JP2563617B2 - 屋外型光送信器 - Google Patents
屋外型光送信器Info
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- JP2563617B2 JP2563617B2 JP1301698A JP30169889A JP2563617B2 JP 2563617 B2 JP2563617 B2 JP 2563617B2 JP 1301698 A JP1301698 A JP 1301698A JP 30169889 A JP30169889 A JP 30169889A JP 2563617 B2 JP2563617 B2 JP 2563617B2
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- JP
- Japan
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- optical transmitter
- case
- electronic cooling
- cooling element
- light emitting
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、屋外に配置する光送信器に関するものであ
る。
る。
従来の技術 従来の屋外型光送信器としては、例えば第2図のよう
な屋外型光送信器がある。
な屋外型光送信器がある。
第2図は、この従来の屋外型光送信器の断面図を示す
ものであり、10は発光素子、11は発光素子を冷却する電
子冷却素子、14はその他の電気回路、16はケースであ
る。
ものであり、10は発光素子、11は発光素子を冷却する電
子冷却素子、14はその他の電気回路、16はケースであ
る。
以上のように構成された従来の屋外型光送信器におい
ては、光送信器内部の電気回路の発熱や、日射によって
ケース16内部の温度が上昇する。周囲の温度上昇に伴っ
て発光素子10自体の温度が上昇すると、発光素子10の伝
送特性が劣化したり寿命が短くなったりしてしまうの
で、通常、電子冷却素子11によって発光素子10を一定温
度に保つようにしている。電子冷却素子11は一方が発光
素子10を冷却すると他方の放熱側ではその奪った熱量を
発熱する。従来の屋外型光送信器では、ケース16が電子
冷却素子11の放熱器を兼ねていて、ケース16を通じてこ
の熱を外部に放熱させている。また、電気回路14で生じ
た熱もこのケース16を通じて外部に放熱されている。
ては、光送信器内部の電気回路の発熱や、日射によって
ケース16内部の温度が上昇する。周囲の温度上昇に伴っ
て発光素子10自体の温度が上昇すると、発光素子10の伝
送特性が劣化したり寿命が短くなったりしてしまうの
で、通常、電子冷却素子11によって発光素子10を一定温
度に保つようにしている。電子冷却素子11は一方が発光
素子10を冷却すると他方の放熱側ではその奪った熱量を
発熱する。従来の屋外型光送信器では、ケース16が電子
冷却素子11の放熱器を兼ねていて、ケース16を通じてこ
の熱を外部に放熱させている。また、電気回路14で生じ
た熱もこのケース16を通じて外部に放熱されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、夏期の日射の強
いときや電気回路14の発熱量が多いときには、ケース16
自体の温度が高くなりすぎ、電子冷却素子11の熱を効率
良く外部に放熱することができなくなる。このため電子
冷却素子11が満足に動作しなくなり、発光素子10を充分
に冷却できなくなる、という問題点を有していた。
いときや電気回路14の発熱量が多いときには、ケース16
自体の温度が高くなりすぎ、電子冷却素子11の熱を効率
良く外部に放熱することができなくなる。このため電子
冷却素子11が満足に動作しなくなり、発光素子10を充分
に冷却できなくなる、という問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、ケースの温度が上昇しても
発光素子の温度が高くならない屋外型光送信器を提供す
ることを目的とする。
発光素子の温度が高くならない屋外型光送信器を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は他の電気回路やケースから断熱された電子冷
却素子専用の放熱器として光送信器に接続されるケーブ
ル内の鋼線を使用した屋外型光送信器である。
却素子専用の放熱器として光送信器に接続されるケーブ
ル内の鋼線を使用した屋外型光送信器である。
作用 本発明は前記した構成により、放熱器が電子冷却素子
の発熱を鋼線経由で光送信器外部に放熱する。
の発熱を鋼線経由で光送信器外部に放熱する。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す鋼線が入っているケ
ーブルが信号の入出力に使用される屋外型光送信器の断
面図である。同図において、10は電気信号を光信号に変
換する発光素子、11は発光素子10を冷却する電子冷却素
子、13は発光素子10および電子冷却素子11からなるモジ
ュール、14は光送信器内の電気回路、15は断熱材、16は
光送信器のケースである。通常、ケーブルにはその機械
的強度を上げるために1〜数本の鋼線が信号線と共に束
ねられている。そこで、この綱線19の内の数本を電気回
路14およびケース16からは断熱し、電子冷却素子11の放
熱側とは熱的に接触させたことを特徴とする。
ーブルが信号の入出力に使用される屋外型光送信器の断
面図である。同図において、10は電気信号を光信号に変
換する発光素子、11は発光素子10を冷却する電子冷却素
子、13は発光素子10および電子冷却素子11からなるモジ
ュール、14は光送信器内の電気回路、15は断熱材、16は
光送信器のケースである。通常、ケーブルにはその機械
的強度を上げるために1〜数本の鋼線が信号線と共に束
ねられている。そこで、この綱線19の内の数本を電気回
路14およびケース16からは断熱し、電子冷却素子11の放
熱側とは熱的に接触させたことを特徴とする。
前記のように構成された第1の実施例の屋外型光送信
器について、以下その動作を説明する。
器について、以下その動作を説明する。
モジュール13は電気回路14やケース16から断熱されて
おり、電子冷却素子11の熱はこれもまた電気回路14やケ
ース16から断熱されている鋼線19を通じて前記光送信器
外部に放熱されるので、ケース16温度が上昇しても放熱
効率は衰えず、発光素子10を一定温度に保つことができ
る。
おり、電子冷却素子11の熱はこれもまた電気回路14やケ
ース16から断熱されている鋼線19を通じて前記光送信器
外部に放熱されるので、ケース16温度が上昇しても放熱
効率は衰えず、発光素子10を一定温度に保つことができ
る。
以上のように本実施例によれば、ケーブル18内の鋼線
を放熱器の代わりとして使用するので同一材料で均一に
作られた従来の光送信器のケース16を内部の改造だけで
そのまま使用することが可能で、機械的強度・気密性や
防水性の高いケースを簡単に得ることができる。また、
ケース16の内部で鋼線19とモジュール13のみ周囲から断
熱すればよいので簡単に断熱することができる。なお、
ケーブルと装置の接続に使用されるコネクタは通常気密
・防水性の高いものを使用するので本実施例の効果を何
ら阻害するものではない。
を放熱器の代わりとして使用するので同一材料で均一に
作られた従来の光送信器のケース16を内部の改造だけで
そのまま使用することが可能で、機械的強度・気密性や
防水性の高いケースを簡単に得ることができる。また、
ケース16の内部で鋼線19とモジュール13のみ周囲から断
熱すればよいので簡単に断熱することができる。なお、
ケーブルと装置の接続に使用されるコネクタは通常気密
・防水性の高いものを使用するので本実施例の効果を何
ら阻害するものではない。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、ケースが放熱
器を兼ねるのではなく、ケースとは断熱された専用の放
熱器としてケーブル内の鋼線を用いて熱を放熱するので
ケースの温度に無関係に電子冷却素子の熱は放熱される
ので、電子冷却素子は効率よく発光素子の冷却ができ
る、機械的強度・気密性や防水性の優れた屋外型光送信
器を簡単に得ることができ、その実用的効果は大きい。
器を兼ねるのではなく、ケースとは断熱された専用の放
熱器としてケーブル内の鋼線を用いて熱を放熱するので
ケースの温度に無関係に電子冷却素子の熱は放熱される
ので、電子冷却素子は効率よく発光素子の冷却ができ
る、機械的強度・気密性や防水性の優れた屋外型光送信
器を簡単に得ることができ、その実用的効果は大きい。
第1図は本発明における1実施例の屋外型光送信器の断
面図、第2図は従来の屋外型光送信器の断面図である。 10……発光素子、11……電子冷却素子、13……モジュー
ル、14……電気回路、15……断熱材、16……ケース、18
……ケーブル、19……鋼線。
面図、第2図は従来の屋外型光送信器の断面図である。 10……発光素子、11……電子冷却素子、13……モジュー
ル、14……電気回路、15……断熱材、16……ケース、18
……ケーブル、19……鋼線。
Claims (1)
- 【請求項1】綱線が入っているケーブルが信号の入出力
に使用される屋外型光送信器において、電気信号を光信
号に変換する発光素子と、前記発光素子を冷却する電子
冷却素子と、前記電子冷却素子の発熱を放熱させる放熱
器とを備えたモジュールが、前記光送信器内の電気回路
や前記光送信器のケースから断熱されていると共に、前
記鋼線も電気回路およびケースから断熱され、前記電子
冷却素子の放熱側と前記鋼線を熱的に接触させ、前記電
子冷却素子の発熱を前記鋼線を通じて前記光送信器外部
に放熱させることを特徴とする屋外型光送信器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1301698A JP2563617B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 屋外型光送信器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1301698A JP2563617B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 屋外型光送信器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03162029A JPH03162029A (ja) | 1991-07-12 |
JP2563617B2 true JP2563617B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=17900076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1301698A Expired - Fee Related JP2563617B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 屋外型光送信器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563617B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5513073A (en) * | 1994-04-18 | 1996-04-30 | International Business Machines Corporation | Optical device heat spreader and thermal isolation apparatus |
JP4373822B2 (ja) * | 2004-03-12 | 2009-11-25 | 株式会社小糸製作所 | 光源モジュールおよび車両用灯具 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6224730A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-02 | Toshiba Corp | 光通信装置 |
JPS6374222A (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-04 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体光伝送装置 |
JPH01166578A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | Nec Corp | 温度制御機能付led駆動回路 |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP1301698A patent/JP2563617B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03162029A (ja) | 1991-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |