JP2564621Y2 - グリドルの構造 - Google Patents

グリドルの構造

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JP2564621Y2
JP2564621Y2 JP1991013322U JP1332291U JP2564621Y2 JP 2564621 Y2 JP2564621 Y2 JP 2564621Y2 JP 1991013322 U JP1991013322 U JP 1991013322U JP 1332291 U JP1332291 U JP 1332291U JP 2564621 Y2 JP2564621 Y2 JP 2564621Y2
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hot plate
receiving groove
griddle
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光太郎 中野
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タニコー製造株式会社
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、肉、魚、野菜等の各種
食品の焼物調理を行うためのグリドルの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ホットプレート、すなわち、ガスバーナ
等の加熱源によって加熱された鉄板上で焼物調理するこ
の種の機器は、調理作業の際、ターナーと呼ばれる板状
の補助器具を用いることが多い。ターナーの形状、大き
さは、調理される食材の種類あるいは調理作業の形態の
違いによって様々なものが用いられ、機器の付属品とし
て一つの種類に限定することは困難である。
【0003】一方、この種のグリドルの従来の構造は、
一般的にいって、添付図面の図6の概略断面図に示すよ
うなものであった。この図6に示すように、従来のグリ
ドルは、ハウジング本体50内にガスバーナ等の加熱源
52を備えており、ハウジング本体50の上部には、加
熱源52によって加熱され焼物調理を行えるホットプレ
ート53が設けられている。ホットプレート53に対し
てハウジング本体50の前面側には、カス受け溝60が
設けられており、このカス受け溝60は、ホットプレー
ト53の前縁面と、底面61と、前壁面62とで画定さ
れた、実質的に垂直な両側内壁面を有する垂直溝の形と
されている。すなわち、このカス受け溝60は、ホット
プレート53のプレート面に対して平行に下に凸の断面
形状とされている。このカス受け溝60の底面61に
は、カス排出穴58が形成されており、ハウジング本体
50の底部には、カス受け溝60のカス排出穴58を通
して落とされてくるカスを受けるカス受けボックス57
が配置されている。ハウジング本体50のホットプレー
ト53に対して後面側には、排気口59が設けられてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前述したような従来の
グリドルにおいて、肉、魚、野菜等の食品の焼物調理を
行う場合において、一般には、ホットプレート53の上
に残された調理後のカス、油等は、その調理に用いてい
たターナー70を用いて、ホットプレート53上からカ
ス受け溝60にかき落とされ、さらに、同じターナー7
0を用いてカス受け溝60の底面61に設けられたカス
排出穴58の方へかき寄せられて、そのカス排出穴58
を通して、カス受けボックス57内へと落とされ、そこ
に一時的に蓄えられる。
【0005】ところが、従来のグリドルにおけるカス受
け溝は、図6によく示されており、前述したように、垂
直溝の形状であるので、ターナー70の幅がそのカス受
け溝60の幅より狭くなければ、ターナー70は、その
カス受け溝60の底面61まで直角に挿入できない。し
たがって、調理作業者は、今まで調理作業のために用い
ていたターナーが、そのカス受け溝の幅より相当に広い
幅を有するものであった場合には、その同じターナーで
はカス取り作業をうまく行うことができず、幅の狭いタ
ーナーを持ち替えてカス取り作業を行わねばならないと
いった不便があった。また、そのような幅の狭いターナ
ーがない場合には、カス取り作業をうまく行えないとい
った問題もあった。
【0006】本考案の目的は、このような従来の問題点
を解消しうるようなグリドルの構造を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、ハウジ
ング本体内に加熱源を備え、該加熱源によって加熱され
焼物調理を行えるホットプレートを前記ハウジングの上
部に備え、且つ前記ホットプレートの一側縁にそってカ
ス受け溝を備えた型のグリドルの構造において、前記カ
ス受け溝は、前記ホットプレートに対して前記ハウジン
グ本体の前面側に設けられていて、前記ホットプレート
の上面から下方に斜めに延びる傾斜面と、該傾斜面の下
端から上方にのびる壁面とで定められており、前記傾斜
面には、カス排出穴が形成されており、前記ホットプレ
ートに対して前記ハウジング本体の後面側には、排気口
が設けられており、該排気口を形成する前記ハウジング
本体の側壁のうち少なくとも前記ホットプレート側の側
壁の上部は、前記ホットプレートの上方に延びるような
傾斜面を与えるようにされていることを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、添付図面の図1から図5に基づいて、
本考案の実施例について本考案をより詳細に説明する。
【0009】図1は、本考案の一実施例としてのグリド
ルを示す概略斜視図であり、図2は、図1のグリドルの
概略縦断面図である。これら図1および2に示されるよ
うに、この実施例のグリドルは、ハウジング本体10内
に加熱源としてのガスバーナ12を備えており、ハウジ
ング本体10の上部には、ガスバーナ12によって加熱
される鉄板等のホットプレート13が配置されており、
このホットプレート13の上にて、肉、魚、野菜等の食
品の焼物調理を行えるものである。ハウジング本体10
は、底部の四隅にアジャスト脚部11が設けられてお
り、その側面パネルには、ガスバーナ12のためのガス
接続口14が設けられており、その前面パネルには、ガ
スバーナ12のためのガスコントロールユニット15
と、点火確認窓16とが設けられている。さらに、ハウ
ジング本体10の底部近くには、前面パネルから抜き差
し自在とされたカス受けボックス17が配置されてい
る。
【0010】この実施例のグリドルにおいては、本考案
によって、ハウジング本体10のホットプレート13に
対して前面側に、そのホットプレート13の前面側縁に
そってカス受け溝20が設けられている。このカス受け
溝20は、ホットプレート13の上面から下方に斜めに
延びる傾斜面21と、この傾斜面21の下端から上方に
延びる壁面22とで定められており、その傾斜面21に
は、カス排出穴18が形成されている。この実施例で
は、壁面22は、傾斜面21に対してほぼ直角に延びて
いる。カス排出穴18は、図2によく示されるように、
ハウジング本体10の底部近くに配置されたカス受けボ
ックス17の上に開口するように配置されている。
【0011】さらにまた、この実施例のグリドルにおい
ては、ホットプレート13に対してハウジング本体10
の後面側に、排気口19が設けられている。そして、こ
の排気口19を形成するハウジング本体10の前後側壁
の上部23および24は、ホットプレート13の方へ傾
斜されている。特に、前側壁の上部23は、ホットプレ
ート13の上方に延びるような傾斜面を与えるようにさ
れている。
【0012】次に、このような実施例のグリドルの使用
例について説明すると、肉、魚、野菜等の焼物調理を行
おうとする調理作業者は、先ず、ガスバーナ12を点火
してホットプレート13が適当な温度に加熱されるのを
待つ。その後、ホットプレート13の上面に調理に適し
たオイル等をひき、肉、魚、野菜等の調理すべき食材を
ホットプレート13の上に載せて、適当なターナー30
を用いて調理を行う。調理中におけるガスバーナ12の
燃焼排気ガスは、図2に矢印を付して示すように、ハウ
ジング本体1の後面側に設けられた排気口19を通して
排出される。
【0013】調理作業者は、このような調理中または調
理後にホットプレート13の上面に残される食材カスや
オイルカスを、ターナー30を用いて、ホットプレート
13の前側縁にそって設けられたカス受け溝20へと掻
き集めるようにする。そして、調理作業者は、カス受け
溝20に掻き集めたカスを、さらに、図2に示すように
ターナー30の先端をカス受け溝20の傾斜面21にそ
って滑らせるようにして、カス排出穴18の方へ集める
ようにして、そのカス排出穴18を通してカスをカス受
けボックス17内へと落とすようにする。カス受けボッ
クス17へ溜められたカスは、ハウジング本体10から
そのカス受けボックス17を引き出すことにより、廃棄
することができる。
【0014】次に、排気口19の前側壁の傾斜面とされ
た上部23に利用の仕方について説明する。調理作業者
は、図3に示すように、ターナー30にて調理中または
調理済のハンバーグ等の食材40をホットプレート13
からすくい上げる。このとき、ターナー30の上の食材
40は互いに隙間があいて不揃いであったり、ターナー
30の先端から飛び出て落ちそうになっていたりする。
そこで、調理作業者は、図4に示すように、ホットプレ
ート13の後部側の排気口19の前壁の方へターナー3
0を持っていき、傾斜面となっている上部23の壁に当
ててターナー30上の食材40を揃えると同時に、慣性
で食材40が落下しないように、その上部23の斜めの
壁にそって、矢印にて示すように持ち上げることができ
る。また、この上部23の傾斜面に対して、図5に示す
ように、ターナー30を押し当てて矢印方向に持ち上げ
るようにすることにより、ターナー30にこびりついた
ようなカス41を落とすことができる。
【0015】
【考案の効果】本考案のグリドルの構造によれば、図2
にからよくわかるように、カス受け溝20の形状が、ホ
ットプレート13の上面から下方に斜めに延びる傾斜面
21と、この傾斜面21の下端から上方に延びる壁面2
2とで定められたものとされているので、カス取り作業
に使用できるターナー30の幅に制限がなく、したがっ
て、調理作業者は、調理に用いているターナーにて常に
カス取り作業を行える。実際に、使用するターナーの幅
は、調理の種類によって調理者が作業効率を考慮しなが
ら決定することが多いので、カス取り作業に使用できる
ターナーの幅の制限がないということは、調理作業効率
を上げるの効果的なことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのグリドルを示す概略
斜視図である。
【図2】図1のグリドルの概略縦断面図である。
【図3】ターナーにて食材をすくい上げた状態を示す図
である。
【図4】図3に示した状態からグリドルの排気口前壁の
上部に押し当てた状態を示す図である。
【図5】ターナーに付着したカスを落とす仕方を説明す
るための図である。
【図6】従来のグリドルの構造例を示す概略縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ハウジング本体 11 アジャスト脚部 12 ガスバーナ 13 ホットプレート 14 ガス接続口 15 ガスコントロールユニット 16 点火確認窓 17 カス受けボックス 18 カス排出穴 19 排気口 20 カス受け溝 21 傾斜面 22 壁面 23 排気口前壁の上部 30 ターナー 40 食材 41 カス

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング本体内に加熱源を備え、該加
    熱源によって加熱され焼物調理を行えるホットプレート
    を前記ハウジングの上部に備え、且つ前記ホットプレー
    トの一側縁にそってカス受け溝を備えた型のグリドルの
    構造において、前記カス受け溝は、前記ホットプレート
    に対して前記ハウジング本体の前面側に設けられてい
    て、前記ホットプレートの上面から下方に斜めに延びる
    傾斜面と、該傾斜面の下端から上方にのびる壁面とで定
    められており、前記傾斜面には、カス排出穴が形成され
    ており、前記ホットプレートに対して前記ハウジング本
    体の後面側には、排気口が設けられており、該排気口を
    形成する前記ハウジング本体の側壁のうち少なくとも前
    記ホットプレート側の側壁の上部は、前記ホットプレー
    トの上方に延びるような傾斜面を与えるようにされてい
    ることを特徴とするグリドルの構造。
  2. 【請求項2】 前記壁面は、前記カス受け溝の前記傾斜
    面に対してほぼ直角に延びている請求項1記載のグリド
    ルの構造。
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JPS5379174U (ja) * 1976-12-03 1978-07-01
JPS6339341U (ja) * 1986-09-01 1988-03-14
JP3010831U (ja) * 1994-11-02 1995-05-09 承益企業股▲分▼有限公司 二段式便器水槽の水制御構造

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