JP2563998B2 - 磁気誘導式の流量測定器に用いられる測定値検出器 - Google Patents

磁気誘導式の流量測定器に用いられる測定値検出器

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JP2563998B2
JP2563998B2 JP63509439A JP50943988A JP2563998B2 JP 2563998 B2 JP2563998 B2 JP 2563998B2 JP 63509439 A JP63509439 A JP 63509439A JP 50943988 A JP50943988 A JP 50943988A JP 2563998 B2 JP2563998 B2 JP 2563998B2
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yoke
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magnetic
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気誘導式の流量測定器に用いられる測定値
検出器であって、電気絶縁性材料から成る肉厚な測定管
が設けられていて、該測定管が少なくとも2つの測定電
極と少なくとも2つの磁極とを有しており、該磁極がそ
れぞれ前記測定管に設けられた盲孔内に位置していて、
ヨークによって接続されており、さらに前記磁極に少な
くとも1つの電磁コイルが配属されている形式のものに
関する。
たとえばDE−OS1573066に基づいて公知であるような
磁気誘導式の流量測定器では、磁極同士を接続するヨー
クが測定管の外周面の外側に位置している。ヨークにか
かる大きな所要スペースは別としても、このような構造
は公称幅の小さい測定器では大きな磁束ロスと測定感度
の低下とを生ぜしめる。このような欠点は、電磁コイル
のコアが強磁性のケーシングに固定されていて、このケ
ーシングによって戻り磁束が行なわれるような構成にお
いても生じる(EP0047342B1;US−A4089118;DE3511033参
照)。
上記欠点を回避するために、本発明の構成では、ヨー
クと電磁コイルとが外周面の内部で、前記測定管に設け
られた切欠きに配置されているようにした。
ヨークと励磁コイルとが測定管内部に配置されている
ことにより、磁気回路の著しく改善された安定性、ひい
ては、より高い測定精度が得られる。さらに、磁気構成
部分のための付加的な所要スペースが不要となり、した
がって測定器を著しく、よりコンパクトに構成すること
ができる。
測定管内部にヨークと電磁コイルとが配置されている
ことは特殊な組込構成および製造方法にとって極めて好
都合である。簡単な構成においては、電磁コイルを支持
するヨークの中央部分が、磁極を収容する盲孔に対して
平行に延びる貫通孔に配置されており、前記中央部分を
磁極に接続するヨークの中間部分が、測定管の外周面に
設けられた溝に配置されている。この構成の改良形で
は、磁極を収容する盲孔に対して平行に延びる複数の貫
通孔が測定管に設けられていてよいので、選択的に単数
または複数のヨークが差し込み可能であるか、もしくは
差し通し可能である。
別の簡単な構成では、電磁コイルを支持するヨークの
中央部分が、前記両盲孔を接続する半円形の溝に配置さ
れているので、ヨークと電磁コイルとを外方から前記溝
に嵌め込むことができる。
電磁コイルは構成上の事情および作動要件に相応して
構成され得る。たとえば両磁極は平行に配置された2つ
のヨークアーチによって接続されていてよい。より強力
な磁束を得るために、ヨークは連続的に複数の孔を通っ
て案内されていて、複数のコイル巻き線を備えていてよ
い。
磁気構成部分を孔もしくは溝に挿入することができる
ためには、ヨークが孔もしくは溝に差込可能な2つまた
は複数の区分から成っていると有利である。
図面には、複数の実施例が示されている。
第1図は測定管の側面図を示しており、 第2図は第1図の対象を磁極とヨークとを有する中心
の横断面図で示しており、 第3図は第1図の対象を平面図で示しており、 第4図は測定管の第2実施例を示しており、 第5図は第4図の対象を磁極とヨークとを有する中心
の横断面図で示しており、 第6図は第3実施例を磁極とヨークとを有する中心の
横断面図で示しており、 第7図は3つの電磁コイルを有するヨークを斜視図で
示している。
磁気誘導式の流量測定器に用いられる第1図〜第3図
に示した測定管1は電気絶縁性材料、たとえばプラスチ
ック、セラミックス等から成っている。この測定管は円
筒状の形状を有していて、軸方向の貫流孔2を備えてい
る。測定管1は特に肉厚である。すなわち、外径が貫流
孔2の直径の数倍である。2つの測定電極3は貫流孔2
に対して直角であって、直径方向で互いに向かい合って
ガス密もしくは液密に測定管1に配置されており、この
場合、電極ヘッドは測定したい液体と接触するために貫
流孔2にまで突入している。
測定管1には、同じく直径方向で互いに向かい合って
かつ測定電極3に対して90°だけずらされて、2つの盲
孔4が設けられており、これらの盲孔は強磁性材料から
成る2つの磁極7を収容するために役立つ。さらに、磁
極7を接続するヨーク8を測定管1の内部で収容するた
めに、貫通孔5が設けられており、この貫通孔は貫流孔
2の側方で盲孔4に対して平行に延びている。貫通孔5
の外端部はそれぞれ隣接して位置する盲孔4と溝6を介
して接続されており、この溝内には、当該磁極7に接続
したヨーク8の中間部分9が位置している。ヨーク8と
前記中間部分9とは同じく強磁性材料から成っている。
両磁極7と、中間部分9と、電磁コイル10を備えたヨー
ク8とから成る磁気構成部分を盲孔4および貫通孔5と
溝6とから成る切欠きに組み込むことができるようにす
るために、前記磁気構成部分は2つまたは複数の区分に
分割されており、これらの区分は前記切欠きに差込み可
能であるが、しかしこの場合、前記切欠きは戻り磁束を
確保するために互いに向かい合って位置していなければ
ならない。組み込まれた状態では全ての磁気構成部分が
測定管1の外周面の内部に位置している。
第4図および第5図に示した実施例では、ヨーク8の
中央部分12を収容するために溝11が設けられており、こ
の溝は外周面に沿って半円形状に延びていて、盲孔4に
接続している。この実施例においても、磁気構成部分の
差し込みを可能にする分割された構造が存在している。
第6図には、直径方向で互いに向かい合って位置する
2つの貫通孔5と溝6とを備えた測定管1を用いる構成
が示されており、この場合、磁極7は平行に配置された
2つのヨークアーチ14によって接続されている。各ヨー
クアーチは電磁コイル15を備えており、これらの電磁コ
イルは平行に同一方向で通電される。この実施例では、
磁束が大きくされる。
磁束をさらに強くするためには、たとえば第7図に示
したように、磁極7を接続するヨークが連続的に複数の
孔を通って案内されていて、複数の電磁コイル23〜25を
備えていてよい。図面には、磁気構成部分と貫流孔2し
か示されていない。この実施例は3つの脚部16〜18を有
しており、これらの脚部のために、測定管に適宜に配置
された貫通孔が設けられている(図示しない)。さら
に、この測定管は中間部分19〜22を収容するために溝を
備えており、これらの溝は磁極7のための盲孔4を貫通
孔と接続するために、外周面に加工成形されている(図
示しない)。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気誘導式の流量測定器に用いられる測定
    値検出器であって、電気絶縁性材料から成る肉厚な測定
    管(1)が設けられていて、該測定管が少なくとも2つ
    の測定電極(3)と少なくとも2つの磁極(7)とを有
    しており、該磁極がそれぞれ前記測定管(1)に設けら
    れた盲孔(4)内に位置していて、ヨーク(8)によっ
    て接続されており、さらに前記磁極に少なくとも1つの
    電磁コイル(10)が配属されている形式のものにおい
    て、ヨーク(8)と電磁コイル(10)とが外周面の内部
    で、前記測定管(1)に設けられた切欠きに配置されて
    いることを特徴とする、磁気誘導式の流量測定器に用い
    られる測定値検出器。
  2. 【請求項2】電磁コイル(10)を支持するヨーク(8)
    の中央部分が、磁極(7)を収容する盲孔(4)に対し
    て平行に延びる貫通孔(5)に配置されており、前記中
    央部分を前記磁極に接続するヨーク(8)の中間部分
    (9)が、測定管(1)の外周面に設けられた溝(6)
    に配置されている、請求項1記載の測定値検出器。
  3. 【請求項3】磁極(7)を収容する盲孔(4)に対して
    平行に延びる複数の貫通孔が測定管(1)に設けられて
    いる、請求項1または2記載の測定値検出器。
  4. 【請求項4】電磁コイル(10)を支持するヨーク(8)
    の中央部分(12)が、両盲孔(4)を接続する半円形の
    溝(11)に配置されている、請求項1記載の測定値検出
    器。
  5. 【請求項5】両磁極(7)が平行に配置された2つのヨ
    ークアーチ(14)によって接続されている、請求項1か
    ら4までのいずれか1項記載の測定値検出器。
  6. 【請求項6】ヨークが連続的に複数の孔を通って案内さ
    れていて、複数のコイル巻き線(23〜25)を備えてい
    る、請求項1から3までのいずれか1項記載の測定値検
    出器。
  7. 【請求項7】ヨーク(8,13)が孔(4,5)もしくは溝
    (6,11)に差込み可能な区分から成っている、請求項1
    から6までのいずれか1項記載の測定値検出器。
JP63509439A 1988-11-19 1988-11-19 磁気誘導式の流量測定器に用いられる測定値検出器 Expired - Lifetime JP2563998B2 (ja)

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JPH03503800A JPH03503800A (ja) 1991-08-22
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