JP2563233B2 - 整畦機 - Google Patents

整畦機

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JP2563233B2
JP2563233B2 JP61216796A JP21679686A JP2563233B2 JP 2563233 B2 JP2563233 B2 JP 2563233B2 JP 61216796 A JP61216796 A JP 61216796A JP 21679686 A JP21679686 A JP 21679686A JP 2563233 B2 JP2563233 B2 JP 2563233B2
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ridge
embankment
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machine
trimming
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久夫 五十嵐
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、古いやせた畦を所定の畦形状の補整する整
畦機に係るものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
本出願人は、油圧によりピストンポンプを作動して整
畦機に往復叩き動作を与え盛土を叩き締める整畦機や整
畦体に振動を与えて盛土を固める振動式整畦機を解決し
たが、所望通り畦を形成するには常に整畦機を所定位置
に正しく前進せしめなければならないことに着眼し、本
発明を完成した。
〔課題を解決するための手段〕 添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
トラクタ39の後部に機枠支持装置Jを介して連結され
た整畦機において、機枠1には畦と並列状態に配設され
た回転軸4に、田んぼの泥土表面を破細する砕土刀5を
放射状に設けたロータ部と、このロータ部の外周面を覆
うように遮閉板13を設けた盛土装置Aを配設し、該盛土
装置Aの後方畦側に所望の整畦断面に合致する縦断面略 の整畦体Bを設ける一方、盛土装置Aの直前において、
整畦体Bの整畦位置に関連して設けられ、また畦の下端
となる畦作り基準線2を指示する指示体3を設けたこと
を特徴とする整畦機に係るものである。
また、指示体3の下端3′をゴムなどのような柔軟材
で形成したことを特徴とする請求項1記載の整畦機に係
るものである。
また、盛土装置Aの前側に畦面を削取する畦削り装置
Eを設けたことを特徴とする請求項1記載の整畦機に係
るものである。
〔作用〕
畦a上面と畦a斜面に機枠1に設けた盛土装置Aによ
り砕土を盛土する。
そして、機枠1の後部に設けた整畦体Bにより所定の
畦a形状に整畦する。
この整畦作業を行い乍ら整畦機を前進せしめる際盛土
装置Aの直前において、指示体3を整畦予定位置で畦の
下端となる畦作り基準線2に合わせ乍ら前進させると整
畦体Bも正しい整畦ラインに沿って整畦作業を行うので
所望通りの正しい畦に整畦することが可能となる。
〔実施例〕
図面は、本発明を振動式整畦機に実施した好適な実施
の一例を示すもので、機枠1の前部に下端が畦作り基準
線2を指示する棒状に指示体3を垂設し、この指示体3
の後方に、畦aと並列状態に配設された回転軸4に、田
んぼの泥土表面を砕細する砕土刀5を放射状に設けた粉
細ローター部A′と、この粉細土を畦a上面と畦a斜面
に盛土する円盤7の周縁部に放射状に土跳ね板8を付設
した盛土ローター部A″とを前後に接近状態に並設せし
める盛土装置Aを機枠1の中程に設け、この盛土装置A
の後方畦a側に所望の整畦a断面に合致する縦断面略 の整畦体Bを機枠1の後方部に設け、この整畦体B上に
起振動装置Dを付設し、この起振動装置D内に振動を起
生する分動板11・11′を前後二列に軸架し、この起振動
装置Dに動力を分取するフレキシブルシャフト29を起振
動装置Dと機枠1の動力伝達機構Gとの間に介在せし
め、整畦体Bの進行方向前側に、横断平面が略 の遮蔽板13を設け、この遮蔽板13の一部にこの遮蔽板13
に対して下方に降下する調整板14を上下動自在に付設
し、機枠1の後部中程に地面を摺接する接地支承部Hを
垂設し、整畦体Bの反対側にバランスウェート調整装置
Iを設ける。
機枠1の前部には畦a上面と畦a斜面とを湾曲凹面状
に削取する畦削り装置Eを設けた方が良い。図面は、畦
削り装置Eの後方内側に盛土装置Aを設けた場合を示し
ている。
盛土装置Aについて詳述する。
畦削り装置Eの後方に位置するように、回転軸4を機
枠1の中程前後方向に架設し、この回転軸4に取付板15
を介して砕土刀5を突設させた状態を図示しているが、
取付盤15を介在させず、砕土刀5を直接回転軸4に突設
させても良い。
図中符号17は取付盤15に砕土刀5を突設固定させる固
定ボルトである。
取付盤15の後部には円盤7を設け、この円盤7の周縁
部にアングル板状の土跳ね板8を付設した状態を図示し
ている。
砕土刀5の形状、円盤7の直径、土跳ね板8の数や大
きさ等は、確実に盛土出来るように適宜設定すれば良
い。
カバー装置Fについて詳述する。
起振動装置Dの上面板18に、遮蔽板13の後板13の取
付部19を連設して遮蔽板13が整畦体Bの進行方向前側に
付設される状態を図示している。
この際、補強の為に支持棒20を遮蔽板13の側板13′と
起振動装置Dの上面板18との間に設けた方が良い。
側板13′の下方には可撓カバー21を垂設すれば、盛土
装置Aにより掻き上げられた土が散らばらず良い。
また、機枠1の畦a上前後方向に架設した主腕22より
畦a上方を隠蔽するカバー板23を調整金具24により角度
傾斜自在に突設した状態を図示している。
遮蔽板13の斜板13″の下方には上下スライド自在に調
整板14を付設する。
図中符号6は斜板13″にあけられたスライド孔であ
り、符号9はスライド孔6に係合して上下にスライド
し、調整板14の位置を固定する固定ボルトである。
畦削り装置Eの中心部後方にして盛土装置Aの後方畦
a側に所望の整畦a断面に合致する縦断面 の整畦体Bを機枠1の後方部に設け、この整畦体B上に
起振動装置Dを設ける。
機枠1の一側にして畦削り装置Eの略中心部後方に主
腕22を前後方向に架設し、この主腕22の後端部にL状の
支持板25を下向きに付設し、この支持板25に取付角筒26
をスライド自在に設け、この取付角筒26の下端に起振動
装置Dを付設し、この起振動装置Dを介して整畦体Bを
取付角筒26の下部に連接した場合を図示している。
また、起振動装置Dについて詳述する。
取付角筒26の下部に上面板18を付設し、この上面板18
の周囲に取付ボルト27(図面は四本採用した場合を図示
している。)を垂下し、この取付ボルト27にコイルバネ
28を上部を付設し、このコイルバネ28の下端に起振体10
を吊下する。
起振体10の構造について詳述する。
起振体10内に前後二列に左右方向に軸架した回転軸41
・33に振動を起生する分動盤11・11′を分動盤取付ボル
ト16により付設する。
一方の回転軸41への動力は機枠内動力伝達機構Gより
フレキシブルシャフト29により伝達され、スプロケット
ギヤー30・31,チェーン32によるチェーン駆動によって
他方の回転軸33を回転せしめる。
分動盤11・11′の回転によりコイルバネ28が伸縮並び
に振れ動いて起振体10が振動する。
機枠1内には、回転軸4やフレキシブルシャフト回転
軸34への所望の回転数や回転方向を得るための機枠内動
力伝達機構Gを配設する。
機枠1の後部中程には直進させる土切り円盤35と泥土
に投入することを防止するソリ板36とを含む接地支承部
Hを設けた方が望ましい。
切枠1の後部畦a反対側には整畦体Bにかかる圧力を
調整するバランスウェート調整装置Iを設けた場合を図
示している。
支持体3の下端部3′は田んぼの凹凸に引っ掛かって
も損傷しないように、ゴム等の材質を採用した方が良
い。
図中符号37は指示体3を切枠1に付設する取付ボルト
で、符号38は指示体3の下端部3′の長さを調整する調
整ボルトである。
本機を昇降せしめるように機枠支持装置Jを介してト
ラクターのような走行車39に連結し、走行車39の動力取
出軸40より本機に動力を入手して田んぼの畦際を徐行前
進し乍ら整畦する。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、トラクタ39の後部に機枠支持
装置Jを介して連結された整畦機において、機枠1には
畦と並列状態に配設された回転軸4に、田んぼの泥土表
面を砕細する砕土刀5を放射状に設けたロータ部と、こ
のロータ部の外周面を覆うように遮閉板13を設けた盛土
装置Aを配設し、該盛土装置Aの後方畦側に所望の整畦
断面に合致する縦断面略 の整畦体Bを設ける一方、指示体を盛土装置Aの直前に
おいて、整畦体Bの整畦位置に関連して設けられ、また
畦の下端となる位置に設けたから、トラクタ側からは整
畦体の位置は盛土装置などに覆い隠されて視認できない
にも拘わらず、指示体さえ適正な整畦ラインに位置する
ように前進せしめて整畦作業すれば容易に正しい位置に
畦を形成することができる。
しかも、指示体は盛土装置の直前にあるので蛇行した
畦あっても、整畦作業における適正な位置を指示するこ
ととなるので、正確な畦作り作業ができる。
また、指示体をゴムなどのような柔軟材で形成すると
その柔軟性により田面や畦斜面の凹凸部などにより指示
体が損傷するおそれがない。
また、盛土装置の前側に畦面を削取する畦削り装置を
設けると盛土整畦が良好に行われ一層正しい畦作りがで
きることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
品の使用状態を示す斜視図、第2図は起振動装置の正断
面図、第3図は要部の正面図、第4図は要部の背面図で
ある。 1……機枠、3……指示体、3′……下端部、a……
畦、A……盛土装置、B……整畦体、E……畦削り装
置、J……機枠支持装置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタ39の後部に機枠支持装置Jを介し
    て連結された整畦機において、機枠1には畦と並列状態
    に配設された回転軸4に、田んぼの泥土表面を破細する
    砕土刀5を放射状に設けたロータ部と、このロータ部の
    外周面を覆うように遮閉板13を設けた盛土装置Aを配設
    し、該盛土装置Aの後方畦側に所望の整畦断面に合致す
    る縦断面略 の整畦体Bを設ける一方、盛土装置Aの直前において、
    整畦体Bの整畦位置に関連して設けられ、また畦の下端
    となる畦作り基準線2を指示する指示体3を設けたこと
    を特徴とする整畦機。
  2. 【請求項2】指示体の下端部をゴムなどのような柔軟材
    で形成したことを特徴とする請求項1記載の整畦機。
  3. 【請求項3】盛土装置の前側に畦面を削取する畦削り装
    置を設けたことを特徴とする請求項1記載の整畦機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101594809B1 (ko) * 2015-10-29 2016-02-17 김창수 단자 압착기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110508U (ja) * 1978-01-20 1979-08-03
JPS6098903A (ja) * 1983-10-31 1985-06-01 皆川 功 整畦装置

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KR101594809B1 (ko) * 2015-10-29 2016-02-17 김창수 단자 압착기

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