JP2564339B2 - ボール定数個取り出し方法 - Google Patents

ボール定数個取り出し方法

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JP2564339B2
JP2564339B2 JP62318212A JP31821287A JP2564339B2 JP 2564339 B2 JP2564339 B2 JP 2564339B2 JP 62318212 A JP62318212 A JP 62318212A JP 31821287 A JP31821287 A JP 31821287A JP 2564339 B2 JP2564339 B2 JP 2564339B2
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勝康 大塚
茂樹 油納
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明はピボットベアリング用の極小ボール、その
他各種ベアリング等のボールを定数個取り出すために用
いるボール定数個取り出し方法に関する。
<従来の技術> 従来、たとえばピボットベアリング用の極小ボールを
定数個取り出す場合、手作業で行っていた。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、手作業によりボールを定数個取り出す
方法では、その作業に熟練を要し、また、能率が悪いと
いう問題がある。
そこで、この発明の目的は、自動的に能率良くボール
を定数個取り出す方法を新規に提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本発明のボール定数個取り
出し方法は、ホッパー内にボールを収納し、上端面を外
側に向けて下に傾斜した外周壁により形成された凹部を
上端に有する取り出し部材を、上記ホッパーの底部から
回転させながら上昇させて、上記取り出し部材の凹部内
にボールを定数個収納して取り出すことを特徴としてい
る。
<作用> ホッパーに収納させたボールは底部に集まる。取り出
し部材が、ホッパーの底部から回転しながら上昇する
と、外周壁に囲まれた凹部内にボールが、運動を与えら
れながら定数個収納される。しかも、1回の動作で複数
個のボールを取り出す場合は、凹部内にボールが整列し
た状態で収納される。
ここで、上記凹部の上方でボール同士が互いに支え合
って、凹部内に収納されるのを拒む(いわゆるブリッジ
になる)ことがあるが、取り出し部材が回転しているの
で、そのようなブリッジを崩すことができる。したがっ
て、上記凹部内にボールが円滑に収納される。なお、1
回の動作で取り出すべきボールが単数(1個)であって
もこの事情は同じであり、取り出し部材が回転してブリ
ッジを崩すことによって、上記凹部内に1個のボールが
円滑に収納される。
また、取り出し部材を回転させなから上昇させている
ので、その凹部内の定数個ボールの上に載った余分のボ
ールは遠心力により外部に排出される。そして、外周壁
の上端面に始めから載っていたボール、あるいは遠心力
により内部から送られて来たボールは、その上端面が外
側に向けて下に傾斜しているため、遠心力と相俟って、
外側にスムーズに排出される。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明す
る。
第1図はこの方法を実施する装置を示し、Aはボール
を定数個取り出すボール定数個取り出し部、Cはそのボ
ール定数個取り出し部Aにより取り出されたボールBを
運搬するキャリア部である。
上記ボール定数個取り出し部Aは、ベース1の上にホ
ッパー2を備えている。このホッパー2は、円錐状の凹
部2aの中心に貫通孔2bを有する。また上記ベース1に設
けた穴1aに、円筒形のケース3の外周の上部を嵌合して
固定している。上記ケース3の段付穴3a,3bにベアリン
グ4,5を、その端面が段部3cに当接するように装着し
て、そのベアリング4,5にスリーブ6を回転自在に支持
している。上記スリーブ6は上端に上記ベアリングに当
接するつば部6aを、内側面にキー溝6bを、下端の外周に
ネジ部6cを有する。上記スリーブ6の下端部の外周には
入力歯車7を外嵌して、図示しないキーで回り止めし、
さらに、スリーブ6のネジ部6cにリングナット8を螺着
している。こうして、スリーブ6をケース3に回転自在
に支持すると共に、スリーブ6に入力歯車7を固定して
いる。また、上記入力歯車7は、駆動歯車9と噛合して
いる。この駆動歯車9は、図示しないブラケットにより
ベース1に固定したモータMの出力軸に固定している。
一方、上記ホッパー2の中心貫通孔2bおよびスリーブ
6の穴6dには、取り出し部材11を挿通している。この取
り出し部材11は、第1取り出し軸12,第2取り出し軸13
およびコイルバネ15からなる。上記第1取り出し軸12は
上方の小径部12aと下方の大径部12bを備え、上記小径部
12aをホッパー2の貫通孔2bに摺動可能に嵌合する一
方、上記大径部12bをスリーブ6に内嵌している。上記
第1取り出し軸12の大径部12bの外周に軸方向にスベリ
キー溝12cを設け、このスベリキー溝12cに、スリーブ6
に固定したキー10を嵌合して、第1取り出し軸12をスリ
ーブ6に対して回転不可、かつ、軸方向に摺動自在に連
結している。また第1取り出し軸12の大径部12bの下端
には、つば部12dを設け、このつば部12dを、第1シリン
ダ20のロッド先端に固定された糸巻き状の連結部21の外
周の環状溝21aに嵌合している。こうすることによっ
て、第1取り出し軸12は入力歯車7によって、スリーブ
6,キー10を介して回転させられつつ、第1シリンダ20に
よって上下動させられる。また上記第1取り出し軸12
は、中心に貫通穴を有し、この貫通穴は上部の小径の穴
12eと中央部の大径穴12fと、下部の小径穴12gとからな
っている。上記第1取り出し軸12の上端面は外側が下降
する円錐面12iに形成している。なお、第1取り出し軸1
2の上端部12hは第1取り出し軸12の本体にたとえば螺合
によって結合している。上記第1取り出し軸12内には第
2取り出し軸13を昇降自在に嵌合している。上記第2取
り出し軸13は上記第1取り出し軸12の大径穴12fに摺動
する大径部13aと、その両側の小径部13bおよび13cと、
小径部13bの上端面に設けた上端の円錐になっている突
起14とからなる。上記第1取り出し軸12の小径穴12eと
大径穴12fとの間の段部と、第2取り出し軸13の小径部1
3bと大径部13aの間の段部との間にコイルバネ15を縮装
して、第2取り出し軸13を下方に付勢して、その大径部
13aの下方の段部を、第1取り出し軸12の大径穴12fと下
部の小径穴12gとの間の段部に当接している。この状態
で第2取り出し軸13の上端面13dは、第1取り出し軸12
の上端の円錐面12iよりも少し下降して、上記第1取り
出し軸12の上端部12hと突起14との間に環状の凹部16が
第3図に示すように形成される。上記上端部12bは凹部1
6の外周壁を構成することになる。また第2取り出し軸1
3の下方には、第1,第2取り出し軸12,13と軸心を一致さ
せて第2シリンダ22を配置して、これによって第2取り
出し軸13を昇降させるようにしている。上記第2取り出
し軸13の下端部13cにはリング状のストッパ17を設け
て、第2取り出し軸13の上記位置を規制している。
上記キャリア部Cは、ベース1の上面に設けられた逆
L字状の支持部材50と、この支持部材50上部に水平に固
定したガイド部材51,52と、そのガイド部材51,52の軸方
向に運動自在に設けたキャリア53と、キャリア53にシリ
ンダ54により昇降自在に取り付けた真空吸着装置55とか
らなる。
上記構成の装置を用いて、次のようにボールを定数個
取り出す。まず、ホッパー2内にボールBを多数投入す
る。次に、第1図に示す状態にある第1取り出し軸12
を、モータM、駆動歯車9、入力歯車7およびスリーブ
6によって回転させながら第1シリンダ20を伸長させ
て、連結部21を介して上昇させる。これにより第2取り
出し軸13も第1取り出し軸と一体に回転しながら上昇す
る。そして、上記第1取り出し軸12の上端部12hと、第
2取り出し軸13の上端面13dおよび突起14により形成し
ている環状の取り出し凹部16にボールBを収納する。こ
のとき、上記取り出し凹部16に収納したボールの数が定
数個に至っていない場合には、上記第1,第2取り出し軸
12,13が回転しながら上昇して、ボールBに運動を与え
ているため、この凹部16の上方でボールBが作っている
ブリッジを崩すことができる。そのようにして上記環状
の取り出し凹部16に、さらに不足分を補充してボールB
を定数個環状に配列して収納する。さらに、上記取り出
し凹部16内の定数個ボールの上に載った余分のボールB
を、遠心力により外部に排出する。そして、上記第1取
り出し軸12の先端部12hの上に始めから載っていたボー
ルB、あるいは遠心力により内部から送られて来たボー
ルBを、上記上端部12hの外側が下降している円錐面12i
により、遠心力と相俟って外側にスムーズに押し出し、
過不足なく第2,3図に示すように円周上に整列したボー
ルBを上記取り出し凹部16内に収納する。次に所定の位
置まで回転しながら上昇して、回転及び上昇運動を停止
する。次に、キャリア53およびシリンダ54を動作させて
真空吸着装置55を上記凹部16の上に位置させる。そし
て、第2シリンダ22を動作させて、上記凹部16から円周
状態に整列して定数個収納されたボールBを押し上げ、
吸着を完了させる。吸着完了後、第2シリンダ22はもと
の位置に戻り、第2取り出し軸13は、バネ15により動作
前の位置、つまり初期状態まで戻る。ここで真空吸着装
置55に、円周状に整列して定数個取り出されたままの位
置で吸着されたボールは、キャリア53がガイド部材51,5
2上を移動することにより、次の組立工程へ送られる。
一方、定数個取り出したボールを真空吸着装置55に渡し
た第1,第2取り出し軸12,13は、再びモータMと第1シ
リンダ20により、同一方向に回転しながら第1図に示し
た初期位置まで下降する。初期位置まで下降した上記第
1,第2取り出し軸12,13は、再び回転しながら上昇を開
始し、次のボール定数個取り出し動作を開始する。これ
を繰り返すことにより本発明の方法は、ボール定数個取
り出しを、自動的に能率良く行うことができる。
上記実施例では、取り出し部材11を、第1取り出し軸
12と第2取り出し軸13とコイルバネ15により構成して、
取り出し凹部16の底部が周壁12hと独立して昇降できる
ようにしたが、底部が凹部の周壁に固定された構造にし
てもよい。また、上記実施例では凹部16は環状にした
が、単なる円孔であってもよい。1回の動作で取り出す
ボールの個数は1個であっても良い。
<発明の効果> 以上により明らかなように、この発明のボール定数個
取り出し方法は、ホッパー内に無作為に収納したボール
中を、上記ホッパーの底部から、上端面を外側に向けて
下に傾斜した外周壁により形成された取り出しのための
凹部を上端に有する取り出し部材を、回転させながら上
昇させて、上記凹部内にボールを定数個収納して取り出
すようにしているので、従来の手作業に比べ、飛躍的に
能率を高めることができ、取り出し作業のコストを大幅
に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のボール定数個取り出し方
法に用いる装置を示す図、第2図は取り出し凹部にボー
ルが収納された状態を示す平面図、第3図は取り出し部
材が取り出し凹部にボールを収納する動きを示す図であ
る。 A……ボール定数個取り出し部、B……ボール、 12……第1取り出し軸、12i……上端の円錐面、13……
第2取り出し軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパー内にボールを収納し、上端面を外
    側に向けて下に傾斜した外周壁により形成された凹部を
    上端に有する取り出し部材を、上記ホッパーの底部から
    回転させながら上昇させて、上記取り出し部材の凹部内
    にボールを定数個収納して取り出すボール定数個取り出
    し方法。
JP62318212A 1987-12-14 1987-12-14 ボール定数個取り出し方法 Expired - Lifetime JP2564339B2 (ja)

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