JP2564775Y2 - ジャック - Google Patents

ジャック

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JP2564775Y2
JP2564775Y2 JP1992002610U JP261092U JP2564775Y2 JP 2564775 Y2 JP2564775 Y2 JP 2564775Y2 JP 1992002610 U JP1992002610 U JP 1992002610U JP 261092 U JP261092 U JP 261092U JP 2564775 Y2 JP2564775 Y2 JP 2564775Y2
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則文 伊師
俊輝 早坂
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電気信号中継用のジャ
ックに関するものであり、特に、プラグとの嵌合機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のジャックを図10に従って説明す
る。同図において1はジャックであり、2はステレオプ
ラグである。ステレオプラグ2は、絶縁カラー3,4を
介して先端のチップ5と中間リング6とグラウンドスリ
ーブ7とに電気的に三分割されている。ジャック1の挿
入口8内にはステレオプラグ2のチップ5、中間リング
6、グラウンドスリーブ7に夫々弾接するコンタクトピ
ン9,10,11が設けられ、例えば中間リング6に圧
接するコンタクトピン10を他のコンタクトピン9,1
1と対向する側へ配置し、三つのコンタクトピン9,1
0,11にてステレオプラグ2を挟圧するように形成さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のジャックはコン
タクトピンの弾力のみによってプラグを挟圧するので、
挿着されたプラグを確実に保持するためにはコンタクト
ピンの弾力を強力にする必要がある。しかし、ジャック
の外形寸法等によってコンタクトピンの弾力強化には制
約があり、プラグの保持力が不足してジャックからプラ
グが不慮離脱することがある。
【0004】そこで、ジャックのプラグに対する保持力
を強化して信頼性を向上するために解決すべき技術的課
題が生じてくるのであり、本考案はこの課題を解決する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、ジャック内に
バー48を配設し、該レバー48は、プラグ61の挿入
方向に対して直交方向へ一定範囲回動できるようにその
一側部に回転軸51,52が突設され、該回転軸51,
52をジャックベース33に設けた軸受46,47に軸
支し、更に、該回転軸51,52と反対側にはばね受部
50が設けられ、該ばね受部50にばね53を配設し、
前記ジャックベース33に配設された端子群Cの各コン
タクトピン37,38,39の先端部で前記レバー48
の前部下面48aを支承して、前記ばね53にて該コン
タクトピン37,38,39を下方へ付勢し、更に、該
レバー48はプラグ61を挿入するための挿入口を有
し、該挿入口の天面にカム49が形成されており、プラ
グ61をジャックに挿入するとき、該レバー48の先端
部が前記カム49を押圧し乍ら該レバー48を上方へ回
動せしめ、同時に、該レバー48にて押圧を解除される
前記コンタクトピン37,38,39は自らの弾性にて
該レバー48の回動に連動し、該プラグ61のピン66
が所定位置まで挿入したとき、該プラグ61のピン66
は該コンタクトピン37,38,39とレバー48によ
って挟圧固定されるように構成されたことを特徴とする
ジャックを提供するものである。
【0006】
【作用】ジャックのプラグ挿入口へプラグ61を挿入
れば、該プラグ61の先端部位がレバー48に設けたカ
ム49に当接する。更に該プラグ61を挿入すれば
カム49の作用によりプラグ61がばね53の付勢に
抗してレバー48を回転軸51,52を回動支点として
上方へ回動させる。このとき、ジャックベース33に配
設されている端子群Cの各コンタクトピン37,38,
39の先端部で前記レバー48の前部下面48aを支承
しているので、該レバー48の上方回動によって徐々に
押圧が解除される該コンタクトピン37,38,39は
自らの弾性復元力によって該レバー48の回動に順応し
て上方へ回動し、更に、該プラグ61のピン66が所定
位置まで挿入されたとき、該プラグ61のピン66は両
側面から該コンタクトピン37,38,39とレバー4
8によって挟圧固定されるので、該プラグ61の保持力
が強化される。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1乃至図9に
従って詳述する。図1乃至図4はステレオジャック21
を示し、図1は正面図、図2は上部カバーを取り外した
平面図、図3は図1のA−A線矢視断面図である。図2
に示すように、ステレオジャック21の左側のジャック
22は2系統の接触端子群B,Cを有し、挿入するプラ
グの長さによって2系統の信号の何れかをプラグへ択一
的に中継することができるように形成されている。一般
的なRCAピンプラグによって左右独立に信号を伝送す
る場合は、左右のジャック22,23へ夫々ピンプラグ
を挿入すれば、ピンプラグ24のピン25がジャック2
2,23の挿入口26,27内に設けた接触端子群Bの
+コンタクト28,29に圧接し、ピンプラグ24の円
筒形のシールドコンタクト30がジャック22,23の
シールドコンタクト31,32に嵌合して電気的に接続
される。この場合、ピンプラグ24のピン25の先端は
左側ジャック22内の接触端子群Cへ達しない。
【0008】同図に示すように、樹脂によってモールド
成形されたジャックベース33の左側部位設けた孔3
4,35,36に、夫々図4に示すコンタクトピン3
7,38,39を圧入して端子群Cが形成されている。
コンタクトピン37,38,39の間にはセパレータ4
0,41,42,43が立設されて端子間の短絡を防止
している。また、ジャックベース33の前部壁44並び
に後部壁45の夫々中央部位に軸受46,47を設け、
鎖線で表すレバー48をコンタクトピン37,38,3
9の上方で支する。
【0009】図5は前述したジャックベース33に装着
するレバー48を示す。而して、該レバー48には後述
のプラグ61を挿入するための挿入口を有し、該挿入口
の天面にカム49が形成されている。カム49の形状
は、後述するプラグ61の先端部位に対応しており、図
3に於いて挿入されたプラグ61に嵌合するように形成
されている。図5に示すように、レバー48の左端部に
はばね受部50が設けられ、後部の左右両側に軸51,
52が突設されている。この軸51,52を前述した軸
受46,47へ挿入し、図6に示すばね53をばね受部
50に載せ、上部カバー54を嵌着してステレオジャッ
ク21が組み立てられる。
【0010】ジャックベース33に装着されたレバー4
8の前部下面48aは、コンタクトピン37,38,3
9の先端部に当接しており、ばね53の付勢によってコ
ンタクトピン37,38,39を下方へ押し下げてい
る。図8及び図9はステレオジャック21の左側ジャッ
ク22へ装着して接触端子群Cと接続するためのプラグ
61を示している。プラグ61は、ディジタル電気信号
を光変換して伝送するものであり、光電変換素子とIC
とを樹脂パッケージに封入した光電変換ユニット62と
光ファイバケーブル63とをフェルール64内に固定
し、光ファイバケーブル63の一端部と光電変換素子と
の中心とが一致するように形成されている。光電変換ユ
ニット62は回路基板65に接続され、回路基板65の
中央部位にピン66を挿通してはんだ付けしている。
【0011】ピン66の直径並びにシールドコンタクト
67の内径はRCAピンプラグ24と同一寸法に形成
し、ステレオジャック21へ挿着できるように形成され
ている。但し、ピン66はRCAピンプラグ24のピン
25より長い絶縁スリーブ68の先に、2つの端子リン
グ69,70とチップ71を絶縁カラー72,73を介
して連結している。同図に示したものは、チップ71と
シールドコンタクト67とによって回路基板65へ電源
を供給し、端子リング69,70から回路基板65へデ
ィジタル信号の入力或いは回路基板65から端子リング
69,70へディジタル信号を出力する。
【0012】図6は、ステレオジャック21の左側ジャ
ック22へRCAピンプラグ24を挿着した状態を示
し、図7は図8に示したプラグ61を挿着した状態を示
している。プラグ61のピン66はRCAピンプラグ2
4のピン25よりも長いため、プラグ61の挿入時にチ
ップ71がレバー48のカム49を押圧し、レバー48
を上方へ回動させる。同時に、レバー48による押圧を
解除されたコンタクトピン37,38,39も、自身の
弾性によりレバー48に連動してピン66の側面に圧接
する。ピン66が所定位置まで挿入されると、図3に示
すように、カム49の頂点49aがピン66のチップ7
1に設けた溝部71aへ係合し、ピン6はレバー48
とコンタクトピン37,38,39とによって両側を挟
圧されて固定される。このとき、コンタクトピン37,
38,39は夫々チップ71、端子リング69,70に
圧接して接続状態となり、アナログ信号用の+コンタク
ト28は絶縁スリーブ68に接触している。
【0013】プラグ61を左側ジャック22から抜き取
れば、レバー48はばね53の付勢によって下方へ押圧
され、コンタクトピン37,38,39を押し下げてプ
ラグ61のピン66から離反させ、図6に示す状態へ復
帰する。このように、レバー48にコンタクトピン3
7,38,39を連動させてピン66に接触させるの
で、RCAピンプラグ24のピン25が規格より多少長
い場合であっても、ピン25が第2の端子群Cのコンタ
クトピン39に接触することはなく、ステレオジャック
21の奥行き寸法を可及的に小型化できる。
【0014】尚、この考案は、この考案の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、この考案がそれ
らの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0015】
【考案の効果】この考案は、上記一実施例において詳述
したように、コンタクトピンとレバーとによってプラグ
の両側を挟圧するので、従来のコンタクトピンのみによ
ってプラグを保持するものに比して挟圧力を強化でき
る。従って、プラグとジャックとの結合力を強化してプ
ラグが不用意に抜けることを防止でき、信頼性の向上に
寄与できる実用的価値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステレオジャックの正面図。
【図2】上部カバーを取り外したステレオジャックの一
部切欠平面図。
【図3】ステレオジャックへプラグを挿入した状態を示
す図1のA−A線矢視断面図。
【図4】コンタクトピンの正面図。
【図5】レバーを示し、Aは左側面図、Bは正面図、C
は右側面図、Dは底面図である。
【図6】RCAピンプラグを接続したステレオジャック
の一部切欠背面図。
【図7】図8に示すプラグを接続したステレオジャック
の一部切欠背面図。
【図8】プラグの側面図。
【図9】プラグの縦断側面図。
【図10】従来のジャックとプラグの接続状態を示す解
説図。
【符号の説明】
21 ステレオジャック 22 左側ジャック 23 右側ジャック 24 RCAピンプラグ 26,27 プラグ挿入口 28,29 +コンタクト 31,32 シールドコンタクト 33 ジャックベース 37,38,39 コンタクトピン 48 レバー 49 カム 50 ばね受け部 51,52 軸 53 ばね 61 プラグ 66 ピン 67 シールドコンタクト 68 絶縁スリーブ 69,70 端子リング 71 チップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャック内にレバー48を配設し、該レ
    バー48は、プラグ61の挿入方向に対して直交方向へ
    一定範囲回動できるようにその一側部に回転軸51,5
    2が突設され、該回転軸51,52をジャックベース3
    3に設けた軸受46,47に軸支し、更に、該回転軸5
    1,52と反対側にはばね受部50が設けられ、該ばね
    受部50にばね53を配設し、前記ジャックベース33
    に配設された端子群Cの各コンタクトピン37,38,
    39の先端部で前記レバー48の前部下面48aを支承
    して、前記ばね53にて該コンタクトピン37,38,
    39を下方へ付勢し、更に、該レバー48はプラグ61
    を挿入するための挿入口を有し、該挿入口の天面にカム
    49が形成されており、プラグ61をジャックに挿入す
    るとき、該レバー48の先端部が前記カム49を押圧し
    乍ら該レバー48を上方へ回動せしめ、同時に、該レバ
    ー48にて押圧を解除される前記コンタクトピン37,
    38,39は自らの弾性にて該レバー48の回動に連動
    し、該プラグ61のピン66が所定位置まで挿入したと
    き、該プラグ61のピン66は該コンタクトピン37,
    38,39とレバー48によって挟圧固定されるように
    構成されたことを特徴とするジャック。
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