
る。また、この受け台62の高さは、前記一対の引き抜き
ロール83,83が開状態になされた状態において、その一
対の引き抜きロール83,83の内、下側のロールの上面よ
りわずかに低く設定されている。この受け台62の長手方
向に直交する方向の一端側には、2つの収納箱63,63が
基台61に固定して設けられている。この収納箱63,63
は、前記受け台62の前側と後側とに設けられており、前
記受け台62上の管部材28を収納するようになっている。
一方、前記受け台62の前記収納箱63の側の端縁は、前
記基台61に、水平位置から上方へ回動自在に軸支されて
いる。また、前記受け台62の前記収納箱63と反対の側の
端縁と前記基台61との間には、2つの傾斜用エアシリン
ダ(移送手段)64,64が、前記受け台62の前側と後側と
に設けられている。これら傾斜用エアシリンダ64,64
は、前記受け台62の前記傾斜用エアシリンダ64が設けら
れている側をもちあげることにより、前記受け台62を前
記軸支されている端縁を中心として上方へ回動して傾斜
させるようになっており、前記受け台62を水平状態と傾
斜状態とに位置せしめるようになされている。そして、
前記受け台62を傾斜させることによって、前記受け台62
上に押し出され分離された管部材28を収納箱63,63に滑
り落として収納するようになっている。なお、前記傾斜
用エアシリンダ64には、前記受け台62が水平位置にある
ときONになる第3のシリンダスイッチ(図示せず)と、
傾斜位置にあるときONになる第4のシリンダスイッチ
(図示せず)とが設けられている。
また、前記受け台62の前端部には、第6のスイッチ65
が設けられている。この第6のスイッチ65は、光電スイ
ッチの投光部65aと受光部65bとからなり、前記受け台62
の前記傾斜用エアシリンダ64が設けられている側の端部
と前記収納箱63の設けられている側の端部とに設けられ
ている。そして、前記投光部65aと前記受光部65bとの位
置は、両者を結ぶ線が、受け台62上に載置された管部材
28を横切り前記受け台62の上面に平行になるとともに、
組立台21から送られてきた前記ロッドガイドチューブ25
の接続部が前記把持部材72と前記引き抜きロール83との
間に位置したときに前記ロッドガイドチューブ25の先端
が前記両者を結ぶ線を横切るような位置に設定されてい
る。そして、この第6のスイッチ65は、前記投光部65a
と前記受光部65bとを結ぶ線が前記ロッドガイドチュー
ブ等によってさえぎられるとOFFになるようになされて
いる。
次に、このような構成の燃料集合体組立装置3の作用
について第8図を参照して説明する。なお、従来例と同
一構成の部分の作用については説明を省略する。また、
以下の動作は、特記しない限り自動的に行なわれるもの
とする。
(1) まず、ロッドローダー23に前記ロッドガイドチ
ューブ25を装填する。そして、前記ローディングモータ
ー(図示せず)を作動させ、前記フィードローラー24を
回転させることによって、前記ロッドガイドチューブ25
を前記スケルトンアセンブリ16の支持格子13の所定の空
間内に挿入する。次に、前記ロッドローダー23に燃料棒
15を装填し、この燃料棒15の先端を前記ロッドガイドチ
ューブ25の後端に係合させる。そして、前記ローディン
グモーター(図示せず)を作動させ、前記フィードロー
ラー24を回転させることによって、前記燃料棒15を前記
スケルトンアセンブリ16内に挿入する。すると、第8図
(a)に示すように、前記ロッドガイドチューブ25は、
前記スケルトンアセンブリ16から押し出され、前記チュ
ーブ分離装置5の上下一対の把持部材72,72の間と前記
上下一対の引き抜きロール83,83の間とを通って、前記
受け台62上に押し出される。この時、前記上下一対の把
持部材72,72と前記上下一対の引き抜きロール83,83は、
勿論開状態となっている。そして、前記ロッドガイドチ
ューブ25の先端が前記第6のスイッチ65の投光部65aと
受光部65bとを結ぶ線にかかると、前記第6のスイッチ6
5がOFFとなり、これによって前記ローディングモーター
(図示せず)が停止される。この時、前記ロッドガイド
チューブ25の接続部は前記把持部材72,72と前記引き抜
きロール83,83との間に位置することになる。
(2) 次に、前記ローディングモーター(図示せず)
が停止すると、第8図(b)に示すように、前記把持部
材用エアシリンダと前記引き抜きロール用エアシリンダ
とが作動し、前記上下一対の把持部材72と前記上下一対
の引き抜きロール83とが閉状態となる。これによって、
前記ロッドガイドチューブ25の接続部の前側と後側が把
持される。前記上下一対の引き抜きロール83が閉状態に
なると、前記第4のスイッチがONとなり、所定のタイム
ラグの後、前記引き抜きロール用モーター84が作動す
る。これによって、前記上下一対の引き抜きロール83が
回転し、前記ロッドガイドチューブ25の前側の管部材28
を後側の管部材28から引き抜く。そして、前側の管部材
28を前方へ移動し、受け台62に載置する。この際、前記
前側の管部材28の後端が前記第5のスイッチ85の投光部
85aと受光部85bの間を通過すると、前記第5のスイッチ
がONとなり、これによって引き抜きロール用モーター84
が停止され、前記一対の引き抜きロール83,83が停止す
る。
(3) 次に、前記引き抜きロール用モーター84が停止
されると、前記把持部材用エアシリンダと前記引き抜き
ロール用エアシリンダとが作動し、第8図(c)に示す
ように、前記上下一対の把持部材72,72と前記上下一対
の引き抜きロール83,83とが開状態となる。そして、前
記引き抜きロール83,83が開状態となると、前記第3の
スイッチがONとなり、これによって前記後退用エアシリ
ンダ82,82が作動し、前記引き抜き装置支持体81が後退
する。その結果、前記引き抜かれた管部材28の後端に対
して前記引き抜きロール83,83が引き離される。一方、
前記後退用エアシリンダ83が作動し前記引き抜き装置支
持体81が後退すると、前記第2のシリンダスイッチがON
となり、これによって前記傾斜用エアシリンダ64が作動
し、前記受け台62が傾斜する。そして、前記管部材28が
前記収納箱63に滑り落ち、収納される。その結果、前記
受け台62上の管部材28がなくなるため、前記第6のスイ
ッチ65の投光部65aと受光部65bとを結ぶ線をさえぎるも
のがなくなり、前記第6のスイッチ65がONとなる。これ
によって、前記傾斜用エアシリンダ64,64が再び作動
し、前記受け台62を水平位置に戻す。
(4) 前記受け台62が水平位置となると、前記第3の
シリンダスイッチがONとなり、これによって前記後退用
エアシリンダ82,82が作動し、第8図(d)に示すよう
に、前記引き抜き装置支持体81を後退位置から通常位置
に移動させる。この際、前記引き抜き装置支持体81に設
けられた押圧板86も前方へ移動し、これによって前記収
納箱83に収納された管部材28の後端を前方にわずかに押
し、前記管部材28を前後方向に揃える。そして、前記後
退用エアシリンダ82が前記引き抜き装置支持体81を通常
位置に移動させるように作動すると、前記第1のシリン
ダスイッチがONとなり、これによって前記ローディング
モーター(図示せず)が作動される。その結果、前記フ
ィードローラー24が回転することにより前記後側の管部
材28が前記受け台62内へ移送される。そして、この管部
材28の後端に当接した燃料棒15が、前記スケルトンアセ
ンブリ16の最も前側の支持格子13に挿入されると、前記
ローディングモーター(図示せず)が停止され、前記管
部材28および前記燃料棒15が停止される。
(5) 次に、第8図(e)および(f)に示すよう
に、手動により前記ローディングモーター(図示せず)
を作動させ、前記燃料棒15を、その先端が前記最も前側
の支持格子13より前方の適正位置にくるようにわずかに
移動させる。
(6) 前方燃料棒15がスケルトンアセンブリ16内の適
正位置に挿入されたら、操作を手動から自動に切換え
る。まず、前記引き抜きロール用エアシリンダを作動さ
せ、第8図(g)に示すように、前記上下一対の引き抜
きロール83,83を閉状態にし、前記管部材28を把持す
る。前記引き抜きロール用エアシリンダ83,83が閉状態
になると、前記第4のスイッチがONになり、これによっ
て所定のタイムラグの後、前記引き抜きロール用モータ
ー84が作動する。その結果、前記引き抜きロール83,83
が回転し、前記管部材28を前方へ移動させ、受け台62上
に載置する。そして、第8図(b)と同様に、前記管部
材28が前記第5のスイッチ85を通過すると、この第5ス
イッチ85がONとなり、前記引き抜きロール83,83が停止
される。
(7) 次に、第8図(h)においては、第8図(c)
の場合と同様に、前記引き抜きロール83,83が開状態と
なり、その後後退する。そして、前記受け台62が傾斜し
てその上の管部材28を前記収納箱63に収納し、その後前
記受け台62は水平位置に復帰する。
(8) そして、第8図(i)に示すように、前記受け
台62が水平位置に復帰すると、前記後退用エアシリンダ
82,82が作動し前記引き抜き装置支持体81が前方へ移動
する。その結果、前記押圧板86が前方へ移動し、前記収
納箱63内の管部材28を、第8図(d)において収納箱63
内で揃えられた管部材28に揃える。
(9) このようにして、スケルトンアセンブリ16のあ
る高さの所定の格子空間に燃料棒15が挿入され、ロッド
ガイドチューブ25を構成する管部材28が回収されると、
前記ロッドローダー23、前記チューブ把持装置7、前記
チューブ引き抜き装置8、受け台62等の高さを変える。
そして、スケルトンアセンブリ16の他の高さの所定の格
子空間に燃料棒16を挿入するとともに、ロッドガイドチ
ューブ25を構成する管部材28を回収する。
上記のように、この燃料集合体組立装置3にあって
は、ロッドローダー23、把持部材72,72、引き抜きロー
ル83,83、受け台62、傾斜用エアシリンダ64、収納箱63
とを備えているから、ロッドガイドチューブ25を管部材
28に分離しこれを収納する作業を効率良く行うことがで
きる。また、この燃料集合体組立装置3にあっては、開
状態において、一対の引き抜きロール83,83の内、下側
のロールの上面と受け台62の上面との落差が小さく設定
されているから、ロッドガイドチューブ25ないしは管部
材28は、大きな衝撃を受けることなく静かに載置され、
したがって管部材28の歪、変形等を防止することができ
る。
なお、上記実施例においては、杆状体として管状のロ
ッドガイドチューブを採用しているが、これに限る必要
はなく、丸棒、角棒状の部材でもよい。
また、上記実施例においては、ロッドガイドチューブ
25は、2本の管部材28から構成されているが、これに限
る必要はなく、3本以上の管部材から構成されていても
よい。
さらに、上記実施例においては、移送手段として傾斜
用シリンダを採用しているが、これに限る必要はなく、
受け台上の管部材を収納箱に向って押圧移動させる押圧
部材とこれを作動させるエアシリンダとを備えた構成と
してもよい。
また、上記実施例においては、引き抜き手段として、
管部材を把持し回転することによって、管部材を引き抜
く引き抜きロールを採用しているが、これに限る必要は
なく、管部材を把持する部材を設け、この部材を管部材
を把持した状態で前方に移動させ管部材を引き抜くよう
にしてもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明は、杆状体をその先頭
の杆部材と直後の杆部材との接続部が把持手段と引き抜
き手段との間に達するまで搬送して停止させる搬送手段
と、この搬送手段が停止した際に先頭の杆部材の直後の
杆部材を把持する前記把持手段と、この把持手段によっ
て把持された杆部材から先頭の杆部材を引き抜いて落下
させる前記引き抜き手段と、この引き抜き手段によって
落下される先頭の杆部材の下方に設置された受け台と、
この受け台の受け台上の杆部材の軸線と平行な側端部に
連接された収納箱と、受け台上の杆部材を前記収納箱に
移送させる移送手段とを備えているから、杆状体を、搬
送段階に沿って個々の杆部材に順次分離して、これらを
所定の位置に次々に収納する作業を、人手によらず効率
よく行なうことができ、しかも、受け台や収納箱も含め
て、個々の杆部材の長さにほぼ相当する軸方向長さがあ
ればよく、装置自体を比較的小型にすることができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明に係る燃料集合体組立装
置のロッドガイドチューブ回収装置の要部を示す概略図
であって、第1図はその平面図、第2図はその正面図、
第3図は燃料集合体組立装置全体を示す概略正面図、第
4図ないし第7図はロッドガイドチューブ回収装置を示
す図であって、第4図はその正面図、第5図はその平面
図、第6図は第4図中VI−VI線視矢視図、第7図はロッ
ドガイドチューブ回収装置の右側面図、第8図はロッド
ガイドチューブ回収装置の動作を順を追って示した概略
図、第9図は燃料集合体を示す一部切欠正面図、第10図
は従来の燃料棒挿入装置を示す概略図、第11図は燃料棒
先端とロッドガイドチューブ後端との係合状態を示す正
面図、第12図はロッドガイドチューブを構成する管部材
同志の接続状態を示す一部切欠正面図である。 3……燃料集合体組立装置(杆状体の分離収納装置)、
23……ロッドローダー(搬送手段)、25……ロッドガイ
ドチューブ(杆状体)、28……管部材(杆部材)、62…
…受け台、63……収納箱、64……傾斜用エアシリンダ
(移送手段)、72……把持部材(把持手段)、83……引
き抜きロール(引き抜き手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線をほぼ水平にして端部同士が着脱可能
    に接続された複数の杆部材からなり、かつ軸線方向に送
    られてくる杆状体を、その先端側の杆部材から順次分離
    して各杆部材を収納する杆状体の分離収納装置であっ
    て、 前記杆状体をその先端の杆部材と直後の杆部材との接続
    部が把持手段と引き抜き手段との間に達するまで搬送し
    て停止させる搬送手段と、この搬送手段が停止した際に
    前記先頭の杆部材の直後の杆部材を把持する前記把持手
    段と、この把持手段によって把持された杆部材から先頭
    の杆部材を引き抜いて落下させる前記引き抜き手段と、
    この引き抜き手段によって落下される先頭の杆部材の下
    方に設置された受け台と、この受け台の前記受け台上の
    杆部材の軸線と平行な側端部に連接された収納箱と、前
    記受け台上の杆部材を前記収納箱に移送させる移送手段
    とを備えた杆状体の分離収納装置。
JP61005804A 1986-01-14 1986-01-14 杆状体の分離収納装置 Expired - Lifetime JP2566219B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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