JP2563453Y2 - 宇宙用太陽電池 - Google Patents

宇宙用太陽電池

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JP2563453Y2
JP2563453Y2 JP1991088302U JP8830291U JP2563453Y2 JP 2563453 Y2 JP2563453 Y2 JP 2563453Y2 JP 1991088302 U JP1991088302 U JP 1991088302U JP 8830291 U JP8830291 U JP 8830291U JP 2563453 Y2 JP2563453 Y2 JP 2563453Y2
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JP
Japan
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solar cell
semiconductor substrate
glass
thickness
space
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JP1991088302U
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JPH0538920U (ja
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邦夫 上村
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Sharp Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/52PV systems with concentrators

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、薄く軽量であることが要
求される宇宙用太陽電池であって保護板を有するものに
関する。宇宙空間で使用される人工衛星等の部品に使用
すると特に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】図4(a)は従来の半導体装置たとえば
太陽電池またはダイオードの個々のユニットの略断面図
である。厚さ50〜200ミクロン、大きさ2cm×2
cm〜10cm×10cmの半導体基板1の表面にPN
接合が形成されており、これによって光電変換や整流等
の機能を有している。宇宙空間等で使用する場合、放射
線等の保護のために、保護板として表面に厚さ50〜5
00ミクロンの半導体基板と同じ寸法のガラス2がシリ
コン樹脂等の接着剤3により接着されていた。従来、半
導体基板1にガラス2が接着された状態では、後述のよ
うに、その厚さは中央が薄く周辺が厚くなる傾向があっ
た。
【0003】このような半導体装置は、薄く軽量である
ことが望ましく、特に宇宙用の場合はその要求が強く、
半導体基板1や保護板であるガラス2は薄いものが使用
される。
【0004】個々の太陽電池またはダイオードは、図4
(b)に示されるように、多数集められ太陽電池パネル
基板4に接着され、直並列に接続されて使用される。薄
く軽量であることは、個々の太陽電池やダイオードだけ
に要求されるのではなく、太陽電池パネルも同様であ
り、太陽電池パネル基板4にフィルムが使用され、輸送
時には太陽電池パネル基板4が折り畳まれることが必要
である。折り畳まれたパネルは、その表面に接着された
太陽電池またはダイオードが互いに重なることになる。
折り畳むためには、できるだけその表面は平坦である
か、重なっても部分的に応力が集中せずに、接着されて
いるガラスの損傷を防ぐ必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述のように従来の太
陽電池またはダイオードは、その中央部分が薄く周辺が
厚くなる傾向があったため、重なったときにその周辺部
分が当たり、応力が集中しやすくなり、ガラスの損傷す
る場合があった。その理由は、図4(a)においてガラ
ス2を半導体基板1に接着剤3で接着する工程で、接着
剤が中央から周辺に向け広がるため、また、接着剤の樹
脂の硬化時の熱処理により、太陽電池およびダイオード
が上を凸にして反るため、中央部分の厚さaが薄く、周
辺部分の厚さbが厚くなる傾向があった。半導体基板1
やガラス2が薄いとこの傾向は助長される。
【0006】このような形状の太陽電池またはダイオー
ドを太陽電池パネル基板4に接着し、図4(b)に示さ
れるように輸送時に折り畳まれた場合、太陽電池または
ダイオードの重なる部分6,6…に応力が集中しやすく
なり、ガラス2の損傷を起こすことがあり、信頼性上問
題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の宇宙用太陽電池
は、折り畳み可能とされた太陽電池パネルに取付けられ
るようにされており、表面にPN接合が形成された半導
体基板と、この半導体基板に接着された半導体基板と同
じ寸法のガラスからなる保護板とよりなり、この両者を
含む半導体装置の中央部の厚さが、周辺部における装置
の厚さより大きいことを特徴とする。
【0008】
【作用】半導体装置の端の部分で重なることなく、中央
部の厚くなった膨らんだ部分で重なるから、太陽電池パ
ネル基板を折り畳み、太陽電池が重なっても、応力が集
中せずその表面のガラスを損傷しない。
【0009】
【実施例】図1は、本案の一実施例の略断面図である。
【0010】半導体基板1は、厚さ50〜200ミクロ
ンで大きさ2cm×2cm〜10cm×10cmで、こ
の図では省略しているが、その表面に全面あるいは部分
的に不純物の拡散によるPN接合が形成されており、光
電変換や整流といった機能を有する半導体装置が形成さ
れている。
【0011】その上に放射線等から半導体基板1を保護
するために、ガラス2がシリコン樹脂のような接着剤3
により接着されている。中央部分の厚さaは周辺部分の
厚さbより大きくされている。たとえば予め湾曲したガ
ラスを接着することにより製造される。
【0012】図2は、太陽電池パネル基板4に複数の本
案による太陽電池が樹脂5により接着され、折り畳まれ
た状態の断面図である。重なる部分6はその面積が大き
く、強く重なるほど弾力によりその面積が増大するよう
な形状となっている。
【0013】図3は、他の実施例の略断面図であって、
これはガラス3の形状を凸レンズ状に中央部を厚く、周
辺を薄くしたもので、前述の実施例と同様の作用が得ら
れる。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、太陽電池パネル基板が
折り畳まれ輸送されても、ガラスの損傷を少なくするこ
とができ、太陽電池パネルの信頼性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の一実施例の略断面図である。
【図2】太陽電池パネル基板を折り曲げた状態の断面図
である。
【図3】本案の他の実施例の略断面図である。
【図4】(a)は従来の一例の略断面図であり(b)は
これを取付けた太陽電池パネル折り曲げた状態の断面図
である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ガラス 3 接着剤 4 太陽電池パネル基板 5 樹脂 6 重なる部分 a 中央部分の厚さ b 周辺部分の厚さ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳み可能とされた太陽電池パネルに
    取付けられるようにされた宇宙用太陽電池において、表
    面にPN接合が形成された半導体基板と、その半導体基
    板に接着された半導体基板と同じ寸法のガラスからなる
    保護板とよりなり、この両者を含む装置の中央部の厚さ
    が、周辺部における装置の厚さより大きいことを特徴と
    する宇宙用太陽電池。
JP1991088302U 1991-10-28 1991-10-28 宇宙用太陽電池 Expired - Lifetime JP2563453Y2 (ja)

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JPH0538920U JPH0538920U (ja) 1993-05-25
JP2563453Y2 true JP2563453Y2 (ja) 1998-02-25

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JPS6322129Y2 (ja) * 1981-06-02 1988-06-17
JP2589529B2 (ja) * 1988-02-01 1997-03-12 日本板硝子株式会社 曲面太陽電池モジュールの製造方法
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JP3045664U (ja) * 1997-05-16 1998-02-13 信一 朝長 黒煙の出ない直噴式ディーゼルエンジン

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