JP2566216Y2 - 機械式駐車装置の半ドア事故防止装置 - Google Patents

機械式駐車装置の半ドア事故防止装置

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JP2566216Y2
JP2566216Y2 JP1993020297U JP2029793U JP2566216Y2 JP 2566216 Y2 JP2566216 Y2 JP 2566216Y2 JP 1993020297 U JP1993020297 U JP 1993020297U JP 2029793 U JP2029793 U JP 2029793U JP 2566216 Y2 JP2566216 Y2 JP 2566216Y2
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lever
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Fujitec Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、機械式駐車装置の半ド
ア事故防止装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2及び図3は従来の機械式駐車装置に
おける半ドア事故防止装置の一例を示すが、図中1は出
入口Rに着床しているケージ、2はケージ1の床側面に
回動自在に取付けられた平行四辺形状の周知の半ドア事
故防止レバーで、後述する機構によってA1とB1の位
置状態をとる。3は半ドア事故防止レバー2を駆動する
パワーシリンダのような駆動装置で、駐車場内の反出入
口側に設置されている。
【0003】4は駆動装置3のシリンダロッド先端に設
けられた押板、5は半ドア事故防止レバー2にリンク6
を介して連結されているロッド、7はロッド5を常に反
出入口側に押しやり半ドア事故防止レバー2をB1の起
立状態に保持するためのスプリング、8は駆動装置3の
駆動を停止させるためのリミットスイッチである。
【0004】 図3に示すように、ケージ1が出入口R
に着床して駆動装置3が駆動され、押板4がロッド5に
接触し、共に出入口R側へ移動させられると、半ドア事
故防止レバー2はB1状態からA1状態に移行し、押板
4が元の位置に戻るとスプリング7の作用により半ドア
事故防止レバー2はB1状態に復帰する機構になってい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように半
ドア事故防止レバー2の駆動装置3を駐車装置の反出入
口側に設置するような装置構成では、車路を自由に形成
できないため、複数個の駐車装置を縦列に配置する縦列
型駐車装置に採用できず、一方駆動装置3をケージ1の
側方に設置して半ドア事故防止レバー2を操作できるよ
うに改良を加えても、今度はパレット旋回式の場合に駆
動装置3が邪魔になるため、採用できない問題があっ
た。本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、垂直循
環式駐車装置やエレベータ式駐車装置のような代表的な
駐車装置だけでなく、あらゆるタイプの機械式駐車装置
であっても採用可能な半ドア事故防止装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、ケージに対し
移動自在なパレットの側面に、半ドア事故防止レバーが
上昇位置と下降位置状態をとりうるように設けられた機
械式駐車装置において、パレットにレバーを回動自在に
設け、該レバーには半ドア事故防止レバーの自重を支え
る支持部材と所定の状態を保持する保持部材を備え、ケ
ージにはレバーの下方に延出した片に係合するアームを
所定角度回転自在に設け、半ドア事故防止レバーが下降
位置状態ではレバーの支持部材が半ドア事故防止レバー
を支持しないものである。
【0007】
【作用】上述の如く構成すれば、アームの回転角度に応
じてレバーを介して半ドア事故防止レバーを動作させ、
終端ではレバーと半ドア事故防止レバーとの間にあそび
が生じる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を用い
て説明する。図1は本考案の一実施例に係る装置全体を
示すエレベータかごの側面図、図4は図1のP部詳細
図、図5は図4のA−A線矢視図である。
【0009】図中10はケージ1上に移動自在に載置さ
れたパレットで、このパレット10上に自動車が乗入れ
られる。20はパレット10の側面に回動自在に取付け
られた平行四辺形状の半ドア事故防止レバーで、主レバ
ー21と従レバー22と水平バー23からなっている。
24はパレット10の側面に回動自在に設けられたレバ
ーで、下方に延出している片24aと水平方向に延びて
いる片24bを有するT字状をしており、ボルト24c
により主レバー21の自重を支持している。25はレバ
ー24の状態を常時図4に示す状態に維持するためのス
プリング、26はパレット10の側面に取付けられた水
平バー受けである。
【0010】30はケージ1上に移動自在に設けられた
パレットキャリヤー(パレット10を搬送するための装
置)、31はこのパレットキャリヤー30に取付けられ
た半ドア事故レバー20を駆動するための駆動装置、3
2はスプロケット31a,ローラチェーン31b,スプ
ロケット31cを介してレバー24と対向するパレット
キャリヤー30上の位置に回動自在に設けられたアーム
で、先端にはローラ32aを備えている。
【0011】次に、本考案装置の動作について説明す
る。ケージ1が出入口まで昇降して着床すると、駆動装
置31に電力が供給され、図4に示すスプロケット31
aを時計方向に回転させる。すると、アーム32もロー
ラチェーン31b及びスプロケット31cを介して時計
方向に回転を始め、約60°回転したところでアーム3
2のローラ32aがレバー24の下辺24aに接触し始
め、その後はレバー24をスプリング25のバネ力に抗
して反時計方向に回転させる。
【0012】すると、ボルト24cによる主レバー21
の支持が無くなるため、主レバー21は自重により反時
計方向に回転し始める。この働きは、ちょうどレバー2
4と主レバー21とが連動機構によって結ばれているよ
うに連動し、主レバー21の方は水平バー23が水平バ
ー受け26に支持されるまで続くが、レバー24の方は
駆動装置31が停止するまで回転を続ける。そして、図
6に示すようにレバー24のボルト24cと主レバー2
1との間に隙間dが生じる程度にアーム32が回転する
と駆動装置31は停止する。
【0013】このような状態のときに、出入口に着床中
のケージ1に自動車が出入りしてケージ1がたとえ前後
方向(XY方向)に揺れても、隙間dの存在によりレバ
ー24がケージ1に対して回動するだけなので、半ドア
事故防止レバー20が上下にバタついて騒音を発生する
ことはない。
【0014】ところで、エレベータ式駐車装置の場合、
パレット10がケージ1に対し移動自在に構成されるた
め、図7に示すように、パレット10の位置が水平方向
にズレる場合があり、又、パレット10のたわみによる
上下方向のズレも生じるが、本考案によるレバー24の
構造であれば、アーム32によりレバー24を的確に操
作できるため、信頼性のある装置を得ることができる。
【0015】 次に、パレット10上に自動車が入庫さ
れて、かご1が昇降する場合には、駆動装置31によ
り、スプロケット31aを今度は反時計方向に回転さ
せ、ローラチェーン31b及びスプロケット31cを介
してアーム32も反時計方向に回転させると、レバー2
4はスプリング25のバネ力により片24aがローラ3
2aに接しながら時計方向に回転し始める。
【0016】すると、主レバー21との隙間dがなくな
るまではレバー24のみが回転するが、ボルト24cが
主レバー21に接してからは、主レバー21を支持しな
がら主レバー21も時計方向に回転することになり、最
終的にはレバー24の片24bがストッパー27に接触
して図4に示す状態に復帰する。又、駆動装置31もア
ーム32が所定の角度回転すれば停止する。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、半ド
ア事故防止レバーを駆動する装置がパレットの下方に存
在するため、縦列式駐車装置や旋回装置付駐車装置であ
っても、邪魔になることがなく不都合は生じない。又、
本考案による装置構成であれば、動力伝達機構に自動的
にあそびが生じるため、自動車の出入りによる騒音を極
めて効果的に抑制することができる。さらに、たとえば
エレベータ式駐車装置のようにパレットの位置ぎめにバ
ラツキが生じても的確に動作する半ドア事故防止装置を
得ることができる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る装置全体を示すエレベ
ータかごの側面図である。
【図2】従来の半ドア事故防止装置の一例を示す全体図
である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】図1のP部詳細図である。
【図5】図4のA−A線矢視図である。
【図6】図1に示す半ドア事故防止装置の動作を説明す
る状態図である。
【図7】図1に示す半ドア事故防止装置の動作を説明す
る状態図である。
【0019】
【符号の説明】
1 ケージ 2,20 半ドア事故防止レバー 3,31 駆動装置 10 パレット 24 レバー 24a,24b レバー24の片 32 アーム

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケージに対し移動自在なパレットの側面
    に、半ドア事故防止レバーが上昇位置と下降位置状態を
    とりうるように設けられた機械式駐車装置において、 前記パレットにレバーを回動自在に設け、該レバーには
    前記半ドア事故防止レバーの自重を支える支持部材と所
    定の状態を保持する保持部材を備え、前記ケージには前
    記レバーの下方に延出した片に係合するアームを所定角
    度回転自在に設け、前記半ドア事故防止レバーが下降位
    置状態では前記レバーの支持部材が前記半ドア事故防止
    レバーを支持しないことを特徴とする機械式駐車装置の
    半ドア事故防止装置。
  2. 【請求項2】 前記レバーは、水平方向に延出した片と
    下方に延出した片を有するT字状をしており、前記水平
    方向延出片にはボルトからなる支持部材と、スプリング
    からなる保持部材を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の機械式駐車装置の半ドア事故防止装置。
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JPH0673259U JPH0673259U (ja) 1994-10-11
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