JP2563887B2 - プレキャストコンクリート板の製造方法 - Google Patents
プレキャストコンクリート板の製造方法Info
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- JP2563887B2 JP2563887B2 JP5324313A JP32431393A JP2563887B2 JP 2563887 B2 JP2563887 B2 JP 2563887B2 JP 5324313 A JP5324313 A JP 5324313A JP 32431393 A JP32431393 A JP 32431393A JP 2563887 B2 JP2563887 B2 JP 2563887B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二枚のコンクリート板が
トラス筋で適宜間隙部をもって接合されたプレキャスト
コンクリート板の製造方法に関するものである。
トラス筋で適宜間隙部をもって接合されたプレキャスト
コンクリート板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、二枚のコンクリート板がトラス筋
により適宜間隙部をもって接合されたプレキャストコン
クリート板の製造方法は、図10に示すような方法で製
造されていた。
により適宜間隙部をもって接合されたプレキャストコン
クリート板の製造方法は、図10に示すような方法で製
造されていた。
【0003】これは、まず図10の(1)に示すよう
に、上面からトラス筋1が突出したコンクリート板2を
形成する。次に、同図の(2)に示すように、平滑板3
に組み立てた一方の鉄筋コンクリート板用の型枠4内に
コンクリート5を打設する。
に、上面からトラス筋1が突出したコンクリート板2を
形成する。次に、同図の(2)に示すように、平滑板3
に組み立てた一方の鉄筋コンクリート板用の型枠4内に
コンクリート5を打設する。
【0004】そして前記コンクリート板2をつり上げか
つ反転させて前記型枠4に重ね合わせてトラス筋1の端
部をコンクリート5内に挿入し、このこのトラス筋1の
挿入深さをレベル調整具6を操作しながら確認してい
た。
つ反転させて前記型枠4に重ね合わせてトラス筋1の端
部をコンクリート5内に挿入し、このこのトラス筋1の
挿入深さをレベル調整具6を操作しながら確認してい
た。
【0005】そして、前記コンクリート5が硬化した後
に型枠4を脱型すると二枚のコンクリート板2、7がト
ラス筋1で適宜間隙部をもって接合されたプレキャスト
コンクリート板8が形成される。
に型枠4を脱型すると二枚のコンクリート板2、7がト
ラス筋1で適宜間隙部をもって接合されたプレキャスト
コンクリート板8が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のプレキ
ャストコンクリート板の製造方法は、コンクリート板を
反転させてトラス筋を型枠のコンクリート内に挿入する
ときに、そのトラス筋のコンクリートへの挿入深さ及び
コンクリートとコンクリート板との間隔をレベル調整具
でコンクリート板のレベルを調整しつつ確認していたた
め、その確認に手間が掛かるとともにレベルの調整も困
難であった。本発明は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、コンクリート板のレベル調
整が容易に行えるとともに、トラス筋のコンクリートへ
の挿入深さ及び二枚のコンクリート板の間隔の確認も容
易に行えるようにすることである。
ャストコンクリート板の製造方法は、コンクリート板を
反転させてトラス筋を型枠のコンクリート内に挿入する
ときに、そのトラス筋のコンクリートへの挿入深さ及び
コンクリートとコンクリート板との間隔をレベル調整具
でコンクリート板のレベルを調整しつつ確認していたた
め、その確認に手間が掛かるとともにレベルの調整も困
難であった。本発明は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、コンクリート板のレベル調
整が容易に行えるとともに、トラス筋のコンクリートへ
の挿入深さ及び二枚のコンクリート板の間隔の確認も容
易に行えるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めの本発明のプレキャストコンクリート板の製造方法
は、上面からトラス筋の一部が突出した鉄筋コンクリー
ト板を形成するとともに、平滑面に組み立てた一方の鉄
筋コンクリート板用の型枠内にコンクリートを打設し、
前記鉄筋コンクリート板の上面に短辺方向に沿って上部
挟着板を設置し、該上部挟着板の対向位置の下面には両
端部に間隔保持具を備えた下部挟着板を設置してこれら
上部挟着板と下部挟着板とで鉄筋コンクリート板を挟着
して吊り上げた後、このコンクリート板を反転させて前
記型枠に重ね合わせるとともに、該型枠との間に前記間
隔保持具で所定の間隔を保持しつつトラス筋の端部を前
記コンクリート内に挿入し、該コンクリートが硬化した
後に脱型することを特徴とする構成にすることである。
めの本発明のプレキャストコンクリート板の製造方法
は、上面からトラス筋の一部が突出した鉄筋コンクリー
ト板を形成するとともに、平滑面に組み立てた一方の鉄
筋コンクリート板用の型枠内にコンクリートを打設し、
前記鉄筋コンクリート板の上面に短辺方向に沿って上部
挟着板を設置し、該上部挟着板の対向位置の下面には両
端部に間隔保持具を備えた下部挟着板を設置してこれら
上部挟着板と下部挟着板とで鉄筋コンクリート板を挟着
して吊り上げた後、このコンクリート板を反転させて前
記型枠に重ね合わせるとともに、該型枠との間に前記間
隔保持具で所定の間隔を保持しつつトラス筋の端部を前
記コンクリート内に挿入し、該コンクリートが硬化した
後に脱型することを特徴とする構成にすることである。
【0008】
【作用】上記の構成によるとコンクリート板を反転さ
せ、これを一方の鉄筋コンクリート板用の型枠に重ね合
わせると、下部挟着板に設けた間隔保持具が前記型枠周
囲の平滑板に当接することによりコンクリート板のレベ
ル調整が容易にできる。また、この間隔保持具によりコ
ンクリート板と型枠内のコンクリートとの間隔及びトラ
ス筋の前記コンクリートへの挿入深さを予め設定するこ
とができる。
せ、これを一方の鉄筋コンクリート板用の型枠に重ね合
わせると、下部挟着板に設けた間隔保持具が前記型枠周
囲の平滑板に当接することによりコンクリート板のレベ
ル調整が容易にできる。また、この間隔保持具によりコ
ンクリート板と型枠内のコンクリートとの間隔及びトラ
ス筋の前記コンクリートへの挿入深さを予め設定するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はプレキャストコンクリート板の縦
断面図、図2は同横断面図である。
細に説明する。図1はプレキャストコンクリート板の縦
断面図、図2は同横断面図である。
【0010】このプレキャストコンクリート板10は二
枚のコンクリート板11、12が適宜間隔部をもってト
ラス筋20で接続して形成されている。このトラス筋2
0は二等辺三角形の各頂点に配筋された一本の上端筋2
1と、二本の下端筋22と、これら上端筋21と下端筋
22との間に配筋された波形のラチス筋23とにより三
角柱状に形成されている。
枚のコンクリート板11、12が適宜間隔部をもってト
ラス筋20で接続して形成されている。このトラス筋2
0は二等辺三角形の各頂点に配筋された一本の上端筋2
1と、二本の下端筋22と、これら上端筋21と下端筋
22との間に配筋された波形のラチス筋23とにより三
角柱状に形成されている。
【0011】またこのトラス筋20はコンクリート板1
1、12の長辺方向にそって適宜間隔をもって配筋さ
れ、その上端筋21及び下端筋22がそれぞれ各コンク
リート板11、12の縦筋24及び横筋25に接続され
てコンクリート板11、12内に埋設されている。
1、12の長辺方向にそって適宜間隔をもって配筋さ
れ、その上端筋21及び下端筋22がそれぞれ各コンク
リート板11、12の縦筋24及び横筋25に接続され
てコンクリート板11、12内に埋設されている。
【0012】また、一方のコンクリート板11と他方の
コンクリート板12との間にわたってコ字状の補強筋2
6が配設されてコンクリート板11、12同士の接合を
補強し、該補強筋26によりトラス筋20の端部がコン
クリート板11、12から抜け出るのを防いでいる。
コンクリート板12との間にわたってコ字状の補強筋2
6が配設されてコンクリート板11、12同士の接合を
補強し、該補強筋26によりトラス筋20の端部がコン
クリート板11、12から抜け出るのを防いでいる。
【0013】この補強筋26はトラス筋20と直交する
方向に適宜間隔をもって複数配筋され、その一辺が一方
のコンクリート板11の縦筋24及び横筋25に、また
他辺が他方のコンクリート板12の縦筋24及び横筋2
5にそれぞれ接続されている。
方向に適宜間隔をもって複数配筋され、その一辺が一方
のコンクリート板11の縦筋24及び横筋25に、また
他辺が他方のコンクリート板12の縦筋24及び横筋2
5にそれぞれ接続されている。
【0014】次に上記プレキャストコンクリート板の製
造方法について説明する。まず、図3に示すように、上
面からトラス筋20の一部が突出したコンクリート板1
1を製造する。
造方法について説明する。まず、図3に示すように、上
面からトラス筋20の一部が突出したコンクリート板1
1を製造する。
【0015】上記トラス筋20の上端部には縦筋24及
び横筋25が配筋され、これらの縦筋24及び横筋25
にコンクリート板11から突設したコ字状の補強筋26
が接続されている。そして、このコンクリート板11の
製造後に、図4に示すように、平滑板30上に一方のコ
ンクリート板用の型枠31を組み立て形成し、その型枠
31内にコンクリート32を打設する。
び横筋25が配筋され、これらの縦筋24及び横筋25
にコンクリート板11から突設したコ字状の補強筋26
が接続されている。そして、このコンクリート板11の
製造後に、図4に示すように、平滑板30上に一方のコ
ンクリート板用の型枠31を組み立て形成し、その型枠
31内にコンクリート32を打設する。
【0016】次に、図5に示すように、このコンクリー
ト板11の上面の2箇所に短辺方向に沿って上部挟着板
40を設置した後にクレーンのフック50をトラス筋2
0に引っ掛けてコンクリート板11をつり上げる。そし
て前記上部挟着板40と対向するコンクリート板11の
下面に下部挟着板41を設置し、これらの両端部をボル
ト42で接続することによりこれらの上部挟着板40と
下部挟着板41とでコンクリート板11を挟持する。
ト板11の上面の2箇所に短辺方向に沿って上部挟着板
40を設置した後にクレーンのフック50をトラス筋2
0に引っ掛けてコンクリート板11をつり上げる。そし
て前記上部挟着板40と対向するコンクリート板11の
下面に下部挟着板41を設置し、これらの両端部をボル
ト42で接続することによりこれらの上部挟着板40と
下部挟着板41とでコンクリート板11を挟持する。
【0017】これらの上部挟着板40及び下部挟着板4
1はL型アングルであり、下部挟着板41の両端には間
隔保持具43が着脱自在にボルト止めされ、その両端部
の側面には吊り金具44が取り付けられている。前記間
隔保持具43は上記トラス筋20の上端部よりも上側に
延設され、着脱自在とすることによりその長さを任意に
変えることができる。
1はL型アングルであり、下部挟着板41の両端には間
隔保持具43が着脱自在にボルト止めされ、その両端部
の側面には吊り金具44が取り付けられている。前記間
隔保持具43は上記トラス筋20の上端部よりも上側に
延設され、着脱自在とすることによりその長さを任意に
変えることができる。
【0018】次に、図7に示すように、コンクリート板
11を吊り上げたままで、前記下部挟着板41の一方の
吊り金具44に他のクレーンのフック50を引っ掛ける
とともにトラス筋20のフック50を外してこれを垂直
状に吊り上げる。そして、図8に示すように、下部挟着
板41の他方の吊り金具44に他のクレーンのフック5
0を引っ掛けることによりコンクリート板11を反転さ
せる。この状態で前記間隔保持具43及びトラス筋20
は下側を向いた状態となる。
11を吊り上げたままで、前記下部挟着板41の一方の
吊り金具44に他のクレーンのフック50を引っ掛ける
とともにトラス筋20のフック50を外してこれを垂直
状に吊り上げる。そして、図8に示すように、下部挟着
板41の他方の吊り金具44に他のクレーンのフック5
0を引っ掛けることによりコンクリート板11を反転さ
せる。この状態で前記間隔保持具43及びトラス筋20
は下側を向いた状態となる。
【0019】そして、この状態でコンクリート板14を
前記型枠31に重ね合わせると、前記間隔保持具43が
型枠31周囲の平滑板30に当接されるので型枠31内
のコンクリート32とコンクリート板11との間に適宜
間隙部13を保持した状態でトラス筋20の端部がコン
クリート32内に埋設される。
前記型枠31に重ね合わせると、前記間隔保持具43が
型枠31周囲の平滑板30に当接されるので型枠31内
のコンクリート32とコンクリート板11との間に適宜
間隙部13を保持した状態でトラス筋20の端部がコン
クリート32内に埋設される。
【0020】その他、この間隔保持具43はコンクリー
ト板11のレベルを容易に調整できると共に、前記トラ
ス筋20のコンクリート32内への埋設深さを容易に調
節することができる。すなわち、間隔保持具43の長さ
を一定の長さにすることにより、トラス筋20及び型枠
31内のコンクリート32とコンクリート板11との間
隔を予め設定することが可能となる。
ト板11のレベルを容易に調整できると共に、前記トラ
ス筋20のコンクリート32内への埋設深さを容易に調
節することができる。すなわち、間隔保持具43の長さ
を一定の長さにすることにより、トラス筋20及び型枠
31内のコンクリート32とコンクリート板11との間
隔を予め設定することが可能となる。
【0021】このようにコンクリート板11を型枠31
に重ね合わせた後、前記上部挟着板40及び下部挟着板
41をコンクリート板11から取り外すと共に、図9に
示すように、前記型枠31内のコンクリート32が硬化
した後に脱型すると、二枚のコンクリート板11、12
が適宜間隙部をもってトラス筋20で接続されたプレキ
ャストコンクリート板10が形成される。なお、本実施
例においては、二枚のコンクリート板の間にコ字状の補
強筋26を配筋したが、もちろんこれを配筋しないプレ
キャストコンクリート板10であってもよい。
に重ね合わせた後、前記上部挟着板40及び下部挟着板
41をコンクリート板11から取り外すと共に、図9に
示すように、前記型枠31内のコンクリート32が硬化
した後に脱型すると、二枚のコンクリート板11、12
が適宜間隙部をもってトラス筋20で接続されたプレキ
ャストコンクリート板10が形成される。なお、本実施
例においては、二枚のコンクリート板の間にコ字状の補
強筋26を配筋したが、もちろんこれを配筋しないプレ
キャストコンクリート板10であってもよい。
【0022】
【発明の効果】上面からトラス筋の一部が突出した鉄筋
コンクリート板を形成するとともに、平滑面に組み立て
た一方の鉄筋コンクリート板用の型枠内にコンクリート
を打設し、前記鉄筋コンクリート板の上面に短辺方向に
沿って上部挟着板を設置し、該上部挟着板の対向位置の
下面には両端部に間隔保持具を備えた下部挟着板を設置
してこれら上部挟着板と下部挟着板とで鉄筋コンクリー
ト板を挟着して吊り上げた後、このコンクリート板を反
転させて前記型枠に重ね合わせるとともに、該型枠との
間に前記間隔保持具で所定の間隔を保持しつつトラス筋
の端部を前記コンクリート内に挿入し、該コンクリート
が硬化した後に脱型することにより、コンクリート板と
型枠に打設したコンクリートとの間隔及びトラス筋の前
記コンクリートへの挿入深さを予め設定することがで
き、かつコンクリート板のレベル調整が容易にできる。
コンクリート板を形成するとともに、平滑面に組み立て
た一方の鉄筋コンクリート板用の型枠内にコンクリート
を打設し、前記鉄筋コンクリート板の上面に短辺方向に
沿って上部挟着板を設置し、該上部挟着板の対向位置の
下面には両端部に間隔保持具を備えた下部挟着板を設置
してこれら上部挟着板と下部挟着板とで鉄筋コンクリー
ト板を挟着して吊り上げた後、このコンクリート板を反
転させて前記型枠に重ね合わせるとともに、該型枠との
間に前記間隔保持具で所定の間隔を保持しつつトラス筋
の端部を前記コンクリート内に挿入し、該コンクリート
が硬化した後に脱型することにより、コンクリート板と
型枠に打設したコンクリートとの間隔及びトラス筋の前
記コンクリートへの挿入深さを予め設定することがで
き、かつコンクリート板のレベル調整が容易にできる。
【図1】プレキャストコンクリート板の横断面図であ
る。
る。
【図2】プレキャストコンクリート板の縦断面である。
【図3】上面からトラス筋の一部が突出したコンクリー
ト板の断面図である。
ト板の断面図である。
【図4】コンクリートを打設した他のコンクリート板の
型枠の断面図である。
型枠の断面図である。
【図5】上部挟着板と下部挟着板とで挟着して吊り上げ
たコンクリート板の断面図である。
たコンクリート板の断面図である。
【図6】上部挟着板と下部挟着板とで挟着したコンクリ
ート板の平面図である。
ート板の平面図である。
【図7】垂直状につり上げたコンクリート板の断面図で
ある。
ある。
【図8】型枠に重ね合わせたコンクリート板の断面図で
ある。
ある。
【図9】プレキャストコンクリート板の断面図である。
【図10】(1)は上面からトラス筋の一部が突出した
コンクリート板の断面図、(2)は型枠に重ね合わせた
コンクリート板の断面図である。
コンクリート板の断面図、(2)は型枠に重ね合わせた
コンクリート板の断面図である。
10 プレキャストコンクリート板 11、12 コンクリート板 20 トラス筋 21 上端筋 22 下端筋 23 ラチス筋 24 縦筋 25 横筋 26 補強筋 30 平滑板 31 型枠 32 コンクリート 40 上部挟着板 41 下部挟着板 43 間隔保持具 44 吊り金具
Claims (1)
- 【請求項1】 上面からトラス筋の一部が突出した鉄筋
コンクリート板を形成するとともに、平滑面に組み立て
た一方の鉄筋コンクリート板用の型枠内にコンクリート
を打設し、前記鉄筋コンクリート板の上面に短辺方向に
沿って上部挟着板を設置し、該上部挟着板の対向位置の
下面には両端部に間隔保持具を備えた下部挟着板を設置
してこれら上部挟着板と下部挟着板とで鉄筋コンクリー
ト板を挟着して吊り上げた後、このコンクリート板を反
転させて前記型枠に重ね合わせるとともに、該型枠との
間に前記間隔保持具で所定の間隔を保持しつつトラス筋
の端部を前記コンクリート内に挿入し、該コンクリート
が硬化した後に脱型することを特徴とするプレキャスト
コンクリート板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324313A JP2563887B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プレキャストコンクリート板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324313A JP2563887B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プレキャストコンクリート板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07180239A JPH07180239A (ja) | 1995-07-18 |
JP2563887B2 true JP2563887B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=18164407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5324313A Expired - Fee Related JP2563887B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プレキャストコンクリート板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563887B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4505271B2 (ja) * | 2004-06-16 | 2010-07-21 | 積水化成品工業株式会社 | プレキャスト構造体用複合材、プレキャスト構造体およびプレキャスト構造体の製造方法 |
KR101588115B1 (ko) * | 2014-04-15 | 2016-01-25 | 삼성물산 주식회사 | 트러스 데크를 활용한 프리패브 중공벽 및 그 제작방법 |
CN109339245A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-02-15 | 福建工程学院 | 一种预制剪力墙与叠合板连接构造及施工方法 |
KR102496559B1 (ko) * | 2020-09-21 | 2023-02-07 | 송성민 | 프리캐스트 중공보 및 그 시공방법 |
CN112207976B (zh) * | 2020-10-14 | 2021-12-24 | 鸿志远科技股份有限公司 | 一种预制叠合楼板制作用钢筋桁架成型系统 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5324313A patent/JP2563887B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07180239A (ja) | 1995-07-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |