JP2564694B2 - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子の製造方法

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和博 合原
和昭 田中
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

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  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、面実装チップ状の半導体素子を製造する
方法に関する。
(ロ)従来の技術 従来、トランジスタ等の半導体素子の、面実装型のパ
ッケージは、第6図(a)(b)に示すものが用いられ
ている。チップbは、リードc上にダイボンディングさ
れ、チップb上面のパッドと他のリードcとはワイヤd
でワイヤボンディングされる。チップb、ワイヤdは、
樹脂eで封止され、絶縁、保護される。リードcの先端
は折り曲げ加工され、樹脂eの底面と略揃えられる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記従来の、チップ状半導体素子はその構造のため、
パッケージ寸法、特に高さhを小さくできない問題点が
あった。すなわちパッケージaを小さくしようとする
と、ワイヤループが樹脂e表面よりはみ出すため、ワイ
ヤループの高さが制約され、ワイヤボンディングの信頼
性が低下する。また、リードc寸法のばらつきが大きく
なると共に、樹脂eのバリの影響も大きくなる。
この発明は、上記に鑑みなされたもので、より小型化
の図れるチップ状の半導体素子の製造方法の提供を目的
としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 上記課題を解決するため、この発明の半導体素子の製
造方法は以下の6つの工程により構成されるものであ
る。
i:第1の電極パターン(16,17)が列設された第1の絶
縁シート(11)に、各第1の電極パターン(16,17)に
バンプ(46,47)を圧接して、チップ(41)をボンディ
ングする第1の工程と、 ii:各チップ(41)の逃し孔(38)が配設された第3の
絶縁シート(31)を、前記第1の絶縁シート(11)に積
層する第2の工程と、 iii:第2の電極パターン(25)が列設された第2の絶縁
シート(21)を、これら第2の電極パターン(25)が前
記各チップ(41)の底面(45)にボンディングされるよ
うに、前記第3の絶縁シート(31)に積層する第3の工
程と、 iv:前記第1、第2及び第3の絶縁シート(11,21,31)
を積層してなる積層体(50)を、前記第1の電極パター
ン(16,17)を連ねる直線(lb)及び前記第2の電極パ
ターン(25)を連ねる直線(la)に沿って切断し、棒状
の積層体(50′)とする第4の工程と、 v:この棒状の積層体(50′)の前記直線(la),(lb
での切断面(側面)(50a,50b)に、前記第1及び第2
の電極パターン(16,17,25)にそれぞれ導通する外部電
極(2,3,4)を形成する第5の工程と、 vi:この棒状の積層体(50′)を切断し、個々の半導体
素子(1)とする第6の工程。
この発明の半導体素子の製造方法では、絶縁シートを
積層してチップを封止するため、従来モールド時に生じ
ていた樹脂バリを防止することができる。また、外部電
極は、パッケージ表面に膜状に形成されるものであり、
寸法、形状の不揃いを少なくすることができる。さら
に、電極パターンとチップとをワイヤを用いずボンディ
ングするため信頼性も向上される。これらの点から、半
導体素子の小型化が容易となる。
(ホ)実施例 この発明の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて以
下に説明する。
この実施例は、この発明をチップ状トランジスタの製
造に適用したものであり、第1図は、その製造工程を順
に示している。
まず、第1のプラスチックシート11に、チップ41をボ
ンディングする〔第1図(a)参照〕。第1のプラスチ
ックシート11は、第2図(a)(b)に示すように、ス
ルーホール12、13、14及びエミッタ、ベース用電極パタ
ーン(第1の電極パターン)16、17を複数組配設してな
るものである。エミッタ、ベース用電極パターン16、17
は、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)等の材質よりなり、
それぞれスルーホール13、14を通して、裏面11bから表
面11aにかけて形成されており、16b、17bは圧着部、16
a、17aは外部接続部を構成する。また、スルーホール12
から表面11aにかけて外部接続パターン15が形成されて
いる。
チップ41は、ウェハシート51上に貼着されている。ウ
ェハ(図示せず)をウェハシート51上に貼着し、ウェハ
をダイシングした後、ウェハシート51を引き伸ばすと、
ウェハが1つ1つのチップ41に分離し、第1図(a)に
示す状態となる。チップ41上には、それぞれエミッタ、
ベース用のバンプ46、47が金等の材料で形成されてい
る。
ウェハシート51は、第1のプラスチックシート11の下
方に位置させられる。そして、チップ41を、圧着部16
b、17bの下方に位置決めし、この位置決めされたチップ
41を付き上げ針52で突き上げ、バンプ46、47をバンプ圧
着部16b、17bに圧着し、裏面11bにチップ41をボンディ
ングする。こうして裏面11b上に配設される圧着部16b、
17bに順次チップ41をボンディングしていく。
もし、ウェハシート51を引き伸ばした状態で、チップ
41の配置を、バンプ圧着部16b、17bの配置に一致させる
ことができるならば、全部のチップ41を一括して同時に
ボンディングすることも可能である。
次に、第1のプラスチックシート11の裏面11bに、第
3のプラスチックシート31が接着剤53を用いて積層され
る〔第1図(b)参照〕。第3のプラスチックシート31
には、第3図に示すように、スルーホール32、33、34
が、前記スルーホール12、13、14に対応する配置で設け
られている。また、第3のプラスチックシート31には、
チップ逃し孔38も配設されている。
第1のプラスチックシート裏面11bに、第3のプラス
チックシート31を接着する時に、スルーホール32、33、
34を、スルーホール12、13、14に一致するように位置決
めをすると共に、チップ41はそれぞれチップ逃し孔38内
に収められる。
次に、第3のプラスチックシート31に、第2のプラス
チックシート21が接着剤54で接着され積層される〔第1
図(c)(d)参照〕。第2のプラスチックシート21に
は、スルーホール22、23、24が配設され、前記スルーホ
ール12(32)、13(33)、14(34)と同様の配置とされ
る〔第4図(a)(b)参照〕。また、この第2のプラ
スチックシート21には、コレクタ用電極パターン(第2
の電極パターン)25が配設されている。コレクタ用電極
パターン25は、スルーホール22を通して、表面21aから
裏面21bに亘り、表面21aに位置する部分はボンディング
部25a、裏面21bに位置する部分は外部接続部25bとされ
る。また、スルーホール23、24から裏面21bにかけて、
それぞれ外部接続パターン26、27が形成されている。
接着前に、第2のプラスチックシート21のボンディン
グ部25aには、銀ペースト55が塗布される〔第1図
(c)参照〕。第2のプラスチックシート21を積層する
時、圧力及び熱を加えて、銀ペースト55によりチップ底
面45がボンディング部25aに圧着させられる〔第1図
(d)参照〕。この積層作業はアルゴン(Ar)、窒素
(N2)等の不活性ガス雰囲気で行い、チップ41がこの不
活性ガスと共に封入されるようにする。
こうして、第1、第2及び第3のプラスチックシート
11、21、31を積層して得られた積層体50は、スルーホー
ル13、14、…及びスルーホール12、…を連ねる直線lb
laに沿ってダイシングされ、棒状の積層体50′に分割さ
れる〔第1図(e)参照〕。
積層体50′の側面50a、50bは、それぞれ溶融はんだに
ディップされ、スルーホール12、22内の外部接続パター
ン15、電極パターン25〔第1図(f)では図示せず、第
5図参照〕、スルーホール13、23内の電極パターン16、
外部接続パターン26、及びスルーホール14、24内の電極
パターン17、外部接続パターン27が、それぞれはんだ
5、6、7で連結され、コレクタ電極2、エミッタ電極
3、ベース電極4が構成される〔第1図(f)参照〕。
この積層体50′の各コレクタ電極2、エミッタ電極
3、ベース電極4には、プローブがあてられ、各素子の
特性が検査される。最後に、積層体50′を直線lcに沿っ
て切断し、個々のパッケージ10分割する(第5図参
照)。
このトランジスタ1は、チップ抵抗器と同様に印刷回
路基板上に面実装することができる。各電極2、3、4
において、はんだ5、6、7で上下のパターン15と25、
16と26、17と27を連結しているのは、印刷回路基板への
はんだ付け強度を確保するためである。
トランジスタ1の大きさは、例えばD、W、Hを、そ
れぞれ1.4mm、1.6mm、0.6mm程度にすることができ、従
来よりも一層の小型化を図ることができる。プラスチッ
クシート11、21、31それぞれの大きさを70mm×70mmとす
れば、約2000個のトランジスタ1をとることができ、生
産性向上、材料コストの低減を可能とし、トランジスタ
1の低価格をも図ることができる。もちろん、このパッ
ケージ1は樹脂モールドによりチップを封止するのでは
ないため樹脂バリが生じず、また、印刷回路基板にはん
だ付けするためにリードを用いていないので、このよう
に小型化しても従来のような支障は生じない。さらに、
このトランジスタ1では、バンプ圧着によりボンディン
グするため、従来のようにワイヤボンディングに起因す
る不良も生じない。
なお、この実施例は、本発明をトランジスタの製造に
適用したものであるが、ダイオード、電界効果トランジ
スタ等各種半導体素子の製造に適用可能なものである。
(ヘ)発明の効果 以上説明したように、この発明の半導体素子の製造方
法は、第1の電極パターンが列設された第1の絶縁シー
トに、各第1の電極パターンにバンプを圧接して、チッ
プをボンディングする第1の工程と、各チップの逃し孔
が配設された第3の絶縁シートを、前記第1の絶縁シー
トに積層する第2の工程と、第2の電極パターンが列設
された第2の絶縁シートを、これら第2の電極パターン
が前記各チップの底面にボンディングされるように、前
記第3の絶縁シートに積層する第3の工程と、前記第
1、第2及び第3の絶縁シートを積層してなる積層体
を、前記第1の電極パターンを連ねる直線及び前記第2
の電極パターンを連ねる直線に沿って切断し、棒状の積
層体とする第4の工程と、この棒状の積層体の前記直線
での切断面(側面)に、前記第1及び第2の電極パター
ンにそれぞれ導通する外部電極を形成する第5の工程
と、この棒状の積層体を切断し、個々の半導体素子とす
る第6の工程とからなるものであるから、半導体素子の
小型化を図れると共に、生産性向上及び材料コスト低減
による半導体素子の低価格化を図ることができる利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、第1図(b)、第1図(c)、第1図
(d)、第1図(e)及び第1図(f)は、それぞれ順
にこの発明の一実施例に係るトランジスタ製造工程を説
明する図、第2図(a)及び第2図(b)は、同トラン
ジスタ製造工程に適用される第1のプラスチックシート
のそれぞれ表面及び裏面の要部を示す斜視図、第3図
は、同トランジスタ製造工程に適用される第3のプラス
チックシートの要部を示す斜視図、第4図(a)及び第
4図(b)は、同トランジスタ製造工程に適用される第
2のプラスチックシートのそれぞれ表面及び裏面の要部
を示す斜視図、第5図は、同トランジスタ製造工程によ
り製造されたトランジスタの外観斜視図、第6図(a)
は、従来のパッケージの外観斜視図、第6図(b)は、
同従来のパッケージの側方から見た透視図である。 2:コレクタ電極、3:エミッタ電極、 4:ベース電極、 11:第1のプラスチックシート、 16・17・25:電極パターン、 21:第2のプラスチックシート、 31:第3のプラスチックシート、 38:チップ逃がし孔、41:チップ、 45:チップ底面、46・47:バンプ、 50・50′:積層体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電極パターン(16,17)が列設され
    た第1の絶縁シート(11)に、各第1の電極パターン
    (16,17)にバンプ(46,47)を圧接して、チップ(41)
    をボンディングする第1の工程と、 各チップ(41)の逃し孔(38)が配設された第3の絶縁
    シート(31)を、前記第1の絶縁シート(11)に積層す
    る第2の工程と、 第2の電極パターン(25)が列設された第2の絶縁シー
    ト(21)を、これら第2の電極パターン(25)が前記各
    チップ(41)の底面(45)にボンディングされるよう
    に、前記第3の絶縁シート(31)に積層する第3の工程
    と、 前記第1、第2及び第3の絶縁シート(11,21,31)を積
    層してなる積層体(50)を、前記第1の電極パターン
    (16,17)を連ねる直線(lb)及び前記第2の電極パタ
    ーン(25)を連ねる直線(la)に沿って切断し、棒状の
    積層体(50′)とする第4の工程と、 この棒状の積層体(50′)の前記直線(la),(lb)で
    の切断面(側面)(50a,50b)に、前記第1及び第2の
    電極パターン(16,17,25)にそれぞれ導通する外部電極
    (2,3,4)を形成する第5の工程と、 この棒状の積層体(50′)を切断し、個々の半導体素子
    (1)とする第6の工程とからなる半導体素子の製造方
    法。
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