JP2565257Y2 - 着磁ヨークの構造 - Google Patents
着磁ヨークの構造Info
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- JP2565257Y2 JP2565257Y2 JP1991079931U JP7993191U JP2565257Y2 JP 2565257 Y2 JP2565257 Y2 JP 2565257Y2 JP 1991079931 U JP1991079931 U JP 1991079931U JP 7993191 U JP7993191 U JP 7993191U JP 2565257 Y2 JP2565257 Y2 JP 2565257Y2
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- magnetized
- yoke
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- magnetizing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、モータのロータのよう
に軸の外周に円筒状の磁性体を取付け、この磁性体にS
極とN極とを交互に着磁したものを製作するために使用
する、着磁ヨークの構造に関するものである。
に軸の外周に円筒状の磁性体を取付け、この磁性体にS
極とN極とを交互に着磁したものを製作するために使用
する、着磁ヨークの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モータのロータ等に用いられる永
久磁石としては、その外周面、内周面またはその端面に
多極着磁を施した円筒状あるいは扁平リング状などの形
状のものが多く用いられている。このような形状の被着
磁体に着磁する着磁ヨークとしては、特公昭62−37
521号公報等にも例示されているように、環状のヨー
クの内周面に軸方向の溝を円周に沿って一定間隔で設
け、各溝に深く導線を埋め込んだものが知られている。
久磁石としては、その外周面、内周面またはその端面に
多極着磁を施した円筒状あるいは扁平リング状などの形
状のものが多く用いられている。このような形状の被着
磁体に着磁する着磁ヨークとしては、特公昭62−37
521号公報等にも例示されているように、環状のヨー
クの内周面に軸方向の溝を円周に沿って一定間隔で設
け、各溝に深く導線を埋め込んだものが知られている。
【0003】図8に符号1で示すものは、このような形
状の被着磁体に多極着磁を行なう着磁ヨークである。こ
の着磁ヨーク1は、一毅的に純鉄などのヨーク材料に、
ワイヤ放電加工等の機械加工により、被着磁体の極数に
対応する必要な数だけの溝2を掘り、その溝2に表面を
樹脂等の皮膜により絶縁された導体3を挿入し、樹脂を
注入して固定したものである。このような着磁ヨーク1
において導体3にパルス状の着磁電流を流し、この着磁
電流によって決められた極性方向の磁界を発生させるよ
うな構造となっている。
状の被着磁体に多極着磁を行なう着磁ヨークである。こ
の着磁ヨーク1は、一毅的に純鉄などのヨーク材料に、
ワイヤ放電加工等の機械加工により、被着磁体の極数に
対応する必要な数だけの溝2を掘り、その溝2に表面を
樹脂等の皮膜により絶縁された導体3を挿入し、樹脂を
注入して固定したものである。このような着磁ヨーク1
において導体3にパルス状の着磁電流を流し、この着磁
電流によって決められた極性方向の磁界を発生させるよ
うな構造となっている。
【0004】この状態で、外部に接続されたパルス着磁
電源より導体3にパルス状の着磁電流を流して磁界を発
生させ、この磁界により被着磁体に着磁して被着磁体に
永久磁石を形成する。図9に示すものは、このために従
来用いられていた電源と着磁ヨークとの関係である。こ
の図において1は着磁ヨークであり、全体形状は円形の
環状で、内周部に複数個の溝2が一定角度で設けられて
いるものである。そしてこの溝2には、導体3が「×」
印および「・」印で示すように、紙面に対して手前側か
ら向こう側に行き、また向こう側から手前側に来るよう
に交互に方向を変えるように巻装されている。
電源より導体3にパルス状の着磁電流を流して磁界を発
生させ、この磁界により被着磁体に着磁して被着磁体に
永久磁石を形成する。図9に示すものは、このために従
来用いられていた電源と着磁ヨークとの関係である。こ
の図において1は着磁ヨークであり、全体形状は円形の
環状で、内周部に複数個の溝2が一定角度で設けられて
いるものである。そしてこの溝2には、導体3が「×」
印および「・」印で示すように、紙面に対して手前側か
ら向こう側に行き、また向こう側から手前側に来るよう
に交互に方向を変えるように巻装されている。
【0005】導体3は、リード線4,5により電源装置
6の端子7,8に接続され、矢印方向のパルス状の着磁
電流を受けることになる。電源装置6には、直流電源
(バッテリあるいは整流電源)9とこの直流電源9によ
って充電されるコンデンサ10、コンデンサ10への電
流断続を行なう切換スイッチ11が設けられ、この切換
スイッチ11の一極と直流電源9の一極とが端子7,8
に接続されている。
6の端子7,8に接続され、矢印方向のパルス状の着磁
電流を受けることになる。電源装置6には、直流電源
(バッテリあるいは整流電源)9とこの直流電源9によ
って充電されるコンデンサ10、コンデンサ10への電
流断続を行なう切換スイッチ11が設けられ、この切換
スイッチ11の一極と直流電源9の一極とが端子7,8
に接続されている。
【0006】上記構成においては、電源装置6の切換ス
イッチ11を所定速度で切換えてコンデンサ10に対す
る充電と放電とを繰り返すことにより、導体3にパルス
状の着磁電流を流すことになる。すると着磁ヨーク1の
内周には図に示すように「N」と「S」の極性が交互に
表れることになるので、この内周にモータのロータ等に
用いられる被着磁体を置けば、この被着磁体はN極とS
極とが交互に位置するように着磁されることになる。な
お、このとき着磁ヨーク1の軸心位置にも、紙面の向こ
う側から手前側に来る方向の磁束12が発生することに
なる。
イッチ11を所定速度で切換えてコンデンサ10に対す
る充電と放電とを繰り返すことにより、導体3にパルス
状の着磁電流を流すことになる。すると着磁ヨーク1の
内周には図に示すように「N」と「S」の極性が交互に
表れることになるので、この内周にモータのロータ等に
用いられる被着磁体を置けば、この被着磁体はN極とS
極とが交互に位置するように着磁されることになる。な
お、このとき着磁ヨーク1の軸心位置にも、紙面の向こ
う側から手前側に来る方向の磁束12が発生することに
なる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このようにして着磁を
行なうとき、着磁ヨーク1の軸方向に生ずる磁束12に
より、永久磁石に着磁するのに必要な周方向の磁束がベ
クトル的に曲げられて、歪んだ着磁方向で着磁されるこ
とになり、この結果、製品としてのモータ等の特性が悪
化したり、永久磁石以外の部品、たとえば軸などが帯磁
するというような問題が生じた。このようになる原因と
して考えられることは、導体3を流れる電流のルートが
ワンターンコイルとなっているためであることから、導
体3とは別にワンターンコイルとなる別の導体を設けれ
ばこの問題の解消が図れることになる。
行なうとき、着磁ヨーク1の軸方向に生ずる磁束12に
より、永久磁石に着磁するのに必要な周方向の磁束がベ
クトル的に曲げられて、歪んだ着磁方向で着磁されるこ
とになり、この結果、製品としてのモータ等の特性が悪
化したり、永久磁石以外の部品、たとえば軸などが帯磁
するというような問題が生じた。このようになる原因と
して考えられることは、導体3を流れる電流のルートが
ワンターンコイルとなっているためであることから、導
体3とは別にワンターンコイルとなる別の導体を設けれ
ばこの問題の解消が図れることになる。
【0008】本考案はこの点に着目して成されたもので
あり、着磁ヨークにおける有害な軸方向の磁束が発生す
ることがない、着磁ヨークを提供しようとするものであ
る。
あり、着磁ヨークにおける有害な軸方向の磁束が発生す
ることがない、着磁ヨークを提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するための手段として、軸の外周にS極とN極とを交
互に配設した永久磁石の着磁に用いられる環状の着磁ヨ
ークの内周に設けられる溝内に1本の導体を巻装した着
磁ヨークにおいて、前記導体の巻装始端から巻装終端ま
での間に折返し導体を前記着磁ヨークの平面部に設け
て、前記導体および折返し導体により、導体に一方向と
反対方向の両ワンターンコイルを形成した構成としたも
のである。
決するための手段として、軸の外周にS極とN極とを交
互に配設した永久磁石の着磁に用いられる環状の着磁ヨ
ークの内周に設けられる溝内に1本の導体を巻装した着
磁ヨークにおいて、前記導体の巻装始端から巻装終端ま
での間に折返し導体を前記着磁ヨークの平面部に設け
て、前記導体および折返し導体により、導体に一方向と
反対方向の両ワンターンコイルを形成した構成としたも
のである。
【0010】
【作用】このように、ヨークの内周に設けられた溝の中
には導体が1本のみ設けられるので、太い導線を用いて
線積率を大きくして大電流を流し、着磁ヨークに強い磁
界を発生させる。そして導体および折返し導体によって
形成された一方向と反対方向の両ワンターンコイルによ
り、導体によって発生する着磁ヨークにおいて有害な軸
方向の磁束が打ち消されて発生しないことになるので、
着磁ヨーク内周の周方向の磁束が曲げられるようなこと
が生じなくなる。
には導体が1本のみ設けられるので、太い導線を用いて
線積率を大きくして大電流を流し、着磁ヨークに強い磁
界を発生させる。そして導体および折返し導体によって
形成された一方向と反対方向の両ワンターンコイルによ
り、導体によって発生する着磁ヨークにおいて有害な軸
方向の磁束が打ち消されて発生しないことになるので、
着磁ヨーク内周の周方向の磁束が曲げられるようなこと
が生じなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1について、図
9と同一部分には同一の符号を付して説明する。図示す
るように本考案に係る着磁ヨーク1には、折返し導体1
3が設けられている。この折返し導体13は、導体3の
巻装終端とリード線4との間に接続され、着磁ヨーク1
の面上で導体3の外周を弧状(欠円状)に囲む状態とな
っている。この折返し導体13を設けたことにより、導
体3に一方向(導体自体の方向)と反対方向(折返し導
体13の方向)の両方向のワンターンコイルが形成され
ることになる。この実施例のものにおいては、従来同様
に着磁ヨーク1の溝2に導体3を巻装した後、折返し導
体13を設けて製作することができる。
9と同一部分には同一の符号を付して説明する。図示す
るように本考案に係る着磁ヨーク1には、折返し導体1
3が設けられている。この折返し導体13は、導体3の
巻装終端とリード線4との間に接続され、着磁ヨーク1
の面上で導体3の外周を弧状(欠円状)に囲む状態とな
っている。この折返し導体13を設けたことにより、導
体3に一方向(導体自体の方向)と反対方向(折返し導
体13の方向)の両方向のワンターンコイルが形成され
ることになる。この実施例のものにおいては、従来同様
に着磁ヨーク1の溝2に導体3を巻装した後、折返し導
体13を設けて製作することができる。
【0012】図2に示すものは本考案の他の実施例であ
る。この場合には導体3に対し、この導体3が巻装され
る溝2を二つ置きに接続する折返し導体13を、着磁ヨ
ーク1の表裏両面に沿わせて設けてある(図中の実線記
載と破線記載とを参照)。この場合の折返し導体13
は、導体3を形成するとき同時に設けることができる。
この実施例においても、図1のものと同様な作用、効果
を上げることができる。すなわち、両実施例において図
示しない電源装置6(図9参照)から端子7,8を介し
てパルス状の着磁電流が導体3に流れると、図中に
「×」印および「・」印で示す方向の電流が流れ、着磁
ヨーク1の内周には「N」と「S」の極性が交互に表れ
ることになる。
る。この場合には導体3に対し、この導体3が巻装され
る溝2を二つ置きに接続する折返し導体13を、着磁ヨ
ーク1の表裏両面に沿わせて設けてある(図中の実線記
載と破線記載とを参照)。この場合の折返し導体13
は、導体3を形成するとき同時に設けることができる。
この実施例においても、図1のものと同様な作用、効果
を上げることができる。すなわち、両実施例において図
示しない電源装置6(図9参照)から端子7,8を介し
てパルス状の着磁電流が導体3に流れると、図中に
「×」印および「・」印で示す方向の電流が流れ、着磁
ヨーク1の内周には「N」と「S」の極性が交互に表れ
ることになる。
【0013】そしてこの時、折返し導体13にも電流が
流れるが、この電流は、折返し導体13を、導体3に流
れる電流とは反対側のワンターンコイルとして流れるこ
とになるので、図9のものにおいては発生していた着磁
ヨーク1の軸方向磁束はキャンセルされて発生しないこ
とになる。そこでこの着磁ヨーク1の内周に、図3に示
すように軸14にカラー15を介して筒状の磁性体16
を取付け、この磁性体16にN極とS極とを交互に着磁
させることによって得るモータのロータ17を置き、導
体3に着磁電流を流せば、折返し導体13による磁束打
ち消し効果によって軸14には着磁されず、磁性体16
にのみ着磁させることができる。
流れるが、この電流は、折返し導体13を、導体3に流
れる電流とは反対側のワンターンコイルとして流れるこ
とになるので、図9のものにおいては発生していた着磁
ヨーク1の軸方向磁束はキャンセルされて発生しないこ
とになる。そこでこの着磁ヨーク1の内周に、図3に示
すように軸14にカラー15を介して筒状の磁性体16
を取付け、この磁性体16にN極とS極とを交互に着磁
させることによって得るモータのロータ17を置き、導
体3に着磁電流を流せば、折返し導体13による磁束打
ち消し効果によって軸14には着磁されず、磁性体16
にのみ着磁させることができる。
【0014】図4に示すものは本考案のさらに他の実施
例であって、極数が非常に多い(図示例では48極)被
着磁体に対応させるための着磁ヨーク1である。この場
合には、導体3および折返し導体13ともに、隣接する
溝2と二つ置きの溝2を交互に通してある。多極の場
合、必ずしもこのようにする必要はないが、基本的な考
え方として、導体3がある方向に行くときから帰りに向
かって、必ず折返し導体13が設けられるということで
ある。折返し導体13の始めの位置は、リード線5が接
続された巻装始端から見て、図にその直上位置に示す巻
装終端から行なうのがよい。
例であって、極数が非常に多い(図示例では48極)被
着磁体に対応させるための着磁ヨーク1である。この場
合には、導体3および折返し導体13ともに、隣接する
溝2と二つ置きの溝2を交互に通してある。多極の場
合、必ずしもこのようにする必要はないが、基本的な考
え方として、導体3がある方向に行くときから帰りに向
かって、必ず折返し導体13が設けられるということで
ある。折返し導体13の始めの位置は、リード線5が接
続された巻装始端から見て、図にその直上位置に示す巻
装終端から行なうのがよい。
【0015】図5に示すものは、本考案のさらに他の実
施例である。この場合には図1に示したものと同様の折
返し導体13を4個に分割し、溝2に巻装された導体3
と溝2の外周に位置する分割した折返し導体13とを、
図示するように溝2を4個ずる組にして交互に入れ替え
て接続したものである。このように構成しても、導体3
と折返し導体13により、磁束が打ち消されて着磁ヨー
ク1の軸心部分、すなわちロータ17の軸14には着磁
されないことになる。
施例である。この場合には図1に示したものと同様の折
返し導体13を4個に分割し、溝2に巻装された導体3
と溝2の外周に位置する分割した折返し導体13とを、
図示するように溝2を4個ずる組にして交互に入れ替え
て接続したものである。このように構成しても、導体3
と折返し導体13により、磁束が打ち消されて着磁ヨー
ク1の軸心部分、すなわちロータ17の軸14には着磁
されないことになる。
【0016】図6は、以上説明した各実施例のうちの図
1のものにおいて、着磁ヨーク1における導体3と折返
し導体13を設ける位置を示したものである。この図に
示すように導体3と折返し導体13との距離をdとした
とき、測定ポイント18で軸方向(矢印方向)の磁界強
さを測定すると、折返し導体13を設けないときを10
0%としたとき、磁界強さと距離dとの関係は図7に示
すようになった。このデータには、折返し導体13を設
けた効果が歴然と表れている。
1のものにおいて、着磁ヨーク1における導体3と折返
し導体13を設ける位置を示したものである。この図に
示すように導体3と折返し導体13との距離をdとした
とき、測定ポイント18で軸方向(矢印方向)の磁界強
さを測定すると、折返し導体13を設けないときを10
0%としたとき、磁界強さと距離dとの関係は図7に示
すようになった。このデータには、折返し導体13を設
けた効果が歴然と表れている。
【0017】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
た着磁ヨークの構造であるから、軸方向の磁束が殆ど発
生しないことになるので、被着磁体がモータのロータで
あった場合に、その軸が着磁されることがなく、モータ
としての特性向上が図られることになる。そして、ヨー
クの内周に設けられた溝の中には導体が1本のみ設けら
れるので、太い導線を用いて線積率を大きくして大電流
を流すことができる。これにより、着磁ヨークに強い磁
界を発生させることができる。被着磁体がモータのロー
タ以外のものであるときにも、軸部が着磁されることの
弊害を防止することができる。
た着磁ヨークの構造であるから、軸方向の磁束が殆ど発
生しないことになるので、被着磁体がモータのロータで
あった場合に、その軸が着磁されることがなく、モータ
としての特性向上が図られることになる。そして、ヨー
クの内周に設けられた溝の中には導体が1本のみ設けら
れるので、太い導線を用いて線積率を大きくして大電流
を流すことができる。これにより、着磁ヨークに強い磁
界を発生させることができる。被着磁体がモータのロー
タ以外のものであるときにも、軸部が着磁されることの
弊害を防止することができる。
【図1】本考案の一実施例の平面図である。
【図2】本考案の他の実施例の平面図である。
【図3】被着磁体であるモータのロータを示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】本考案のさらに他の実施例の平面図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例の平面図である。
【図6】導体と折返し導体および測定ポイントの位置を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】磁束特性を示すグラフである。
【図8】従来の着磁ヨークを示す斜視図である。
【図9】図8のものと電源装置との接続を示す回路図で
ある。
ある。
1 着磁ヨーク 2 溝 3 導体 6 電源装置 13 折返し導体 14 軸 17 ロータ
Claims (1)
- 【請求項1】 軸の外周にS極とN極とを交互に配設し
た永久磁石の着磁に用いられる環状の着磁ヨークの内周
に設けられる溝内に1本の導体を巻装した着磁ヨークに
おいて、前記導体の巻装始端から巻装終端までの間に折
返し導体を前記着磁ヨークの平面部に設けて、前記導体
および折返し導体により、導体に一方向と反対方向の両
ワンターンコイルを形成したことを特徴とする着磁ヨー
クの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991079931U JP2565257Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 着磁ヨークの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991079931U JP2565257Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 着磁ヨークの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523508U JPH0523508U (ja) | 1993-03-26 |
JP2565257Y2 true JP2565257Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13704061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991079931U Expired - Lifetime JP2565257Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 着磁ヨークの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565257Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143900U (ja) * | 1974-09-30 | 1976-03-31 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP1991079931U patent/JP2565257Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0523508U (ja) | 1993-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |