JP2564217B2 - ブロー成形機のパリソンプリシール方法及び装置 - Google Patents

ブロー成形機のパリソンプリシール方法及び装置

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JP2564217B2 JP18168591A JP18168591A JP2564217B2 JP 2564217 B2 JP2564217 B2 JP 2564217B2 JP 18168591 A JP18168591 A JP 18168591A JP 18168591 A JP18168591 A JP 18168591A JP 2564217 B2 JP2564217 B2 JP 2564217B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パリソンより洗剤の容
器、化粧瓶等をブロー成形する、ブロー成形機のパリソ
ンプリシール方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平1-34777 号公報には、パリソンを
押出し、垂下せしめる押出機と、パリソンの一端部をプ
リシールするプリシール装置と、プリシールされたパリ
ソン内に吹込みガスをプリブローするプリブロー装置
と、パリソンを挟持し、該パリソンの両端部を閉じる一
対の金型と、金型内にて閉じられたパリソン内に吹込み
ガスを、該パリソンが金型のキャビティに一致するまで
注入するブロー装置とを有して構成されるブロー成形機
が開示されている。
【0003】ここで、パリソンをプリシールしてプリブ
ローすることにより予め一定の膨らみを付与する理由
は、金型によってパリソンを挟持し、ブロー装置のブロ
ーニードルをパリソン内に刺通するに際し、該ブローニ
ードルが環状パリソンの1枚のパリソン皮のみを刺通
し、2枚のパリソン皮を刺通してしまうことのないよう
に、2枚のパリソン皮間に十分な空隙を形成しておくこ
とにある。2枚のパリソン皮を刺通したブローニードル
は、吹込みガスをパリソンの2枚のパリソン皮間に注入
せしめることができない。
【0004】然るに、従来技術では、プリシール装置を
一対の金型の上端部に設け、パリソンの上記一端部を、
一対の金型の上部にてプリシールすることとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記〜の問題点がある。
【0006】パリソンのプリシールを、金型の上部、
即ち押出機の直下にて行なっている。従って、パリソン
は、押出機出口であるダイスとコアの直下でプリシール
装置にて強い曲げ作用を受け、結果としてパリソンの内
外面にこの強い曲げに起因するリングマーク疵を生ず
る。このため、パリソン下端部にて切除すべき下バリが
大きくなり、歩留り低下する。
【0007】パリソンをプリシールした段階では、パ
リソンは成形品の下端部に相当する短い長さを押出され
ているのみである。このため、プリシールと同時にプリ
ブローすると、成形品の下端相当部のみが膨らみ、パリ
ソン全体に均等となるプリブローによる膨らみを付与で
きない。このため、従来技術では、プリシール経過後、
パリソンの下端部が金型の下部近傍に達するタイミング
を待ってプリブロー開始する等、プリブローの制御が複
雑となる。
【0008】パリソンを金型の上部でプリシールした
後、パリソン内に空気を吹込みながらパリソンを押出機
で押出さないと、パリソン内部が負圧状態になり、成形
不良等を生ずる。即ち、積極的にプリブローを行なわな
い場合においても、パリソン内部の負圧状態防止のため
プリブロー装置(大気解放路でも良い)が必要となる。
【0009】本発明は、パリソンにリングマーク疵の如
くを生ずることなくプリシールでき、パリソン内に空気
を閉じ込めた状態でブロー成形することにより、良好な
成形品が得られ、プリブローを行なう場合には、プリブ
ローの制御を簡素化可能とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、押出機から押出されたパリソンを垂下せしめ、該パ
リソンの一端部を挟圧してプリシールし、次いで該パリ
ソンを一対の金型により挟持することにて該パリソンの
両端部を閉じ、閉じられたパリソン内に吹込みガスを、
該パリソンが金型のキャビティに一致するまで注入する
方法において、パリソンの上記一端部を、一対の金型の
下部にてプリシールするようにしたものである。
【0011】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明方法において更に、前記パリソンの一端部を
挟圧してプリシールし、該パリソン内に吹込みガスをプ
リブローするようにしたものである。
【0012】請求項3に記載の本発明は、パリソンを押
出し、垂下せしめる押出機と、パリソンの一端部をプリ
シールするプリシール装置と、パリソンを挟持し、該パ
リソンの両端部を閉じる一対の金型と、金型内にて閉じ
られたパリソン内に吹込みガスを、該パリソンが金型の
キャビティに一致するまで注入するブロー装置とを有し
て構成される装置において、プリシール装置が、一対の
金型の下端部に設けられ、該金型の閉止中間過程で、パ
リソンの上記一端部を挟圧してプリシールするように構
成されてなるようにしたものである。
【0013】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載の本発明装置において更に、前記プリシールされたパ
リソン内に吹込みガスをプリブローするプリブロー装置
を有するようにしたものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、下記〜の作用効果があ
る。
【0015】パリソンのプリシールを、金型の下部、
従って押出機から最大限離れた位置で行なうことにな
る。従って、パリソンは、プリシールに際し、押出機出
口であるダイスとコアの直下で強い曲げ作用を受ける如
くがなく、リングマーク疵を生ずることがない。このた
め、パリソン下端部にて切除すべき下バリを小さくで
き、歩留り向上できる。
【0016】パリソンをプリシールする段階で、パリ
ソンは成形品の全長に相当する長さを押出されており、
パリソンはプリブローによって全体が均等に膨らむ。こ
のため、プリブローは、パリソンの押出しの全過程で行
なうことができ、プリシール前のプリブローはパリソン
を単に貫通して放出され、プリシール後のプリブローは
パリソンを全体均等に膨らませることとなる。即ち、プ
リブロー開始のタイミングを監視する如くが不要であ
り、プリブローの制御を簡素化できる。
【0017】パリソンは成形品の全長に相当する長さ
を押出された後、プリシールされるため、パリソン内に
空気を閉じ込めた状態でブロー成形することができ、積
極的にプリブローしない場合においてはプリブロー装置
を必要とせず、良好な成形品を得ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
【0019】図1において、1は回転式ブロー成形機で
あり、熱可塑性樹脂からなるチューブ状の溶融パリソン
2を垂直方向下方に押出す押出機10を有している。こ
の押出機10に併設されたベース5上に支軸6(図8参
照)を介して回転自在に支持されたターンテーブル7
に、上記溶融パリソン2を挟持してブロー成形させる一
対の開閉金型8、8´を各台板9を介して6組それぞれ
載置してあり、この6組の各一対の開閉金型8、8´が
図1に示すステーションAからステーションFまでの区
間を間欠回転して順次一回りすることにより、上記溶融
パリソン2を、例えば、洗剤の容器、化粧瓶等になる成
形品2´(図11参照)に連続的にブロー成形すること
ができるようになっている。
【0020】上記押出機10は、図1〜図4に示すよう
に、下ベース11と、この下ベース11上に旋回駆動機
構20により該下ベース11に対して水平方向に旋回自
在に設けられた上ベース12と、この上ベース12上
に、上下駆動機構30により上下方向に往復移動して下
降時に上記一対の開閉金型8、8´内に溶融パリソン2
を供給する押出機本体13とで大略構成されている。
【0021】この押出機本体13は、図1〜図4に示す
ように、その上後部側にペレット状の熱可塑性樹脂(原
料)を投入するホッパ14を有していると共に、このホ
ッパ14の下部に、モータ15等により回転するスクリ
ュ16を内蔵して外側を図示しない加熱器で加熱される
シリンダ18を有している。このシリンダ18内で加熱
溶融された熱可塑性樹脂は該シリンダ18の先端に設け
られた管状押込みダイヘッド19により3本のチューブ
状の溶融パリソン2、2、2として垂直下方の一対の開
閉金型8、8´内に形成された3つの同一形状の各キャ
ビティ内にそれぞれ同時に押し出されて供給されるよう
になっている。尚、押出機本体13から押し出される溶
融パリソン2は3本に限定されず、1本、2本、或いは
4本以上でもよい。
【0022】上記旋回駆動機構20は、図1〜図4に示
すように、上記下ベース11の上面の4隅に固定された
各ガイド21と、上記上ベース12の下面の4隅に固定
されて上記各ガイド21に対してスライド自在に設けら
れた各ガイド22と、内周面に内歯23aを有した旋回
輪軸受(内ベアリング)23を上記下ベース11の上面
に固定し、軸部26aに固定された駆動ギヤ27が上記
内ベアリング23の内歯23aに噛合するモータ26と
で構成されている。
【0023】前記上下駆動機構30は、図2〜図4に示
すように、上ベース12の後部と押出機本体13の後部
との間に設けられた一対のヒンジ31、31と、上ベー
ス12の前部と押出機本体13の前部との間に介在され
た一対のショックアブソーバ32、32と、上ベース1
2の上面の前側に起立した一対のブラケット33、33
間に一端が軸支された一対のリンク34、34と、押出
機本体13の下面の前側に垂下した一対のブラケット3
5、35に一端が軸支されたリンク36と、上ベース1
2の上面に起立したブラケット37に上下方向に揺動自
在に軸支され、ロッド38aの先端のコ字部に上記一対
のリンク34、34の他端及び上記リンク36の他端を
挟持するようにピン枢支した油圧シリンダ38とで大略
構成されている。
【0024】また、前記パリソン切断装置40は、図
5、図7に示すように、上記ダイヘッド19の下方に配
設されて上記一対の開閉金型8、8´内に供給された3
本の溶融パリソン2、2、2の上端2a、2a、2aが
該一対の開閉金型8、8´の上面より少し突出するよう
にそれぞれ一定長に切断するものである。このパリソン
切断装置40は、上記押出機本体13に固定されて上記
シリンダ18の前部の下方に水平に延びるベースプレー
ト41と、このベースプレート41の基部上に支軸43
等を介して左右方向に揺動自在に支持されたエアシリン
ダ(アクチュエータ)42と、軸部44aの中央を上記
ベースプレート41の先端の下面にボルト45で固定さ
れたワンウェイクラッチ46に嵌合させ、上記エアシリ
ンダ42のロッド42aの先端がピン枢支されて該ロッ
ド42aの進退往復動により一方向(時計方向)に回転
する回転板44と、この回転板44の軸部44aの下端
に固定された取付板47と、この取付板47の前部上面
に複数本のボルト49等を介して取付けられた先端が三
角形状のカッター48と、上記ベースプレート41上に
エアシリンダ42及び回転板44に併設され、上記カッ
ター48の切断開始位置(回転始点位置)を決めるカッ
ター位置決め機構50とで構成されている。そして、上
記カッター48は、往復動せず、一方向に回転すること
によって、各溶融パリソン2、2、2の上端2a、2
a、2aを切断するようになしてあるので、各溶融パリ
ソン2、2、2をそれぞれ常に一定の状態、例えば一定
長に切断することができる。尚、この各溶融パリソン2
の上端2aはブロー成形後に成形品2´の上部に上バリ
2a´(口部のバリ)として残るようになっている。
【0025】上記カッター位置決め機構50は、図5、
図6に示すように、ベースプレート41にエアシリンダ
42と略平行に並ぶように固定された小型のエアシリン
ダ51と、上記ベースプレート41上に支軸53を介し
て該ベースプレート41の凹部41a上に揺動自在に支
持された一対のリンク52、52と、両端を上記一対の
リンク52、52の中央と上記エアシリンダ51のロッ
ドの先端51aにそれぞれピン枢支した中間リンク54
と、上記一対のリンク52、52の先端間に支軸56を
介して回転自在に支持されると共に、前記回転板44の
外周に形成された円弧状の切欠部44bに当接、離反自
在にして上記カッター48の切断開始位置(回転始点位
置)を決めるローラ55とで構成されている。
【0026】前記ベース5上に支軸6を介して回転自在
に支持されたターンテーブル7の下面周縁は該ベース5
に立設した多数のベアリング60に載置してあると共
に、該ターンテーブル7の外周には、環状の従動ギヤ6
1を固定してある。この従動ギヤ61には、上記ベース
5上に立設された各支軸63を介して回転自在に支持さ
れた一対のアイドルギヤ62、62を噛合してある。ま
た、この一対のアイドルギヤ62、62は上記ベース5
上のACサーボモータ64の減速機65に取付られた駆
動ギヤ66に噛合している。この駆動ギヤ66と上記タ
ーンテーブル7の外周の従動ギヤ61との間に一対のア
イドルギヤ62、62を介在したので、上記各ギヤ間の
バックラッシュを除去することができ、該ターンテーブ
ル7の間欠回転、停止時の位置決めを高精度で行なうこ
とができるようになっている。
【0027】また、図1、図8に示すように、上記ベー
ス5上のターンテーブル7のステーションBの位置から
ステーションEの位置にかけて該ターンテーブル7を跨
ぐように冂状の門枠67を立設してある。また、上記ベ
ース5上のターンテーブル7のステーションFの位置に
は取り出された成形品2´を収納する成形品収納器68
及びシュート69を立設してある。そして、上記門枠6
7のターンテーブル7のステーションBの位置には一対
の開閉金型8、8´の上面の上方に突出した固化前の溶
融パリソン2の上端2aを偏平起立状態に修正させるバ
リ形状修正機構70を配設してある。また、上記成形品
収納器68のターンテーブル7の上方に突出した上フレ
ーム68aと中フレーム68b間には、中空成形後の上
記一対の開閉金型8、8´の開時に、成形品2´の上バ
リ2a´を把持して上昇させた後、該成形品2´の上バ
リ2a´を吸着、胴体2b´を把持しながら取り出す成
形品取出装置80を設けてある。
【0028】上記バリ形状修正機構70は、図8〜図1
0に示すように、上記門枠67のターンテーブル7のス
テーションBの一対の開閉金型8、8´の中間上方に固
定されたブラケット71に先端部を各ナット72により
固定し垂下した4本のガイドボルト73、・・・ と、この
各ガイドボルト73の下端に取付けられた冂字型の取付
プレート74と、この取付プレート74の両側部74
a、74aに架け渡された一対のガイド軸75、75を
貫通、摺動して一対の開閉金型8、8´の上面の上方に
突出した固化前の各溶融パリソン2、2、2の上端2
a、2a、2aをクランプして偏平起立状態に修正させ
る一対のクランパ76、76と、上記取付プレート74
の両側部74a、74aの外側中央に取付けられ、各ロ
ッド77aの先端を上記各クランパ76の中央に固定し
て各クランパ76を当接、離反させる一対のエアシリン
ダ77、77とで構成されている。また、一対のクラン
パ76、76に冷却手段を設けて、溶融パリソン2の上
端2aの固化を促進するようにしても良い。
【0029】また、前記成形品取出装置80は、図11
に示すように、前記成形品収納器68の上フレーム68
aに配設され、ブロー成形後の一対の開閉金型8、8´
の開時に、各成形品2´の上バリ2a´を把持して上昇
させる上バリ把持取出機構81と、上記成形品収納器6
8の中フレーム68bに配設され、上記上バリ把持取出
機構81により上昇して来た各成形品2´の上バリ2a
´を吸着すると共に、その胴体2b´を把持して 180°
回転して上記成形品収納器68内に成形品2´を収納す
る吸着把持搬送機構90とで構成されている。
【0030】上記上バリ把持取出機構81は、図11〜
図14に示すように、上記成形品収納器68の上フレー
ム68a上の先端側に立設したエアシリンダ82と、こ
のエアシリンダ82のロッド82aの先端に固定され、
該ロッド82aの伸縮により上下方向に移動する略冂字
型の取付プレート83と、この取付プレート83の両側
部83a、83bに架け渡された一対のガイド軸84、
84を貫通、摺動して開時の一対の開閉金型8、8´内
より成形品2´の上バリ2a´を把持する一対のチャッ
ク85、86と、上記取付プレート83の一側部83a
の内面中央に取付けられ、ロッド87aの先端を一方の
チャック86の中央に固定したエアシリンダ87と、上
記取付プレート83の一側部83aの外面両側に取付け
られ、各ロッド88aの先端を上記他方のチャック85
の両側にそれぞれ固定して該他方のチャック85の3つ
のチャック片89と上記一方のチャック86を当接、離
反させる一対のエアシリンダ88、88とで構成されて
いる。そして、上記各エアシリンダ87、88のロッド
87a、88aの進動により一方のチャック85の3つ
のチャック片89と他方のチャック86とで成形品2´
の上バリ2a´を上端を把持して、エアシリンダ82の
ロッド82aの退動により成形品2´を開時の一対の開
閉金型8、8より取り出して前記成形品収納器68の上
フレーム68aの下方の所定位置まで上昇させるように
なっている。尚、チャック85、86に冷却手段を設け
ても良い。
【0031】上記吸着把持搬送機構90は、図11、図
15〜図17に示すように、成形品収納器68の中フレ
ーム68b上に立設したモータ92により 180°毎回転
する一対のアーム91、91と、この各アーム91の前
端の両側部にそれぞれ設けられた一対のガイド軸93、
93に沿って前後方向にスライド自在に設けられたスラ
イド枠94と、このスライド枠94にロッド95aの先
端が固定され、該ロッド95aの進退動により上記スラ
イド枠94を前後方向に往復移動させるエアシリンダ9
5と、上記スライド枠94の上部前面に等距離隔てて取
付けられ、成形品2´の上バリ2a´をバキューム吸着
する3個の吸着パッド96と、上記スライド枠94の下
部前面側に等距離隔てて取付けられ、各エアシリンダ9
8により成形品2´の胴体2b´を把持したり、把持を
解除する3組の各一対の把持片97、97とで構成され
ている。尚、図11中符号99は近接スイッチであり、
この各近接スイッチ99により上記一対のアーム91、
91の各前端にそれぞれ設けられた上記各吸着パッド9
6及び各一対の把持片97、97が、開いた一対の開閉
金型8、8´上及び成形品収納器68のシュータ69上
にそれぞれ来るように該一対のアーム91、91の回転
位置をそれぞれ決めるようになっている。
【0032】前記ターンテーブル7上に6枚の台板9を
介して60°おきに配設された6組の前記各一対の開閉金
型8、8´は、図8、図18に示す型締装置100によ
り開閉自在にしてある。この型締装置100は、上記台
板9上の中央に等距離隔てて起立した3個の各支持ブロ
ック102を介して水平方向に平行になるように固定さ
れた一対のガイド軸101、101と、この一対のガイ
ド軸101、101にスライド自在に設けられ、対向す
る面に上記各金型8、8´をそれぞれ固定した一対の可
動板103、103´と、この各可動板103、103
´の背面側に一端が固定され、上記各金型8、8´を当
接、離反させる一対のクランプロッド104、104´
と、上記台板9の一端(外側)に立設したブラケット1
06に上記各ガイド軸101、101の高さより下方に
位置する枢軸107を介して揺動自在に支持され、上端
に上記一方のクランプロッド104´の他端を中間リン
ク108を介してピン枢支すると共に下端部を上記台板
9の上面より開口部9aを経て下方に突出させた揺動レ
バー105と、上記台板9の下方に一対のブロック10
9、109を介してスライド自在に支持され、一端が中
間リンク111を介して上記揺動レバー105の上記ク
ランプロッド104´の他端にピン枢支された中間リン
ク108の他端と枢軸107間の距離と等距離隔てた下
端にピン枢支されたスライドロッド110と、上記台板
9の開口部9bを経て上記スライドロッド110及び上
記他方のクランプロッド104の各他端をそれぞれ連結
すると共に、上記台板9の他端(内側)に起立したブラ
ケット113に沿ってスライドする連結板112と、門
枠67のステーションA、Fに対応する位置に垂下され
た一対の油圧シリンダ(アクチュエータ)114、11
5により上記連結板112を往復移動自在にさせ、この
一方の油圧シリンダ114により該連結板112を往動
させて上記一対の開閉金型8、8´を閉じると共に、他
方の油圧シリンダ115により該連結板112を復動さ
せて該一対の開閉金型8、8´を開いてそれらの状態を
保持するトグル機構120とで構成されている。
【0033】このトグル機構120は、台板9の他端
(内側)に起立したブラケット113に支軸122を介
して上下方向に回動自在に支持され、一端が上記他方の
油圧シリンダ115に押圧されて他端が上方に撥ね上が
る第1のリンク121と、中途部が上記第1のリンク1
21の他端にピン枢支され、他端が上記連結板112に
ピン枢支されていると共に上記ブラケット113の開口
部113aに沿ってスライドされ、上記第1のリンク1
21の他端が上方に撥ね上がったときに連結板112を
復動させると共に、一端に回転自在に支持されたローラ
124が上記一方の油圧シリンダ114に押圧されて該
連結板112を往動させる第2のリンク123とで構成
されている。
【0034】以上実施例の回転式ブロー成形機1によ
り、各一対の開閉金型8、8´をステーションAからス
テーションFへ間欠回転させて溶融パリソン2をブロー
成形する手順を説明する。
【0035】まず、ステーションFで図18に示すよう
に開かれ、成形品取出装置80により各成形品2´を取
り出した一対の開閉金型8、8´がステーションAに回
転してくる。そこで、ACサーボモータ64を停止さ
せ、上記一対の開閉金型8、8´がステーションAで停
留すると、上記一対の開閉金型8、8´は、既に所定の
長さに押し出されている各溶融パリソン2、2、2を挟
持するように型締装置100により閉じられる。即ち、
上記型締装置100の第2のリンク123のローラ12
4が油圧シリンダ114により下方に押圧され、連結板
112が台板9上を外側(ターンテーブル7の半径方向
外側)に向けて移動(往動)する。この連結板112の
往動により、一方のクランプロッド104が一方の金型
8を閉じる方向に押すと共に、他方のクランプロッド1
04´がスライドロッド110、中間リンク111、揺
動レバー105、中間リンク108を介して上記一方の
クランプロッド104と反対方向に移動して他方の金型
8´を閉じる方向に押す。これにより、上記一対の開閉
金型8、8´は3本の溶融パリソン2、2、2を挟持す
るようにして瞬時に閉じられる。この一対の開閉金型
8、8´の型締めと略同時にパリソン切断装置40のエ
アシリンダ42のロッド42aの進退動によりカッター
48が図5の矢印の一方向(時計方向)に高速回転し、
上記3本の溶融パリソン2、2、2を瞬時にそれぞれ切
断する。上記カッター48はワンウェイクラッチ46に
より一方向に回転して各溶融パリソン2、2、2を切断
するので、各溶融パリソン2、2、2をそれぞれ常に一
定の状態、例えば常に同じ一定長に切断することができ
る。これにより、各溶融パリソン2、2、2の切断長さ
の監視やそのデータ処理によるフィドバック制御が容易
にできる。また、カッター48の切断開始位置は、カッ
ター位置決め機構50により図5の実線で示す位置に常
に位置決めされるので、各溶融パリソン2、2、2を常
に同じ一定長に切断する効果が促進される。
【0036】この各溶融パリソン2、2、2の切断と略
同時に、上記押出機10の押出機本体13のダイヘッド
19側は、図2に示すように、上下駆動機構30により
一対のヒンジ31、31を中心として上方に回転して上
昇する。これにより、一対の開閉金型8、8´が次のス
テーションBへ回転する際に、上記一対の開閉金型8、
8´とダイヘッド19より押し出し中の各溶融パリソン
2、2、2とが干渉することがない。一対の開閉金型
8、8´と押し出し中の各溶融パリソン2、2、2、と
が干渉しない位置に回転すると、押出機10の押出機本
体13のダイヘッド19側が、図2に示すように、一対
のヒンジ31、31を中心として上下駆動機構30の油
圧シリンダ38のロッド38aの退動により下方に回転
して下降すると共に、次の一対の開閉金型8、8´がス
テーションAに停留する時に各溶融パリソン2、2、2
が所定の長さに押し出されているように、ダイヘッド1
9より3本の溶融パリソン2、2、2を連続的に押し出
し続ける。
【0037】次に、前記ACサーボモータ64を駆動さ
せて上記一対の開閉金型8、8´が閉じられた状態で、
ステーションBからステーションEまで60°毎に順次間
欠回転、停止を繰り返すことにより、上記一対の開閉金
型8、8´に内蔵された図示しないブローニードルによ
り一対の開閉金型8、8´内に挟持された上記各溶融パ
リソン2の中に圧縮空気が吹き込まれて所定形状に中空
状にブロー成形され、成形後は一対の開閉金型8、8´
内で成形品2´を冷却する。
【0038】この一対の開閉金型8、8´では、圧縮空
気の吸込み装置がブローピンではなく、ブローニードル
であるため、ブローピンでの成形品2´の取り出しがで
きない。よって、上記ステーションBにおいて、上記一
対の開閉金型8、8´の上面より少し突出している固化
前の各溶融パリソン2、2、2の上端2a、2a、2a
をバリ形状修正機構70の一対のクランパ76、76に
よりそれぞれクランプして各溶融パリソン2、2、2の
上端2a、2a、2aを偏平起立状態に修正し、後述す
る成形品取出装置80により上記一対の開閉金型8、8
´内から成形品2´を取り出し易くしている。
【0039】また、上記ステーションAからステーショ
ンFまでの各区間を、大径(例えば2700mm)で高重量
(約10トン)のターンテーブル7は、ACサーボモータ
64、駆動ギヤ66、一対のアイドルギヤ62、62、
従動ギヤ61等から成るターンテーブル駆動装置により
高速(例えば2.5 秒)でそれぞれ間欠回転して(例えば
60°の区間を1.6 秒で回転移動した後0.9 秒停止す
る)、上記一対の開閉金型8、8´を順次間欠回転させ
る。また、上記ターンテーブル7の外周に固定された環
状の従動ギヤ61とACサーボモータ64の回転を伝達
する駆動ギヤ66との間に一対のアイドルギヤ62、6
2を介在したので、各ギヤ間のバックラッシュを除去す
ることができる。これにより、上記ターンテーブル7の
回転、停止時の位置決めをより高精度で行なうことがで
きる。
【0040】上記一対の開閉金型8、8´がステーショ
ンFに来ると、成形品取出装置80の上バリ把持取出機
構81の一対のチャック85、86が既に下降している
ので、上記一対の開閉金型8、8´の上面より突出して
バリ形状修正機構70により偏平起立状態に修正された
成形品2´の上バリ2a´を上記チャック85の各チャ
ック片89とチャック86で把持する。この把持と略同
時に油圧シリンダ115により前記型締装置100を作
動させて上記一対の開閉金型8、8´を開く。そして、
上バリ把持取出機構81のエアシリンダ82のロッド8
2aの退動により上記一対のチャック85、86を吸着
把持搬送機構90まで上昇させる。上記成形品2´が上
バリ把持取出機構81により上昇し終ると、今度は、図
11に示すように、吸着把持搬送機構90の一方のアー
ム91に設けられた各吸着パッド96が上記成形品2´
の上バリ2a´の上記一対のチャック85、86の直下
部を確実にバキューム吸着すると共に、その胴体2b´
を各一対の把持片97、97により該成形品2´が振れ
ることなく確実に保持する。次に、上記アーム91がモ
ータ92により 180°回転して、上記吸着及び把持状態
を解除することにより、出来上がった各成形品2´は成
形品収納器68内にそれぞれ収納される。
【0041】上記型締装置100による一対の開閉金型
8、8´の型開きは、前記型締めと逆方向に連結板11
2を移動(復動)させることにより行なわれる。この型
締装置100の揺動レバー105の枢軸107は、一対
のガイド軸101、101の高さより下方に位置し、且
つ、この枢軸107からクランプロッド104´の他端
の中間リンク108のピン枢支点までの距離と、枢軸1
07からスライドロッド110の中間リンク111のピ
ン枢支点までの距離を等距離にすると共に、一対のガイ
ド軸101の位置と台板9の上面との位置の中間に上記
枢軸107を設けたので、型締装置100の型締力を、
一対のガイド軸101、101と台板9とで均等に分け
ることができ、台板9等に無理な負荷がかかることがな
い。また、上記一対の開閉金型8、8´の開閉状態は、
第1のリンク121、第2のリンク123等から成る簡
単な構造のトグル機構120により確実に保持すること
ができる。
【0042】また、回転式ブロー成形機1によるブロー
成形終了後に、押出機10のスクリュ16を清掃するた
めに抜き出す場合に、図1の2点鎖線に示すように、タ
ーンテーブル7に対して押出機10の押出機本体13が
旋回駆動機構20により所定角度旋回させることができ
る。これにより、型締装置100等に押出機本体13が
干渉することがなく、上記スクリュ16等の清掃を容易
にすることができる。また、押出機本体13を旋回式に
したので、回転式ブロー成形機1の設置スペースは省ス
ペースで済む。
【0043】尚、前記実施例によれば、回転式ブロー成
形機1の押出機10を上下駆動機構30により一対のヒ
ンジ31、31を中心として上下動自在に設けたが、押
出機10はこれに限られず、図19に示す他の実施例の
押出機10´のように、一対のヒンジ31´、31´の
位置を逆V字型のフレーム3を介してダイヘッド19の
高さと略同一高さ(同一水平面上)にしても良い。これ
により、ダイヘッド19の振動やパリソン2の芯ズレ等
を確実に解決することができる。尚、他の構成は前記実
施例と同様であるので、同一符号を付して詳細な説明は
省略する。
【0044】次に、上記ブロー成形機1によるブロー成
形方法について詳述する。
【0045】ブロー成形機1は、パリソン2を押出し、
垂下せしめる押出機10と、パリソン2の一端部をプリ
シールするプリシール装置200と、プリシールされた
パリソン2内に圧縮空気をプリブローするように押出機
10のダイヘッド19に内蔵したプリブロー装置201
と、パリソン2を挟持し、該パリソン2の両端部を閉じ
る一対の金型8、8´と、金型8、8´内にて閉じられ
たパリソン2内に圧縮空気を、該パリソン2が金型8、
8´のキャビティに一致するまで注入するように金型8
に内蔵したブロー装置202とを有して構成される。
【0046】そして、ブロー成形機1にあっては、押出
機10から押出されたパリソン2を垂下せしめ、該パリ
ソン2の一端部をプリシール装置200によって挟圧し
てプリシールし、プリブロー装置201にてパリソン2
内に圧縮空気をプリブローし、次いで該パリソン2を一
対の金型8、8´により挟持することにてパリソン2の
両端部を閉じ、閉じられたパリソン2内に圧縮空気を、
該パリソン2が金型8、8´のキャビティに一致するま
で注入することにて成形品2´をブロー成形し、成形さ
れた成形品2´を金型8、8´内で冷却するのである。
図25において、230は金型8、8´内に設けた冷却
水路である。
【0047】然るに、ブロー成形機1は、図20に示す
如く、一対の金型8、8´の下端部にプリシール装置2
00を設けている。プリシール装置200は、一対のプ
リシール板203、203´を金型8、8´の合面の前
方に突出配置するとともに、このプリシール板203、
203´を背面から弾発支持する圧縮ばね204、20
4´を備える。これにより、プリシール装置200は、
金型8、8´の閉止中間過程で、パリソン2の一端部を
プリシール板203、203´により挟圧してプリシー
ルする。他方、ブロー成形機1は、押出機10のダイヘ
ッド19中央部にプリブロー装置201の圧縮空気吐出
口205を開口し、この圧縮空気吐出口205から常時
圧縮空気を吐出させている。このため、プリシール装置
200によりパリソン2の一端部が上述の如くにプリシ
ールされると、プリブロー装置201が供給する圧縮空
気がパリソン2の全体を膨らませ、2枚のパリソン皮間
に一定の空隙を形成し、この後工程で金型8、8´のキ
ャビティ内にブロー装置202のブローニードル210
が2枚のパリソン皮を刺通し、パリソン2のブロー成形
を不能とすることを防止する。
【0048】即ち、ブロー成形機1にあっては、パリソ
ン2のプリシールを、金型8、8´の下部、従って押出
機10から最大限離れた位置で行なうことになる。従っ
て、パリソン2は、プリシールに際し、押出機10のダ
イヘッド19におけるダイス19Aとコア19Bの直下
で強い曲げ作用を受ける如くがなく、リングマーク疵を
生ずることがない。このため、パリソン2の下端部にて
切除すべき下バリを小さくでき、歩留り向上できる。
【0049】また、ブロー成形機1にあっては、パリソ
ン2をプリシールする段階で、パリソン2は成形品の全
長に相当する長さを押出されており、パリソン2はプリ
ブローによって全体が均等に膨らむ。このため、プリブ
ローは、パリソン2の押出しの全過程で行なうことがで
き、プリシール前のプリブローはパリソン2を単に貫通
して放出され、プリシール後のプリブローはパリソン2
を全体均等に膨らませることとなる。即ち、プリブロー
開始のタイミングを監視する如くが不要であり、プリブ
ローの制御を簡素化できる。
【0050】更に、ブロー成形機1は、図21に示す如
く、金型取付板である可動板103に取付けられる金型
8に、ブロー装置202のブローニードル210及びブ
ローニードル駆動部211を内蔵している。即ち、金型
8の各キャビティに対応する背面部にはガイドブロック
212が一体化され、このガイドブロック212にブロ
−ニードル駆動部211が一体化されている。そして、
ブローニードル駆動部211は、エアシリンダ213及
びピストンロッド214を有して構成され、ピストンロ
ッド214にブローニードル210の基端部を連結して
いる。ブローニードル駆動部211は、エアシリンダ2
13のニードル突出し口213Aとニ−ドル戻し口21
3Bとに対する圧縮空気の供給を選択的に切換えること
により、ブローニードル210をキャビティ侵入位置
(図21(B)参照)とキャビティ退出位置(図21
(A)、(C)参照)のいずれかに切換え設定する。ブ
ローニードル210がキャビティ侵入位置に設定される
とき、ガイドブロック212に設けた空気導入口215
がブローニードル210の中心部に穿設した空気通路2
16に連通する。ブローニードル210がキャビティ退
出位置に設定されるとき、ガイドブロック212に設け
た空気放出口217が金型8に設けたニードルガイド孔
218を介してキャビティ内空間に連通する。
【0051】従って、ブロー成形機1にあっては、(1)
一対の金型8、8´が開いて、パリソン2が金型8、8
´の合面間に挿入されるとき、ブローニードル駆動部2
11はブローニードル210をキャビティ退出位置に設
定し、(2) 一対の金型8、8´が閉じたとき、ブローニ
ードル駆動部211はブローニードル210をキャビテ
ィ侵入位置に設定し、前述の如くにプリブローされてい
るパリソン2の1枚のパリソン皮をブローニードル21
0の先端にて刺通し、空気導入口215から供給される
圧縮空気をパリソン2内に注入する。このブローニード
ル210による圧縮空気の注入は、パリソン2が金型
8、8´のキャビティに一致して成形され、更に冷却さ
れるまで続けられる。そして、(3) 一対の金型8、8´
が開く直前で、ブローニードル駆動部211はブローニ
ードル210をキャビティ退出位置に設定し、成形品2
´内の高圧空気をパリソン2のニードル刺通孔から金型
8のニードルガイド孔218を介して空気放出口217
から大気放出し、型開き時に成形品2´内の高圧空気が
該成形品2´を変形させるのを防止する。
【0052】また、ブロー成形機1は、図21に示す如
く、金型8、8´に、エジェクタ装置220のエジェク
タピン221及びエジェクタピン駆動部222を内蔵し
ている。即ち、金型8、8´の上下両端部にはエジェク
タピン駆動部222のエアシリンダ223が内蔵され、
このエアシリンダ223のピストンロッドはエジェクタ
ピン221を構成している。エジェクタピン駆動部22
2は、エアシリンダ223のピン突出し口223Aとピ
ン戻し口223Bとに対する圧縮空気の供給を選択的に
切換えることにより、エジェクタピン221を、金型
8、8´の上下閉止面内に没入せしめる待機位置(図2
1(A)、(B)参照)と金型8、8´の上下閉止面か
ら突出せしめる作業位置(図21(C)参照)のいずれ
かに切換え設定する。224は金型8、8´に設けたピ
ンガイド孔である。
【0053】これにより、ブロー成形機1にあっては、
一対の金型8、8´が開いた成形品2´の取出し時に、
図21(C)に示す如く、エジェクタピン駆動部225
がエジェクタピン221を金型8、8´の上下閉止面か
ら突出し、金型8、8´の上端側に設けた一対のエジェ
クタピン221により成形品2´の上バリを挟持し、且
つ、金型8、8´の下端側に設けた一対のエジェクタピ
ン221により成形品2´の下バリを挟持する如くによ
り、成形品2´を金型8、8´から取出し可能とする。
【0054】即ち、ブロー成形機1にあっては、ブロー
装置202のブローニードル210及びブローニードル
駆動部211や、エジェクタ装置220のエジェクタピ
ン221及びエジェクタピン駆動部222が金型8、8
´に内蔵されているから、金型8、8´を金型取付板で
ある可動板103、103´に着脱するに際し、それら
ブローニードル210やエジェクタピン221を金型
8、8´内のニードルガイド孔218やピンガイド孔2
24に挿通したり、それらブローニードル210、エジ
ェクタピン221とそれらの駆動部211、222とを
着脱する等のセット作業が不要であり、金型8、8´の
交換作業性を良好にできる。
【0055】また、ブローニードル210やエジェクタ
ピン221が、金型8、8´内のニードルガイド孔21
8、ピンガイド孔224に予め挿通されており、且つ金
型8、8´内でそれらの駆動部211、222と予め一
体化されている。従って、それらブローニードル21
0、エジェクタピン221とニードルガイド孔218、
ピンガイド孔224との組付位置誤差や、それらブロー
ニードル210、エジェクタピン221とそれらの駆動
部211、222との着脱部における機械的ながた、組
付位置誤差を伴う可能性がなく、それらブローニードル
210、エジェクタピン221のスムースな作動性を確
保できる。
【0056】次に、ブロー成形機1において、金型取付
板である可動板103、103´に設けた冷却水供給管
路231と金型8、8´に設けた冷却水供給管路232
の対、可動板103、103´に設けた冷却水排出管路
233と金型8、8´に設けた冷却水排出管路234の
対、可動板103に設けたブローシリンダ用空気供給管
路235と金型8に設けたブローシリンダ用空気供給管
路236の対、可動板103に設けたブローシリンダ用
空気排出管路237と金型8に設けたブローシリンダ用
空気排出管路238の対、可動板103に設けたブロー
用吹出し空気供給管路239と金型8に設けたブロー用
吹出し空気供給管路240の対、可動板103、103
´に設けたエジェクタシリンダ用空気供給管路241と
金型8、8´に設けたエジェクタシリンダ用空気供給管
路242の対、可動板103、103´に設けたエジェ
クタシリンダ用空気排出管路243と金型8、8´に設
けたエジェクタシリンダ用空気排出管路244の対のそ
れぞれの管路対を、可動板103、103´に対する金
型8、8´の取付状態下で互いに接続する構造について
説明する。
【0057】まず、冷却水供給管路231、232、冷
却水排出管路233、234については、図24〜図2
6に示す如く、可動板103、103´側の管路23
1、233の接続端をそれら可動板103、103´に
植設される雄状接続管231A、233Aとし、金型
8、8´側の管路232、234の接続端を孔状の雌状
接続部232A、234Aとし、雄状接続管231A、
233Aを雌状接続部232A、234Aに設けたOリ
ング245を介して密着嵌合可能としている。ここで、
Oリング245は1つでも良く、3つ以上設けても良
い。
【0058】尚、可動板103、103´に対する雄状
接続管231Aの植設構造(雄状接続管233Aも同
一)は、図26(B)に示す如く、雄状接続管231A
の基端部を可動板103、103´に設けた植設孔24
6に遊挿し、且つ該植設孔246に設けたOリング24
7に密着嵌合し、更に雄状接続管231Aに設けた小径
部248を可動板103、103´に設けたゴム板等の
弾性板249の支持孔250に可撓的に固定支持するも
のである。Oリング247は、2つ以上設けても良い。
251は小径部248に挿着されたスナップリング、2
52は不図示のボルトによって可動板103、103´
に固定されて弾性板249を該可動板103、103´
に押さえ保持する押さえ板である。
【0059】また、ブローシリンダ用空気供給管路23
5、236、ブローシリンダ用空気排出管路237、2
38については、図22、図24、図25に示す如く、
可動板103側の管路235、237の接続端をそれら
可動板103に植設される雄状接続管235A、237
Aとし、金型8側の管路236、238の接続端を孔状
の雌状接続部236A、238Aとし、雄状接続管23
5A、237Aを雌状接続部236A、238Aに設け
たOリング(不図示)を介して密着嵌合可能としてい
る。尚、可動板103に対する雄状接続管235A、2
37Aの植設構造は、図26(B)に示した雄状接続管
231Aにおけると同様な可撓状としたものである。
【0060】また、ブロー用吹出し空気供給管路23
9、240については、図22、図24、図25に示す
如く、可動板103側の管路239の接続端をそれら可
動板103に植設される雄状接続管239Aとし、金型
8側の管路240の接続端を孔状の雌状接続部240A
とし、雄状接続管239Aを雌状接続部240Aに設け
たOリング(不図示)を介して密着嵌合可能としてい
る。尚、可動板103に対する雄状接続管239Aの植
設構造は、図26(B)に示した雄状接続管231Aに
おけると同様な可撓状としたものである。
【0061】また、エジェクタシリンダ用空気供給管路
241、242、エジェクタシリンダ用空気排出管路2
43、244については、図24、図25に示す如く、
可動板103、103´側の管路241、243の接続
端をそれら可動板103、103´側に植設される雄状
接続管241A、243Aとし、金型8、8´側の管路
242、244の接続端を孔状の雌状接続部242A、
244Aとし、雄状接続管241A、243Aを雌状接
続部242A、244Aに設けたOリング(不図示)を
介して密着嵌合可能としている。尚、可動板103、1
03´に対する雄状接続管241A、243Aの植設構
造は、図26(B)に示した雄状接続管231Aにおけ
ると同様な可撓状としたものである。
【0062】ここで、可動板103、103´と金型
8、8´が有する各管路対231と232、233と2
34、235と236、237と238、239と24
0、241と242、243と244にあっては、それ
ら雄状接続管231A、233A、235A、237
A、239A、241A、243Aと雌状接続部232
A、234A、236A、238A、240A、242
A、244Aとの接続方向を、それら管路対間で同一方
向に設定している。
【0063】即ち、ブロー成形機1にあっては、金型取
付板である可動板103、103´側の管路231、2
33、235、237、239、241、243と金型
8、8´側の管路232、234、236、238、2
40、242、244とが、金型交換等に際し金型8、
8´を後述する吊り構造にて吊りおろし、該金型8、8
´の両側取付凸部253を可動板8、8´の両側取付凹
部254に差し込む如くに取付ける過程で、それらの雄
状接続管231A等と雌状接続部232A等とを雄雌嵌
合することにてスムースに接続できる。
【0064】また、雄状接続管231A等と雌状接続部
232A等とはOリング245等を介して嵌合され、嵌
合と同時に液密あるいは気密を保持し得る。従って、接
続部間の液密あるいは気密を確保するために、接続部間
に介装されるシール材をボルト等にて挟圧する如くの作
業を伴う必要がない。
【0065】また、複数対の管路231、232等を有
するに際し、各管路対231、232等における雄状接
続管231A等と雌状接続部232A等との接続方向が
それら管路対間で同一方向に設定されるから、金型8、
8´を可動板103、103´に取付ける過程で、金型
8、8´を可動板103、103´に対して上述の雄状
接続管231A等と雌状接続部232A等との接続方向
に沿って接近せしめることのみにより、全ての管路対を
接続完了できる。
【0066】また、雄状接続管231等が、可動板10
3、103´に可撓的に植設されるから、可動板10
3、103´に対する金型8、8´の取付挿入位置がラ
フであっても、雄状接続管231A等は雌状接続部23
2Aにスムースに雄雌嵌合を開始できる。
【0067】尚、ブロー成形機1にあっては、金型8,
8´の両側取付凸部253を可動板103、103´の
両側取付凹部254に差込み取付ける過程で、可動板1
03、103´側の管路231等と金型8、8´側の管
路232等とを上述の如くに雄雌嵌合させて接続せしめ
ると同時に、金型8、8´の下端位置決め凹部255を
可動板103、103´の下端位置決め凸部256に係
合せしめ、且つ金型8、8´の下端面を可動板103、
103´の下端受部257に載置せしめることにて位置
決めされた後、可動板103、103´側の油圧クラン
プ装置258の爪259にて金型8、8´を強固に固定
保持し、両者の取付けを完了する。
【0068】然して、ブロー成形機1にあっては、金型
交換に際し、金型取付板としての可動板103、103
´に対し金型8、8´を着脱するための金型吊り構造と
して、以下の如くを備える。
【0069】即ち、各金型8、8´は、図22、図23
に示す如く、それらの両側部にフック状の吊り係止部2
61、261´を設け、それら両吊り係止部261、2
61´に係止する左右の吊り具262により吊上げ可能
とされている。尚、図22において、263は吊りワイ
ヤ、264はクレーンである。
【0070】ここで、ブロー成形機1にあっては、両吊
り係止部261、261´間の中央位置を、図27
(A)に模式的に示す如く、一対の金型8、8´の各個
別重心G1 、G2 の総合重心G線上に位置するように設
定している。
【0071】また、一対の金型8、8´のうちの一方の
金型8´は、バランスウエイト265を備えている。金
型8´の側のバランスウエイト265は、金型8の側の
ブロー装置202の重量に略バランスするものである。
【0072】また、吊り具262は、両吊り係止部26
1、261´に係止する係止ピン266の両端部から立
ち上がる部分を金型開き規制部267としている。各金
型開き規制部267は、各吊り係止部261、261´
の各側部に係合して一対の金型8、8´の開きを阻止す
るものである。
【0073】即ち、ブロー成形機1にあっては、一対の
金型8、8´のそれぞれに設けた両吊り係止部261、
261´間の中央位置が、それら一対の金型8、8´の
総合重心G線上に位置するように設定されているから、
それら両吊り係止部261、261´を吊り具262に
て係止し、吊り上げるだけで、それら一対の金型8、8
´を水平に吊上げできる。
【0074】また、ブロー成形機1にあっては、一方の
金型8´にバランスウエイト265を設けることによ
り、それら一対の金型8、8´の総合重心G線を両金型
8、8´の合面に略一致させることができ、結果として
各金型8、8´に設ける吊り係止部261、261´を
それらの合面近傍にて互いに近接設置できる。従って、
それら両吊り係止部261、261´に係止する吊り具
262をコンパクト化できる。
【0075】また、ブロー成形機1にあっては、各吊り
係止部261、261´が各金型8、8´の個別重心G
1 、G2 線上に位置していないとき、金型8、8´を吊
り上げると、各金型8、8´に作用する重力は対応する
吊り係止部261、261´回りでのモーメントを生
じ、それら一対の金型8、8´をそれらの下部にて互い
に開こうとする。このとき、上記実施例にあっては、吊
り具262の金型開き規制部267が両吊り係止部26
1、261´の各側部に係合してそれら一対の金型8、
8´の開きを阻止するから、格別な開き阻止具を用いる
ことなく、金型8、8´の開きを阻止できる。図27
(B)は各吊り係止部261、261´が各金型8、8
´の個別重心G1 、G2 の内側に位置し、吊り具262
の外側の金型開き規制部267が対応する吊り係止部2
61、261´の外側の側部に係合してそれら一対の金
型8、8´の開きを阻止する状態である。また、図27
(C)は各吊り係止部261、261´が各金型8、8
´の個別重心G1 、G2 の外側に位置し、吊り具262
の外側の金型開き規制部267Aと内側の金型開き規制
部267Bのそれぞれが対応する吊り係止部261、2
61´の外側の側部と内側の側部のそれぞれに係合して
それら一対の金型8、8´の開きを阻止する状態であ
る。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パリソン
にリングマーク疵の如くを生ずることなくプリシールで
き、パリソン内に空気を閉じ込めた状態でブロー成形す
ることにより、良好な成形品が得られ、プリブローを行
なう場合には、プリブローの制御を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す回転式ブロー成
形機の平面図である。
【図2】図2は同ブロー成形機の押出機の側面図であ
る。
【図3】図3は同押出機の正面図である。
【図4】図4は同押出機の背面図である。
【図5】図5は同ブロー成形機のパリソン切断装置の平
面図である。
【図6】図6は図5中VI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図7は同パリソン切断装置の一部を断面で示す
側面図である。
【図8】図8は同ブロー成形機の型締装置の側面図であ
る。
【図9】図9は同ブロー成形機のバリ形状修正機構の正
面図である。
【図10】図10は同バリ形状修正機構の平面図であ
る。
【図11】図11は同ブロー成形機の成形品取出装置の
側面図である。
【図12】図12は同ブロー成形機の成形品取出装置の
上バリ把持取出機構の側面図である。
【図13】図13は図12中XIII−XIII線に沿う断面図
である。
【図14】図14は同上バリ把持取出機構の正面図であ
る。
【図15】図15は同成形品取出装置の吸着把持搬送機
構の平面図である。
【図16】図16は同吸着把持搬送機構の側面図であ
る。
【図17】図17は同吸着把持搬送機構の正面図であ
る。
【図18】図18は同ブロー成形機の型締装置の拡大側
面図である。
【図19】図19は他の実施例の押出機の側面図であ
る。
【図20】図20は同プリシール装置を備えた金型の側
面である。
【図21】図21は同ブロー装置とエジェクタ装置を内
蔵した金型を示す断面図である。
【図22】図22は同金型取付板に対する金型の取付過
程を示す斜視図である。
【図23】図23は同金型取付板に対する金型の取付完
了状態を示す斜視図である。
【図24】図24は同金型取付板を示す斜視図である。
【図25】図25は同金型を示す模式図である。
【図26】図26は同金型管路接続構造を示す模式図で
ある。
【図27】図27は同金型吊り構造を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 ブロー成形機 2 パリソン 8、8´ 金型 10 押出機 200 プリシール装置 201 プリブロー装置 202 ブロー装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機から押出されたパリソンを垂下せ
    しめ、該パリソンの一端部を挟圧してプリシールし、次
    いで該パリソンを一対の金型により挟持することにて該
    パリソンの両端部を閉じ、閉じられたパリソン内に吹込
    みガスを、該パリソンが金型のキャビティに一致するま
    で注入する方法において、パリソンの上記一端部を、一
    対の金型の下部にてプリシールすることを特徴とするブ
    ロー成形機のパリソンプリシール方法。
  2. 【請求項2】 前記パリソンの一端部を挟圧してプリシ
    ールし、該パリソン内に吹込みガスをプリブローする請
    求項1記載のブロー成形機のパリソンプリシール方法。
  3. 【請求項3】 パリソンを押出し、垂下せしめる押出機
    と、パリソンの一端部をプリシールするプリシール装置
    と、パリソンを挟持し、該パリソンの両端部を閉じる一
    対の金型と、金型内にて閉じられたパリソン内に吹込み
    ガスを、該パリソンが金型のキャビティに一致するまで
    注入するブロー装置とを有して構成される装置におい
    て、プリシール装置が、一対の金型の下端部に設けら
    れ、該金型の閉止中間過程で、パリソンの上記一端部を
    挟圧してプリシールするように構成されてなることを特
    徴とするブロー成形機のパリソンプリシール装置。
  4. 【請求項4】 前記プリシールされたパリソン内に吹込
    みガスをプリブローするプリブロー装置を有する請求項
    3記載のブロー成形機のパリソンプリシール装置。
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