JP2563635Y2 - パチンコ機の配線処理装置 - Google Patents

パチンコ機の配線処理装置

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JP2563635Y2
JP2563635Y2 JP1991091271U JP9127191U JP2563635Y2 JP 2563635 Y2 JP2563635 Y2 JP 2563635Y2 JP 1991091271 U JP1991091271 U JP 1991091271U JP 9127191 U JP9127191 U JP 9127191U JP 2563635 Y2 JP2563635 Y2 JP 2563635Y2
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pachinko machine
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信彦 瀬木
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株式会社データシステム
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はパチンコ機の配線処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年パチンコ機の新機種開発には目覚ま
しいものがあり、利用客の要望にも応えるためにパチン
コ機の商品サイクルが短くなり、パチンコ機の新機種入
替えの回数が増加する傾向にある。それに伴い、配線工
事の回数も増加する傾向にある。
【0003】従来は、パチンコ機が多数台配置されてい
る島内の配線において、各パチンコ機からはパチンコ機
のデータをホストコンピュータへ送信する信号線が多数
本設けられ、その信号線はホストコンピュータに設けら
れた通信線へ直接接続していた。そして、パチンコ機の
新台入替え時等には、旧型のパチンコ機の信号線とホス
トコンピュータの通信線とを一旦外し、新型のパチンコ
機の信号線に対応する信号線を捜し出して、ホストコン
ピュータの通信線へ一本毎に接続していた。
【0004】又、新型のパチンコ機の各信号線に対応す
るホストコンピュータの通信線を識別する場合には、そ
の通信線のタグに銘記された記号もしくは文字又は通信
線の色等によって識別していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の島内
の配線はパチンコ機の信号線とホストコンピュータの通
信線とをわざわざ一本毎に接続しなければならないた
め、接続に時間がかかるとともに接続ミスの原因となっ
たり、接続後の配線は乱雑になってしまい、次期新台入
替え時において接続作業に支障をきたす問題があった。
【0006】又、新型のパチンコ機の各信号線に対応す
るホストコンピュータの通信線を識別する場合には、そ
の識別に時間をとられ、作業能率が悪くなる問題があっ
た。さらに、新型パチンコ機の情報量の増加に伴う信号
線の増加に対応するために、新型パチンコ機の入替え前
にあらかじめ島内の配線をわざわざ追加しなければなら
ない問題があった。
【0007】本考案の目的は、島内における配線の簡略
化を行うことで、その接続作業の省力化及び接続ミスの
防止を図るパチンコ機の配線処理装置を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、パチンコ機か
延出されたデータ送信用の複数本の信号線と、パチン
コホールの集中管理を行うホストコンピュータから延出
された複数本の通信線とを接続する配線処理装置におい
て、前記各信号線と前記各通信線との間プリント基板
を介在させ、そのプリント基板には互いに対応する信号
線と通信線とを接続するための接続部を複数個設け、各
接続部に対して前記各通信線を接続するとともに前記各
信号線を着脱可能としたことをその要旨とするものであ
る。
【0009】
【作用】このように構成された本考案は、パチンコ機の
新台入替え時等において、古いパチンコ機から延出され
た複数本の信号線をプリント基板の接続部から外した
後、それらの接続部へ新しいパチンコ機台から延出され
た各信号線を接続すると、互いに対応する信号線と通信
線とが接続されて配線処理が完了する。
【0010】
【実施例】以下、本考案を具体化した実施例を図1〜3
に従って説明する。図1に示すように、パチンコホール
内においてパチンコ機1が配置された島2内には、各パ
チンコ機1に対応する配線処理装置本体6が収納されて
いる。各パチンコ機1には各種センサー等の信号発生装
置が設けられ、それらの信号発生装置からは信号線とし
てのリード線3が延出され、配線処理装置本体6に接続
されている。配線処理装置本体6からは通信線としての
フラットケーブル5が接続され、他端は中央処理装置4
(以下、CPUという)へ接続されている。すなわち、
同フラットケーブル5と前記リード線3とは、配線処理
装置本体6を介して接続されている。そして、各CPU
4は通信線としての電話回線7にて互いに接続されてい
る。各CPU4にて処理されたデータは、さらにホスト
コンピュータ(図示せず)に接続され、パチンコホール
内の集中管理を図っている。
【0011】次に、配線処理装置本体6について詳細に
説明する。図2、3に示すように、配線処理装置本体6
は合成樹脂製の底板8と蓋体9とからなり、蓋体9は有
蓋箱状に形成されている。底板8の左右側辺には鉛直方
向に延びる一対の爪部10が突設されている。そして、
蓋体9の内側面には爪部10に対応する凹部(図示せ
ず)が形成され、合成樹脂の弾性力に抗して底板8に対
し装着及び装脱可能となっている。底板8の手前には長
方形状の鉛直方向に延びる側壁11が突設され、その上
部は切欠部11aが形成されている。一方、蓋体9手前
の側壁9aには、下部から切込み形成された凹部9bが
設けられている。凹部9bの両側には段部9cが形成さ
れ、側壁11に対し係合可能となっている。そして、底
板8に蓋体9を装着した状態において、配線処理装置本
体6の手前側壁には挿通孔12が形成され、リード線3
が挿通可能になっている。又、前記挿通孔12の反対側
において、底板8には凹状の側壁43が突設されてい
る。蓋体9には前記底板8の側壁43と嵌合される凹状
の嵌合溝(図示せず)が形成され、蓋体9を底板8に装
着時に側壁43の上端凹部43aと蓋体9の側壁下面間
で形成される孔が、フラットケーブル5の挿通孔とされ
ている。
【0012】底板8の上部には合成樹脂製のてぐす13
が底板8に対して離脱不能に係着されている。前記蓋体
9の上面には円形状の挿通孔14が透設されている。挿
通孔14にはてぐす13の先端が挿通され、てぐす13
の先端には挿通孔14より大の離脱防止部15が一体に
形成されている。これにより、蓋体9が底板8に対し装
脱状態において、蓋体9は底板8から離れないようにな
っている。
【0013】底板8上にはプリント基板16がビス17
によって固定されている。プリント基板16の手前を第
一列目として、第一列目には3個の接続部としてのコネ
クタハウジング18〜20が配列され、第二列目から第
五列目までは各列4個のコネクタハウジング21〜36
が配列されている。そして、前記リード線3の先端に取
着されたコネクタ37は、各コネクタハウジング18〜
36にそれぞれ接続可能となっている。
【0014】第一列目のコネクタハウジング18〜20
周囲前方のプリント基板16上には、左側から順に「ア
ウト」、「サンド」、「スロット」とシルク印刷表示さ
れている。各コネクタハウジング18〜20の色は左側
から順にベージュ色、茶色、白色に着色され、その端子
は左側から順に2本、2本、6本設けられている。
【0015】第二列目のコネクタハウジング21〜24
周囲前方のプリント基板16上には、左側から順に「サ
ラ」、「スタート」、「トクショウIN」、「HIT」
とシルク印刷表示されている。各コネクタハウジング2
1〜24の色は左側から順に紫色、白色、青色、緑色に
着色され、その端子は左側から順に2本、3本、3本、
3本設けられている。
【0016】第三列目のコネクタハウジング25〜28
周囲前方のプリント基板16上には、左側から順に「A
UX5」、「フセイ」、「ガラス」、「ヨビダシIN」
とシルク印刷表示されている。各コネクタハウジング2
5〜28の色は左側から順に白色、白色、白色、黄色に
着色され、その端子は左側から順に3本、3本、3本、
2本設けられている。
【0017】第四列目のコネクタハウジング29〜32
周囲前方のプリント基板16上には、左側から順に「A
UX1」、「AUX2」、「AUX3」、「AUX4」
とシルク印刷表示されている。各コネクタハウジング2
9〜32の色は左側から順に白色、白色、白色、黄色に
着色され、その端子は左側から順に3本、3本、3本、
3本設けられている。
【0018】第五列目のコネクタハウジング33〜36
周囲前方のプリント基板16上には、左側から順に「ハ
ンドル」、「ヨビダシ」、「トクショウ」、「ホキュウ
ソウチ」とシルク印刷表示されている。各コネクタハウ
ジング33〜36の色は左側から順に白色、黒色、赤
色、黄色に着色され、その端子は左側から順に3本、2
本、2本、3本設けられている。
【0019】すなわち、第一列目〜第五列目の全コネク
タハウジング18〜36に各信号内容を示す文字がシル
ク印刷表示されていることにより、各コネクタハウジン
グ18〜36に接続するコネクタが容易に識別可能とな
っている。又、各コネクタハウジング18〜36は目的
に応じ色分けされることにより、同じく各コネクタハウ
ジング18〜36に対応するコネクタが容易に識別可能
となっている。なお、前記「AUX1」〜「AUX5」
は予備の接続部としてのコネクタハウジング25,29
〜32を示し、新型パチンコ機等の入替え時には、コネ
クタ37が増加した場合に対応可能となっている。
【0020】第五列目のコネクタハウジング33〜36
前方には、接続制御部としてのリレー38(この場合、
4個)、IC39(この場合、1個)、コンデンサー4
0(この場合、4個)、抵抗41(この場合、1個)、
そして発光ダイオード42(この場合、1個)の電子回
路が組み込まれている。そして、前記、コネクタハウジ
ング18〜36に入力された信号は接続制御部によりフ
ラットケーブル5を介してCPU4に信号を入力するよ
うになっている。
【0021】次に、このように構成されたパチンコ機の
配線処理装置の作用を説明する。まず、コネクタハウジ
ング18〜36にコネクタ37を接続する場合には、底
板から蓋体9を装脱する。そして、各コネクタハウジン
グ18〜36の色及びシルク印刷によって識別してコネ
クタ37を各コネクタハウジング33〜36に接続す
る。
【0022】又、新型パチンコ機等の入替え時等におい
て、コネクタ37の接続箇所が新たに必要とする場合に
は、「AUX1」〜「AUX5」のコネクタハウジング
25,29〜32のいずれかに接続する。
【0023】各コネクタハウジング18〜36にコネク
タ37を接続完了後は、リード線3を側壁11の切欠部
11aに集束し、蓋体9を再び底板8へ蓋体9を装着す
る。蓋体9を底板8へ装着後は挿通孔14にリード線3
を挿通して、リード線3が分散しないようにする。そし
て、フラットケーブル5の先端をCPU4に接続し、パ
チンコ機1からの信号を配線処理装置本体6を介してC
PU4に送出する。
【0024】このように本実施例の配線処理装置におい
ては、各コネクタハウジング18〜36へリード線3先
端のコネクタ37を接続することにより、島内の配線の
接続が簡単に行うことができるとともに、配線の乱雑化
を防止することができる。
【0025】又、コネクタハウジング18〜36の周囲
前方のプリント基板16上にはシルク印刷されており、
しかも、各コネクタハウジング18〜36には色分けさ
れていることにより、各コネクタハウジング18〜36
に対応するコネクタ37を容易に識別することができ、
接続作業時間の短縮を図ることができる。
【0026】さらに、新型パチンコ機の入替え時等にお
いて、予備の「AUX1」〜「AUX5」のコネクタハ
ウジング25,29〜32が設けられているため、あら
かじめ、あるいは新型パチンコ機の入替え時毎の追加配
線工事をする必要はなくなり、コネクタ37を接続する
だけで対応が可能である。
【0027】又、配線作業中等に蓋体9が底板8に対し
装脱している場合、蓋体9はてぐす13先端の離脱防止
部15により、底板8から離れないようになっているた
め、紛失したりすることはない。
【0028】なお、本考案は上記実施例に限定されるこ
とはなく、例えば、上記実施例ではプリント基板16に
はコネクタハウジング18〜36と接続制御部を組付け
たが、同プリント基板16にはCPU4の回路を組付け
る等して制御機能をもつプリント基板にしてもよい。
【0029】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、
チンコ機外における複数本の信号線・通信線の配線処理
に関し、パチンコ機から延出された各信号線を着脱可能
に接続しうる接続部を設けたプリント基板を介在させる
ことにより、その接続作業の省力化及び接続ミスの防止
を図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の島内におけるパチンコ機の配線処理
装置の配線図である。
【図2】同じく、パチンコ機の配線処理装置本体の正面
図である。
【図3】同じくパチンコ機の配線処理装置本体の斜視図
である。
【符号の説明】
1…パチンコ機、3…信号線としてのリード線、5…通
信線としてのフラットケーブル 、16…プリント基
板、18〜36…接続部としてのコネクタハウジング、
25,29〜32…予備の接続部としてのコネクタハウ
ジング。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機から延出されたデータ送信用
    の複数本の信号線と、パチンコホールの集中管理を行う
    ホストコンピュータから延出された複数本の通信線とを
    接続する配線処理装置において、前記各 信号線と前記各通信線との間プリント基板を介
    させ、そのプリント基板には互いに対応する信号線と
    通信線とを接続するための接続部を複数個設け、各接続
    部に対して前記各通信線を接続するとともに前記各信号
    線を着脱可能としたことを特徴とするパチンコ機の配線
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記各接続部のうち一部の接続部は新た
    な信号線を着脱可能な予備の接続部として構成されてい
    る請求項1に記載のパチンコ機の配線処理装置。
JP1991091271U 1991-11-07 1991-11-07 パチンコ機の配線処理装置 Expired - Lifetime JP2563635Y2 (ja)

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