JP2564128B2 - 汚濁水の処置用材 - Google Patents

汚濁水の処置用材

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、汚濁水の処置用材に係り、浄水処理、汚濁
防止等の汚濁水処置に用いられる水中用材に関する。
従来の技術 屍尿、産業廃水等の汚濁水は浄化処理され、ごみ捨て
場の遊水地、土木工事水域等の汚水にはその拡散を防止
するフェンスが用いられている。
前者の浄化処理は流動床と固定床が使用され、流動床
は例えば活性炭を処理槽で活性汚泥とともに循環させな
がら曝気をすることにより、好気性処理を行ってCODの
減少をはかり、後者は水底に構造物を設けて生物を生息
させ、これにより嫌気性処理を行ってBODの減少をはか
ろうとするものである。
しかしながら、上記の流動床では活性炭を水中に隈な
く分散させることは難しく、特に隅に死角ができ、被処
理物を活性汚泥の接触が十分できない欠点がある。ま
た、嫌気性処理は考えられていない。
また、処理槽に設備が必要であり、これを清掃すると
きは、水をぬいて行う必要があり、その間処理作業を休
止する必要があった。
また、汚濁防止フェンスは水域に連続して設けられ、
その設置に手間どるのみならず、台風等で水域が荒れた
ときにはその避難が必要なこともあり、管理に問題があ
った。
発明が解決しようとする問題点 上記したように、従来の浄化処理装置、汚濁防止フェ
ンスには、前者にあっては処理効率、後者にあっては取
扱いに問題点があり、その改善がのぞまれていた。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、鍔部を有す
る内管の両側に外管を嵌合し、該外管に該内管を嵌合し
順次これを繰り返し、その繰り返した該内管に索条体を
挿通してその繰り返した該外管を上記鍔部に対して締め
付け固定することにより縦方向に剛直性を有し、横方向
に可撓性を有する棒状体を形成し、該棒状体に重りと、
浮体と、該棒状体の長さ方向の離間した位置に複数の可
撓性細長体からなる水中物捕捉体を有する汚濁水の処理
用材を提供するものである。
また、本発明は、鍔部を有する内管の両側に外管を嵌
合し、該外管に該内管を嵌合し順次これを繰り返し、そ
の繰り返した該内管に索条体を挿通してその繰り返した
該外管を上記鍔部に対して締め付け固定することにより
縦方向に剛直性を有し、横方向に可撓性を有する棒状体
を形成し、該棒状体に重りと、浮体と、該棒状体の長さ
方向の離間した位置に複数の可撓性細長体からなる水中
物捕捉体を有し、かつ水中捕捉体に空気を吹出し可能に
した汚濁水の処置用材を提供するものである。
作用 棒状体に重り、浮体、水中物捕捉体を設け、独立体と
したので、水域への投入、撤去が容易であり、各投入位
置で縦方向の外力には変形せずに直立状態を維持し、横
方向には可撓性を有するが浮体の作用により自立復帰す
ることができる。しかもその可撓性は索条体による外管
の締め付け度合により調整し、水流の速さに合わせその
変形度合いを調整できる。また、これを汚水処理槽に用
いると水中捕捉体が活性汚泥を捕捉し被処理物との接触
効率を高めるとともに、その堆積層の内部で嫌気性処理
を行える。また、これを海等に使用すると、水中物捕捉
体を配置した各水深位置に嫌気性菌やゴカイ等の生物の
生息を可能にし、汚水の嫌気性処理のみならず、魚介類
に餌づけを行なうことができる。
また、水中物捕捉体に空気を供給すると、これに付着
した活性汚泥の好気性処理の効率を高めるとともに、そ
の空気圧の調整によりその付着物を払い落とし清掃する
ことができる。
実施例 次に本発明の一実施例を説明する。
第1図は汚濁水の処理用材1、1・・を水域に設置し
た例の一部を示すものであって、組立棒状体2に重り
3、水中物捕捉体4、4・・・、ソロバン球状の外形の
浮体5、5・・が設けられている。
上記組立棒状体2は、第2図に示すように内管2aの外
側中間に鍔部2bが設けられ、これら内管2a、2aに外管2c
が嵌合され、これが順次繰り返されて、上記内管2a、2a
・・に索条体2dが挿通されて上記外管2c、2c・・が締め
つけ固定されたものである。この構造は、縦方向に剛直
性を有し、横方向に可撓性を有することができる。な
お、詳しくは、特願昭61-247367号明細書、実願昭61-19
4486号明細書に記載されており、これらに記載されたも
のが使用できる。
また、上記浮体5、5・・は上記組立棒状体2の外管
2cの中間に設けられ、水平状態から傾いたときは浮力が
働き、組立棒状体を直立状態に自立復帰させることがで
きる。
また、水中物捕捉体4は紐状体4a、4a・・を上記外管
2cの一端に放射状に取り付けたものである。この紐状体
は帯状体、髪の毛状、繊維状、針金等でも良い。これは
枝葉状又は樹枝状に設けても良い。
このような構成において、本実施例の汚濁水の処置用
材を使用するには、汚水処理槽、汚濁防止水域に汚濁水
の処理用材1、1・・をその用途に応じた適宜間隔で投
入し、設置する。このようにすると、処理槽では水中物
捕捉体により好気性処理が効率良く行われるとともに、
嫌気性処理も行えるようになる。また、海域等に汚濁拡
散防止フェンスとして使用するときは、水中物捕捉体4
の細長体4a、4a・・がほぼ接するように各汚濁水の処置
用材1、1・・を設置するので、汚濁物がこれら細長体
に捕捉される。この際水の流通抵抗は小さいので、台風
等の水流の荒いときでも避難の必要がない。しかも浮体
5、5・・により組立棒状体は常に直立状態に保持でき
るので、その汚濁物捕捉効果も一定に保つことができ
る。また、魚介類の養殖場で本実施例の汚濁水の処置用
材を使用すると、水底の生物を各水深に生息させること
ができ、浮遊プランクトンを餌にする魚介類とともに養
殖を容易にする。
このようにして各種の用途に使用できるが、水中物捕
捉体に泥等が堆積したり、故障したときはその該当のも
のだけを抜き取って修繕したり、取り替えればよい。
次に第2発明の一実施例を説明する。
第3図に示すように、内管2′a、2′a・・と外管
2′c、2′c・・との間に間隙を設け、下部から空気
を吹き込んでこの空隙から第4図に示すように外管2′
cの下端に設けたノコギリ状の切欠部2′c−1より空
気を吹き出し、水中捕捉体4の紐状体4a、4a・・に拡散
させる。このようにすると、汚水の好気性処理を効率よ
く行えるのみならず、養殖場での生物の生息を容易にす
る。また、空気圧を高めると堆積した泥等を払い落とす
ことができる。なお、2′bは鍔部である。
なお、第2図、第3図の組立棒状体2、2・・に鉛、
砂等を下端に詰めると、下端に重りを設けたことにな
り、特別な重りを必要とせず取扱い易い。なお、重りに
ボンベを用い、空気の供給も行うようにしても良い。
発明の効果 本発明によれば、汚濁水の処置用材を各個別に扱うこ
とができるので、水域に投入、撤去が自在にでき、汚水
処理槽、汚濁拡散防止水域における設備の設置、管理、
移動等を容易に行なうことができる。また、台風等によ
り水域が荒れた場合にも、隣接の汚濁水の処置用材間は
通水できるので、その流通抵抗を小さくでき、特別な避
難を必要としない。しかも、浮体は縦方向に剛直性を有
し横方向の可撓性を索条体による外管の締め付け度合に
より調整できる棒状体を常に直立状態に自立復帰させる
ので、水流の速い、雨水の溢水の排水口、発電用取水、
排水口ではその可撓性の度合を少なくして設置すると所
定の位置からあまりずれることがなく、水深の各位置に
おいて所定の機能を効率よく行うことができる。このよ
うに水域の汚濁水の処置に用いられるが、空気を水中物
捕捉体に供給できるようにすると、好気性処理の効率を
高めるのみならず、生物の生息を促進し、さらにその清
掃も容易に行える。
このようにして汚濁水処理、汚濁水拡散防止用材とし
て優れた性能と取扱の便宜を提供できるのみならず、密
に配置したり、多重に配置することにより濾過用材とし
ての処置用材にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の汚濁水の処置用材の使用状
態の一部を示す説明図、第2図はその一部の拡大断面
図、第3図は本願第2発明の一実施例の汚濁水の処置用
材の第2図に相当する断面図、第4図はその一部の空気
吹出し部分を示す図である。 図中、1は汚濁水の処置用材、2は可撓性棒状体、3は
重り、4は水中物捕捉体、5は浮体である。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍔部を有する内管の両側に外管を嵌合し、
    該外管に該内管を嵌合し順次これを繰り返し、その繰り
    返した該内管に索条体を挿通してその繰り返した該外管
    を上記鍔部に対して締め付け固定することにより縦方向
    に剛直性を有し、横方向に可撓性を有する棒状体を形成
    し、該棒状体に重りと、浮体と、該棒状体の長さ方向の
    離間した位置に複数の可撓性細長体からなる水中物捕捉
    体を有することを特徴とする汚濁水の処置用材。
  2. 【請求項2】水中物捕捉体は放射状に設けた複数の可撓
    性細長体からなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の汚濁水の処置用材。
  3. 【請求項3】水中物捕捉体は枝葉状又は樹枝状に設けた
    複数の可撓性細長体からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の汚濁水の処置用材。
  4. 【請求項4】棒状体の下端に充填物を詰めて重りにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項記載
    の汚濁水の処置用材。
  5. 【請求項5】浮体を棒状体の長さ方向の離間した位置に
    翼状に設けることを特徴とする特許請求の範囲第2項又
    は第3項記載の汚濁水の処置用材。
  6. 【請求項6】鍔部を有する内管の両側に外管を嵌合し、
    該外管に該内管を嵌合し順次これを繰り返し、その繰り
    返した該内管に索条体を挿通してその繰り返した該外管
    を上記鍔部に対して締め付け固定することにより縦方向
    に剛直性を有し、横方向に可撓性を有する棒状体を形成
    し、該棒状体に重りと、浮体と、該棒状体の長さ方向の
    離間した位置に複数の可撓性細長体からなる水中物捕捉
    体を有し、かつ水中捕捉体に空気を吹出し可能にしたこ
    とを特徴とする汚濁水の処置用材。
  7. 【請求項7】水中物捕捉体は放射状に設けた複数の可撓
    性細長体からなり、かつ該水中物捕捉体に該棒状体の中
    空部を介して空気を供給することを特徴とする特許請求
    の範囲第6項記載の汚濁水の処置用材。
  8. 【請求項8】浮体を棒状体の長さ方向の離間した位置に
    翼状に設けることを特徴とする特許請求の範囲第7項記
    載の汚濁水の処理用材。
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