JP2562869Y2 - 複写機用トナーフィルタ - Google Patents

複写機用トナーフィルタ

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JP2562869Y2
JP2562869Y2 JP8803491U JP8803491U JP2562869Y2 JP 2562869 Y2 JP2562869 Y2 JP 2562869Y2 JP 8803491 U JP8803491 U JP 8803491U JP 8803491 U JP8803491 U JP 8803491U JP 2562869 Y2 JP2562869 Y2 JP 2562869Y2
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JP
Japan
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filter element
toner
main filter
air
outlet
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Application number
JP8803491U
Other languages
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JPH0533814U (ja
Inventor
幸司 下條
Original Assignee
株式会社テネックス
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Publication date
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Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、複写機用のトナーフ
ィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】静電式複写機には複写作動後の余剰トナ
ーが排出空気と共に大気中に放出されないように、トナ
ーフィルタが装着されている。トナーフィルタは空気の
吸入口と排出口を有するケーシング内に、不織布でなり
一端開放の容器状なすメインフィルタエレメントを配設
して、その開放端を吸入口に接続しステープルをメイン
フィルタエレメント内に充填してプレフィルタエレメン
トとしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】吸入口からトナーを含
んだ空気が吸入されると、プレフィルタエレメント及び
メインフィルタエレメントを通過する際にトナーが捕捉
される。その際空気の流れは排出口に向かい直進できる
部分に集中する傾向となるので、メインフィルタエレメ
ントのトナー捕捉量は、排出口に対向する部分が多く、
他の部分は少く、不均一な分布になり、全濾過面積が有
効に利用できず、トナー捕捉量のわりに通気抵抗が早期
に大きくなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の複写機用トナ
ーフィルタは、ケーシング内に配設した容器状の不織布
でなるメインフィルタエレメントと、ケーシングの排出
口との間にバッフル板を設けたものである。
【0005】
【作用】空気に含まれたトナーは、まずプレフィルタエ
レメント、次にメインフィルタエレメントで捕捉され
る。メインフィルタエレメントてと排出口の間に設けた
バッフル板は、メインフィルタエレメントを通過する空
気の流れに影響を与えて排出口へ直進する空気流を妨
げ、メインフィルタエレメントの各部分を通過する流速
に均一化傾向を与える。従って部分的に空気通過量が多
くてトナー捕捉量が集中する個所が無くなる。また空気
の流速が平均化され低速化傾向を生ずるから、メインフ
ィルタエレメント内に滞留する時間が長くなり、プレフ
ィルタエレメントでのトナー捕捉量が増加し、メインフ
ィルタエレメントの捕捉分担を軽減させる。これらの理
由によりフィルタエレメント全体の通気抵抗増加は遅く
なり、寿命が延長される。
【0006】
【実施例】図1のように複写機用トナーフィルタ1は、
空気の吸入口5を有する上ケース3と、排出口6を有す
る下ケース4とを固着して形成したケーシング2内にフ
ィルタエレメント7を収納してなる。フィルタエレメン
ト7は不織布でなるカップ状のメインフィルタエレメン
ト8の開放端に取付けた環状の端板10を上ケース3に
保持させ、ステープルをメインフィルタエレメント8内
に充填してプレフィルタエレメント9としたものであ
る。
【0007】下ケース4の下部からバッフル板11を立
設して、排出口6とメインフィルタエレメント8との中
間に、排出口6と対向させて設ける。
【0008】空気流は、メインフィルタエレメントから
排出口へ直進するものが無くなり、すべてバッフル板1
1を迂回することにより流速が平均化され空気流の分布
はメインフィルタエレメントの濾過面全面にわたり均等
になる。
【0009】図2、図3に示すようにバッフル板21
を、下方から立設した主壁22と、上方から垂設した副
壁23の2個としてもよい。副壁23はプレフィルタエ
レメント9を通過せずフィルタエレメント8の上方を吹
き抜ける空気流を阻止する。またバッフル板11、21
には図3に示すような通気孔24を適宜の配置で設けて
バッフル板11、21を迂回する空気流を分散させても
よい。
【0010】バッフル板11、21の面積、排気口6と
メインフィルタエレメント8間における位置、および通
気孔24の配列等を調整して、バッフル板に起因する通
気抵抗の増加を極力少くして許容範囲内としながら、フ
ィルタエレメントの寿命を顕著に延長することができ
る。一実験例によれば、目詰まり寿命(許容通気抵抗の
上限)までのトナー捕捉量が従来の109grから30
0grになった。
【0011】
【考案の効果】この考案は、複写機用トナーフィルタに
バッフル板を設けたことにより、フィルタエレメントの
目詰まり寿命が長くなりトナーフィルタの交換サイクル
が延長され、保守工数が低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図
【図2】他の実施例の断面図
【図3】図2の実施例のA−A線断面図
【符号の説明】
2 ケーシング 6 排出口 8 メインフィルタエレメント 9 プレフィルタエレメント 11、21 バッフル板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入口と排出口とを有するケーシング内
    に、不織布でなり一端開放の容器状をなすメインフィル
    タエレメントを配設してその開放端を前記吸入口に接続
    し、メインフィルタエレメント内にステープルを充填し
    てプレフィルタエレメントとした複写機用のトナーフィ
    ルタにおいて、メインフィルタエレメントとケーシング
    の排出口との間にバッフル板を設けてなる複写機用トナ
    ーフィルタ。
JP8803491U 1991-09-30 1991-09-30 複写機用トナーフィルタ Expired - Lifetime JP2562869Y2 (ja)

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JPH0533814U JPH0533814U (ja) 1993-05-07
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