JP2565597B2 - 紙幣処理機における取引口機構 - Google Patents

紙幣処理機における取引口機構

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JP2565597B2
JP2565597B2 JP41689490A JP41689490A JP2565597B2 JP 2565597 B2 JP2565597 B2 JP 2565597B2 JP 41689490 A JP41689490 A JP 41689490A JP 41689490 A JP41689490 A JP 41689490A JP 2565597 B2 JP2565597 B2 JP 2565597B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙幣処理機に係り、特に
出金案内指示装置側の駆動源の駆動力を利用して開閉シ
ャッタ装置を駆動することにより、出金案内指示装置と
開閉シャッタ装置とを組合わせた機構を実現し、機体の
小型化を達成する場合に好適な紙幣処理機における取引
口機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関において、2人のテラー
が共用して機体の左右両側から紙幣の出金・入出金を行
うことができる紙幣出金機・紙幣入出金機等の紙幣処理
機が公知である。この種の紙幣処理機の出金口の左右両
側には、機体前面の出金口に放出された出金紙幣が2人
のテラーのうち何れのテラーに対する出金紙幣であるか
を明示する出金案内指示装置が設けられている。該出金
案内指示装置としては、例えば特公昭60−54712
号公報記載の技術が提案されている。また、前記紙幣処
理機の出金口には、通常は出金口を閉鎖して出金動作中
における出金紙幣の機体外方への飛び出しを防止する一
方、出金動作完了時にのみ出金口を開放して出金紙幣の
抜き取りを促す開閉シャッタ装置が設けられている。該
開閉シャッタ装置としては、例えば実開平1−7917
4号公報記載の技術が提案されている。この場合、前述
した出金指示案内装置と開閉シャッタ装置の両装置は、
出金紙幣の放出からその出金紙幣の抜き取りに至るまで
の一連の処理を円滑に行わせるためには極めて重要な装
置であり、両装置を共に紙幣処理機へ搭載する要望が近
年高まってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術においては次のような問題があった。出金案内指示装
置が、二つの案内指示手段を有し、一方のテラーによる
出金紙幣の抜き取り禁止を一方の案内指示手段を機体か
ら突出させることにより指示し、他方のテラーによる出
金紙幣の抜き取り禁止を他方の案内指示手段を機体から
突出させることにより指示するものであるため、それぞ
れの案内指示手段に対し駆動源が必要であり、これらに
加えて、開閉シャッタ装置用の駆動源がさらに必要とな
る。このため、従来と同様の前記両装置をそのまま紙幣
処理機に組み込んだ場合、両装置の駆動源も組み込まな
ければならず、紙幣処理機の機体が大型化することにな
る。従って、前記両装置を組み込んだ紙幣処理機を金融
機関の店舗内部に設置するに際しては、ある程度の設置
スペースが必要となるため、オフィス空間の有効利用と
いう面からも好ましくないという問題が発生することと
なる。
【0004】本発明は前記課題を解決するもので、出金
案内指示装置側の駆動源の駆動力を利用して開閉シャッ
タ装置を駆動することにより、出金案内指示装置と開閉
シャッタ装置とを組合わせた機構を実現し、機体の小型
化を達成した紙幣処理機における取引口機構の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、機体の左右両
側にそれぞれ位置する二人の操作者により共用され、一
方の操作者による出金指令に基づき機体内部の収納紙幣
を出金口へ放出するように構成した紙幣処理機におい
て、前記出金口を開放する位置と閉鎖する位置との間で
回動自在に設けられた開閉シャッタと、該開閉シャッタ
を出金口を閉鎖する側に付勢するシャッタ付勢手段と、
機体から突出・引込自在に設けられ、突出時に左側の操
作者による出金紙幣の抜き取り禁止を指示する左側案内
指示手段と、前記出金口を閉鎖する位置にある開閉シャ
ッタに係合して閉鎖状態を維持する位置と該開閉シャッ
タへの係合を解除する位置との間で回動自在に設けられ
たロック手段と、該ロック手段を開閉シャッタへの係合
側に付勢するロック付勢手段と、正逆回動自在に設けら
れるとともに前記ロック手段および前記開閉シャッタに
当接・離間自在に設けられ、正回動時に、前記ロック手
段を当接状態で当接方向に押圧して前記ロック付勢手段
の付勢力に抗して開閉シャッタへの係合を解除する側に
回動させるとともに該ロック手段の係合が解除された前
記開閉シャッタを当接状態で当接方向に押圧して前記シ
ャッタ付勢手段の付勢力に抗して開放側に回動させ更に
前記左側案内指示手段を機体から突出させる左側作動手
段と、該左側作動手段を正逆回動させる左側駆動源と、
機体から突出・引込自在に設けられ、突出時に右側の操
作者による出金紙幣の抜き取り禁止を指示する右側案内
指示手段と、正逆回動自在に設けられるとともに前記ロ
ック手段および前記開閉シャッタに当接・離間自在に設
けられ、正回動時に、前記ロック手段を当接状態で当接
方向に押圧して前記ロック付勢手段の付勢力に抗して開
閉シャッタへの係合を解除する側に回動させるとともに
該ロック手段の係合が解除された前記開閉シャッタを当
接状態で当接方向に押圧して前記シャッタ付勢手段の付
勢力に抗して開放側に回動させ更に前記右側案内指示手
段を機体から突出させる右側作動手段と、該右側作動手
段を正逆回動させる右側駆動源と、を具備することを特
徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、左側駆動源が左側作動手段を
正回動させると、該左側作動手段は、ロック手段を当接
状態で当接方向に押圧してロック付勢手段の付勢力に抗
して開閉シャッタへの係合を解除する側に回動させて該
係合を解除させるとともに該係合が解除された開閉シャ
ッタを当接状態で当接方向に押圧してシャッタ付勢手段
の付勢力に抗して開放側に回動させ、更に左側案内指示
手段を機体から突出させる。これにより、左側操作者に
よる紙幣抜き取りの禁止が指示された状態で出金口が開
放され、右側操作者による紙幣抜き取りが可能とされ
る。同様に、右側駆動源が右側作動手段を正回動させる
と、該右側作動手段は、ロック手段を当接状態で当接方
向に押圧してロック付勢手段の付勢力に抗して開閉シャ
ッタへの係合を解除する側に回動させて該係合を解除さ
せるとともに該係合が解除された開閉シャッタを当接状
態で当接方向に押圧してシャッタ付勢手段の付勢力に抗
して開放側に回動させ、更に右側案内指示手段を機体か
ら突出させる。これにより、右側操作者による紙幣抜き
取りの禁止が指示された状態で出金口が開放され、左側
操作者による紙幣抜き取りが可能とされる。 なお、左側
駆動源の駆動による左側作動手段の正回動で開閉シャッ
タへの係合を解除する側に回動するロック手段および開
放側に回動する開閉シャッタは、このとき右側案内指示
手段を引込状態とするため正回動できない右側作動手段
に対し離間することになるため、何等影響を及ぼすこと
がない。同様に、右側駆動源の駆動による右側作動手段
の正回動で開閉シャッタへの係合を解除する側に回動す
るロック手段および開放側に回動する開閉シャッタは、
このとき左側案内指示手段を引込状態とするため正回動
できない左側作動手段に対し離間することになるため、
何等影響を及ぼすことがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本実施例の2人のテラーによる共用が可能
とされた紙幣出金機能を有する紙幣処理機1に設けられ
た取引口機構の右側面図、図2は取引口機構の動作時の
右側面図、図3は右側の取引口機構の平面図、図4は出
金口の側断面図、図5は出金口の平面図である。これら
図において、紙幣処理機1の筺体内部の前面側には紙幣
を出金するための出金口2が設けられると共に、筺体内
部には出金搬送路3が設けられている。前記出金口2
は、その底部を前記出金搬送路3から搬送されてくる出
金紙幣を受け入れるための断面略L字状とされた紙幣受
け部材4によって形成されている。また、筺体の幅方向
(図1では紙面表裏方向)に同軸線上に配置された1対
の軸5には開閉シャッタ6が固定されており、該開閉シ
ャッタ6は軸5の回動に伴い前記出金口2の前方の開口
部を開閉するようになっている。この場合、前記開閉シ
ャッタ6の閉動作時には、出金口2前方の中央部の略全
域を閉鎖するようになっている。また、前記出金口2の
左右両側(図1では紙面表裏方向)には軸7にそれぞれ
回動自在に支持された1対の案内指示板8が設けられて
おり、左側テラーから出金指令が出された場合は右側の
案内指示板8の一部が筺体外方へ突出して右側テラーに
よる出金紙幣の抜き取りを禁止する一方、右側テラーか
ら出金指令が出された場合は左側の案内指示板8の一部
が筺体外方へ突出して左側テラーによる出金紙幣の抜き
取りを禁止するようになっている。
【0008】本実施例では、紙幣処理機1の筐体の開閉
シャッタ6の左右両側にそれぞれ設けられた前記1対
内指示板8の駆動伝達機構は左右両側とも同様構成で
あるため、主として右側を中心に説明する。前記開閉シ
ャッタ6を支持する軸5は、図3、図5に示す如く軸一
端側が右枠体9(図5では左枠体も符号9で示す)に対
して回動自在に支持されると共に、軸他端側には回動部
材10が固定されており、該回動部材10の端部にはピ
ン11とローラ12とがそれぞれ設けられている。そし
て、回動部材10は、孔13と規制部材14との間に掛
け渡されたバネ(シャッタ付勢手段)15により、軸5
を中心として図1の時計方向へ付勢されている。これに
より、前記開閉シャッタ6は出金口2を常時閉鎖するよ
うに付勢されている。また、前記右枠体9、左枠体9に
回動自在に支持された軸16にはロックレバー(ロック
手段)17の下端部が固定されており、該ロックレバー
17のフック部17aは通常前記ピン11の移動を規制
するようになっている。そして、前記軸16は前述した
左側の駆動伝達機構まで延在して左側のロックレバー
(図示略)も固定支持しているため、左右両側のロック
レバー17は一体となって回動するようになっている。
【0009】また、前記ロックレバー17は、該ロック
レバー17中間付近に固定されたピン18と前記右枠体
9に固定されたピン19との間に掛け渡されたバネ(ロ
ック付勢手段)20により、図1の反時計方向へ付勢さ
れている。これにより、前記ロックレバー17のフック
部17aと回動部材10に設けられたピン11とが係合
することによって、開閉シャッタ6は通常は前記出金口
2の閉鎖位置でロックされるようになっている。また、
前記回動部材10に設けられたローラ12の下方には開
放レバー(作動手段)21の先端部が位置しており、該
開放レバー21の基端部はソレノイド取付板22に固定
された軸23に対し回動自在に支持されている。更に、
前記ソレノイド取付板22の上端部にはストッパ片24
が形成されており、該ストッパ片24は開放レバー21
の基端部と係合することにより、該開放レバー21が図
1の反時計方向へ回動するのを規制するようになってい
る。また、前記ソレノイド取付板22に固定された軸2
3にはリフトレバー(作動手段)25が回動自在に支持
されている。該リフトレバー25の一端部は、前記ソレ
ノイド取付板22に固定されたソレノイド(駆動源)
6に中間リンク27を介して連結される一方、該リフト
レバー25の他端部には、垂直方向に突出したリフト片
28が形成されている。
【0010】更に、前記リフト片28の下端部にはピン
29が右枠体9へ向けて固定されており、該ピン29は
前記ロックレバー17の中間部に下方から当接可能とさ
れている。これにより、前記リフトレバー25がソレノ
イド26によって駆動されて軸23を中心として図1の
時計方向へ回動すると、ピン29はロックレバー17を
軸16を中心として図1の時計方向へ回動させるように
なっている。この場合、前記リフトレバー25の先端よ
りに形成された孔30と前記ピン19との間にはバネ3
1が掛け渡されており、該バネ31によりリフトレバー
25は図1の反時計方向へ付勢されている。また、前記
開放レバー21に取付けられたピン32と前記リフトレ
バー25に取付けられたピン33との間にはバネ34が
掛け渡されており、該バネ34により開放レバー21は
軸23を中心として図1の時計方向へ付勢されている。
また、前記リフトレバー25の上端部には押え片35が
形成されており、該押え片35により前記開放レバー2
1はリフトレバー25より上方への回動が規制されるよ
うになっている。
【0011】他方、前述した案内指示板8の下端部の側
面にはピン36が固定されている。前記案内指示板8は
通常の場合には、自重により紙幣処理機1の筺体の内部
に入り込んで規制部材14に当接することにより、図1
の位置に待機するようになっている。これに対し、前記
案内指示板8は、ソレノイド26の作動によりリフトレ
バー25が図1の時計方向へ回動した場合には、該リフ
トレバー25のリフト片28上端部が案内指示板8の前
記ピン36に当接してピン36を持ち上げる結果、軸7
を中心として図1の時計方向へ回動し、該案内指示板8
の一部を図2に示す如く紙幣処理機1の筺体から外方へ
突出させるようになっている。この場合、前記案内指示
板8を臨む紙幣処理機1の筺体の一部は、案内指示板8
が突出可能なように切欠かれている。
【0012】次に、上記構成による本実施例の紙幣処理
機1における取引口機構の動作について説明する。例え
ば、紙幣処理機1に対して左側のテラーが出金指令を指
示すると、まず最初に従来と同様に紙幣処理機1内部に
設けられた各金種紙幣収納用の金種別スタック部(図示
略)から出金紙幣が1枚ずつ繰り出され、出金搬送路3
によって出金口2まで搬送される。左側テラーが出金指
令した金額に相当する紙幣が出金口2に放出されると、
筺体内部の左右両側にそれぞれ設けられたソレノイド2
6・26のうち右側のソレノイド26が作動し、右側の
リフトレバー25を図1の位置から図2の位置まで時計
方向へ回動させる。またこの時、右側のリフトレバー2
5の時計方向への回動に伴い、該リフトレバー25のリ
フト片28下端部に固定されたピン29が右側のロック
レバー17を時計方向へ回動させると共に、リフト片2
8が右側の案内指示板8を時計方向へ回動させる。これ
により、ロック状態にある開閉シャッタ6は右側のリフ
トレバー25によりロック解除され、右側の案内指示板
8はリフトレバー25により筺体外方へ突出させられ
る。この場合、左右両側のロックレバー17のうち何れ
か一方のロックレバーが回動されると、左右両側のロッ
クレバー17が一体となって回動することにより、開閉
シャッタ6のロック状態を解除する。
【0013】更に、前記右側のリフトレバー25の回動
に伴い、それまで該リフトレバー25の押え片35によ
って時計方向への回動を規制されていた右側の開放レバ
ー21も図1の位置から図2の位置まで時計方向へ回動
する。右側の開放レバー21の回動に伴い、ローラ12
を介して回動部材10は図1の位置から図2の位置まで
反時計方向へ回動するため、開閉シャッタ6が開放され
る。なお、右側のソレノイド26の駆動による右側のリ
フトレバー25および開放レバー21の回動で開閉シャ
ッタ6への係合を解除する側に回動する左右両側のロッ
クレバー17および開放側に回動する開閉シャッタ6
は、このとき左側の案内指示板8を引込状態とするため
回動できない左側のリフトレバー25および開放レバー
21に対し離間することになるため、何等影響を及ぼす
ことがない。以上により、左側のテラーは出金口2へ放
出されている出金紙幣の抜き取りを行う。この時、右側
の案内指示板8は図2に示す如く紙幣処理機1の筐体内
部から外方に突出状態にあるため、右側のテラーによる
出金紙幣の抜き取り禁止が指示される。尚、上記実施例
では左側のテラーから出金指令が出された場合を例にと
り説明したが、右側のテラーから出金指令が出された場
合には上記動作とは逆の動作となる。
【0014】即ち、本実施例によれば、右側案内指示板
8、左側案内指示板8側の駆動機構の駆動力を利用して
開閉シャッタ6を駆動することにより、これら案内指示
板8及び開閉シャッタ6の両装置の駆動機構を簡略化す
ることができるため、紙幣処理機1の機体の小型化を達
成することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
体の左右両側にそれぞれ位置する二人の操作者により共
用され、一方の操作者による出金指令に基づき機体内部
の収納紙幣を出金口へ放出するように構成した紙幣処理
機において、前記出金口を開放する位置と閉鎖する位置
との間で回動自在に設けられた開閉シャッタと、該開閉
シャッタを出金口を閉鎖する側に付勢するシャッタ付勢
手段と、機体から突出・引込自在に設けられ、突出時に
左側の操作者による出金紙幣の抜き取り禁止を指示する
左側案内指示手段と、前記出金口を閉鎖する位置にある
開閉シャッタに係合して閉鎖状態を維持する位置と該開
閉シャッタへの係合を解除する位置との間で回動自在に
設けられたロック手段と、該ロック手段を開閉シャッタ
への係合側に付勢するロック付勢手段と、正逆回動自在
に設けられるとともに前記ロック手段および前記開閉シ
ャッタに当接・離間自在に設けられ、正回動時に、前記
ロック手段を当接状態で当接方向に押圧して前記ロック
付勢手段の付勢力に抗して開閉シャッタへの係合を解除
する側に回動させるとともに該ロック手段の係合が解除
された前記開閉シャッタを当接状態で当接方向に押圧し
て前記シャッタ付勢手段の付勢力に抗して開放側に回動
させ更に前記左側案内指示手段を機体から突出させる左
側作動手段と、該左側作動手段を正逆回動させる左側駆
動源と、機体から突出・引込自在に設けられ、突出時に
右側の操作者による出金紙幣の抜き取り禁止を指示する
右側案内指示手段と、正逆回動自在に設けられるととも
に前記ロック手段および前記開閉シャッタに当接・離間
自在に設けられ、正回動時に、前記ロック手段を当接状
態で当接方向に押圧して前記ロック付勢手段の付勢力に
抗して開閉シャッタへの係合を解除する側に回動させる
とともに該ロック手段の係合が解除された前記開閉シャ
ッタを当接状態で当接方向に押圧して前記シャッタ付勢
手段の付勢力に抗して開放側に回動させ更に前記右側案
内指示手段を機体から突出させる右側作動手段と、該右
側作動手段を正逆回動させる右側駆動源と、を具備する
構成としたので、以下の効果を奏することができる。 (1)従来のように左側案内指示手段と右側案内指示手
段と開閉シャッタとをそれぞれ専用の駆動源により駆動
する場合と異なり、左側案内指示手段の左側駆動 源で開
閉シャッタをも駆動し、右側案内指示手段の右側駆動源
で開閉シャッタをも駆動するようにできるため、紙幣処
理機の機体の小型化を達成することができる。 (2)上記により、紙幣処理機を金融機関の店舗内部に
設置するに際しては設置スペースが狭くて済むため、オ
フィス空間の有効利用の面で好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による取引口機構の待機時の右
側面図である。
【図2】本実施例による取引口機構の動作時の右側面図
である。
【図3】本実施例による右側の取引口機構の平面図であ
る。
【図4】本実施例による出金口の側断面図である。
【図5】本実施例による出金口の平面図である。
【符号の説明】
1 紙幣処理機 2 出金口 3 出金搬送路 5 軸 6 開閉シャッタ 7 軸 8 案内指示板 10 回動部材 17 ロックレバー 21 開放レバー 25 リフトレバー 26 ソレノイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の左右両側にそれぞれ位置する二人
    の操作者により共用され、一方の操作者による出金指令
    に基づき機体内部の収納紙幣を出金口へ放出するように
    構成した紙幣処理機において、前記出金口を開放する位置と閉鎖する位置との間で回動
    自在に設けられた開閉シャッタと、 該開閉シャッタを出金口を閉鎖する側に付勢するシャッ
    タ付勢手段と、 機体から突出・引込自在に設けられ、突出時に左側の操
    作者による出金紙幣の抜き取り禁止を指示する左側案内
    指示手段と、 前記出金口を閉鎖する位置にある開閉シャッタに係合し
    て閉鎖状態を維持する位置と該開閉シャッタへの係合を
    解除する位置との間で回動自在に設けられたロック手段
    と、 該ロック手段を開閉シャッタへの係合側に付勢するロッ
    ク付勢手段と、 正逆回動自在に設けられるとともに前記ロック手段およ
    び前記開閉シャッタに当接・離間自在に設けられ、正回
    動時に、前記ロック手段を当接状態で当接方向に押圧し
    て前記ロック付勢手段の付勢力に抗して開閉シャッタへ
    の係合を解除する側に回動させるとともに該ロック手段
    の係合が解除された前記開閉シャッタを当接状態で当接
    方向に押圧して前記シャッタ付勢手段の付勢力に抗して
    開放側に回動させ更に前記左側案内指示手段を機体から
    突出させる左側作動手段と、 該左側作動手段を正逆回動させる左側駆動源と、 機体から突出・引込自在に設けられ、突出時に右側の操
    作者による出金紙幣の抜き取り禁止を指示する右側案内
    指示手段と、 正逆回動自在に設けられるとともに前記ロック手段およ
    び前記開閉シャッタに当接・離間自在に設けられ、正回
    動時に、前記ロック手段を当接状態で当接方向に押圧し
    て前記ロック付勢手段の付勢力に抗して開閉シャッタへ
    の係合を解除する側に回動させるとともに該ロック手段
    の係合が解除された前記開閉シャッタを当接状態で当接
    方向に押圧して前記シャッタ付勢手段の付勢力に抗して
    開放側に回動させ更に前記右側案内指示手段を機体から
    突出させる右側作動手段と、 該右側作動手段を正逆回動させる右側駆動源と、 を具備してなることを特徴とする紙幣処理機における取
    引口機構。
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